9月3日
関西空港からキャセイパシフィックで出発
0
9/3 8:35
9月3日
関西空港からキャセイパシフィックで出発
香港空港で乗り継ぎ
関西空港からはキャセイパシフィックが最短で(ネパール航空を除く)カトマンズ入りできる
因みに香港からカトマンズまで毎日就航ではない
0
9/3 18:17
香港空港で乗り継ぎ
関西空港からはキャセイパシフィックが最短で(ネパール航空を除く)カトマンズ入りできる
因みに香港からカトマンズまで毎日就航ではない
カトマンズ空港到着
キャセイパシフィック(キャセイドラゴン)航空にて深夜カトマンズ空港到着
ホテルへ
2
9/3 21:26
カトマンズ空港到着
キャセイパシフィック(キャセイドラゴン)航空にて深夜カトマンズ空港到着
ホテルへ
Dendiシェルパと合流
Dendiがエクスペディションリーダー
今回は我がKland隊とAG隊がDendiをリーダーとして合同で行動
2
9/4 13:34
Dendiシェルパと合流
Dendiがエクスペディションリーダー
今回は我がKland隊とAG隊がDendiをリーダーとして合同で行動
9月4日
タメルの街
二日目は色々と買い出し
カトマンズ・タメル地区で高所登山に必要なものは総て調達できる
日本で購入するより殆どのブランド物は安い
1
9/4 18:44
9月4日
タメルの街
二日目は色々と買い出し
カトマンズ・タメル地区で高所登山に必要なものは総て調達できる
日本で購入するより殆どのブランド物は安い
9月5日
プジャ(祈祷)
安全登山語を祈願してもらう
2
9/5 8:22
9月5日
プジャ(祈祷)
安全登山語を祈願してもらう
聖水をいただき首にお守りのペンダントを付けてもらう
登山中はこのペンダントを外してはいけない
2
9/5 8:32
聖水をいただき首にお守りのペンダントを付けてもらう
登山中はこのペンダントを外してはいけない
ボダナート
高さ約36mのネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔(ストゥーパ)
皆で参拝
2
9/5 9:04
ボダナート
高さ約36mのネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔(ストゥーパ)
皆で参拝
パーミッション(登山許可書)を取得
2
9/5 11:37
パーミッション(登山許可書)を取得
9月6日
カトマンズ空港からヘリコプターでサマゴンへ移動
1
9/6 11:38
9月6日
カトマンズ空港からヘリコプターでサマゴンへ移動
サマゴン3500m到着
クルマを利用したルートだと4日かかるところを40分で到着
2
9/6 13:13
サマゴン3500m到着
クルマを利用したルートだと4日かかるところを40分で到着
ヘリコプター到着後サマゴンの街を散歩
いきなり3500mで休憩すると高山病になるので、先ずは街を散策
2
9/6 15:50
ヘリコプター到着後サマゴンの街を散歩
いきなり3500mで休憩すると高山病になるので、先ずは街を散策
9月7日
サマゴンの宿
電気は来ておらず太陽光発電で夜間の電気やWifiの電源を賄う
裏山を標高3900mまで散歩登山
0
9/7 7:03
9月7日
サマゴンの宿
電気は来ておらず太陽光発電で夜間の電気やWifiの電源を賄う
裏山を標高3900mまで散歩登山
マナスル登山ウェルカムパーティー
コックのニマさん手作りケーキ
1
9/7 18:58
マナスル登山ウェルカムパーティー
コックのニマさん手作りケーキ
マナスル登山の全スタッフ
シェルパ6名 コック2名 キッチンボーイ1名 ポーター1名
2
9/7 19:02
マナスル登山の全スタッフ
シェルパ6名 コック2名 キッチンボーイ1名 ポーター1名
9月8日
朝イチから共同装備重量計測
これら荷物をロバでベースキャンプへ荷揚げを行う
荷物を先に上げてシェルパ達が先行してベースキャンプ作りを始める
0
9/8 7:04
9月8日
朝イチから共同装備重量計測
これら荷物をロバでベースキャンプへ荷揚げを行う
荷物を先に上げてシェルパ達が先行してベースキャンプ作りを始める
サマゴンから高所順応散歩
4000m程度まで登る
2
9/8 10:29
サマゴンから高所順応散歩
4000m程度まで登る
サマゴンの丘4000m
2
9/8 12:21
サマゴンの丘4000m
サマゴンの丘の途中に寺院がある
街から毎日、信心深い人が参拝に来るそうだ
3
9/8 13:06
サマゴンの丘の途中に寺院がある
街から毎日、信心深い人が参拝に来るそうだ
ベースキャンプまで川を何回も渡る
このように立派な?橋もあるが渡渉も数か所る
2
9/8 14:13
ベースキャンプまで川を何回も渡る
このように立派な?橋もあるが渡渉も数か所る
9月9日
ベースキャンプ4800mへ出発
サマゴン3500mから1300m登ってベースキャンプへ
因みにこの段階で陸路で運ばれた僕の荷物は手許に届いていない
結果的にカトマンズから6日間かけて後日ベースキャンプへ直送された
2
9/9 8:45
9月9日
ベースキャンプ4800mへ出発
サマゴン3500mから1300m登ってベースキャンプへ
因みにこの段階で陸路で運ばれた僕の荷物は手許に届いていない
結果的にカトマンズから6日間かけて後日ベースキャンプへ直送された
ロバ
我々の荷物を運び上げる
標高5000mまではロバが活躍
この付近の登山道はロバの糞でドロドロ
1
9/9 10:55
ロバ
我々の荷物を運び上げる
標高5000mまではロバが活躍
この付近の登山道はロバの糞でドロドロ
渡渉
後日
独りで雨の中、ベースキャンプへ登り返すとき、増水しており、この場所での渡渉に苦労した
1
9/9 13:25
渡渉
後日
独りで雨の中、ベースキャンプへ登り返すとき、増水しており、この場所での渡渉に苦労した
目の前で氷河が次々と轟音をたてて崩落していく
