鳳凰三山で中秋の名月を愛でる 54/100

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月15日(日)

• GPS: 16:20
• 距離: 15.7km
• 登り: 2,075m
• 下り: 2,063m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:22

7:22 青木鉱泉
11:39 12:06 白糸の滝
12:37 五色の滝
13:44 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 2:16
• 合計: 9:41

3:44 鳳凰小屋
4:51 5:03 地蔵ヶ岳
5:21 6:28 アカヌケ沢の頭
7:23 7:24 鳳凰小屋分岐
8:04 8:23 鳳凰山
8:49 9:22 薬師岳
10:18 10:21 御座石
12:07 林道出合
12:45 12:46 中道ルート登山口
13:25 青木鉱泉

天候

初日晴れ時々曇り　2日目は晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉駐車場（約100台）一日1500円/台
駐車場に停めてから青木鉱泉で駐車券を購入します。
青木鉱泉に宿泊される方は無料で宿に一番近い駐車場が指定されます。

その他周辺情報

下山後、青木鉱泉に宿泊。宿泊者は無料で温泉に入れます。
日帰り入浴の場合は入湯料1000円/人

写真

9/13 20:06

16：00に自宅を出発。
20：00　中央自動車道の双葉SA着。

9/13 20:26

双葉名物の「ほうとう」を食。
仕事の疲れが溜っていたので、明日の為にガッツリ食べて、今夜はここで車中泊。

9/14 5:05

HondaのSHUTTLEで車中泊は3回目。
SAでは駐車位置が重要で、大型トラックやバスの駐車位置を避けたスペースを確保することが出来た。
窓全面をサンシェードで遮っていても、音だけは遮れない。
でも、隣に駐車していた普通車が時々エンジンを回す音で目が覚めてしまった。
次回からは耳栓が必需品かな？
早々に起きて車外に出ると富士山だ！

9/14 5:05

富士山って、遠くから見るのが、やっぱり綺麗だなぁ
そして、今日の天候を教えてくれているような・・・

9/14 5:37

SAを出て約30分。左前方に鳳凰三山が朝日を受けて輝いていた。

9/14 5:51

右には八が岳！

9/14 5:52

正面には甲斐駒！

9/14 7:20

SAからちょうど1時間で青木鉱泉に着く。
宿泊する利用者は宿から一番近い駐車場に車を移動。
隣は京都ナンバー。
駐車場の料金は通常1日1500円。
山小屋に泊まってあしかけ3日間利用すると4500円。
でも、私でも宿泊するので無料。

9/14 7:25

下山してから泊まる予定の青木鉱泉のお宿。
木製サッシ（アルミではない）の窓がいいね！中の様子は下山後の楽しみ♪

9/14 7:25

日頃の仕事の疲れで胃腸が弱っていた上、昨夜のSAの脂ぎった「ほうとう」が災いしたのか、胃腸の状態は最悪。何度もトイレに行って、スタートが遅れてしまった。
この山は、途中にトイレはない。
初めて登る山なので、コースタイム通りに登れるかもかわらない不安を押し切ってスタートする。

