奥穂高岳強風のため撤退、涸沢カールを満喫

2019年10月06日(日) ~ 2019年10月08日(火)

• GPS: 18:39
• 距離: 34.5km
• 登り: 1,342m
• 下り: 1,380m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:18

距離 14.9km 登り 839m 下り 48m

6:28 無料トイレ
6:37 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:18 7:21 明神館
7:27 徳本口(徳本峠分岐)
8:15 8:17 徳沢公衆トイレ
8:47 新村橋(パノラマ分岐)
9:43 10:00 横尾 (横尾山荘)
10:19 10:20 横尾岩小屋跡
11:22 11:23 本谷橋
13:15 13:18 Sガレ
14:37 14:40 涸沢ヒュッテ
14:46 宿泊地

2日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:51
• 合計: 3:26

距離 2.7km 登り 447m 下り 472m

7:25 宿泊地
8:11 8:12 パノラマ分岐
8:50 9:36 ザイテングラート
10:02 10:04 パノラマ分岐
10:40 10:41 涸沢小屋
10:45 10:46 涸沢
10:51 涸沢ヒュッテ

3日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:49

距離 16.9km 登り 76m 下り 872m

6:43 涸沢ヒュッテ
7:12 Sガレ
8:07 8:08 本谷橋
8:49 横尾岩小屋跡
9:07 9:28 横尾 (横尾山荘)
10:11 10:12 新村橋(パノラマ分岐)
10:24 徳澤園
10:45 徳沢公衆トイレ
10:47 10:57 徳澤園
11:08 徳沢公衆トイレ
11:48 11:49 徳本口(徳本峠分岐)
11:58 11:59 明神橋
12:08 12:10 明神池
13:00 岳沢湿原・岳沢登山口
13:12 日本山岳会上高地山岳研究所
13:17 河童橋
13:28 上高地バスターミナル
13:32 ゴール地点

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡バスターミナル第3駐車場　600円*3日
シャトルバス（沢渡バスターミナル⇄上高地バスターミナル）往復2,100円（1人）