後日、この場所の氷河は後退して無くなっていた
2
9/9 14:02
目の前で氷河が次々と轟音をたてて崩落していく
後日、この場所の氷河は後退して無くなっていた
ベースキャンプ(4800m)到着
1
9/9 15:55
ベースキャンプ(4800m)到着
9月10日 休息日
数少ないベースキャンプの晴れの光景
昼からは雨天
べースキャンプ滞在中の殆どは曇っており眺望が効かなかった
4
9/10 7:20
9月10日 休息日
数少ないベースキャンプの晴れの光景
昼からは雨天
べースキャンプ滞在中の殆どは曇っており眺望が効かなかった
ベースキャンプドームテント
後日の大雪でこのドームテントは破壊される
1
9/11 7:01
ベースキャンプドームテント
後日の大雪でこのドームテントは破壊される
9月11日 休息日
数少ない晴れのベースキャンプ(4800m)
他の日は日光が差し込まないのでソーラーパネル発電も殆どできず、多くのキャラバンが電気不足で悩まされる
1
9/11 9:32
9月11日 休息日
数少ない晴れのベースキャンプ(4800m)
他の日は日光が差し込まないのでソーラーパネル発電も殆どできず、多くのキャラバンが電気不足で悩まされる
プジャ(祈祷)
ベースキャンプでもプジャをしてもらう
このプジャ、4時間もかかり、祈祷してもらう我々も疲れた
2
9/11 9:57
プジャ(祈祷)
ベースキャンプでもプジャをしてもらう
このプジャ、4時間もかかり、祈祷してもらう我々も疲れた
祈祷中
最初はこのように全員で祈祷してもらっていたが15分もすれば集中力が切れてバラバラになった…
1
9/11 10:02
祈祷中
最初はこのように全員で祈祷してもらっていたが15分もすれば集中力が切れてバラバラになった…
聖水と首輪をはめてもらう
0
9/11 12:29
聖水と首輪をはめてもらう
プジャ記念撮影
1
9/11 12:35
プジャ記念撮影
9月12日
キャンプ1(5600m)へ高度順応登山
日帰りでキャンプ1へ登山
ガスガスの登山で眺望はなかった
キャンプ1にて暫しの休憩 ホンの一瞬の晴れ間の撮影
夕方ベースキャンプへ下山
0
9/12 14:50
9月12日
キャンプ1(5600m)へ高度順応登山
日帰りでキャンプ1へ登山
ガスガスの登山で眺望はなかった
キャンプ1にて暫しの休憩 ホンの一瞬の晴れ間の撮影
夕方ベースキャンプへ下山
クランポンポイント
ベースキャンプからここまではクランポンを利用しないので、下山時はここに残置された青コンテナにクランポンを収納する
0
9/12 16:14
クランポンポイント
ベースキャンプからここまではクランポンを利用しないので、下山時はここに残置された青コンテナにクランポンを収納する
9月13日 休息日
酸素ボンベ
一本5キロ
超軽量化の為隔壁が薄く、日本の保安基準に満たない
1
9/13 12:47
9月13日 休息日
酸素ボンベ
一本5キロ
超軽量化の為隔壁が薄く、日本の保安基準に満たない
9月14日
再度 キャンプ1(5600m)へ一泊二日の高所順応登山
当初の予定では二日目にキャンプ2まで行く予定だった
0
9/14 9:07
9月14日
再度 キャンプ1(5600m)へ一泊二日の高所順応登山
当初の予定では二日目にキャンプ2まで行く予定だった
ロープ場
ベースキャンプの直上に一か所ロープ場がある
この先はキャンプ1上部までこのようような場所はない
1
9/14 12:25
ロープ場
ベースキャンプの直上に一か所ロープ場がある
この先はキャンプ1上部までこのようような場所はない
ロープ場から広大なベースキャンプを振り返る
我々のテントサイトは見えない
1
9/14 12:30
ロープ場から広大なベースキャンプを振り返る
我々のテントサイトは見えない
キャンプ1(5600m)到着
曇天で全く展望はない
1
9/14 16:02
キャンプ1(5600m)到着
曇天で全く展望はない
9月15日
キャンプ1からキャンプ2を目指す
前夜 テント内で気管支炎になった
呼吸する際、気管支がヒリヒリと痛くなる
気管支炎のため咳も出始めた
咳止めを飲むと、副作用で吐き気がする
仕方ないので咳止めを止めてひたすら一晩耐える
寝起きの心拍数が140近くなり少し歩くだけで心臓バクバク
4
9/15 9:02
9月15日
キャンプ1からキャンプ2を目指す
前夜 テント内で気管支炎になった
呼吸する際、気管支がヒリヒリと痛くなる
気管支炎のため咳も出始めた
咳止めを飲むと、副作用で吐き気がする
仕方ないので咳止めを止めてひたすら一晩耐える
寝起きの心拍数が140近くなり少し歩くだけで心臓バクバク
キャンプ2を目指すが皆に付いて行くコトが出来ない
心臓がバクバクと動き苦しくて仕方がない
独りで頑張って12時まで登る
12時、標高6000m地点まで登り下山開始
降りは単独で快調に歩く
2
9/15 11:57
キャンプ2を目指すが皆に付いて行くコトが出来ない
心臓がバクバクと動き苦しくて仕方がない
独りで頑張って12時まで登る
12時、標高6000m地点まで登り下山開始
降りは単独で快調に歩く
山を独り駆け下りてベースキャンプへ
ベースキャンプ到着後キッチンテントに入り日本のインスタントラーメンを作ってもらう
日本の味が一番落ち着く
その後シャワーを浴びて気分サッパリ
1
9/15 15:08
山を独り駆け下りてベースキャンプへ
ベースキャンプ到着後キッチンテントに入り日本のインスタントラーメンを作ってもらう
日本の味が一番落ち着く
その後シャワーを浴びて気分サッパリ
9月16日 休息日
ベースキャンプ滞在中 Dendi隊に居るお客様のドクターAを呼ぶ声が聞こえた
僕がテントから顔を出すと急病人がダイニングテントへ運び込まれたとのコト
話を聞くと肺水腫のようだ
ダイニングへ行くと大柄の白人が酸素マスクを口にあて座っている
酸素を吸っているからだろう酸素飽和度は90台だが心拍数速く微熱、咳があり具合が悪そうだ
