【あの頂へ】槍ヶ岳 上高地からピストン

2019年09月24日(火) ~ 2019年09月26日(木)

• GPS: 45:44
• 距離: 46.1km
• 登り: 2,217m
• 下り: 2,214m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:23

距離 8.7km 登り 92m 下り 38m

15:59 無料トイレ
16:06 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
16:36 明神館
16:40 徳本口(徳本峠分岐)
17:15 17:16 徳沢公衆トイレ
17:22 徳澤園

2日目

• 山行: 7:34
• 休憩: 3:53
• 合計: 11:27

距離 16.6km 登り 1,858m 下り 337m

4:50 徳澤園
5:00 5:08 徳沢公衆トイレ
5:10 5:26 徳澤園
5:39 新村橋(パノラマ分岐)
6:23 6:25 横尾 (横尾山荘)
6:59 槍見河原
7:08 7:09 一ノ俣
7:15 二ノ俣
7:37 7:51 槍沢ロッヂ
8:23 赤沢岩小屋（ババ平）
8:50 8:53 槍沢大曲り
9:39 9:45 槍沢・天狗原分岐
10:51 10:52 坊主岩屋下
11:26 11:46 ヒュッテ大槍
12:32 14:43 槍ヶ岳山荘
14:52 15:23 槍ヶ岳
16:17 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:29

距離 20.7km 登り 262m 下り 1,785m

6:11 槍ヶ岳山荘
6:20 6:59 槍ヶ岳
7:07 8:02 槍ヶ岳山荘
8:30 播隆窟
8:34 8:35 坊主岩屋下
9:09 槍沢・天狗原分岐
9:32 9:33 槍沢大曲り
9:52 赤沢岩小屋（ババ平）
10:13 10:23 槍沢ロッヂ
10:43 二ノ俣
10:49 10:50 一ノ俣
10:57 槍見河原
11:31 11:33 横尾 (横尾山荘)
12:08 12:10 新村橋(パノラマ分岐)
12:20 徳澤園
12:57 12:58 徳本口(徳本峠分岐)
13:02 明神館
13:29 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:36 13:37 河童橋
13:40 上高地バスターミナル

天候

24日　小雨から夜半に本降り
25日　朝から快晴　午後にはガス
26日　快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路：岡谷から20号 日本アルプスサラダ街道 アルプスグリーン道路 158号
駐車場：沢渡の梓駐車場1日600円
バス：沢渡大橋〜上高地BT 往復2050円
復路：158号から松本IC〜高井戸IC 渋滞なし