コース状況／危険箇所等

横尾までは林道歩き（約11km)
涸沢カールまではよく整備されてとれも歩きやすい登山道
ただ崩壊地は若干緊張

その他周辺情報

登山後の温泉は多数あり。
ちなみに今回は白骨温泉の公共露天風呂で汗を流す。

写真

10/6 4:59

沢渡バスターミナル。

10/6 5:00

シャトルバス、始発はいっちゃいましたが、2便目に乗ります。

10/6 5:51

上高地バスターミナル。

10/6 6:16

登山届けを出して出発です。水忘れないように。

10/6 6:22

奥、まだ眠いですか？

10/6 6:24

10/6 6:24

小梨平。

10/6 6:28

河童橋。ガスってます。

10/6 6:30

河童橋の向こうに日差しが。

10/6 7:08

今日はまずまず予報では晴れなんだよね。

10/6 7:14

明神。やれやれ、ほとんど私は寝ずの運転できたので眠いっす。

10/6 7:16

ここから見る明神岳は一番格好が良いかも。

10/6 7:16

10/6 7:20

徳本峠への分岐

10/6 7:25

明神岳登りたい。でもガイド登山じゃないと自信ない。へっぽこです。

10/6 8:02

10/6 8:05

横尾までけっこうあるなぁ、平坦でも10kmはやっぱり私にはウォーミングアップとはいえないなぁ。

10/6 8:21

徳沢。帰りにここでカレーね。最近の定番！

10/6 9:05

10/6 9:26

やっと横尾っす。

10/6 9:33

いままできた中で、一番空いているかな。

10/6 9:34

10/6 9:51

今回は横尾大橋渡ります。

10/6 9:53

涸沢まで6kmかぁ。

10/6 9:58

何かな？

10/6 9:59

横尾山荘、今度泊まりましょう。

10/6 10:00

さあ、涸沢へ行きましょ。

10/6 9:54

この橋、

10/6 10:01

立派だけど、

10/6 10:02

結構揺れて面白かったね。

10/6 10:24

10/6 10:28

屏風岩。

10/6 10:43

10/6 11:07

横尾方面を振り返ります。ルートは横尾谷の左岸。

10/6 11:13

岩に取り付いている人は見えませんでした。

10/6 11:13

10/6 11:23

本谷橋到着。

10/6 11:19

右岸側に渡って休憩します。

10/6 11:24

10/6 11:26

10/6 11:28

10/6 11:34

ここまではそこそこのペース。

10/6 11:39

10/6 11:50

ここから先が今までよりも、傾斜が増します。

10/6 12:01

10/6 12:01

登山道はよく整備されているので、歩きやすいです。

10/6 12:09

遠くに見えるは北穂か？

10/6 12:12

崩壊地も安全にあるけるように石を組んであります。

10/6 12:14

10/6 12:29

10/6 13:12

Sガレ。ここから先、私は超ペースダウン。寝不足が効いたか・・・。

10/6 13:19

涸沢のテン場のテントと涸沢ヒュッテの吹き流しが見えますが、なかなか近づかない。

10/6 13:37

10/6 13:39

10/6 13:41

この辺りの紅葉も素晴らしい。

10/6 13:42

あと一息！

10/6 13:50

10/6 13:50

10/6 13:59

涸沢槍、涸沢岳。

10/6 14:05

涸沢到着。

10/6 14:09

10/6 14:22

10/6 14:25

涸沢ヒュッテ着。

10/6 15:17

寒いけど、生ビールとおでんいただきます。

10/6 15:27

何ともいえない景色。

10/6 15:27

やっと念願の景色を堪能できた。

10/6 17:22

晩飯は、キノコとシーチキンのパスタとオニオンスープ。

10/7 3:38

3時に起き、星空の撮影。4時過ぎまでは満点の星。

10/7 3:57

北穂高岳のシルエットの向こうに、カシオペア座周辺秋の銀河とアンドロメダ大星雲。涸沢岳方向（左）から雲の影が・・・。

10/7 5:07

テン泊の方もほぼ起きてますね。

10/7 5:29

モルゲンをと思ったが、雲がかかる。

10/7 5:35

みなさんモルゲンロートを楽しみにしています。

10/7 5:36

もう日の出は過ぎましたね。

10/7 5:37

残念ながら、上の方は雲に覆われ、少し空がピンクに染まった程度でした。残念。

10/7 5:43

10/7 5:43

10/7 5:53

朝は定番の卵スープ粥。

10/7 6:07

コーヒーで目を覚まします。というか3時間前から起きてるし。

10/7 7:11

では、奥穂高岳へ出発。

10/7 7:16

ヒュッテからパノラマコース→ザイテングラード→穂高岳山荘を目指します。

10/7 7:16

北穂高岳東陵に陽が差します。

10/7 7:18

常念山脈方向。

10/7 7:19

10/7 7:20

テン場の中をぬうように石組の道を登ります。

10/7 7:26

10/7 7:30

屏風の頭、屏風の耳。今度はパノラマコースで新村橋へ降りるルートへ挑戦だな。

10/7 7:37

ナナカマドは真っ赤です。

10/7 7:44

紅葉の中を登っていきます。

10/7 7:51

10/7 8:03

10/7 8:14

ここの斜面を横切るとザイテングラードの取付点。

10/7 8:17

北尾根から屏風までの稜線。

10/7 8:38

10/7 8:40

取付点手前の広い場所で休憩。

10/7 8:41

上は風も雨の強そう。行けるか？

10/7 8:56

ではザイテングラードを登ります。

10/7 8:52

10/7 8:52

10/7 8:54

回り込む場所で、下山する方の気配があったので待ちます。

10/7 9:02

シラタマノキというらしいです。

10/7 9:06

おやっ、あのお方は？

10/7 9:10

雷鳥さんです。かわいいです。全然逃げません。

10/7 9:26

ヤマハハコグサの類・・・？

10/7 9:35

風が強くり、雨が降り出した。
下山してくる方々にきいてみると、穂高岳山荘から先は強風でかなり危険、撤退してきたという方が多く、われわれも奥穂登頂は断念。ザイテングラード中間付近から引き返します。