ドクターAが駆けつけ、検診、打診、ラ音の確認等を行う 僕は助手をする
患者いわく、キャンプ1(5600m)から調子が悪かったモノの皆には隠してキャンプ2(6300m)まで行って全く動けなくなったそうだ
彼に
「何か欲しい(飲食物)は無いか?」
と聞くと
「ホットレモンともう一度チャンスを…」
と言って大泣きし始めた
ホットレモンを飲みながら大男が全身を震わせ泣いている
彼の気持ちが痛い程判る
俺も一月のアコンカグアで同じように救出され飲食物を貰ってから嗚咽した。
俺も半泣きになりながら彼の肌をただただ擦り、慰めるしかなかった
ドクターAは直ぐにカトマンズへ降ろすように指示
ヘリコプターは悪天候で飛んで来れない。仕方がないので、彼はふらふらではあるが、歩いてサマゴン(3500m)へ下山していった
明日ヘリコプターでサマゴンからカトマンズへ運ばれる
夜 Dendiの機嫌がすこぶる良い
「明日、カトマンズから新鮮な野菜がいっぱい来るネ♥️」
「野菜いっぱい手配したね♥️」
「彼(急患)を迎えに来るヘリコプターにいっぱい荷物運んで来るネ♥️」
さすがDendi抜け目が無い(笑)
更に後日談
Da Dendi Sherpaが怒ってる
「野菜が盗まれた!」
「誰が盗んだ判ってる●●●●●●●だ!ロバが野菜をいっぱい持って上がって来た!」
「だけど仕方(証拠)が無い」
そりゃそうだ 野菜に名前は書いて無い…
3
9/17 18:33
9月16日 休息日
ベースキャンプ滞在中 Dendi隊に居るお客様のドクターAを呼ぶ声が聞こえた
僕がテントから顔を出すと急病人がダイニングテントへ運び込まれたとのコト
話を聞くと肺水腫のようだ
ダイニングへ行くと大柄の白人が酸素マスクを口にあて座っている
酸素を吸っているからだろう酸素飽和度は90台だが心拍数速く微熱、咳があり具合が悪そうだ
ドクターAが駆けつけ、検診、打診、ラ音の確認等を行う 僕は助手をする
患者いわく、キャンプ1(5600m)から調子が悪かったモノの皆には隠してキャンプ2(6300m)まで行って全く動けなくなったそうだ
彼に
「何か欲しい(飲食物)は無いか?」
と聞くと
「ホットレモンともう一度チャンスを…」
と言って大泣きし始めた
ホットレモンを飲みながら大男が全身を震わせ泣いている
彼の気持ちが痛い程判る
俺も一月のアコンカグアで同じように救出され飲食物を貰ってから嗚咽した。
俺も半泣きになりながら彼の肌をただただ擦り、慰めるしかなかった
ドクターAは直ぐにカトマンズへ降ろすように指示
ヘリコプターは悪天候で飛んで来れない。仕方がないので、彼はふらふらではあるが、歩いてサマゴン(3500m)へ下山していった
明日ヘリコプターでサマゴンからカトマンズへ運ばれる
夜 Dendiの機嫌がすこぶる良い
「明日、カトマンズから新鮮な野菜がいっぱい来るネ♥️」
「野菜いっぱい手配したね♥️」
「彼(急患)を迎えに来るヘリコプターにいっぱい荷物運んで来るネ♥️」
さすがDendi抜け目が無い(笑)
更に後日談
Da Dendi Sherpaが怒ってる
「野菜が盗まれた!」
「誰が盗んだ判ってる●●●●●●●だ!ロバが野菜をいっぱい持って上がって来た!」
「だけど仕方(証拠)が無い」
そりゃそうだ 野菜に名前は書いて無い…
9月18日
雪が降った
今日か明日あたり、キャンプ3まで順応登山へ出かけようと予定されていたが,雪が降った直後は雪崩の危険があるため3日間は行動停止
他の隊も含めみなベースキャンプで足止めを喰らう
2
9/18 6:35
9月18日
雪が降った
今日か明日あたり、キャンプ3まで順応登山へ出かけようと予定されていたが,雪が降った直後は雪崩の危険があるため3日間は行動停止
他の隊も含めみなベースキャンプで足止めを喰らう
9月19日
深夜大雪が降った
朝イチからシェルパ達総出で雪かき
シャベルが無いのでシェルパ達はお盆で雪かき
1
9/19 7:51
9月19日
深夜大雪が降った
朝イチからシェルパ達総出で雪かき
シャベルが無いのでシェルパ達はお盆で雪かき
雪が積もれば自然と雪合戦がアチコチで始まる
2
9/19 7:53
雪が積もれば自然と雪合戦がアチコチで始まる
シェルパの雪かき
仕事なのか遊びなのか?みんな、シェルパ達はとても楽しそう
1
9/19 8:00
シェルパの雪かき
仕事なのか遊びなのか?みんな、シェルパ達はとても楽しそう
野口隊と記念撮影
昨日9月18日、野口健氏がベースキャンプへ登ってきたと聞いたので挨拶へ
彼らは当初10月5日登頂予定だった
5
9/19 10:27
野口隊と記念撮影
昨日9月18日、野口健氏がベースキャンプへ登ってきたと聞いたので挨拶へ
彼らは当初10月5日登頂予定だった
ポータと一緒に下山
大雪が降ったので3日間は行動停止
濃い空気を吸って高所衰退した身体を超回復させるため一人離脱してサマゴンの街へ下山
朝イチ40キロの歩荷して登ってきたポータが生ゴミを持って下山
生ゴミの汁が滴る大きな荷物を背負いスイスイと歩く
5
9/19 13:26
ポータと一緒に下山
大雪が降ったので3日間は行動停止
濃い空気を吸って高所衰退した身体を超回復させるため一人離脱してサマゴンの街へ下山
朝イチ40キロの歩荷して登ってきたポータが生ゴミを持って下山
生ゴミの汁が滴る大きな荷物を背負いスイスイと歩く
雪の急下降
僕は軽アイゼンを付けていた
ポータはツボ足で滑りまくる
僕のストック2本をポーターへ貸して歩いてもらう
ポーターの雪で靴はグチャグチャ
ペラペラの運動靴にビニール袋を靴下にして歩く
2
9/19 13:28
雪の急下降
僕は軽アイゼンを付けていた
ポータはツボ足で滑りまくる
僕のストック2本をポーターへ貸して歩いてもらう
ポーターの雪で靴はグチャグチャ
ペラペラの運動靴にビニール袋を靴下にして歩く
ポーターはペラペラの運動靴に大きな荷物を背負っている
渡渉もドボン、ロバの糞も関係なくグチャ!
