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Yamareco

記録ID: 2028168
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

雪男〜伏美岳〜

2019年09月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:20
距離
13.6km
登り
1,464m
下り
776m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
0:06
合計
7:20
6:54
125
スタート地点
8:59
8:59
6
9:05
9:08
197
12:25
12:28
106
14:14
ゴール地点
GPSの電源が、バッテリー切れで途中で切れていた。復路の伏美岳登山口には14時55分、駐車スペースには17時10分に着きました。
天候 晴れ/曇り/雪
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特に笹かぶりのエリアは濡れた土がよく滑ります。登りも下りも笹を掴んでバランスを取った方がいいと思う。崩落した林道は特に通行に支障はありませんでしたが、大曲の部分は注意が必要。「沢の対岸に林道が続いている」ことを前提に、ピンクテープを探します。見つからなかったら、沢を渡ってからピンクテープを探しても遅くありません。
その他周辺情報 林道入り口を100mほど通り過ぎた所に数台の駐車スペースがあります。
林道入り口
車はここから美生ダムに向かって100mほど先に進むと数台停めることが出来るスペースがあります
2019年09月19日 07:03撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/19 7:03
林道入り口
車はここから美生ダムに向かって100mほど先に進むと数台停めることが出来るスペースがあります
工事が必要なレベルの崩落個所は、パッと見ただけで20〜30箇所はあります。今年の工事はそのうちの2箇所のみ。伏美小屋まで車が進入できるのは10年〜20年後になるのかな?
順調に工事が発注されたと仮定して。
2019年09月19日 07:09撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 7:09
工事が必要なレベルの崩落個所は、パッと見ただけで20〜30箇所はあります。今年の工事はそのうちの2箇所のみ。伏美小屋まで車が進入できるのは10年〜20年後になるのかな?
順調に工事が発注されたと仮定して。
林道は、崩落していたり、洗堀されていたり、土砂崩れに埋まっていたり、橋ごと流されていたり。この程度ばかりなら、擁壁を作って埋め戻せば復旧するのですが。
2019年09月19日 07:16撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
9/19 7:16
林道は、崩落していたり、洗堀されていたり、土砂崩れに埋まっていたり、橋ごと流されていたり。この程度ばかりなら、擁壁を作って埋め戻せば復旧するのですが。
伏美小屋(登山口)までは約7辧2燭箸發覆い箸海蹐呂垢阿砲任眥未譴修Δ焚媾蠅多いけど、沢沿いは崩れていなくても補強が必要と思われる部分が多い。
2019年09月19日 07:19撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 7:19
伏美小屋(登山口)までは約7辧2燭箸發覆い箸海蹐呂垢阿砲任眥未譴修Δ焚媾蠅多いけど、沢沿いは崩れていなくても補強が必要と思われる部分が多い。
今見ると穏やかそうなところも、大きく抉られている。一体、どれほどの水量が押し寄せたのだろう?
2019年09月19日 07:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/19 7:23
今見ると穏やかそうなところも、大きく抉られている。一体、どれほどの水量が押し寄せたのだろう?
雨水トンネルはほとんど役に立たなかったようだ。剥き出しになっていないところを探す方が難しい。
2019年09月19日 07:34撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/19 7:34
雨水トンネルはほとんど役に立たなかったようだ。剥き出しになっていないところを探す方が難しい。
高度がある部分は擁壁工事も難しそう。鉄板で土留めすることになるのかな?いや、そもそもいつ着工することやら。
2019年09月19日 07:43撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/19 7:43
高度がある部分は擁壁工事も難しそう。鉄板で土留めすることになるのかな?いや、そもそもいつ着工することやら。
地盤の柔らかそうなところはどうやって補強するのかな?底部から擁壁を打つとしたら、距離は短くても工費は跳ね上がりそう。
2019年09月19日 08:17撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/19 8:17
地盤の柔らかそうなところはどうやって補強するのかな?底部から擁壁を打つとしたら、距離は短くても工費は跳ね上がりそう。
ここ(大曲)の崩落が一番ひどい。林道が対岸にUターンしていたはずの箇所。事前に、zeropo7さんとhappykazooさんのレコを見て「ここだ!」と思い対岸にピンクテープを探したのだけど見つけられなかった。(笑
なら「とりあえず上に登ってみよう」と思ったのが間違い。ピンクテープが見つからないなら、沢の対岸に渡ってピンクテープを探せば良かった。やっぱり私は「自分で失敗して痛い目を見ないと理解できない」体質らしい。
2019年09月19日 08:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 8:22
ここ(大曲)の崩落が一番ひどい。林道が対岸にUターンしていたはずの箇所。事前に、zeropo7さんとhappykazooさんのレコを見て「ここだ!」と思い対岸にピンクテープを探したのだけど見つけられなかった。(笑
なら「とりあえず上に登ってみよう」と思ったのが間違い。ピンクテープが見つからないなら、沢の対岸に渡ってピンクテープを探せば良かった。やっぱり私は「自分で失敗して痛い目を見ないと理解できない」体質らしい。
伏美小屋
まるで林道が崩れることを想定してここに建てたみたいに感じる
2019年09月19日 08:59撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
8
9/19 8:59
伏美小屋
まるで林道が崩れることを想定してここに建てたみたいに感じる
やっと登山口!
2019年09月19日 09:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
6
9/19 9:06
やっと登山口!
この標識から3合目辺りまで笹かぶり箇所が多くなる。足元の土が濡れて滑って登り難かった。両脇の笹を掴んでよじ登り、下山時は笹を掴んでブレーキを掛ける。トレッキングポールが邪魔な部分。
2019年09月19日 09:27撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 9:27
この標識から3合目辺りまで笹かぶり箇所が多くなる。足元の土が濡れて滑って登り難かった。両脇の笹を掴んでよじ登り、下山時は笹を掴んでブレーキを掛ける。トレッキングポールが邪魔な部分。
1合目標識で「山頂まで4.8辧廖3合目で「山頂まで3.7辧廖5合目で「山頂まで1.6辧廖G枴は高度に比例しているのかな?
2019年09月19日 11:25撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 11:25
1合目標識で「山頂まで4.8辧廖3合目で「山頂まで3.7辧廖5合目で「山頂まで1.6辧廖G枴は高度に比例しているのかな?
3合目辺りから霰がパラパラとくる。5合目辺りで一旦晴れたのに、7合目辺りから本格的に降り出す。
2019年09月19日 11:42撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 11:42
3合目辺りから霰がパラパラとくる。5合目辺りで一旦晴れたのに、7合目辺りから本格的に降り出す。
あぁ、これが一時話題になった落書き?
2019年09月19日 12:09撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 12:09
あぁ、これが一時話題になった落書き?
山頂!
真っ白で残念ながら眺望なし!
横殴りのアラレが痛くて長居もできない。
2019年09月19日 12:27撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 12:27
山頂!
真っ白で残念ながら眺望なし!
横殴りのアラレが痛くて長居もできない。
恒例の自撮り
2019年09月19日 12:28撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 12:28
恒例の自撮り
アラレは結構な本降りで、山頂から引き返したちょっとの間にこんなに積もっている。
2019年09月19日 12:30撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 12:30
アラレは結構な本降りで、山頂から引き返したちょっとの間にこんなに積もっている。
下山中に晴れてきた
2019年09月19日 13:13撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 13:13
下山中に晴れてきた
近くに来るまでこれが何なのか分からなかった
2019年09月19日 15:47撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/19 15:47
近くに来るまでこれが何なのか分からなかった