9/14 7:39

晴天！
メンタルは天候に正直に反応し、ルンルン気分。
でも足が非常に重く感じる。
下痢してしまうと、、、、、、力が入らない。

9/14 7:43

3Dとはこういう物
施工図を作ってからでないと、こんな工事は出来ないよなぁ・・・。

9/14 7:46

9/14 8:36

樹林に入るとザレ場の急登が待っていた。
ストックの突き位置が悪かった。
小石が下に落ちてしまい、「ラーク！」
不注意でした。

9/14 9:12

南アルプスだなぁ。
苔むした石

9/14 9:16

タカネビランジ

9/14 9:22

9/14 9:33

登山道は谷にそって高度を上げていく。

9/14 9:35

何度も渡渉が続く。

9/14 10:10

9/14 10:21

9/14 10:44

9/14 10:47

9/14 11:00

岩と根っこの急登が続く。

9/14 11:21

9/14 11:25

9/14 11:36

白糸の滝で昼食

9/14 12:02

9/14 12:03

9/14 12:18

9/14 12:22

9/14 12:26

9/14 12:33

五色ノ滝分岐

9/14 12:35

3つの滝の中では一番良かったかな？

9/14 13:12

急登が終った。鳳凰小屋が近い。

9/14 13:17

樹林を脱っすると風景が一変。

9/14 13:26

見えた！地蔵岳！

9/14 13:38

登山口から標高差約1200m登って鳳凰小屋到着！

9/14 13:42

チェックイン！予定時間よりも1時間早く来れた！

9/14 13:43

今日は満室で、夕食は3回に分かれて案内される。

9/14 13:49

そして寝室は別棟。
耐震強度？は大丈夫なのか・・・。
でも、DIY感覚に魅力を感じてしまう。

9/14 13:46

そして寝室は・・・
畳1帖に大人2人。
大丈夫？？？？？？？？

9/14 13:47

シラヒゲソウ

9/14 14:42

9/14 17:29

テン場も満杯

9/14 18:36

今宵は中秋の名月である。
東京からこられた方がセットした天体望遠鏡。
機材は鳳凰小屋に預かってもらっているようで、
時々登ってきては山ではなくて星を観ているそうだ。
気さくな細君は遠慮もせずに望遠鏡を覗く。
次に私が覗いてみると、「土星」
人生で初めて生土星を見ることができた。
そして小さなスコープの右から左に忽ち移動してしまう土星に驚いた。
土星が動いているのか？地球が動いているのか？
また、オリオン星雲の3つ星にしたにある星雲のアップも見せてもらえました！

