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Yamareco

記録ID: 2021959
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

戸台〜角兵衛沢〜鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠〜戸台

2019年09月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
13:58
距離
25.9km
登り
2,670m
下り
2,671m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:49
休憩
1:09
合計
13:58
4:30
99
6:09
6:15
84
7:39
7:41
63
8:44
8:46
13
8:59
9:13
15
9:28
9:40
32
10:12
10:13
17
10:30
10:37
45
11:22
11:23
25
11:48
11:53
90
13:23
13:25
23
13:48
13:49
24
14:13
14:15
25
14:40
14:42
4
14:46
14:47
41
15:28
15:37
12
15:49
26
16:15
16:16
18
16:34
16:35
23
16:58
8
17:06
80
18:26
2
18:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘無料駐車場で車中泊し戸台河原駐車場へ。数台の車。ぶれてこその注意書きタテカン。いよいよだ。緊張感がみなぎる。予定より30分遅れて出発。
2019年09月15日 04:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 4:29
仙流荘無料駐車場で車中泊し戸台河原駐車場へ。数台の車。ぶれてこその注意書きタテカン。いよいよだ。緊張感がみなぎる。予定より30分遅れて出発。
1つ目?堰堤。ここにくるまで靴を脱いでの渡渉2回。前回は一度もなかったので今回はやや水量が多い模様。ちなみに帰りは全て飛び石でクリア。
2019年09月15日 05:21撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 5:21
1つ目?堰堤。ここにくるまで靴を脱いでの渡渉2回。前回は一度もなかったので今回はやや水量が多い模様。ちなみに帰りは全て飛び石でクリア。
二つ目?堰堤。これを越えた後は川の向かって右側(左岸)を歩いて、テープの位置で樹林帯に入る。そこからはずっとテープをたどって角兵衛沢の分岐へ。
2019年09月15日 05:25撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 5:25
二つ目?堰堤。これを越えた後は川の向かって右側(左岸)を歩いて、テープの位置で樹林帯に入る。そこからはずっとテープをたどって角兵衛沢の分岐へ。
角兵衛沢への分岐。
2019年09月15日 06:09撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 6:09
角兵衛沢への分岐。
何とか場所を選んで飛び石でクリア。ストックがあると安心。でも素直に靴を抜いたほうが無難。渡った対岸にテント1張り有。
2019年09月15日 06:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 6:12
何とか場所を選んで飛び石でクリア。ストックがあると安心。でも素直に靴を抜いたほうが無難。渡った対岸にテント1張り有。
角兵衛沢下部のここからが意外と道が分かりにくかった。テープが何か所かに分散して存在。新しい方を選んで進んだが、右により過ぎてしまい軌道修正。先行者はおそらく早い段階から左へコースアウトしていた。大丈夫でしたか?
2019年09月15日 06:33撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 6:33
角兵衛沢下部のここからが意外と道が分かりにくかった。テープが何か所かに分散して存在。新しい方を選んで進んだが、右により過ぎてしまい軌道修正。先行者はおそらく早い段階から左へコースアウトしていた。大丈夫でしたか?
こんな古い→もある。結構な急登が続く。
2019年09月15日 06:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 6:37
こんな古い→もある。結構な急登が続く。
巨岩の脇に荷物のデポ。なぜこんなところに。実はこの荷物の持ち主にこの先でお会いする。そして北沢峠からの下りでも二度目の遭遇。
2019年09月15日 06:55撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 6:55
巨岩の脇に荷物のデポ。なぜこんなところに。実はこの荷物の持ち主にこの先でお会いする。そして北沢峠からの下りでも二度目の遭遇。
大岩が現れる。想像以上の迫力で近づくのも躊躇される。
時折ガラガラと落石の音がこだまする。
2019年09月15日 07:38撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 7:38
大岩が現れる。想像以上の迫力で近づくのも躊躇される。
時折ガラガラと落石の音がこだまする。
この大岩からどう進むのか一瞬戸惑う。樹林帯を進むのか、それとも巨岩積み重なる場所をすすむのか。出来れば岩壁に近付きたくないが、それらしい場所を選んで岩場を速足で登っていく。
2019年09月15日 07:43撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 7:43
この大岩からどう進むのか一瞬戸惑う。樹林帯を進むのか、それとも巨岩積み重なる場所をすすむのか。出来れば岩壁に近付きたくないが、それらしい場所を選んで岩場を速足で登っていく。
振り返るとあんな場所に赤いテントが!そこが幕営地なのか。若干オバーハングしてはいるものの、こんなところでぐっすり寝られそうにない。
2019年09月15日 07:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 7:44