彼は走るように4800mから3500mまで山を2時間で一気に駆けおりる
2
9/19 14:01
ポーターはペラペラの運動靴に大きな荷物を背負っている
渡渉もドボン、ロバの糞も関係なくグチャ!
彼は走るように4800mから3500mまで山を2時間で一気に駆けおりる
ポーターのブッダ21歳
歩荷代は一キロあたり120円程度
平均月収2,000円程度のこの街では超高収入である
3
9/19 14:32
ポーターのブッダ21歳
歩荷代は一キロあたり120円程度
平均月収2,000円程度のこの街では超高収入である
ニワトリ購入
麓の宿に到着後の風景
宿では食料として生きたままのニワトリを購入真っ最中
後日 食卓にならぶ
1
9/19 16:14
ニワトリ購入
麓の宿に到着後の風景
宿では食料として生きたままのニワトリを購入真っ最中
後日 食卓にならぶ
9月20日
ベースキャンプ方面の眺め
雪の稜線が左の稜線に差し掛かる左端がベースキャンプ
この宿の太陽光発電の調子が悪く、Wifiが繋がらないため宿を変える
2
9/20 7:53
9月20日
ベースキャンプ方面の眺め
雪の稜線が左の稜線に差し掛かる左端がベースキャンプ
この宿の太陽光発電の調子が悪く、Wifiが繋がらないため宿を変える
ロバの行列
サマゴンの街の物流の要
クルマの入る街から標高5100mの峠を越え3日間かけて荷物を運んでくる
1
9/20 13:29
ロバの行列
サマゴンの街の物流の要
クルマの入る街から標高5100mの峠を越え3日間かけて荷物を運んでくる
「ツナスパゲティー」を頼んだら「ツナ焼きそば」が出てきた
とてもウマい
1
9/20 13:44
「ツナスパゲティー」を頼んだら「ツナ焼きそば」が出てきた
とてもウマい
サマゴンの街の子供
野口健氏の小学校が有ることもあり、街に笑顔の子供が溢れている
2
9/20 14:39
サマゴンの街の子供
野口健氏の小学校が有ることもあり、街に笑顔の子供が溢れている
9月21日
さぁ ベースキャンプへ向けて宿を出発
2泊して体調も回復‼
そぅそぅ念のためベースキャンプのDenndiシェルパへ連絡
「まだ出発しないから、ベースキャンプへ今日は戻ら無くて良いよ〜」
チェックアウトしたが、大慌てでもう一度宿へ戻る
2
9/21 10:45
9月21日
さぁ ベースキャンプへ向けて宿を出発
2泊して体調も回復‼
そぅそぅ念のためベースキャンプのDenndiシェルパへ連絡
「まだ出発しないから、ベースキャンプへ今日は戻ら無くて良いよ〜」
チェックアウトしたが、大慌てでもう一度宿へ戻る
9月22日
ベースキャンプでさらに大雪が降り、大型ドームテントが潰れたとの連絡が入る
降雪直後の明日も雪崩事故防止のためベースキャンプ行動不能
そのためさらにもう一泊でサマゴン宿泊決定
昼過ぎ
9月24日ベースキャンプからマナスル頂上へキャンプ2から酸素を吸ってダイレクトアタック決定の連絡がある
0
9/22 11:42
9月22日
ベースキャンプでさらに大雪が降り、大型ドームテントが潰れたとの連絡が入る
降雪直後の明日も雪崩事故防止のためベースキャンプ行動不能
そのためさらにもう一泊でサマゴン宿泊決定
昼過ぎ
9月24日ベースキャンプからマナスル頂上へキャンプ2から酸素を吸ってダイレクトアタック決定の連絡がある
サマゴンの街散策
「タイヤ」のある乗り物は皆無
荷物を運ぶのは「人」「ロバ」そして「ヘリコプター」
1
9/22 11:12
サマゴンの街散策
「タイヤ」のある乗り物は皆無
荷物を運ぶのは「人」「ロバ」そして「ヘリコプター」
女性や子供も大きな荷物を背負って街を行き来する
児童労働が問題になりそうだが、子供たちも喜々として働いているのが印象的
青白い顔色をして塾に通う子供より幸せそう…
1
9/23 10:25
女性や子供も大きな荷物を背負って街を行き来する
児童労働が問題になりそうだが、子供たちも喜々として働いているのが印象的
青白い顔色をして塾に通う子供より幸せそう…
9月23日
ベースキャンプ4800mへ独り戻る
サマゴン3500m出発時は天気が良かったが途中から大雨に…
雨の中、4800mまで標高を上げるのは一般的にはハイリスク
ベースキャンプ到着時身体は冷え切っていた
1
9/23 12:10
9月23日
ベースキャンプ4800mへ独り戻る
サマゴン3500m出発時は天気が良かったが途中から大雨に…
雨の中、4800mまで標高を上げるのは一般的にはハイリスク
ベースキャンプ到着時身体は冷え切っていた
ホテルテント(4200m)で休憩
ブラックティー150ルピーを飲んで身体を温める
休憩中、お腹が痛くなりホテルテント傍で野糞
ホテルテントにはトイレットペーパーは売って無く、仕方がないので葉っぱでお尻を拭く
草むらが有って良かった…
1
9/23 13:00
ホテルテント(4200m)で休憩
ブラックティー150ルピーを飲んで身体を温める
休憩中、お腹が痛くなりホテルテント傍で野糞
ホテルテントにはトイレットペーパーは売って無く、仕方がないので葉っぱでお尻を拭く
草むらが有って良かった…
9月24日
快晴のベースキャンプ
ベースキャンプで一泊した次の朝は快晴
この日からマナスル頂上へアタック!
