リハビリ山行34〜御嶽山 慰霊登山〜
- GPS
- 10:54
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,721m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:48
天候 | 曇り一時雨 …雨? ガスの中での結露雨だな。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
チェストバッグ
長袖シャツ
長袖インナー
レインウェア
タイツ
帽子
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
非常食
行動食
ドンジョイ
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感想
あの日から五年の時が経ち剣が峰までのルートが開けられた御嶽山。
自分の心のけじめをつけるために行って来ました。
自分はヤマに向かう時、心の片隅に死ぬ覚悟をしています。
たとえハイキング程度の低山であっても、穏やかな季節であっても万が一があれば死ぬ、それがヤマだと覚悟しています。
実際2回、生死の岐路を経験しています。
では、ヤマで死んでも仕方が無いと思っているか、と言うともちろん違います。
何が何でも生きて帰る、全ての登山の最終目標は無事下山、それが私のヤマのポリシーです。
しかし、一歩間違えばどんなイージーな山でも簡単に死ぬ。
それがヤマです。
でもきっと、63名の方々で死の覚悟を少しでも持っていた方は居なかったのではないでしょうか。
それを思うと、彼らの無念は計り知れず、また残されたご家族や近しい方々の悲しみを思うと私と息子が未だ登山を続けている事が申し訳なく思います。
もしも、私が山で死んだら、あの世で63名の方々から凄く叱られるんだろうな。
「私たちの死で、「山は危ない、死ぬかもしれないから来てはいけない」と学べなかったのか!」と。
ごめんなさい。
止められません。
死を感じるからこそ、生きている実感があります。
だから私は山で死なないように全力を尽くします。
そう想いながら、手を合わせてきました。
追記:五年前のあの日、噴火警戒レベルは1であり、何の予兆も無く噴火が起きました。
昨日も同様に噴火警戒レベル1で、噴火の予兆はありませんでした。
昨日もあの日も条件に差はありませんでした。
つまり、昨日噴火しても何も不思議は無かったのです。
でも、山頂付近で散見されたのは、あの日の出来事は過去の事、自分とは関係無いと思っているであろう登山者の姿。
行動や持ち物を見れば、なんとなく伝わってきます。
日記に規制が云々と書きましたが、規制すべきは意識の低い登山者(彼らを「登山者」と呼びたく無いが)ではなかろうか。
…自己責任、と言えばそれまでだが63名の方々の無念を思うと心が痛む。
反面、ホームセンターなどで入手できる工事用安全帽(2000円くらい)や、自転車用ヘルメットを着用している登山者の姿も。
意識を持って「御嶽山だから」と用意されていたと思われます。
立派な心構えだと感心しました。
今回のレコ感想について、どなたからかご意見あるかも?と思いますが、その際はメッセージからお願いします。
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