振り返るとあんな場所に赤いテントが!そこが幕営地なのか。若干オバーハングしてはいるものの、こんなところでぐっすり寝られそうにない。
さあここからいよいよ角兵衛沢の本番がはじまる。ヘルメットをかぶって気合を入れる。岩壁には違づきたくないが、中央部を歩けるはずもなく、仕方なくここからコルまでずっとトレースのある右側を進む。対岸に明瞭なテープを発見したが、トラバースできないので無視する。落石がないことを祈るのみ。
2019年09月15日 07:47撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
4
9/15 7:47
さあここからいよいよ角兵衛沢の本番がはじまる。ヘルメットをかぶって気合を入れる。岩壁には違づきたくないが、中央部を歩けるはずもなく、仕方なくここからコルまでずっとトレースのある右側を進む。対岸に明瞭なテープを発見したが、トラバースできないので無視する。落石がないことを祈るのみ。
実はこの角兵衛沢核心部、ほとんどが樹林の中を行く。レコにはガレガレの岩屑地帯の写真が印象的だが、実際そんなところはほとんど歩かない。ただし、足場は常に悪いことには変わりはない。下に人がいた場合は落石必至の場所もあるので注意する必要もある。
2019年09月15日 08:04撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 8:04
実はこの角兵衛沢核心部、ほとんどが樹林の中を行く。レコにはガレガレの岩屑地帯の写真が印象的だが、実際そんなところはほとんど歩かない。ただし、足場は常に悪いことには変わりはない。下に人がいた場合は落石必至の場所もあるので注意する必要もある。
振り返ると仙丈ヶ岳。
2019年09月15日 08:11撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 8:11
振り返ると仙丈ヶ岳。
中央アルプス。
2019年09月15日 08:24撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 8:24
中央アルプス。
上部で一度ガレ場をトラバースする。その後、岩を回りこんだところからの登りがかなり足場が悪く、崩さずに登ることが不可能な感じだった。この写真がそうだと思う。
2019年09月15日 08:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 8:37
上部で一度ガレ場をトラバースする。その後、岩を回りこんだところからの登りがかなり足場が悪く、崩さずに登ることが不可能な感じだった。この写真がそうだと思う。
意外と呆気なく角兵衛沢のコルに到着。狭い。
2019年09月15日 08:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 8:44
意外と呆気なく角兵衛沢のコルに到着。狭い。
鋸岳第1高点着。出発から4時間半。ここから甲斐駒を見ると、今日はあそこまでいかないといけないなと思った。無理そうなら中ノ川乗越から熊ノ穴沢を下る案もあったが、その選択肢はこの段階で消えた。
2019年09月15日 09:01撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:01
鋸岳第1高点着。出発から4時間半。ここから甲斐駒を見ると、今日はあそこまでいかないといけないなと思った。無理そうなら中ノ川乗越から熊ノ穴沢を下る案もあったが、その選択肢はこの段階で消えた。
行く先の状況を見定める。小ギャップ、鹿の窓、第2高点は分かったが、大ギャップはいずこ?景色は最高だったが、この先の険しさを考えると全くのんびりできない。
2019年09月15日 09:02撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:02
行く先の状況を見定める。小ギャップ、鹿の窓、第2高点は分かったが、大ギャップはいずこ?景色は最高だったが、この先の険しさを考えると全くのんびりできない。
小ギャップ下り。それほどの高さはないが、始めがオーバーハングしていて下りにくい。少し雑に降りてしまい落石発生。下に誰もいなくてよかった。
2019年09月15日 09:21撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:21
小ギャップ下り。それほどの高さはないが、始めがオーバーハングしていて下りにくい。少し雑に降りてしまい落石発生。下に誰もいなくてよかった。
登り返しの長い鎖を見上げる。小ギャップを下る前にこの鎖が正面に見えるわけだが、その長さにビビってしまう。しかしながら実際登ってみると足場も多くそれほど怖くはない。さらに鎖が太くなるあたりで左の草地に逃げられるので上まで絶壁を登る必要がない(有名)。
2019年09月15日 09:24撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:24
登り返しの長い鎖を見上げる。小ギャップを下る前にこの鎖が正面に見えるわけだが、その長さにビビってしまう。しかしながら実際登ってみると足場も多くそれほど怖くはない。さらに鎖が太くなるあたりで左の草地に逃げられるので上まで絶壁を登る必要がない(有名)。
無事登り切り、小ギャップ下りを振り返る。ここで二名とすれ違う。自分はすぐ先の鹿窓にたどり着いたがまだ二人の声がしていたので振り返ると小ギャップの鎖を下りず、通り過ぎてナイフリッジの先をそのまま下ろうとしていたので声をかけた。
2019年09月15日 09:27撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:27
無事登り切り、小ギャップ下りを振り返る。ここで二名とすれ違う。自分はすぐ先の鹿窓にたどり着いたがまだ二人の声がしていたので振り返ると小ギャップの鎖を下りず、通り過ぎてナイフリッジの先をそのまま下ろうとしていたので声をかけた。
ついに来ました鹿の窓。これも何度写真で見たことか。ここは下り始めがザレていて少し怖い上に、長い鎖が重くて岩にへばりついており、指を入れづらく掴みにくい。
2019年09月15日 09:34撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
6
9/15 9:34
ついに来ました鹿の窓。これも何度写真で見たことか。ここは下り始めがザレていて少し怖い上に、長い鎖が重くて岩にへばりついており、指を入れづらく掴みにくい。
