三ツ峠山(富士急西桂〜河口湖駅)
- GPS
- 20:34
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,164m
- 下り
- 922m
コースタイム
冨士急行高速バス→10:10新宿西口→西桂12:01(11:40)カッコは到着予定時間。→三つ峠駅前12:19→山頂は真っ白・悪天候のペース遅れを配慮してタクシー手配→登山口12:53→達磨石12:55→大曲13:25→股のぞき13:32→不二石14:29→八十八大師14:38→屏風岩(クライマーゲレンデ)15:20−29→山荘分岐15:36→山頂15:46。
2日目
4:08起床→写真撮影やら朝食やら撤収で出発6:30→木無山分岐6:44→鉄塔7:44→霜山
8:09→天上山巻路8:58→富士見台9:03→天上山公園9:09→装備の整理等→ロープウェイ
9:41。
天候 | 初日ほぼ終日、ガス&曇り。気温は15℃前後。夜半は10℃位。 2日目、午前5時位まで東風・気温9℃位。正午にかけて薄曇り〜薄日の晴れ。気温22℃位。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・富士急高速バス「西桂バス停」下車(新宿BT〜西桂1550円。) ・富士急行「三ツ峠」駅からタクシー(30分貸切3500円。)登山口ゲート迄。 ※メンバーの1名が大阪からの直行・直帰なので、翌日(月曜日に疲れを持ち越さ ないプランでなければならない。) 下山 ・天上山ロープウェイ(片道400円。)(日帰り温泉への近道) ・河口湖駅から高速バス(河口湖〜新宿BT 1700円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。登山届けは達磨石のお隣の説明看板にあります。 大曲りから八十八大師までは、九十九折状の高巻きの連続です。真下を歩くハイカーさんの為にくれぐれも小石等を落さないようにしましょう。 稜線途中の「霜山」は目立たないピークですが、国土地理院の真新しい杭としっかりした三角点がありました。 日帰り温泉はロイヤルホテル河口湖内「開運の湯」(割引券使用800円。) 割引券は駅やロープウェイ発着所にあります。 0555-73-2228 http://loco.yahoo.co.jp/place/23b22ae444eca5273817449192add2b148afc5cb です。 |
写真
感想
今回・来月に控えている穂高縦走の負荷確認トレーニング山行としてやってみました。傾斜度と斜質こそ違っても、負荷としての歩調コンディションの調整が主な目的です。
私も、本来のザックより一廻り小さなザック(マウントトレック30)+腰廻りにいつもの非常食2食+水1L&痛み止め(ロキソニン等)の総重量13.5Kgで行きました。
この装備はいつも滑落等の場合、最悪ザックを切り離しても最低1日は行動できる装備を腰の安全ベルトに付けているためです。
高速バスは10時位発。”土曜日の日中”なので案の定、渋滞発生。
三つ峠の駅から山頂にかなり濃いガスが立ち込めていることから、途中のペース配分の遅れを計算。TTLを逆算すると頂上のテン場に着くのが17時位になりそうなので、文明の利器にすがる事に。
時間調整を兼ねて三つ峠駅でタクシー(駅から手配・貸切30分で料金3500円)を手配して頂き、タクシーの迎車が来る15分の間に昼食&エネルギー食を摂取。
タクシーで登山口まで15分。コレで、高速バスの渋滞遅れ&山路のロスを相殺。
登山口から、濃いガスと結構な高湿度。いわゆる不快指数は全開状態。案の定、大曲りの30分の間に、まるでサウナに入って居たような大汗状態。
オマケにココから九十九折の高巻きが連続。気温そのものが比較的涼しめであっても、湿度が半端無い上に視界は周囲10m程のガスの中。精神的には負荷がかかるものだが、ココはチームワークでラクラク乗り切り。(寡黙だと精神的に追い込まれますが、会話で気がかなり紛れます。)
このような濃いガスの中、ハーケン打ち込む音がこだまし、活気ある掛け声がバシバシ聞こえてきて、こんな見ない状況の中でも上の方へ取り付くクライマーさん達はとても元気でした。
そういう方々を見学しながらも、山小屋の分岐へ。最後の10分を踏ん張って、テン場へ到着。(実際・タクシーで時間短縮したのもテン場が混んでたらマズイという心配があったのですね。)
実際はこのような天候からテントは総数で15張程。ほっと安心してせっせと設営。ココまで来ればしめたモンで、あとは現地調達のビールやら、バッジ(ココで山小屋の主さんから「バッジ?」要るの?と聞かれ、「はい、ハイカーなので・・」と言うと、「そうだよね。クライムする人は買わないから。」と言われて、改めてクライマーさん比率の高い山だと思いました。
クライマーさん達の反省会の賑わいに負けず、コチラもそこそこの宴会ムードで20時頃には就寝と相成りました。
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起床4:08。
辺りはガスもとれて、すっかり見通しが利きます。主峰の富士山を見据え、周りの写真を撮影している時に、クライマーさん達はせっせと本日のルートの打合せと準備をしています。
ああいう熱意と真剣な雰囲気と意気投合しているチームを見ると、縦走で皆とこういう意思疎通をも図ってみたいもんだ。と思いました。
この日は河口湖町へ抜けるユルユル坂道の連続なので、体力的不安は無いものの、そこは欲が出てどうせなら眺望が見渡せるような晴れにならんか???と、超・我が侭な考えを持ちましたが、現実は完全に裏目に出て結局ロープウェイ駅までガス状態でした。
昔話「カチカチ山」の舞台・天上山公園の見晴らし台で装備の再点検&詰替えを行い、日帰り温泉への近道でロープウェイ(400円)を使って下山して終了です。
このコース。
見所としては(興味あれば)クライマーさん達の登はん勇姿を。もちろん主峰富士山を見据えての山頂ビールは最高ですね。
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次回の縦走は負荷18Kg位になり、ルートも足でなく大半が3点支持でルートファインデングを多用する3千m級の岩場帯の連続です。
チームメンバーもそれぞれの留意点を対処し、現地で集合できる事を待ち望んでいます。
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