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え 予備靴紐 ザック ザックカバー 昼ごはん 非常食 飲料 ハイドレーション 地図 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 ポール ナイフ カメラ

感想

今日はどこに行こうか迷いました。
天気予報では、「南ほど晴れる」「西の方が良さそう」とのことだったので、当初の計画「大雪山系」をやめて、予てから温めていた伏美岳を選択しました。ただし、伏美岳の予報は「晴れ」ですが「強風18m、気温2℃」で、てんくらはCランクの評価です。「まぁ、晴れていて眺望が楽しめればいいかな」伏美岳はとても眺めの良い山のハズなのです。

以前、伏美岳や十勝幌尻岳に登る計画を立てていたことがあり、タイミングを計っているうちに台風被害のため登山口までのアクセスが断たれました。日高山系はアポイ岳や楽古岳くらいにしか登ったことがなく、幌尻岳やカムイエクウチカウシ山は計画とお天気が噛み合わず、未だに実現しておりません。
「日高山系は縁がないなぁ」と思っていたのですが、「伏美岳に登った」レコをいくつか拝見します。いずれも崩落した林道を、片道約7卻發い禿个辰討い襪茲Δ任靴拭「私も行ってみようかな」行きたい気持ちが高まっていました。

実は昨日、一昨日と飲み会があり、今日の登山への影響を心配していました。「登山に影響がないよう」両日ともアルコールは一切飲まずに今日に備えました。しかし、両日共に日付が変わる頃まで参加していたので、完全に寝不足です。実際、今日は3時出発予定だったのですが、2時半に起床した時に「ダメだ、もう1時間横になろう」と、出発を遅らせます。「時間があるようなら、ピパイロまで行こうかな」などと目論んでいたのですが、この時点で諦めます。1時間休んで、少しはマシになったので出発しました。