3
9/24 6:43
9月24日
快晴のベースキャンプ
ベースキャンプで一泊した次の朝は快晴
この日からマナスル頂上へアタック!
さぁマナスル頂上へ向けて出発!
当初 キャンプ1・2・3・4と一泊ずつして歩を進める予定だった
2
9/24 11:00
さぁマナスル頂上へ向けて出発!
当初 キャンプ1・2・3・4と一泊ずつして歩を進める予定だった
キャンプ1(5600m)
ここで一泊
3
9/24 17:19
キャンプ1(5600m)
ここで一泊
キャンプ1
三度目のキャンプ1で初めて晴れた
1
9/24 19:07
キャンプ1
三度目のキャンプ1で初めて晴れた
キャンプ1(5600m)
ラルキャラが目の前に聳え立つ
3
9/24 19:07
キャンプ1(5600m)
ラルキャラが目の前に聳え立つ
この景色を見ただけで
「もぅ帰っても良いかな?」
と思ったりもした
5
9/24 17:19
この景色を見ただけで
「もぅ帰っても良いかな?」
と思ったりもした
9月25日
アイスフォール
2連ラダー 下は数百メートルの割れ目
登山時は単身で通過
渡るのには度胸が要る
キャンプ1〜キャンプ2区間にはこれ以外に垂壁登攀もある
キャンプ1→2がマナスル登山の核心部
3
9/25 10:14
9月25日
アイスフォール
2連ラダー 下は数百メートルの割れ目
登山時は単身で通過
渡るのには度胸が要る
キャンプ1〜キャンプ2区間にはこれ以外に垂壁登攀もある
キャンプ1→2がマナスル登山の核心部
野口隊
野口健氏とカメラマンの平賀氏
この先二日間は野口隊と行動を共にする
野口氏の何気ない僕への一言で我々はキャンプ4飛ばしを決定する
野口氏はキャンプ4ステイ
これがマナスル登山の明暗を分けるコトになる
2
9/25 11:11
野口隊
野口健氏とカメラマンの平賀氏
この先二日間は野口隊と行動を共にする
野口氏の何気ない僕への一言で我々はキャンプ4飛ばしを決定する
野口氏はキャンプ4ステイ
これがマナスル登山の明暗を分けるコトになる
垂壁を登る
写真手前のアイスフォール通過後、数十メートル歩いた後、垂壁を登る
先発の野口隊に続いて僕が登る
因みに下山時、このアイスフォールに滑落した
3
9/25 13:52
垂壁を登る
写真手前のアイスフォール通過後、数十メートル歩いた後、垂壁を登る
先発の野口隊に続いて僕が登る
因みに下山時、このアイスフォールに滑落した
キャンプ2(6300m)
僕は到着後すぐに酸素を吸って心拍数を強制的に下げる
1
9/25 15:03
キャンプ2(6300m)
僕は到着後すぐに酸素を吸って心拍数を強制的に下げる
9月26日
キャンプ2からさぁ出発!
長〜い一日の始まり
この後、キャンプ3到着後19時まで仮眠、そして出発
キャンプ4を飛ばしてマナスル頂上へアタックする
0
9/26 8:51
9月26日
キャンプ2からさぁ出発!
長〜い一日の始まり
この後、キャンプ3到着後19時まで仮眠、そして出発
キャンプ4を飛ばしてマナスル頂上へアタックする
高度順応登山を悪天候の為一回飛ばしたため、キャンプ2から酸素を吸っての登攀
2
9/26 11:03
高度順応登山を悪天候の為一回飛ばしたため、キャンプ2から酸素を吸っての登攀
キャンプ3手前 お湯を飲んで小休憩
太陽がサンサンと輝きとても暑くてたまらない
僕は軽度の熱中症になった
この後、キャンプ3で休憩の後、20時ごろキャンプ3を出発
キャンプ4を飛ばして頂上へアタック
3
9/26 13:05
キャンプ3手前 お湯を飲んで小休憩
太陽がサンサンと輝きとても暑くてたまらない
僕は軽度の熱中症になった
この後、キャンプ3で休憩の後、20時ごろキャンプ3を出発
キャンプ4を飛ばして頂上へアタック
9月27日 未明
マナスル頂上手前で夜明けを迎える
キャンプ3を19時出発
キャンプ4にて休憩したのちそのまま頂上を目指す
2
9/27 5:22
9月27日 未明
マナスル頂上手前で夜明けを迎える
キャンプ3を19時出発
キャンプ4にて休憩したのちそのまま頂上を目指す
夜明け直後のマナスル頂上方面
5
9/27 5:48
夜明け直後のマナスル頂上方面
夜明け直後のマナスル
2
9/27 5:48
夜明け直後のマナスル
単独で先行してしまった
(後ろに付いてきているのが、僕のシェルパだと思ったら、アカの他人だった…僕の担当シェルパは仕事をさぼっていた)
皆が登ってくるまで頂上手前で1時間以上の大休憩
遠くには8000m級の高嶺が遠望できる
神秘的な光景だった…
7
9/27 6:15
単独で先行してしまった
(後ろに付いてきているのが、僕のシェルパだと思ったら、アカの他人だった…僕の担当シェルパは仕事をさぼっていた)
皆が登ってくるまで頂上手前で1時間以上の大休憩
遠くには8000m級の高嶺が遠望できる
神秘的な光景だった…
マナスル8163m登頂
ネパール時間9月27日9時00分マナスル登頂成功しました