コース状況／危険箇所等

ひたすら長いがよく整備されていて歩きやすい登山道

その他周辺情報

入山前も下山後も長野のローカルチェーン「テンホウ」でお食事

西友塩尻店（24時間営業）にて食材買い出し

コンビニは新島々のセブンが最終だが遅い時間に行ったらおにぎりやらパンやら全滅でした

お風呂はさわんど温泉 梓湖畔の湯 大人730円 小さめだが熱くていいお湯

写真

9/24 12:26

1日遅れのお彼岸ということで地元に来たら餃子半額の日。もちろんバンチーと餃子決めてからお墓まいり。

9/24 15:32

色々準備して遅めの入山。

9/24 15:22

太陽は出ているも小雨模様の沢渡からバスで。

9/24 16:04

上高地へ。やはり小雨模様。

9/24 16:00

河童橋もこんな有様。

9/24 16:14

小梨平でキャンプと思ったがサルも多いし時間も早いしもう少し奥まで行こう。

9/24 16:47

明神館通過。

9/24 16:51

徳本峠越えはいつかやりたいルートの一つ。

9/24 17:01

ツチグリびっしり。

9/24 17:26

ロッジを通過して。

9/24 17:43

担いできたビールをせせらぎで冷やして。

9/24 17:54

徳澤園に幕営。ちょうど雨も上がってナイスタイミング。

9/24 18:05

生野菜にお惣菜でビール。キャンペーンとかでカレーメシもらった。

9/24 18:20

明日は晴れるかな？

9/24 20:22

寝る前に河原に出て少し撮影。

9/24 20:33

雲の合間からかろうじて夏の大三角形。

9/25 5:37

徳澤園の朝。少しガスっぽい。

9/25 5:51

すぐに新村橋。この先で雷鳥が一羽横切った。

9/25 6:08

染まる前穂。いい予感。

9/25 6:36

横尾大橋。これは晴れるなと確信。

9/25 6:51

ノコンギクたくさん。

9/25 7:01

せせらぎシャー。

9/25 7:44

ほんのり秋めいたブナの森。

9/25 7:49

槍澤ロッジで汗だくなインナーを脱ぐ。

9/25 8:09

アキノキリンソウも終わりかけ。

9/25 8:12

槍見岩に乗ったら穂先がにょん。

9/25 8:17

着実に来てますな。

9/25 8:35

ババ平。ここもいいテント場。

9/25 8:36

冷たい水がジャージャーと出ている。

9/25 8:40

これはもう当たりを引いた気しかしない。

9/25 9:02

大曲。ここからは上り坂。

9/25 9:12

槍澤どーん！

9/25 9:15

ヤマハハコ。

9/25 9:18

あの巨岩の上が天狗池か？

9/25 9:24

振り返って西岳。

9/25 9:30

そーらにーあーこーがれてー。

9/25 9:56

秋のコントラスト。

9/25 9:57

天狗原への分岐。槍はまだ見えない。

9/25 10:04

梓川の源流。

9/25 10:27

持って来た水を入れ替え。冷たくて美味しい。

9/25 10:30

みなさんお昼休憩。

9/25 10:48

ガレ沢を整備する槍ヶ岳山荘スタッフ。頭が下がります。

9/25 11:02

槍。居た。

9/25 11:07

振り向けば常念。

9/25 11:07

鼻血の出そうなフォルム。

9/25 11:10

プライマルスクリーム。

9/25 11:19

この夏を乗り切った雪渓。

9/25 11:23

大岩が迫ってくる。

9/25 11:38

途中で気づいたが殺生ヒュッテじゃない方に登っていた。まあいいか。

9/25 11:42

だって振り返ったらこの絶景。

9/25 11:42

なんかの表紙に使えそうなやつじゃん。

9/25 11:42

槍ヶ岳は東鎌尾根から見るのが一番かっこいい（断言）。

9/25 11:46

ヒュッテ大槍。ここも素晴らしい。

9/25 11:48

裏手には西岳に向かう道。

9/25 11:48

大天井岳に。

9/25 11:48

燕岳に。

9/25 11:48

餓鬼岳。

9/25 11:49

烏帽子岳から先は雲の中。

9/25 11:53

広角で大喰岳から槍ヶ岳。

9/25 12:05

見惚れるフォルム。

9/25 12:05

本日の目的地。

9/25 12:06

三俣蓮華鷲羽水晶。本当だったらあそこに...

9/25 12:08

穂先にズーム。

9/25 12:17

殺生ヒュッテ。

9/25 12:26

ドドンと正面。

9/25 12:27

草黄葉に槍が映える。

9/25 12:40

最後の分岐はイカしたキャップをかぶっていた。

9/25 12:43

槍ヶ岳山荘に到着。

9/25 13:58

あららガスが。

9/25 13:59

とりあえず幕営。昨日の雨と汗で湿ったものを全て干す。

9/25 14:00

テントサイト「E」はこの立地。

9/25 14:05

何はともあれ至福の時間。

9/25 14:51

テントサイト覗きに行ったり。

9/25 15:00

ビールも飲んでしまったし。とりあえず登ってみるか。

9/25 15:14

山頂。周りはガスだらけ。

9/25 15:21

ってことは？

9/25 15:21

ブロッケン！

9/25 15:22

我が家に帰ろう。

9/25 15:49

テント場クッキング。おなじみのズッキーニと豆とソーセージをトマトソースで煮るやつ。

9/25 16:14

槍を眺めながら最上級のディナー。

9/25 16:40

小槍に取り付いてる方もいた。

9/25 16:59

大関御嶽海！

9/25 17:35

マジックアワー待ち。

9/25 17:41

徐々に暮れて。

9/25 17:43

西の奥に見えるは白山。

9/25 17:54

雲が厚くて焼けはこんなもの。

9/25 17:56

ドラマチックサンセット。

9/25 18:08

暮れなずむ空に何思うや。

9/25 18:18

とっぷり。

9/25 21:22

21時に再び撮影。テント前から。

9/25 21:28

山荘前で槍とカシオペア。

9/25 21:38

槍に降る天の川。

9/25 21:40

山荘と銀河。

9/25 21:41

槍の懐からカシオペア。

9/25 21:45

下界の明かりに浮かぶ山荘。

9/25 21:53

槍とプレヤデス。

9/25 21:56

この辺りでバッテリーが冷えすぎて死ぬ。

9/26 5:33

翌朝テントを出ると早くも。

9/26 5:32

サンライズモーメント。

9/26 5:37

はじまるよ。

9/26 5:42

あのあたりか。

9/26 5:44

ギャラリーも続々と。

9/26 5:46

来ました。

9/26 5:49

槍と朝陽。

9/26 5:51

昇る。

9/26 5:52

小屋も染まる。

9/26 6:00

雲いにまごう八ヶ岳。

9/26 6:04

雲ノ平方面。

9/26 6:06

笠ヶ岳と白山。

9/26 6:09

なんて撮影していたら足元で...

