鳳凰三山(夜叉神峠)
- GPS
- 09:57
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 1,795m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは広河原からバスで甲府駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
森歩き、ガレ場歩き、稜線歩き、白鳳峠から広河原の間にハシゴあり |
写真
感想
今回は初めての縦走で友達と一泊2日鳳凰三山へ。
JR中央線と甲府駅からバスで夜叉神登山口まで、移動時間総計4h30min.
1日目は10:30スタートで薬師岳小屋を目指す。もうだいぶ涼しくなってるかと思いきや、下の方は暑い暑い、紅葉も全然まだ。
私たちがバス停から登り始めようとしたところ、おもむろに手ぶらの爺ちゃんが「じゃあ俺も登ろうかな」と同行することに。!?と思ったものの、話を聞いてるとまあ面白い。どこかの山に登ろうとしたものの、何かが妨げとなって諦めてこっちに来るだけ来たらしい(ごめん爺ちゃんほとんど話を覚えていない…)。
夜叉神峠で爺ちゃんと別れ、ここからは長いダラダラ登りである旨教わった。夜叉神峠〜杖立峠〜苺平は森林の中をひたすら登る。基本的に目ぼしいスポットはなかったが、黙々と歩いていたら二頭の鹿に遭遇!こちらが近づいたらドドッドドッと駆けて行った。大きかった。
南御室小屋に着いたところ「薬師小屋に水場なし」の看板を見て、ここで水を補充させてもらった。水場でよく冷えている缶ビールを見てグッとこらえ、最後のラストスパート薬師岳小屋を目指す。
南御室小屋から薬師岳小屋までは1hほどで行けたが、意外と急できつかった。砂山の上から小屋が見えたとき、あそこまで下りるのダルいとかなんとか言いながら、無事薬師岳小屋に到着。
小屋は2年前に改修したばかりでとても綺麗。2人で来た私たちには、カーテンと板で仕切られた寝床を充てがわれた、快適。ただ、水が通っていないので、洗面等に限られた飲み水をチマッと使うのはやむを得ない。
2日目は5:00に起きて、5:30の日の出を見にちょいと昨日の砂山に登りに行った。御来光って、もっと仰々しいところで見るのかと思っていたが、小屋からすぐのところでも十分堪能できた。雲海が広がる中から富士山が顔を覗かせ、その少し離れたところから橙色の大きな太陽がゆっくりと昇っていった。
小屋で朝食を食べてから6:20ごろスタート。天気は快晴で、遠くの山々までくっきり良く見渡せた。鳳凰三山の3つの山頂を経て、稜線歩きを満喫。途中、印を見失ってコースアウトしそうになったが、大事には至らず登山道を歩き続けた。
稜線を歩いていたところ、目の前を黒と白の斑ら模様の鳥が優雅に横切った!あれはもしや雷鳥?きっと雷鳥。
天気も良かったので稜線歩きはとっても好調、風が涼しくいい気持ち。ところが、高嶺を過ぎて白鳳峠を越した辺りから足元が危なくなってきた。
ガレ場はいいが、森林の斜面をひたすら下るのはしんどかった。疲れてきて足がふにゃふにゃしている中、景色はずっと変化なく気を抜くと木の根や小石で滑りそうになる。かれこれそんな道を2h近く、今回一辛かったとこかもしれない。
綺麗な景色を見ながら三山制覇し、とても良い思い出になった。現役大学生とデスクワークおばさんとでは、登りの身軽さが違うことも、いい勉強になったとさ。笑
鳳凰三山?地蔵岳はどうしたの
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