伏美岳登山口までの崩落した林道は、事前にzeropo7さんとhappykazooさんのレコを見て予備知識を蓄え、周辺地図も持っていくことにしました。この事前学習は、とっても役に立ちました。ありがとうございます!
しかし、「ここは迷いやすいですよ」と注意を促されていたところで迷ってしまいます。「大曲」林道が沢の対岸にUターンする部分で、当該箇所の林道は跡形もなく流されていました。
「ピンクテープを探してから歩く方向を決めた方がいい」と言われていたのに、そのピンクテープを見つけられず、「とりあえず登ってみるか」と沢を登り始めたのが間違い。対岸にUターンするのですから、「ピンクテープが見つからないならとりあえず沢の対岸に渡ってからピンクテープを探してみればよかった」のです。しばらく沢を登って、「ダメだ!これ以上登っても対岸にUターンできそうな林道跡が見つかりそうもない!」と、沢の中央を下りてきてやっとピンクテープを発見します。
それほど大きなロスにはなりませんでしたが、今年は本当に道に迷います。(笑

登り始めてしばらくは、予報通りに晴れていました。山頂に黒い雲がかかっていることが心配でしたが、風が強いので「雲も長くは滞在せずに流れるだろう」と楽観します。伏美岳登山道は、意外と急登が多く、例えるなら「芦別岳新道コースを半面山まで登る」イメージと似ていると感じました。
ただし、登山道には湿った土の部分が多く、非常に滑りやすくて苦労します。「ねちゃっ、ねちゃっ」と滑るので、転んだら間違いなく汚れます。登山道脇の笹を掴みながら上り下りするとバランスが崩れなくていいと思います。

登山道を登っていると、3合目に差し掛かった辺りでアラレがパラパラと降ってきます。先週の赤岳〜白雲岳を思い出します。このアラレは5合目ほどで一旦止み、ホッとしていましたが7合目からまた降り出します。しかも今度は本降りです。見る見るうちに、周囲の笹薮が白く色づきます。

山頂は暴風雪でした。(笑
アラレが白いマシンガンの銃弾ように私の顔を攻撃します。このお天気では長居はできません。「晴れ予報だったのになぁ」恨み言を発しながら、すぐに下山を開始します。驚いたのは、つい先ほどまで林道には雪は積もっていなかったのに、復路では5合目くらいまでずっと積雪状態でした。「伏美岳でこれなら、大雪山系は冠雪したんじゃないかな?」
先週に引き続き、今週も「晴れ」予報での雪です。私はひょっとすると雪男なのかもしれません。

復路、伏見小屋まで戻ってしまえばあとは林道歩きだけ。すっかり安心して「帰りの温泉はどこにしようかな?」などと考え事をしながら歩いていたら、いつの間にか迷っていました。(笑
下山方向に向かって渓谷橋の手前に、林道上に土砂が植物ごと流れ込んで「林道」と言うよりは「登山道」に近い状態の部分があるのですが、そこを踏み跡に沿って歩いているうちに気がついたら山道を歩いていたのです。「あれ?ココはどこだ??何処から迷い込んだのかな?」悪いことに、この踏み跡上の所々にピンクテープが(太い樹の幹に)巻かれており、違和感なく迷い込んでいたようです。GPSを確認しようとしたら、いつの間にかバッテリー切れで電源が落ちていました。それでも数秒間は起動してくれたので、歩いた軌跡が表示されて往路に歩いたコースから少し外れていることが分かりました。「戻らなくちゃ」迷い込んだ道を戻っていたつもりでしたが、ボ〜ッとして歩いていたので記憶が定かではありません。更に獣道がいくつも交差しており、進むうちに藪に入ったりしてなかなか元の道に戻れません。簡単に考えていましたが、思った以上に苦労してやっと林道を回復します。それにしても、我に返るの遅過ぎ。(笑
睡眠不足が祟ったのかなぁ?
「今日は2度も道迷いしてしまった」
反省点の多い山行となりました。


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コメント

山の天気は変わりやすいですね。
こんばんわ。
映像の初めは晴れているのに山頂が暴風雪とは天気の変化が速いですね。
私も今年は天気に恵まれません。
2019/9/23 17:57
Re: 山の天気は変わりやすいですね。
コメントありがとうございます。
この翌日、十勝岳で千葉県からいらした男性が遭難・凍死する事故がありました。私はこの日、一応冬装備は持参していましたが、登山靴が濡れたため爪先が冷たくなっておりました。
今のところ「冬山登山はしない」と決めていますので、そろそろシーズンオフに突入することになりそうです。もう2〜3度はチャンスがあると思っていますが、今後の様子次第ですね。
2019/9/23 19:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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