御嶽山 中の湯（黒沢口）から

2019年10月01日(火) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,256m
• 下り: 1,244m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:24

5:22 黒沢口六合目・中の湯
5:39 5:40 日野小屋跡
5:55 5:55 飯森小屋(八海山支店)
6:06 6:07 黒沢口七合目・行場山荘
6:56 6:56 黒沢口八合目・女人堂
7:44 7:44 石室山荘
7:55 7:58 覚明堂休泊所
8:01 8:03 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
8:06 8:06 黒沢十字路
8:35 8:36 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
8:36 8:36 剣ヶ峰山荘(旧：旭館)
8:46 8:47 黒沢十字路
8:51 8:52 覚明堂休泊所
8:57 8:57 石室山荘
9:35 9:40 黒沢口八合目・女人堂
10:13 10:14 黒沢口七合目・行場山荘
10:21 10:21 飯森小屋(八海山支店)
10:34 10:34 日野小屋跡
10:46 黒沢口六合目・中の湯

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は30台ほど。休日は混雑すると思われる。

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されている。2014年の噴火の記憶が新しく、多くの方がヘルメットを装着または持参していた。

写真

今日は念願の御嶽山。5時20分頃スタート

安全登山祈願をする。

御岳ロープウェイからの道と合流。

6時過ぎに7合目の行場山荘。名物”ちからもち“食べたかったな。

下界は雲海の下。中央アルプスが浮かびます。

傾斜が緩くなると風景が変わった。すごい青だ。

紅葉はもうすぐ終わりかな。

8合目に到着。本当に抜けるような青空だ。

8合目女人堂。営業しています。

乗鞍の後ろに北穂から奥穂。左肩には笠ヶ岳。

美しいですね。

振り返ると木曽谷は雲の下。中央アルプスの背後には南アルプス。　　　　

9合目石室山荘。車での移動を含め数時間で2800mまで上がってくるので、一番きついところ。

もうひと踏ん張りすると二ノ池。

10/1 8:19

御嶽頂上山荘。傷跡が痛々しい。

頂上直下にはシェルター。

銘文

折れた灯篭。

御嶽神社頂上奥社。合掌します。

登頂、誰もいない。静かだ。

三角点。今日はタッチではなく合掌。

二ノ池。昔の美しい姿に戻るのでしょうか。でもこれも自然の姿なのですね。

二ノ池をバックに北アルプス。

所々欠けている。登山者が増えて来たので下山します。

噴石がすごい。こんな噴石が降ってくるなんて恐ろしい。

二ノ池新館に行くつもりだったが、今日はパス。

斜面にはよく見ると樹木が燃えた跡が残っている。ハイマツであろうか。

10/1 9:31

少しガスってきた。この時間ロープウェイからの人が多く登ってくる。早く上がってよかった。

御嶽の神様今日はありがとうございました。

七合目行場山荘内部。人けが無い。

ロープウェイ方面への分岐。土日はすごい人なのでしょう。

帰りの車窓から。
御嶽山は今でも麓から頂上まで信仰が根付いている。その山に入るのだから登山者は謙虚な気持ちが必要ですね。

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

カズたたーん

あの噴火から今年（2019年）の9月28日で5年。ニュースに映ったあの日の映像は衝撃的であった。当時救助などには参加できなかったが、居ても立っても居られなくて数日後木曽駒ケ岳に登り、噴煙を上げる御嶽に向かって祈りを捧げた。
5年の歳月が経過し一部の登山道は期間限定で通行可能となったが（10月16日まで）、この風景を共有した登山愛好家の心から悲しい記憶が薄れることはないだろう。ご遺族の方には心からお悔やみ申し上げます。

今回は通行可能となった黒沢口登山道を中の湯駐車場から登ったが、あの日と同じように抜けるような青空であった。紅葉は盛りは終わったが、標高が低いところはまだまだこれから。
ロープウェイ利用の方は乗車時間中も楽しめるだろう。

黒沢口の登山道は標高差は有るものの、アップダウンは少なく登り一本やりなので、歩きやすい。ゆっくり上ればいつの間にか頂上。特に8合目まではあっという間。
ただ急傾斜になる8合目から9合目までの間隔が少し長く感じた。ここは踏ん張りどころ。
実はここ数週間過労により体調がすぐれず医者通いだったので、心配でゆっくり歩いた。結果として楽に登れ、景色も楽しめた。
最高点の剣ヶ峰には頂上奥社が鎮座し人も多いはずなので、頂上の景色を堪能したら、二ノ池周辺や8合目辺りでゆっくりするといいだろう。

念の為に、今シーズンの通行規制の一部解除は10月16日まで。基本は火口からおおむね1Km以内は立入禁止です。