幸いにして頂上にあまり人がおらず、混雑でなかなか滞在出来ない本当の頂上へ行き写真撮影することも出来ました
17
9/27 9:17
マナスル8163m登頂
ネパール時間9月27日9時00分マナスル登頂成功しました
幸いにして頂上にあまり人がおらず、混雑でなかなか滞在出来ない本当の頂上へ行き写真撮影することも出来ました
マナスル山頂
正面奥のピナクルピークがマナスル山頂
写真に写る仲間たちの居る所が山頂の総て
山頂はとても狭い
9
9/27 9:41
マナスル山頂
正面奥のピナクルピークがマナスル山頂
写真に写る仲間たちの居る所が山頂の総て
山頂はとても狭い
マナスル山頂から下山開始
2
9/27 10:19
マナスル山頂から下山開始
ベースキャンプ目指して一気に下山します
僕とDendiシェルパともう一人の3名だけ一気にベースキャンプまで下山します
本隊9名はキャンプ3にて一泊休息の後に下山
1
9/27 11:21
ベースキャンプ目指して一気に下山します
僕とDendiシェルパともう一人の3名だけ一気にベースキャンプまで下山します
本隊9名はキャンプ3にて一泊休息の後に下山
キャンプ2下部の一つ目のアイスフォール
通過時はこのようにシェルパがロープを張ってくれるが…
2
9/27 17:26
キャンプ2下部の一つ目のアイスフォール
通過時はこのようにシェルパがロープを張ってくれるが…
アイスフォール転落…
頂上からベースキャンプへの下山時
キャンプ1上部に数十メートル懸垂下降があり、着陸後そのまま一気にさらにエイト環にて急斜面を徒歩下降、最終部分にアイスフォールを渡るラダー(ハシゴ橋)がある
この区間はFIXロープが登り降り用と二つある
アイスフォールのラダーは一つで登攀・下降兼用となっている
下降用ルートはまだ他の数グループが取りついている
我々は、もぅ日暮れ近くになり、誰も使っていない登攀用ロープを使って下降
僕は先に一人で一気にとっとと下降、Da Dendi Sherpaがもう一人の方をフォローしながら二人で100mぐらい後ろから降りてくる
僕がアイスフォールのラダー前でDa Dendi Sherpaを待っていると、他グループのシェルパが僕へ
「先に行って」
と云う、
このシェルパのお客様が疲弊しアイスフォールを怖がっており、シェルパがかなり苦労している
ラダーを通過するには「下降」用ロープを使った方が支点がラダーに近く安全に見えたが、彼らが居るので下降用ロープ使えない
「俺、この(登攀用)ロープで降りるのか?」
とシェルパに聞くと
「そうだ、そのロープとエイト環で先に行ってくれ」
という
仕方がないので、この登攀用ロープを利用して速やかにラダーに取り掛かる
このロープ太さ14mmくらいあり堅くて懸垂下降中もよく詰まった
この詰まりがラダー通過中にも起こり、ロープを緩めようと操作中…
ロープがホンの少し左右に揺れ始めた…
支点は50mくらい上部にある。揺れの周波数は少ないが揺れ幅は大きい。
大きく揺れ始めても普通なら脚で支えられるがここはラダーの上
左右に何も支えるものは無い…
その揺れに合わせて真横に倒れ、僕の身体はそのままアイスフォール吸い込まれた…
エイト環をしているのでそのまま落ちるコトは無いが片足はアイス、片足はラダーに引っかかったまま
件のシェルパが直ぐにラダーを渡り、下降側のロープを手繰り寄せ僕を助けてくれた
助け出された僕は腰が抜けて動けない
さて次に問題なのはこのシェルパのお客さん
最初からラダーを渡るのが怖くて躊躇している最中
目の前で僕が転落…
もぅ 怖くてラダーが渡れない
僕が落ちたコトを知ら無いDendiたちが数分後降りてきて、ラダー待ち
このお客さんは暫くしてラダーを這いつくばるように渡っていた・・・・
Dendiも続いて渡ってくる
僕が「落ちた」と云ってもDendiは最初はナンのコトか理解していない
そぅ僕が「落ちる」というコトをDendiは最初から想定していないので、理解できなかったのだ。
問題はこの10分先…
さらに大きなアイスフォールがある
つまり長いラダーを渡らねばならない
もう日も暮れて、殆ど回りは見えない
僕は恐怖心におののき脚が一歩も出ない…
我々のメンバー二人に先に行ってもらい、心を落ち着けるが渡れない
Dendiがロープをピーンと張って
「小林さん頑張るね。怖くないね‼」
と叫ぶが、怖いのは俺の問題…
このラダーを渡らねばベースキャンプへ帰られない
だけど脚が勝手にブルブル震えて怖い
自分がアイスフォールに落ちる姿ばかり想像してしまう
10分ほど僕が躊躇していたら、先ほどのシェルパとお客さんもやってきた
このシェルパさんがラダーFIXロープの後ろを引っ張ってさらにロープを張ってくれる
えぇ〜い!
思い切ってラダーを渡る
ラダーの下は数100mとも云われる断崖絶壁
落ちてもチョイがけのカラビナが付いてる…
でもどうやって助けるのだろう?