9/26 6:11

イワヒバリが朝の集会を始めた。

9/26 6:12

いい声で鳴いている。

9/26 6:13

寒かったけど最高のテント場でした。

9/26 6:15

完全に朝。

9/26 6:15

草黄葉もキラキラ。

9/26 6:14

朝から登頂の皆さん。

9/26 6:24

立山と劔まで見える。

9/26 6:30

では朝の渋滞を上がってみますか。

9/26 6:48

影槍クッキリ。

9/26 6:48

笠ヶ岳山荘もよく見える。

9/26 6:48

焼岳。

9/26 6:48

御嶽と乗鞍の縦並び。

9/26 6:48

奥穂高。奥にはジャンダルムも。

9/26 6:48

北穂山荘もよく見える。

9/26 6:49

ギザギザは前穂高。

9/26 6:49

富士山と南プス。

9/26 6:49

中央アルプス。

9/26 6:51

燕大天井常念。

9/26 6:51

火打妙高。黒姫も。

9/26 6:56

広角でドーン。

9/26 6:57

太陽キラーン。

9/26 6:58

山荘から劔までぐるり。

9/26 7:03

マイテントと山荘。さて下りますか。

9/26 7:18

風も穏やかに。

9/26 8:11

下山開始。

9/26 8:14

今日は間違えず真っ直ぐ降下。

9/26 8:21

後ろ髪引かれつつ。

9/26 8:28

殺生ヒュッテはスルー。

9/26 8:41

昨日登ったのはあのつづら折れ。

9/26 8:42

播磨窟と槍。

9/26 8:45

この分岐を見落としたんだな。正解。

9/26 8:54

西岳の奥に常念と蝶。

9/26 9:04

天狗池はまたの機会に。

9/26 9:12

ナナカマド綺麗だななんて思っていたら足元で何かの気配...

9/26 9:14

オコジョ！

9/26 9:14

慌ててシャッター切るもまったくフォーカス合わず。すばしこいなあ。

9/26 9:16

初のオコジョ遭遇にニッコニコで下山路。

9/26 10:03

ババ平は本日も盛況。

9/26 10:20

鮮やかに赤く。

9/26 10:24

槍澤ロッジからも一箇所だけ槍が覗けるポイントがあります。

9/26 10:35

昨日テント場で一緒だった方と軽くおしゃべり。

9/26 10:43

蝶ヶ岳に見守られながら。

9/26 10:46

気持ちのいい沢筋歩き。

9/26 10:53

驚くほど透明な水。

9/26 11:03

苔の上にハイマツぼっくり。

9/26 11:30

気持ちのいい森歩き。

9/26 11:35

屏風岩の奥に北穂。

9/26 11:42

横尾はたくさんの人で溢れていた。

9/26 11:45

ここもいいテント場だね。

9/26 12:20

新村橋にちょっと乗ってみた。

9/26 12:21

橋の上から。

9/26 12:32

おとといのお宿。

9/26 12:37

星空撮影地。

9/26 12:53

池に映る空。

9/26 13:02

前穂眺めつつテクテク。

9/26 13:45

霞沢もいつかは。

9/26 13:46

水草も美しく。

9/26 13:47

河童橋。

9/26 13:48

今日はよく見える。

9/26 13:53

ちょうどバスが来たのでダイレクトイン。

9/26 14:59

久しぶりの風呂でさっぱり。

9/26 15:54

下山後はテンホウ梓川店。友人が言っていたソースカツ丼セットが気になって。

9/26 16:24

振り返ると梓川越しに上高地方面が神々しく輝いていた。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

iPhone XS Apple

感想

otkme

夏休み後半を手前に少し嫌な気分になった。

確かに言われた通りなのだが、気分はモヤモヤ、モヤモヤ。そんな気持ちのまま父母のお墓に手を合わせ、未踏だったあの頂へ。
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小雨の上高地に一泊。夜半にざざーっと強い雨音がテントを叩く。

しかし一晩明けてみれば晴れ渡る青空にピンっと尖った槍の岩峰。うっすらと黄葉した森、頬を撫でる風も穏やか。ずんずんと距離を詰める。

暮れなずむ槍、降るような星空、神々しいまでの朝日。よく晴れた山頂からは周辺全ての山が一望。モヤモヤも一気に吹っ飛ぶ。

下山路では初めてのオコジョと遭遇。山の神様もなんだか軽く背中を押してくれている。そんな予感。
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少しだけ軌道修正。晴れない山はない。

今はじっとビパーク。少しだけ時間が経てば、空も晴れていい風が吹き、最高の景色が見えてくるはず。