【花探訪】庚申山 〜絶滅危惧種・コウシンソウを求めて〜
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- GPS
- 07:16
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,671m
- 下り
- 2,680m
コースタイム
07:03 天狗の投石
07:14 一の鳥居
07:33 百丁目
07:39 鏡岩
07:47 夫婦蛙岩
07:57 仁王門
08:06勝道上人/大忍坊碑
08:07 旧猿田彦神社跡
08:12 庚申山荘
08:52 一ノ門
09:26 庚申山
09:33 展望地
10:35 眼鏡岩
11:21 嶺峯山荘
11:23 旧猿田彦神社
11:44 鏡岩
11:47 百丁目
12:00 庚申七滝分岐(昼食) 12:36
12:39 一の鳥居
13:13 ゲート
13:34 駐車場
天候 | 雨時々冷たい風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
交通費 ビール券適宜 ▼マイカー 【東北道利用の場合】 東北道宇都宮JCTより日光宇都宮道、終点清滝ICより国道120号、122号で足尾の町並みを通過してから、わたらせ渓谷鉄道の高架をくぐってすぐの交差点「切幹」を左折、そこから15分くらいで銀山平。清滝ICから切幹交差点までは20分。 【関越道利用の場合】 関越道高崎JCTより北関東道、伊勢崎ICから大間々方面、大間々から国道122号で交差点「切道」を右折。伊勢崎ICより50km程度。 ▼駐車場 銀山平の林道ゲート手前に登山者専用駐車場あり。 未舗装で15台程度。 区割りされていないので、端から順に停める。 トイレ・水場は、駐車場手前の銀山平キャンプ場にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼コース状況 【銀山平〜一の鳥居】 林道。前半は舗装路、後半は未舗装路。 落石注意。 【一の鳥居〜庚申山荘】 整備された登山道。歩きやすい。 危険箇所なし。 【庚申山荘〜庚申山頂】 急な岩場。梯子や鎖、やせた道の連続で要注意。 ※迷いやすいポイント ★はじめの山頂方面分岐 標識が「左・庚申山荘」「右・庚申山頂」になっていて、右方向に踏み跡あるが、少し進むと道がなくなる。正解は上(真っ直ぐ)。 ★上に向かって右側に「庚申講」と書かれた岩が見えてきた先 岩場にぶつかったとき、左に道が見えるが崩れやすく危険。正解は、岩場の上から滴り落ちる水をくぐって岩場沿いに左へ。階段がある。 山頂に展望はないが、その先1分くらいのところに展望地。 皇海山や男体山、日光白根山などが望める。 【お山巡りコース】 麓の看板に通行止めと書かれていたが、山中の看板やコースの出入り口は通行止めにはなっていなかった。 岩場が続き、梯子や鎖、やせた道の連続。 「山と高原地図」には、“岩場が続くがよく整備されている”と書かれているが、よく整備されているかは微妙。 アップダウンも多く、修験道らしく厳しい。 【庚申七滝】 過去の台風で崩壊した滝壺への道は、崩壊したまま。 危険なので立ち入らないように。 ▼登山ポスト 登山口(国民宿舎かじか荘先)にあり。 ▼コウシンソウ状況 コウシンソウとは? タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物。5mmくらいの可憐な花。 庚申山周辺の固有種で、国の植物レッドデータブックで絶滅危惧粁爐忙慊蝓 断崖の水気の多い岩に咲く。 今回、コウシンソウの自生が確認できたのは1箇所だけ。 公になっている自生地も含め、以前は確認できた他の自生地では全く確認できず。 時季によるものなのか、盗掘によるものなのか、その他の要因なのかはわからないが、訪れる方は、弁えた行動を。 ※自生しているコウシンソウが少なかったことを踏まえ、自生地が特定できないよう、写真のexifデータは消去してあります。 ▼温泉 国民宿舎かじか荘「庚申の湯」 10:30〜21:00 600円 肌がつるつるする、別名“美肌の湯”ともよばれている。 