そんなコトばかり考えながら、ラダーを渡る
ナントか渡り切りDendiに抱き付きながら腰が抜けてそのまま座り込んでしまった
きっとホンの数十秒だが何分間にも感じた
次は、もぅ一人のシェルパのお客さん…
彼も僕並みにビビッており、脚が進まない…
二人とも渡り終えたら、廻りは完全に真っ暗になっており、この先はヘッドライト下山になった
あぁ怖かった…
7
9/27 18:10
アイスフォール転落…
頂上からベースキャンプへの下山時
キャンプ1上部に数十メートル懸垂下降があり、着陸後そのまま一気にさらにエイト環にて急斜面を徒歩下降、最終部分にアイスフォールを渡るラダー(ハシゴ橋)がある
この区間はFIXロープが登り降り用と二つある
アイスフォールのラダーは一つで登攀・下降兼用となっている
下降用ルートはまだ他の数グループが取りついている
我々は、もぅ日暮れ近くになり、誰も使っていない登攀用ロープを使って下降
僕は先に一人で一気にとっとと下降、Da Dendi Sherpaがもう一人の方をフォローしながら二人で100mぐらい後ろから降りてくる
僕がアイスフォールのラダー前でDa Dendi Sherpaを待っていると、他グループのシェルパが僕へ
「先に行って」
と云う、
このシェルパのお客様が疲弊しアイスフォールを怖がっており、シェルパがかなり苦労している
ラダーを通過するには「下降」用ロープを使った方が支点がラダーに近く安全に見えたが、彼らが居るので下降用ロープ使えない
「俺、この(登攀用)ロープで降りるのか?」
とシェルパに聞くと
「そうだ、そのロープとエイト環で先に行ってくれ」
という
仕方がないので、この登攀用ロープを利用して速やかにラダーに取り掛かる
このロープ太さ14mmくらいあり堅くて懸垂下降中もよく詰まった
この詰まりがラダー通過中にも起こり、ロープを緩めようと操作中…
ロープがホンの少し左右に揺れ始めた…
支点は50mくらい上部にある。揺れの周波数は少ないが揺れ幅は大きい。
大きく揺れ始めても普通なら脚で支えられるがここはラダーの上
左右に何も支えるものは無い…
その揺れに合わせて真横に倒れ、僕の身体はそのままアイスフォール吸い込まれた…
エイト環をしているのでそのまま落ちるコトは無いが片足はアイス、片足はラダーに引っかかったまま
件のシェルパが直ぐにラダーを渡り、下降側のロープを手繰り寄せ僕を助けてくれた
助け出された僕は腰が抜けて動けない
さて次に問題なのはこのシェルパのお客さん
最初からラダーを渡るのが怖くて躊躇している最中
目の前で僕が転落…
もぅ 怖くてラダーが渡れない
僕が落ちたコトを知ら無いDendiたちが数分後降りてきて、ラダー待ち
このお客さんは暫くしてラダーを這いつくばるように渡っていた・・・・
Dendiも続いて渡ってくる
僕が「落ちた」と云ってもDendiは最初はナンのコトか理解していない
そぅ僕が「落ちる」というコトをDendiは最初から想定していないので、理解できなかったのだ。
問題はこの10分先…
さらに大きなアイスフォールがある
つまり長いラダーを渡らねばならない
もう日も暮れて、殆ど回りは見えない
僕は恐怖心におののき脚が一歩も出ない…
我々のメンバー二人に先に行ってもらい、心を落ち着けるが渡れない
Dendiがロープをピーンと張って
「小林さん頑張るね。怖くないね‼」
と叫ぶが、怖いのは俺の問題…
このラダーを渡らねばベースキャンプへ帰られない
だけど脚が勝手にブルブル震えて怖い
自分がアイスフォールに落ちる姿ばかり想像してしまう
10分ほど僕が躊躇していたら、先ほどのシェルパとお客さんもやってきた
このシェルパさんがラダーFIXロープの後ろを引っ張ってさらにロープを張ってくれる
えぇ〜い!
思い切ってラダーを渡る
ラダーの下は数100mとも云われる断崖絶壁
落ちてもチョイがけのカラビナが付いてる…
でもどうやって助けるのだろう?
そんなコトばかり考えながら、ラダーを渡る
ナントか渡り切りDendiに抱き付きながら腰が抜けてそのまま座り込んでしまった
きっとホンの数十秒だが何分間にも感じた
次は、もぅ一人のシェルパのお客さん…
彼も僕並みにビビッており、脚が進まない…
二人とも渡り終えたら、廻りは完全に真っ暗になっており、この先はヘッドライト下山になった
あぁ怖かった…
9月28日
マナスル登頂翌日のベースキャンプ
朝からみぞれ交じりの雪
ハイキャンプの雪崩が心配
午前中 今日下山の本隊9名がキャンプ3を出発した旨連絡が入る
昼前 キャンプ4にて韓国人女性が高山病のため亡くなったと連絡が入る 少し気が滅入る
後日談だがポーランド人も亡くなったそうだ
1
9/28 7:57
9月28日
マナスル登頂翌日のベースキャンプ
朝からみぞれ交じりの雪
ハイキャンプの雪崩が心配
午前中 今日下山の本隊9名がキャンプ3を出発した旨連絡が入る
昼前 キャンプ4にて韓国人女性が高山病のため亡くなったと連絡が入る 少し気が滅入る
後日談だがポーランド人も亡くなったそうだ
足のにおい対策
長期間履きっぱなしの登山靴
足の臭いは想像を絶するものに
特にシェルパの足の臭さは世界的にも有名でした
その特効薬がコレ!!
100均で売っている「重曹」
重曹の粉を靴下の中に一振りすると、あら不思議 臭いが消えます
身体の汗臭さも消臭可能
私も数年間やってますが効果絶大
是非ともお試しあれ
खुट्टा गन्ध गर्न उपायहरू
चढ्ने जुत्ताहरू जुन लामो समयदेखि लगाउँदछ
तपाईको खुट्टाको गन्ध अकल्पनीय छ
विशेष गरी शेर्पाको खुट्टाको गन्ध सम्पूर्ण विश्वमा प्रसिद्ध थियो
जादुई बुलेट यो हो! !
"बेकिंग सोडा" १०० स्तरमा बिक्री भयो
तपाईंको मोजामा बेकिंग सोडा पाउडर छर्क्नुहोस्, र यो अचम्मको कुरा हो।
गन्ध हराउँछ
शरीरको पसीने गन्धलाई दुर्गन्धित पार्नुहोस्
Kobayashi धेरै वर्ष देखि यो गरिरहेको छ, तर प्रभाव महान छ
कृपया यसलाई सबै तरिकाले प्रयास गर्नुहोस्
9
9/28 15:45
足のにおい対策
長期間履きっぱなしの登山靴
足の臭いは想像を絶するものに
特にシェルパの足の臭さは世界的にも有名でした
その特効薬がコレ!!
100均で売っている「重曹」
重曹の粉を靴下の中に一振りすると、あら不思議 臭いが消えます
身体の汗臭さも消臭可能
私も数年間やってますが効果絶大
是非ともお試しあれ
खुट्टा गन्ध गर्न उपायहरू
चढ्ने जुत्ताहरू जुन लामो समयदेखि लगाउँदछ
तपाईको खुट्टाको गन्ध अकल्पनीय छ
विशेष गरी शेर्पाको खुट्टाको गन्ध सम्पूर्ण विश्वमा प्रसिद्ध थियो
जादुई बुलेट यो हो! !
