富士山、須走口から。
- GPS
- 10:13
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 10:12
立山に行く予定だったのですが、月曜日夜、出発直前に見た天気予想で、メインの水曜日が雨予報に変わっている!(x_x;)
一気に気分が盛り下がって、中止に決定。
じゃあ、どこに行く??
ヤケ酒してしまったので(笑)、明日は無理。
木曜日だけで登る山・・・ふっとなぜか富士山を思いついた。
富士山は過去2回しか行っていない。
1回目は学生の頃に山岳会で、7月の初め。
山岳会のカトー先輩に「吉田口5合目から3時間で登れないとアルパインクライマー失格!」と言われて勇んでトライしたけど、悪天候で猛烈なザラメ地吹雪に負けて8合目を越えた辺りで敗退した。
2回目は、2009/9/27。
気まぐれで思い出して、「やってみるか!」ってオクサンとトライ。
快調だったのだけど、ここで初めてオクサンが高所に弱い!ってコトが判明。
8合目越えて大失速。
9合目でオクサンにゴメンして、自分だけラストスパートしたけど、残念ながら3時間切れなかった。休憩込みで3時間10分位だったか・・・。
また3時間以内をトライしたいが、今の自分にはそんな元気がない。
梅雨以降の様々なトラブルで体も心もズタボロです。f^_^;
なので今回はルートを変えて、最も低コスト(ビンボーな我が家には重要です)で楽しめそうな、須走からピストンすることにした。
オクサンの「高所にダメ」の具合を確かめたいってのもあるし・・・。
水曜は雨なので、のんびり家を出て、温泉に入って、須走5合目の第2駐車場に車中泊して、夜明け前から登り始めるプランです。
天候 | 曇り、粉雪、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
閉山期は入山禁止となっています。自己責任で・・・。 |
写真
感想
2:30 起床
昨夜は18時に寝たのだけど、残念ながら熟睡出来なかった。
標高2,000m近いのに蒸し暑かったのと、次々に来る車の音で目が覚めて・・・一番奥に駐車すればよかったか、失敗だった。
雨は結局深夜も降っていて、日中はホントに晴れになるの?って感じ。
3:42 駐車場出発。
出発までいろいろ手間取ってしまった。
3:46 登山口
4:49 長田山荘
給水と夜景写真を撮るため9分立ち休み(4:58まで)。
5:34 瀬戸館
ちょうど夜が明けて富士山に朝焼け。
19分休憩(5:53まで)
夜明けで少し暖かくなったと思ったら、急激にまた寒くなってきた。
太陽館に着いた辺りで雪が舞い始めた。
今年の初雪はここでですか!!
7:15 見晴館に着いて、カッパと防寒着を着込んだ。
ちょうど下山ルートを間違えて迷い込んだドイツ語圏のカップルがいて、吉田口へ行く方法を説明した。富士山は外人が多いです。
18分休憩(7:33まで)
8:17 上江戸屋
8合目です。吉田ルートと合流で、ここまで来るともう少し!って気になるのですが、意外に山頂は遠いんですよね。オクサンの足も目に見えて遅くなってきた。
8:47 御来光館
ここは眺めが良いですね。
10分休憩(8:57まで)
9:48 山頂に着いた。
山頂は各所で工事中です。
この時期、公には「工事のため立ち入り禁止」となっています。
休憩は取らずにそのままお鉢めぐり。
10:30 剣ヶ峰(3,776 m)に着いた。
ここが日本最高地点です。
オクサンはかなり限界っぽい。お疲れさまです。
剣ヶ峰には28分(10:58まで)。
今日は山頂の写真撮影がなんだかモヤモヤ感。
山頂標柱とオクサンの写真を取ろうとカメラを構えたら「写真を撮って下さい」って3人立て続けに頼まれた。まだオクサンの写真を撮っていないんですけど・・・。普通は「2人の写真を撮りましょうか?」で始まって、お返しで「あなたの写真も撮りましょう!」だと思うんだけど??
3人の写真の後、オクサンの写真をようやく撮った後、私がザックを下ろしたら、疲れ果ててぐったりしているオクサンに「写真を撮って下さい」ってリクエストがあって、オクサンは具合悪いので私にスマートフォンがパスされたが、そのスマホにはカバーもストラップもない。寒いとカサカサになってしまう私の手なので、案の定、ツルンと滑って落ちてしまった。スマホは壊れなかったようだが、非常に気まずい状況だった。
スマートフォンは人に頼むときは、最低限のマナーが必要だと思うんですね。厳密にはカメラではないのですから。。。
私も、今後は、渡されたスマートフォンがしっかり保持できない構造のときは断るべき!って思いました。
剣ヶ峰のあとは、そのままお鉢めぐりをして・・・
風が強かった。
南アルプスも雲が多い。雲海も出て、山頂は晴れだが眺めはあまり良くない。
11:28 須走ルート下山口
膝サポーターを付けたり、準備。
もうひたすら下るだけですから。
11:48 下り始め。
ブルドーザー道を下るのが楽しいですね。
さらに太陽館から下の、長い直線急勾配の砂走りがなかなか楽しい。
5月頃の残雪期の雪渓下りにある意味似てるのかな?
長田山荘の近くで15分ほど休憩しただけで、あとは一気で下りた。
13:21 砂払い五合
13:41 登山口に着いた。
下りはなんと、休憩込みで2時間かからなかった。
富士山は、普段はあまり「行きたいっ!」て気にならない山なのですが、たまには良いもんですね。なんたって日本最高峰だし。。。
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