泉質:アルカリ性単純泉(pH9.5) 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性 ▼コンビニ 【日光方面からの場合】 清滝ICを降りてすぐに、「セーブオン」「ファイリーマート」、国道122号途中に「セーブオン」あり。 景観条例で看板が茶色いので見過ごさないように。 【桐生方面からの場合】 大間々駅を過ぎるとまったくないので、市街地で用を済ませておく。 時間帯により、「道の駅富弘美術館」「ドライブイン草木湖」が利用できる。 |
写真
感想
「首都高速道路を超えるのが面倒くさい」とかいう理由で
北関東以北の山々に行ったことはありませんでした
当然ながら興味はないわけではありませんが
どうにも足が向きません
そしてanby様の企画及び車に乗っかって
初の北関東の山(林間学校のハイキングはノーカン)に挑戦です
まずは前日 日付の変わるちょっと前に松戸入
ネットカフェで仮眠をします・・・
が 終電が終わったあたりで客が大挙してきました
お陰で結局二時間程度うとうとした程度で3:10頃
誰かがセットした目覚まし時計に起こされる
この時間なら遅刻することはないなと、ちょっと感謝
庚申というだけあって寝不足山行も洒落が聞いているなと
駅前の吉野家で朝食して 西口ロータリーで合流と
ちょっと漠然とした場所指定でも早朝なら迷うこともなく
4時7分前くらいで合流 一路庚申山へ出発
およそ1時間ちょっとで清滝IC到着
これが私の家からじゃできないんだ
日光は4時間以上かかる印象しかない
それから下道を通り
さっくりとかじか荘上の駐車場6時頃到着 はやいなあ
公共交通機関を使う場合 どうしても12時頃になってしまいます
そこから雨の中の山行
以前は雨の日でもお構いなく丹沢に行ったものでしたが
(というか2008の春、夏は雨の日以外の記憶が無い)
ここ最近はご無沙汰
雨の日の立ち回りのカンを鈍らせたくなかったので
これ幸いな天候です ・・・眺望0だけど
とにかくanby様には今回は(も) 車を出していただいたし
ひもかわうどんのふるかわを教えていただいたり
わざわざ圏央道を突っ走り日野バス停までお世話になりっぱなしでした
本当にありがとうございました
梅雨の季節になると、登山を敬遠してしまいがちになる。
しかし、展望こそ望めないが、この時季ならではのお花がある。
ユキワリソウやクリンソウなどのサクラソウ科の花は、湿った環境を好む。
けっして派手ではないが可憐であり、厳しい岩場を登っているときに、和ましてくれる。
暑くなってくると、どうせ汗に濡れるのだから、雨に濡れたからといってどうってことはない。
むしろ、空気が湿っているので、喉への負担も少なく、歩きやすい。
あまりの強い雨なら別だが、シトシト雨なら問題ない。
ツツジやシャクナゲなどの大きな花は垂れてしまうが、足元の小さな花々は、むしろ元気になっている感じがする。
岩場を通る度に、お花たちが笑顔を向けてくれる。
遠足の子どもたちが、うれしくて楽しくて、すれ違う人たちみんなに笑顔で大きな声で「こんにちは!」と言っているかのようだ。
連続した岩場も、この花たちとのふれあいを楽しみながら進めば、けっして厳しくはない。
山頂を踏むことが目的ではない。
展望を期待しているわけでもない。
ただ、のんびり歩く。
普段なら通過してしまいがちだが、
幸いにも、雨が降っていると、どうしてもスピードは緩み、視線は下を向いてしまう。
しかし、足元には、可愛い笑顔がいっぱいだ。
上を向いて突き進むばかりがすべてではない。
たまにはゆっくりと、そして下を向いたり、振り向いたりするのも良い事だと思う。
計画からウォッチでした。
雨の山歩きは好きではありませんが、こういう(雨の)花の山も良いですね。
ハイドレーションをお渡しするといっておきながら
なかなか機会が得られずに約束を履行できずに
申し訳ございません
次回には是非にとも
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