北岳日帰りピストン キタダケソウとの出会い♪
- GPS
- 08:40
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,868m
コースタイム
合計時間8時間40分(うち歩行時間7時間23分)
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・広河原から白根御池小屋までは湿った樹林帯が続く。一部道が濡れていたり、木の根が露出しているので注意必要。 ・白根御池小屋の先、小太郎尾根分岐には腐れ雪があるが、アイゼンなどは必要ない。 ・温泉は桃の木温泉。源泉かけ流しでぬるぬるしていた。値段が1,000円。場所は芦安駐車場から戻るときに櫛形山方向の案内に入って5分程度。 |
写真
感想
今回は念願の北岳に行きました。昨年秋に鳳凰三山に登ったときに見た北岳のどっしりした山容に興味を持ち、少しずれましたがキタダケソウの時期でもあるので、この時期に行きました。あいにく天気は曇ったままの一日でしたが、山頂付近に群生している花々、尾根からの景色を見ることができ、充実感たっぷりの山行でした。
咲いている花々や天気はよくないものの尾根沿いの景色に満たされ、イワヒバリの泣き声ほかに耳で反応し、山頂から肩の小屋まで着いたときの一杯の水がおいしく、小屋の中の会話を楽しむことができました!
一方で、ハクサンイチゲとキタダケソウの違いを予習していなかったので、興味本位で行った吊尾根で苦労したこと、バス時間をきちんと把握していなかったのでペースアップしたもののバス発車後で1時間待ちになったことなど、事前の準備はダメダメでした。。
とはいうものの、ひととおり周った記録を記します。以下コース毎のメモです。
(水場)
・白根御池小屋ならびに肩の小屋に飲料用の水があります。私は水場をあまり考えずペットボトルをしっかり持参しましたが、適宜補充できるので(肩の小屋は1ℓ100円)全量準備する必要はなさそうです。
(コース)
々河原〜白根御池小屋
まず、現時点でルート制限があり、山頂を目指すにはこのルートを通る必要があります。道は樹林帯の中を粛々と登ります。途中が結構急な登りで前半から疲れます。案内板にあと何分といったメモ書きがあり、そのメッセージを見ながら登っていきます。
白根御池小屋〜小太郎尾根分岐
途中まで直登りの結構急な道、途中から九十九折りの道になりますが500mほどの標高をここで稼ぎます。二俣分岐あたりまで出てくるともうすぐ小太郎尾根分岐になります。
小太郎尾根〜肩の小屋
尾根に出ると風があるので寒く感じます。この時期でも2枚ではさすがに厳しく、合羽を羽織りました。道はそれまでと違い、非常に歩きやすい道です。景色もよく疲れはあまり感じません。肩の小屋が見えないので心配になりますがテン場とかにあと2分といった案内があり、その先がすぐ小屋になります。
じの小屋〜山頂
荷物が多い場合は小屋でデポできるかと思います。カメラと飲料持って目指すと良いかと思います。岩場の●印や矢印をきちんと見ていけば心配ないと思います。山頂に辿り着いたときは結構それまでは長く感じたので達成感で満たされました。
初めて行かれる方は前半部分が急なのであまりペースをあげずに登るとよいでしょう。日帰りで登る方は平日と土日で時間差が多少ありますが12時までに山頂に着く時間で考えておく必要があります。
キタダケソウは違いをきちんとわかっていなかったので苦労しました。小屋のお兄さんと話したところ、ハクサンイチゲが咲く今の時期よりも早く6月の中旬あたりであればまだキタダケソウしか咲いていないのでそれらしいのを見つければ違いを気にしなくてもよいのではとのことでした。ただし南アルプス林道のバス便はない時期なので、伊那方面から北沢峠へバス移動し、そこから歩く方法になりますが・・ちなみに肩の小屋のお兄さん(ご主人の息子さん)は今年から小屋に入っているそうですがなかなかのイケメン兄さんでした。小屋準備は6月初旬から広河原からヘリで小屋へ移動し、建物も含め雪深いところを小屋が中旬にはあけれるように準備されたそうです。こうして小屋があることで安心して歩けるのも小屋の皆さんのおかげです。感謝!
今回は予習不足が痛かったですが、今度はもう少し予習して語れる程度にはして行けるようにしたいと思います。次なるターゲットは、尾瀬のニッコウキスゲ&至仏山または北アルプスデビューを果たしたいです。
また、7/14は小屋泊予約はすでに一杯入っているそうで、これから計画立てる方はご注意ください。
zucchi
見事目標の北岳登頂、おめでとうございます
私も昨年同時期キタダケソウの特徴をインプットしないで
白い花をキョロキョロ探しながら北岳登りました。
肩の小屋で会った方に図鑑を見せて頂き、
葉の形を理解したので何とか見つけることが出来ましたが、
ハクサンイチゲとキタダケソウを花だけで判別するのは
まず無理ですよね
>次なるターゲットは、尾瀬のニッコウキスゲ
私もニッコウキスゲは是非見てみたいと思っています。
ろくに植物のことなどわかっていない私ですが
何故かあの色には強く引き付けられます
では
muscatさん、こんにちは。いつもありがとうございます!
私だけでなかったんですね。何か安心しました〜
吊尾根から肩の小屋に戻ったときに昼食を食べながらそれぞれの特徴の話になり、汗汗でした。
ニッコウキスゲは昨年白山に行ったときに見て、真似するようなコメントになっちゃいますが、あの色が微妙に気になるんです。
尾瀬は昨年行っていないので、ぜひニッコウキスゲが咲いている時期に行ってみようと思います。
muscatさんのレコ拝見しました。北アの気になる山々のレコが掲載されているので、参考にさせていただきます。それにしても広い範囲 を攻めてますね。羨ましいです
zucchi
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