鹿の窓ルンゼ。幸い下に誰もいない。それなら気楽に降りられるね。高度感はそれほどない。傾斜も槍の穂先程度か。
2019年09月15日 09:36撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:36
鹿の窓ルンゼ。幸い下に誰もいない。それなら気楽に降りられるね。高度感はそれほどない。傾斜も槍の穂先程度か。
意外と盲点なのが、鎖が動いて落石が自分に向かってくるということ。降りるときに危ない石があったら、鎖がそれに触れないようにしなきゃな、と思って下った。実際には小石がパラパラ程度。
2019年09月15日 09:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:37
意外と盲点なのが、鎖が動いて落石が自分に向かってくるということ。降りるときに危ない石があったら、鎖がそれに触れないようにしなきゃな、と思って下った。実際には小石がパラパラ程度。
鎖が終わった辺りの右手に見える草地への明瞭なトレース(振り返って撮影)。ここからしばらく草地を降りる。
2019年09月15日 09:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 9:40
鎖が終わった辺りの右手に見える草地への明瞭なトレース(振り返って撮影)。ここからしばらく草地を降りる。
これまた何度レコで見たことか!超有名なだましトレース。これを確認したくてここに来たようなもの(ウソ)。騙されてみようかと思ったがやめた。とはいえこれも人によっては利用価値のあるものかもしれない。
2019年09月15日 09:41撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
4
9/15 9:41
これまた何度レコで見たことか!超有名なだましトレース。これを確認したくてここに来たようなもの(ウソ)。騙されてみようかと思ったがやめた。とはいえこれも人によっては利用価値のあるものかもしれない。
見上げると鹿の窓が。確かに鹿の窓は登りで越えてこそ達成感を得られる場所かなと思った。
2019年09月15日 09:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
5
9/15 9:42
見上げると鹿の窓が。確かに鹿の窓は登りで越えてこそ達成感を得られる場所かなと思った。
九十九折れ気味に草付き斜面を下っていく。足場はあまりよくないので油断禁物。
2019年09月15日 09:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 9:44
九十九折れ気味に草付き斜面を下っていく。足場はあまりよくないので油断禁物。
まだ見えるよ鹿の窓。さようなら、今度はいつ来るだろう。
2019年09月15日 09:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 9:44
まだ見えるよ鹿の窓。さようなら、今度はいつ来るだろう。
大ギャップトラバースに向かう。実は自分が一番心配していた場所がここだ。いろいろな記録見てもあまりイメージが湧かなかったので。
2019年09月15日 09:45撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
4
9/15 9:45
大ギャップトラバースに向かう。実は自分が一番心配していた場所がここだ。いろいろな記録見てもあまりイメージが湧かなかったので。
大ギャップトラバースか。どこへ向かうのかという感じだが、正面上の岩に赤い→が見える。右上に伸びる崩れやすい黒いトレースを上がってそのまま右の樹林帯へ突入する。左上の岩穴が気になる。
2019年09月15日 09:48撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
3
9/15 9:48
大ギャップトラバースか。どこへ向かうのかという感じだが、正面上の岩に赤い→が見える。右上に伸びる崩れやすい黒いトレースを上がってそのまま右の樹林帯へ突入する。左上の岩穴が気になる。
第2高点まで急登の樹林帯を行く。
2019年09月15日 09:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 9:51
第2高点まで急登の樹林帯を行く。
2019年09月15日 09:52撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 9:52
第2高点からの甲斐駒ヶ岳。核心部をすべて無事通過できてある種の達成感がこみ上げる。今回の進行方向の場合、第1より第2の方が鋸を登ったという感慨が深い。逆ならもちろん第1だろうが。
2019年09月15日 10:05撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 10:05
第2高点からの甲斐駒ヶ岳。核心部をすべて無事通過できてある種の達成感がこみ上げる。今回の進行方向の場合、第1より第2の方が鋸を登ったという感慨が深い。逆ならもちろん第1だろうが。
第1高点を見返す。岩稜に2人パーティが見える。
さあ、中ノ川乗越へ下ろう。ここも曲者だ。
2019年09月15日 10:05撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 10:05
第1高点を見返す。岩稜に2人パーティが見える。
さあ、中ノ川乗越へ下ろう。ここも曲者だ。
ガレ沢を下る。はじめは左側を下って行ったが、足元がかなり不安定なので樹林帯へ逃げてみたが、トレースがなく崖になり再び左手へ移動。
2019年09月15日 10:16撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 10:16
ガレ沢を下る。はじめは左側を下って行ったが、足元がかなり不安定なので樹林帯へ逃げてみたが、トレースがなく崖になり再び左手へ移動。
中ノ川乗越から見上げる。結局この写真でいう沢の右側を通過するのが無難だったということか。
2019年09月15日 10:38撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 10:38
中ノ川乗越から見上げる。結局この写真でいう沢の右側を通過するのが無難だったということか。
登って振り返るとガレ沢の状態が良くわかる。この登りはかなり厄介だろう。特に熊ノ穴沢から登ってきた時には心折れる瞬間だ。いつかやるか?
