545 木曽駒ケ岳(福島B→千畳敷)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 620m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:47
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:15
天候 | 15日:快晴、16日快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:千畳敷11:30(ロープウェイ)11:40しらび平駅11:50(バス)12:30菅の平(バス10分遅れ)(こまくさの湯入浴610円)13:25(5分遅れ)(バス)13:45駒ヶ根駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
福島Bコースの整備は良好。歩きやすい。 福島コース上の七合目避難小屋はカビ臭いが利用には問題なし。 福島コース4合5勺の水場はちょろちょろ。八合目の水場は冷たくておいしい水が豊富であった。 木曽駒頂上テント場は混雑していたものの、前日のように張る場所がないという程ではなかった。 |
その他周辺情報 | こまくさの湯入浴610円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ポール
テント
|
感想
前哨戦の御嶽の下山後。木曽福島駅まで宿の車で迎えに来てもらう。
今日のお宿は、木曽駒高原のペンションヒルトップ。スキー場に一番近い、すなわち、一番登山口に近い宿である。
夕食は、コストをおさえるためにワンプレートディナーにしたが、ニジマスがとても美味しく、ボリュームも満点であった。(ご飯もお替り自由!)
そして何より、朝ごはんを何時でもやってくれるという。
お言葉に甘え、朝食を4時にお願いし、5時出発とした。
朝食は、フワフワオムレツに焼き立てパン! とても山に登る日の朝食とは思えない豪華さ。(パンはお代わりあり)
ここの宿は、木曽駒高原からの登山で、おススメである!
さて、夢のような前泊地を後に、薄暗い林道を1時間ほど登っていくと、渡渉点に至る。ここから登山道で、渡渉後急登が始まるが、古くからの道なのであろう。しっかりとした道形が続き、結構歩きやすい。
4合5勺の水場はちょろちょろであった。汲むためにはカップが必要である。
再び森の中の急登を進むと、七合目のすぐ下で展望が開けた。昨日登った御嶽と、乗鞍が見える。
7合目の避難小屋は少し黴臭かったが、十分使える。トイレは水洗だが、水場はない。(八合目から水を引いているが、飲料用はない。ちょっと不思議。)
ここは、休憩もできる小広場になっており、福島Aコースや麦草岳への分岐もある。
7合目からはトラバース道になり、小さなアップダウンが煩わしい。気温もだいぶ上がってきた・・・暑い。
7合5勺の山姥はごろごろと大岩が転がる地帯。でも、展望は良い。青い空に木曽駒が見えている。
八合目。水場だぁ。ここは冷たい水が豊富に湧き出ている。がぶ飲みして、ペットボトルにも補給する。
ここから、また登りが始まり、9合目の玉の窪小屋に着くと・・・今まで見えなかった、主稜線が見えた! が、伊那側から雲が上がって来ており、雲に隠れたり、見えたりといった感じ。
小屋のお手伝いをしているという方が、望遠鏡を覗かせてくれた。宝剣岳にいっぱい人が群がっている。
さらに、詰めていくとようやく木曽駒頂上。
ここは人で一杯! 静かだった福島コースとは大違いである。
小休止してから、今日のお宿のテント場へ下る。
テント場には、同じ階の別動メンバーがすでに到着して、小屋前ですでに宴会を始めていた。
テントを設営して、冷えたビールを買い込んでお待ちかねの乾杯!
よく歩いた日はビールが美味い!
夕暮れ間近、最後の班も合流を果たし、楽しく宴会をするも、日が暮れると急に寒くなる。
他のテントも早めに寝ているようなので、我々も早めに就寝した。
翌日は、雲が結構湧いている。当初計画では茶臼山からコマドリ登山口(木曽駒高原)へ戻る周回コースを予定していたが、疲れてもきたし、車利用でもないこと、結構な藪漕ぎになるとの情報と、最後に渡渉まであるということで、今日は濃ケ池を周回してから、千畳敷ロープウェイで下ることにした。
濃ケ池への道は大展望が広がるが、潮が満ちるように徐々に雲海が高まり、雲の中に突入してしまった。
涼しいけど、何も見えないのはなぁと思っていたら、乗越浄土へ向かう登り坂の辺りから晴れてきだした。
黒川経由の下山道は草むらに隠れよく見えない。
登りで日が照ると暑い・・・。急登をこなすと駒飼いの池の平坦地にたどり着く。ここで、伊那前岳を眺めながら小休止。流れ落ちる水が冷たくて気持ちいい。
一登りでの乗越浄土。ここまで来たらまたガスって来た。人も多い。
ガスで景色もよく見えないので千畳敷の駅を目指して一気に駆け下る。
専従時期の駅では、1台見送って次のロープウェイに乗れた。
萱の台のコマクサの湯に立ち寄って、同行の二人は高速バスで新宿へ。私は、飯田線の人となった。
飯田線はとろいが、この電車で行くと、岡谷から小淵沢まで特急料金750円を奮発すると、すべて普通列車を乗り継ぐよりも2時間も早く新宿に到着できるのだ。(といっても19時前になるけど)
岡谷からそのまま特急で新宿まで行くよりも1時間弱遅いが、そちらは特急料金が2千円以上かかるし、満席だし・・・ということで、迷わず特急のちょこっと利用を選択。
小淵沢での待ち時間の間に、名物駅弁「元気甲斐」とビールにお酒を仕入れて、小淵沢始発「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗り込む。
甲斐駒や鳳凰を眺めながらのお弁当は至福の時である。山旅を締めくくるにふさわしい。
ちなみに、高速バスは電車よりもかなり遅く新宿に着いたとのこと。連休の中央高速はやはり大渋滞。電車がお勧めである。
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