"बेकिंग सोडा" १०० स्तरमा बिक्री भयो
तपाईंको मोजामा बेकिंग सोडा पाउडर छर्क्नुहोस्, र यो अचम्मको कुरा हो।
गन्ध हराउँछ
शरीरको पसीने गन्धलाई दुर्गन्धित पार्नुहोस्
Kobayashi धेरै वर्ष देखि यो गरिरहेको छ, तर प्रभाव महान छ
कृपया यसलाई सबै तरिकाले प्रयास गर्नुहोस्
僕の下着は総てファイントラック
エベレストの時もそうでしたが、ファイントラック快適です
2
9/28 16:42
僕の下着は総てファイントラック
エベレストの時もそうでしたが、ファイントラック快適です
プロトレック
時計はプロトレック
2
9/28 16:43
プロトレック
時計はプロトレック
登頂祝いケーキ
夕方、本隊9名全員がベースキャンプへ下山した後コックさん手作りケーキで小さなパーティー
我がDendiシェルパ隊(Kland/AG合同隊)登頂記念ケーキ
美味しかった‼
5
9/28 17:23
登頂祝いケーキ
夕方、本隊9名全員がベースキャンプへ下山した後コックさん手作りケーキで小さなパーティー
我がDendiシェルパ隊(Kland/AG合同隊)登頂記念ケーキ
美味しかった‼
ベースキャンプからは僕独りと付き添いのDendiの2人で下山
最初からヘッドランプを点灯して夜の山を降りる
途中のホテルテント(4200m)で休憩
ロバの糞まみれのドロドロ道を3時間かけてゆっくり下山
サマゴン街到着後
僕の姿を見たホテルの女将さんは、あまりの短期間でのマナスル登頂に驚いていた
そう僕がサマゴンの街を単身出発したのはたったの5日前だった
2
9/28 19:19
ベースキャンプからは僕独りと付き添いのDendiの2人で下山
最初からヘッドランプを点灯して夜の山を降りる
途中のホテルテント(4200m)で休憩
ロバの糞まみれのドロドロ道を3時間かけてゆっくり下山
サマゴン街到着後
僕の姿を見たホテルの女将さんは、あまりの短期間でのマナスル登頂に驚いていた
そう僕がサマゴンの街を単身出発したのはたったの5日前だった
9月29日
快晴のサマゴン
朝イチヘリコプターのエンジン音で目が覚めた
マナスル頂上も朝イチは見えた
頂上付近も風が無いようだった
良い方向へ天気予報がハズレた
0
9/29 6:39
9月29日
快晴のサマゴン
朝イチヘリコプターのエンジン音で目が覚めた
マナスル頂上も朝イチは見えた
頂上付近も風が無いようだった
良い方向へ天気予報がハズレた
ロバの糞まみれの靴を洗う
天気がよくあっという間に乾いた
1
9/29 7:03
ロバの糞まみれの靴を洗う
天気がよくあっという間に乾いた
日本での仕事があるので追加料金を払って単身ヘリコプターで先にカトマンズへ
昨日は荒天でヘリコプターが飛ばず、街はヘリコプター待ちの人で溢れている
昼前になって急にヘリコプター搭乗の順番が回ってきた
スペイン人3人組のオウンユースチャーターに僕一人割り込ませてもらった
僕が乗った便以降は天候不良のため飛べなかったそうだ
ラッキーだった
2
9/29 10:43
日本での仕事があるので追加料金を払って単身ヘリコプターで先にカトマンズへ
昨日は荒天でヘリコプターが飛ばず、街はヘリコプター待ちの人で溢れている
昼前になって急にヘリコプター搭乗の順番が回ってきた
スペイン人3人組のオウンユースチャーターに僕一人割り込ませてもらった
僕が乗った便以降は天候不良のため飛べなかったそうだ
ラッキーだった
ヘリで渓を下る
下流の方が渓谷が深く険しい
両側の山を見上げながらヘリは飛ぶ
1
9/29 10:55
ヘリで渓を下る
下流の方が渓谷が深く険しい
両側の山を見上げながらヘリは飛ぶ
40分でカトマンズへ
1
9/29 11:31
40分でカトマンズへ
カトマンズ空港到着
昼過ぎのTGで帰国を考えたがギリギリ間に合わず
1
9/29 11:38
カトマンズ空港到着
昼過ぎのTGで帰国を考えたがギリギリ間に合わず
9月29日深夜
ヘリにてカトマンズ到着後、即帰りの航空券を購入
帰国もキャセイパシフック(香港ドラゴン)航空となった
1
9/29 22:19
9月29日深夜
ヘリにてカトマンズ到着後、即帰りの航空券を購入
帰国もキャセイパシフック(香港ドラゴン)航空となった
9月30日 早朝 香港空港出発
香港にはネパール時間AM3時すぎ到着
寝不足気味でチト辛い
香港デモのためいつも混んでいる香港空港もガラガラ
この日は香港発関空行早朝便が飛んでおり12時には関西空港へ到着
1
9/30 7:21
9月30日 早朝 香港空港出発
香港にはネパール時間AM3時すぎ到着
寝不足気味でチト辛い
香港デモのためいつも混んでいる香港空港もガラガラ
この日は香港発関空行早朝便が飛んでおり12時には関西空港へ到着
9月30日 12時
神戸上空
マナスル山頂から僅か三日間72時間で帰国
13時ごろ関西空港からMKタクシーで神戸へ帰る車中
登山隊本隊がマナスルベースキャンプから下山を開始
シェルパ達がキャンプ2へ荷物の回収登山を開始した
と現地から電話連絡が入った
僕以外の全員はまだまだマナスル山域に滞在中だった
3
9/30 12:13
9月30日 12時
神戸上空
マナスル山頂から僅か三日間72時間で帰国
13時ごろ関西空港からMKタクシーで神戸へ帰る車中
登山隊本隊がマナスルベースキャンプから下山を開始
シェルパ達がキャンプ2へ荷物の回収登山を開始した
と現地から電話連絡が入った
僕以外の全員はまだまだマナスル山域に滞在中だった
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する