2019年09月15日 10:48撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 10:48
登って振り返るとガレ沢の状態が良くわかる。この登りはかなり厄介だろう。特に熊ノ穴沢から登ってきた時には心折れる瞬間だ。いつかやるか?
三ツ頭山頂。脚がかなりきつくなってきた。甲斐駒の稜線がはっきりしてきて近づいたということが分かる。
2019年09月15日 11:23撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 11:23
三ツ頭山頂。脚がかなりきつくなってきた。甲斐駒の稜線がはっきりしてきて近づいたということが分かる。
2019年09月15日 11:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 11:44
6号目石室。稜線から少し外れたところにある。周囲は巨岩で覆われている。ここまですれ違った人たちは全員ここで泊まっていたのかな。
2019年09月15日 11:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
9/15 11:50
6号目石室。稜線から少し外れたところにある。周囲は巨岩で覆われている。ここまですれ違った人たちは全員ここで泊まっていたのかな。
2019年09月15日 11:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 11:50
まだまだ遠い甲斐駒山頂。標高差は大したことないはずだが、岩場が続く中々険しい道だ。ここで今回の計画について鋸岳の核心部に意識が行き過ぎて、中ノ川乗越から甲斐駒までのルートはほとんど下調べしていないことに気が付く。
2019年09月15日 12:09撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 12:09
まだまだ遠い甲斐駒山頂。標高差は大したことないはずだが、岩場が続く中々険しい道だ。ここで今回の計画について鋸岳の核心部に意識が行き過ぎて、中ノ川乗越から甲斐駒までのルートはほとんど下調べしていないことに気が付く。
鎖場出現。もうよちよち歩きに近い状態になってきた。バランスを崩して転落する危険もある。集中力を切らさないように歩いた。
2019年09月15日 12:23撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
9/15 12:23
鎖場出現。もうよちよち歩きに近い状態になってきた。バランスを崩して転落する危険もある。集中力を切らさないように歩いた。
思った以上に険しい稜線。とてもつらい。
2019年09月15日 12:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 12:42
思った以上に険しい稜線。とてもつらい。
甲斐駒ヶ岳山頂。ついにここまで来ました。最後は大幅にペースダウンしたが、それでも当初の予定より早く到着している。腹が減っているので何か食べた方がいいのだが食が全く進まない。おまけに水がほぼ切れている。1.5Lではやはり少し足りなかったか。北沢峠までまだ2時間以上ある。
2019年09月15日 13:13撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
6
9/15 13:13
甲斐駒ヶ岳山頂。ついにここまで来ました。最後は大幅にペースダウンしたが、それでも当初の予定より早く到着している。腹が減っているので何か食べた方がいいのだが食が全く進まない。おまけに水がほぼ切れている。1.5Lではやはり少し足りなかったか。北沢峠までまだ2時間以上ある。
甲斐駒山頂から駒津峰、二子山尾根は地味な登りがあり、疲労した脚には堪える。おまけに早々と団体の行列につかまり渋滞。
2019年09月15日 14:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
9/15 14:39
甲斐駒山頂から駒津峰、二子山尾根は地味な登りがあり、疲労した脚には堪える。おまけに早々と団体の行列につかまり渋滞。
北沢峠。バスを待つ長い行列が出来ていた。16時が最終バスだが、登山客をさばき切れていないのか。こもれび山荘で念願の水を頂戴する(無料)。残念ながら食事の方は終わっていた。残りのパンを無理やり流し込んで戸台目指していざ下山。
2019年09月15日 15:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 15:29
北沢峠。バスを待つ長い行列が出来ていた。16時が最終バスだが、登山客をさばき切れていないのか。こもれび山荘で念願の水を頂戴する(無料)。残念ながら食事の方は終わっていた。残りのパンを無理やり流し込んで戸台目指していざ下山。
戸台河原駐車場が100m先にあるかのような案内板。あと3時間はかかるか。