9/14 19:03

今宵は中秋の名月
肉眼のイメージとは程遠いけど・・・

9/14 18:54

オリンパスのミラーレスでなんとかかな？

9/15 3:40

2時には目が覚めてしまい、迷惑をかけないように鳳凰小屋を出る。温かいスープだけでも飲みたかったけど、ガスを持ってきていなかった。

9/15 3:52

細君のヘッドライトのバッテリーが低下していた。後ろを歩く細君の足元を照らしながら地蔵岳を目指す。

9/15 4:38

小屋を出て約1時間。
蟻地獄のような急なザレ場。
どんどん登ってくる。ザレ場には浮石のような状態で大きな石があり、落石させないように慎重に登る。

9/15 4:39

東の空がオレンジ色になりボンヤリと周辺が見えてきた。

9/15 4:40

うっすらとオベリスク（地蔵仏）が浮かんできた。

9/15 4:47

振り返ると絶景！

9/15 4:48

9/15 4:50

そんそん明るくなってゆく

9/15 4:53

蟻地獄に悪戦苦闘。尾根に立つ。

9/15 4:54

観音岳の左肩に富士山だぁ♪

9/15 4:55

雲海の上に甲斐駒！！！

9/15 4:55

中秋の名月
贅沢！贅沢！

9/15 4:58

日出前の甲斐駒
雲海がなんとも綺麗

9/15 5:02

名月と共にご来光を待つ

9/15 5:02

9/15 5:03

9/15 5:08

賽の河原に移動

9/15 5:09

賽の河原の奥に甲斐駒

9/15 5:09

細君はまだ甲斐駒には登っていなかったっけ？

9/15 5:17

ご来光直前のオベリスク
八が岳と奥秩父の山々

9/15 5:21

高嶺と月

9/15 5:22

静かに時がカウントダウン
日の出を待つ事がこんなに大切に思えるなんて・・・

9/15 5:24

9/15 5:25

おはよう！

9/15 5:26

北岳の頂が輝きだした

9/15 5:27

9/15 5:27

9/15 5:27

9/15 5:28

どんどん昇り続ける太陽

9/15 5:30

周辺の山々の表情を劇的に変化してゆく

9/15 5:30

9/15 5:30

9/15 5:31

9/15 5:32

間ノ岳も輝いている

9/15 5:32

9/15 5:34

9/15 5:35

9/15 5:37

雲海が低くなり甲斐駒の裾野が広がる
北アルプスの山々も見えてきた

9/15 5:38

穂高〜槍ケ岳

9/15 5:39

中秋の月と高嶺と仙丈ヶ岳

9/15 5:41

日の出から約20分。ヘッドライトをいらなくなるほど明るくなった

9/15 5:45

オヤ？
オコジョも！こんな高山でもいるんだ！

9/15 5:53

絶景をおかずに鳳凰小屋のお弁当を食べる

9/15 5:55

9/15 6:10

北岳

9/15 6:10

間ノ岳

9/15 6:11

農鳥岳

9/15 6:11

高嶺　2779.1m

9/15 6:13

そしてオベリスク

9/15 6:15

白鳳三山（北岳・間ノ岳・農鳥岳）

9/15 6:20

北岳の肩の小屋のテン場が見えた

9/15 6:21

夢のような全景に感謝

9/15 6:29

ホウオウシャジン

9/15 6:30

右に南アルプスの絶景を見ながら観音岳を目指す

9/15 6:30

9/15 6:33

タカネビランジ

9/15 6:35

9/15 6:36

振り返るのも大事
オベリスクと八が岳

9/15 6:38

観音岳

9/15 6:40

9/15 6:43

9/15 6:43

9/15 6:45

花崗岩の大地で燕岳のようなイルカがいっぱい居る

9/15 6:47

9/15 6:49

イルカだよなぁ・・・

9/15 6:50

9/15 6:53

数年前の南アルプス縦走が甦る

9/15 6:54

9/15 6:55

9/15 6:58

9/15 7:10

9/15 7:11

よーこさん達が楽しんでした木馬がこれだ！

9/15 7:14

白鳳三山と木馬

9/15 7:15

北岳〜間ノ岳〜仙塩尾根〜

9/15 7:18

9/15 7:20

観音岳と鳳凰小屋分岐が見えた

9/15 7:21

9/15 7:22

9/15 7:24

分岐
眩しい！

9/15 7:27

9/15 7:27

雲海が消え、下界が良く見えてきた

9/15 7:35

9/15 7:48

9/15 7:54

高度を上げていくと甲斐駒も現われた

9/15 7:54

9/15 7:55

甲斐駒は勇ましいなぁ

9/15 7:57

観音岳
まだまだ遠くに感じた

9/15 7:58

うぉ！富士山だぁ

9/15 7:59

9/15 7:59

9/15 8:06

薬師岳が見えてきた

9/15 8:07

観音岳山頂！

9/15 8:09

9/15 8:09

9/15 8:10

9/15 8:12

9/15 8:12

9/15 8:13

9/15 8:13

9/15 8:13

9/15 8:14

9/15 8:16

9/15 8:18

富士山の魅力って,裾野の曲線だなぁ

9/15 8:19

八が岳
また登りたくなってしまう

9/15 8:19

地蔵岳の蟻地獄の急登とオベリクス
絶景だよ

9/15 8:19

勇ましい詩型の甲斐駒ケ岳

9/15 8:20

北アルプス

9/15 8:20

後ろ立山の山々

9/15 8:27

薬師岳へ

9/15 8:32

贅沢な気分でルンルン

9/15 8:33

9/15 8:35

仙丈ヶ岳と観音岳

9/15 8:47

薬師岳と富士山

9/15 8:51

9/15 8:52

9/15 8:53

9/15 8:53

9/15 8:53

9/15 8:57

薬師岳

9/15 8:59

・・・富士山・・・です

9/15 9:00

雲ひとつない好天

9/15 9:03

9/15 9:16

9/15 9:17

薬師小屋と富士山

9/15 9:18

9/15 9:24

9/15 9:25

富士山をしっかり見納めて下山

9/15 10:09

皆さん、色々なポーズでやります。

9/15 10:35

中道コースは薬師岳から青木鉱泉まで標高差約1600mを根っ子と岩の急坂を一気に下る。

9/15 10:38

苔むした樹林が続く。

9/15 10:59

9/15 11:06

急坂が終ると熊笹の登山道が長く続く

9/15 11:29

林道分岐から標高差約300mの桧林の急坂を下る。
膝に違和感を感じてきた

9/15 12:32

9/15 12:42

9/15 12:44

9/15 12:44

ヤレヤレ・・・・300m下った。
千葉と埼玉から来られた方と楽しく会話しながら林道歩きをして青木鉱泉に向かう

9/15 13:17

青木鉱泉に向かう新ルートは川を渡る

9/15 13:19

対岸に渡り堤防を登ると青木鉱泉

9/15 17:23

宿泊は別棟の2階に案内された。2日ぶりに湯に浸かってから部屋で夕飯を待つ。

9/15 17:28

17時に本館で夕食。

9/15 17:43

重厚な佇まいに感動する。

9/15 17:57

9/15 17:58

お風呂の脇の路地を奥に進むと別館。
今宵は青木鉱泉でまったりして、明日は大菩薩嶺に向かい帰宅する

撮影機器：

KYY24 KYOCERA

E-M10 Mark III OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

備考

山小屋宿泊だったのでガスカートリッジを持たなかった。特に朝は暖かい飲み物が必要。あとは胃腸が弱く、下痢止め薬を忘れてしまった。

感想

redtalecat

数年前に4泊5日の日程で北岳から間ノ岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を縦走した。その時から鳳凰三山に登りたい思いがあり、今回挑むことができた。
登山では雨だけは避けたい願は常々だが、この日ほど晴天に恵まれた事は好運としか言えない。
風もなく、展望台のような眺望の良い尾根歩きを満喫できた。
細君も頑張った！