釜ノ沢西俣
- GPS
- 12:38
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 11:39
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 12:37
天候 | 曇り時々晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・笛吹川・東沢を訪れるのは10数年ぶりだが、各所に標識や赤テープが設置されていた。特に下流部の左岸巻きは登山道と見紛うくらいに明瞭で、ロープもたくさんつけられていた。 ・西俣に入って以降は、焚火と踏跡以外の人工物はなくなった。 ・西俣へは両門の滝の右岸巻き道から入ったが、最も明瞭なものは落ち口より下の断崖で消滅しており、もう一つ上の不明瞭な方が正解。 ・両門の滝の落ち口付近に降りたすぐ先から最初のナメが始まる。 ・2つ目のナメは標高1830m二俣の少し先から、最後の分岐となる2090m付近まで。 ・いづれも技術的難度が高いものは無く、直登できないものは見てすぐに巻くルートがわかる。 ・水流は何度かガレに埋まるが、都度復活し、稜線間近の標高2120m付近まで採水可能。 ・西俣に入って以降、合流部は全て右へすすみ、ほとんど倒木と土砂に埋まる最後の2090m二俣のみ左へ行くと、水師西のコルに着いた。 ・ゴーロ終了手前の1830m二俣は、ゴーロの本流ガレと僅かな水流のある右岸枝沢が200mくらい並走していた。 ・そういえばトポに書いてある1890m左俣の30m滝は見つからなかった(見る気がなかった?) |
その他周辺情報 | 天空の湯(勝沼ぶどうの丘) |
写真
感想
ガイドブック(「東京起点沢登りルート120(山と渓谷社)」)の笛吹川水系東沢・釜ノ沢西俣のページには、「メジャーな東俣と比較して、行程が少し長くなる」「ナメや滝、深い釜や淵など、沢の醍醐味は西俣の方が上」「人も少ない静かな沢を堪能できる」と紹介されている。
短い文章に全てが的確に表現されている素晴らしい記述だが、強いてあと一つ何かないかと言われると、東俣と同じくらいか、もしかするともっと長いゴーロがあることだろうか。
このゴーロは見た目が何となく瓦礫みたいで美しくない(個人の感想です)のと、随所に倒木のオマケがついている。
なので、現実に遡行を終えて西沢渓谷の駐車場まで帰ろうとすると、長くなるのが”少し”だけとは思えず、とてもトホホな気分となった。
だから日程が2日間と書いてあるのだろうが、、、
木屑と泥と汗にまみれてドブネズミみたいな様相で帰路を急ぐ途中に甲武信小屋の前を通ると、
なんと、「日本3百名山ひと筆書き」の田中陽輝さんが4名のスタッフと共にベンチに座っているではないか。
この偶然を記録しておこうと、座っている光景を撮っても良いですかと尋ねると、「せっかくだから一緒に写りませんか。あそうだ、小屋をバックに入れるのが良いんじゃないですか」と、言っていただき、自らスタッフの方にシャッターをお願いされ、(それまでのゴーロと長い行程の記憶を吹き飛ばす)感激の記念撮影となった。
後にも先にも出ない記録を残す人は、こういった対応が普通にできるものなのだとやたら感心した。
ありがとうございました!!
さて、帰宅後に撮っていただいた画像を見ると、田中さんは背が飛びぬけて高くはないものの、八頭身の均整なシルエットで、ファッションも垢抜けており、まるでアウトドアブランドのモデルが抜け出してきたみたいだ。
行った場所は同じなのに、並んで写る自分とはあまりに対称的なのに驚ろいた。
映像作品の被写体が務まるということはこういうことなのか。。。
https://tsuyunoharema.blogspot.com/2019/09/blog-post.html
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