2019年09月15日 15:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 15:53
戸台河原駐車場が100m先にあるかのような案内板。あと3時間はかかるか。
ここの森の雰囲気がいい。以前来た時も思った。今日は西日が傾いてさらにいい感じだった。日没までに帰れるか。ここで、今朝角兵衛沢の登りで出会った方にすれ違う。道の真ん中で倒れていたので驚いたが、鋸岳第1高点をピストンした後、デポを回収して北沢峠まで登ってくる最中だった。バテバテのご様子。
2019年09月15日 15:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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9/15 15:55
ここの森の雰囲気がいい。以前来た時も思った。今日は西日が傾いてさらにいい感じだった。日没までに帰れるか。ここで、今朝角兵衛沢の登りで出会った方にすれ違う。道の真ん中で倒れていたので驚いたが、鋸岳第1高点をピストンした後、デポを回収して北沢峠まで登ってくる最中だった。バテバテのご様子。
そろそろ藪沢?戸台川?の渡渉地点というところで、途中で左手方向にテープが続いていたのでもしやと思って進んでみると、立派な丸太橋がかかっていた。ラッキーだ。あとはひたすら川沿いを歩くだけ。
2019年09月15日 16:41撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 16:41
そろそろ藪沢?戸台川?の渡渉地点というところで、途中で左手方向にテープが続いていたのでもしやと思って進んでみると、立派な丸太橋がかかっていた。ラッキーだ。あとはひたすら川沿いを歩くだけ。
黙々と歩き日没が近づいたころ、ふと振り返ると甲斐駒山頂が夕日に染まっていた。感動。
2019年09月15日 17:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 17:51
黙々と歩き日没が近づいたころ、ふと振り返ると甲斐駒山頂が夕日に染まっていた。感動。
何とかヘッドライトなしでゴール。無事に帰れてよかった。
2019年09月15日 18:27撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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9/15 18:27
何とかヘッドライトなしでゴール。無事に帰れてよかった。
撮影機器:

感想

ようやく登れた鋸岳。ずっと以前から登りたくて仕方がなかったが、調べれば調べるほど不安が膨らみ中々挑戦できずにいた。そんな状態で何年も経過したが、昨年、戸台川からアサヨ峰を登った際、角兵衛沢への分岐を見て、いい加減来年必ず登ろうと決意するに至った。
結果的には天候にも恵まれ大成功だった。甲斐駒山頂手前でバテバテにはなったが、なんとか予定よりも少し早いペースで完全履修した。最大の懸念であった鋸岳のP1〜P2間の核心部は入念に下調べしたこともあり、これといった問題もなく無事通過できた。あくまでも個人の感想だが、予想よりも危険度は低かったかなと感じた。見た感じはすごいが、他の名山で登場する鎖場を問題なくこなせれば特別難しいということもないのではないか。やはり山は実際に行ってみないと分からない。ただ、何も下調べせずに行くと現場で判断に迷い進退窮まるという場面もあったかもしれない。当然素人単独は御法度だ。それと落石の危険はとても高いと感じた。通過する際には最新の注意が必要だ。今度登るとしたら戸台→熊ノ穴沢→角兵衛沢→戸台のコースだろうけど、でもあれ見てしまったらなかなか脚が進まない。

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コメント

お疲れ様でした
超快速ですね♪
北沢峠から自分の脚で戸台まで下るとは凄い!!!
自分もいつかソロで挑戦してみようかな?
2019/9/16 17:06
Re: お疲れ様でした
今晩は。
いえいえ、甲斐駒山頂近くではハエの止まる速さでしたよ。
多くの方は仙流荘から北沢峠までバス、そこから降って六合石室で一泊か、そのまま鋸岳まで縦走して角兵衛沢から下山が多いようですね。この日もそうと思われる方と何人かすれ違いました。
今回のコースは中々シンドイですが、いざとなれば熊ノ穴沢からエスケイプも出来ますし、北沢峠付近の小屋で泊まるのもありなので、色々検討してみると面白いかもですね。
2019/9/17 21:02
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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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