10/7 9:43

下りは涸沢小屋経由で涸沢ヒュッテへ戻ります。

10/7 10:00

10/7 10:10

何してんでしょ。

10/7 10:10

この辺りの紅葉の色が一番かも。

10/7 10:15

10/7 10:16

10/7 10:18

10/7 10:20

10/7 10:23

真っ赤とオレンジの中。

10/7 10:26

黄色い中。

10/7 10:27

曇っているのと小雨で、紅葉がより鮮やかに感じます。

10/7 10:39

北尾根。

10/7 10:39

涸沢小屋。今度泊まりにきまーす。

10/7 10:40

10/7 11:31

今日は月曜なので、一人一つお布団でOK。
まだ、昼前なので、ほぼ貸し切り状態。荷物の整理します。

10/7 11:51

昼はヒュッテのカレーとビールいただきます。
ここのカレーは奥がとっても気に入ったようです。
食後は談話室で本読んだりしてプチ停滞気分。

10/7 16:21

で、夕食は高野豆腐、きのこ、インゲンなどを入れた麻婆春雨にご飯。

10/7 16:22

ちょうど雨止んでいたので、外で景色を見ながらいただきます。

10/8 5:04

そして翌朝。お粥とコーヒー。

10/8 6:35

夜半から本降り雨と風。
下山となります。

10/8 6:35

10/8 6:39

雨だと滑りやすいと思いきや、これだけザーザー降りだと、石の上の砂が洗われてかえってグリップする。

10/8 7:04

あっという間にSガレ。

10/8 7:19

行きに写真撮り忘れた大崩落地。休まず通過してくださいと看板に緊張します。

10/8 8:00

本谷橋。

10/8 8:00

10/8 8:11

雨がふると屏風岩に滝が出現するようです。

10/8 8:58

横尾大橋。

10/8 8:58

10/8 8:59

下りは苦手な奥も、今日は快調のようです。

10/8 9:00

今度ここにいつ来れるか。

10/8 10:04

徳沢に到着。

10/8 10:29

待望の「山の手作りカレー」。
いただきます。

10/8 10:57

10/8 10:59

ここにくるといつも立ち寄る「まゆみの木」

10/8 10:59

10/8 10:59

なんか謎の動きをする奥。

10/8 11:51

帰りは明神から、穂高神社経由で河童橋へ向かいます。

10/8 11:53

明神橋。

10/8 11:55

穂高神社鳥居です。

10/8 11:56

泊まってみたい山小屋「嘉門次小屋」。

10/8 12:04

今日は、日本アルプス遭難者慰霊祭」が行われていました。

10/8 12:11

10/8 12:13

明神池からの流れだし？

10/8 12:53

10/8 12:54

こちら側は遠回りだけど、上高地らしさが感じられます。

10/8 12:54

岳沢への分岐。

10/8 12:55

10/8 12:57

いまだここでは晴れたことがない。今度こそ天気のいい日に・・・。

10/8 12:59

10/8 13:00

シダって枯れるんだっけ？

10/8 13:10

河童橋到着。お疲れ様でした。

10/9 16:14

帰りは白骨温泉の公共露天風呂で、3日間の汗を流します。

撮影機器：

PENTAX K-5 II s PENTAX

PENTAX Optio WG-2 PENTAX

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール ヘルメット

共同装備

調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ツェルト

感想

masa2011

天気予報はあまり良くなかったが、
もう、行くと決めたら行動しないといつまでもいけない。
なので、2泊3日で念願だった、秋の涸沢カールへ行ってきた。
奥穂高岳登頂もプランに入っている。
奥穂登頂できれば、日本で高さ1〜5位までの山頂を完登できる。

で、上高地へ朝一入りたかったので、前日の夜出発なのだが、ラグビーの日本戦があり、観戦を終えたのち出発。

これがいけなかった。
沢渡バスターミナルの駐車場についたのが午前3時半。一番のバスまで1時間半しかない。ほぼ寝れずに山行開始。

横尾までは順調。途中歩きながら寝てたかも。
横尾から涸沢も本谷橋までは順調。
そこから傾斜がきつくなった途端にバテる。

本谷橋から涸沢まで、計画より1時間以上遅れてしまった。

涸沢では、写真でしかみたことがなかった、待望の紅葉の涸沢カールが眼前に。
写真を撮りまくるも、曇りがちなのでいまひとつ。
でも、夜中は雲が切れそうな雰囲気。

翌朝3時に起きて、外に出ると満点の星。
秋の星座が峰々の上を飾る。

これなら、モルゲンロートも期待できそう。
と思ったら4時半ごろから飛騨側より雲が湧く。
モルゲンローとの時間のころには、周りの峰の上部は雲の中。
やや空がピンク色に染まった程度。

朝食後、奥穂高岳へ。
しかし、天気予報は良くなく、撤退覚悟の上出発。
ヒュッテからパノラマコースを経て、ザイテングラードの取付点より
岩稜帯の急登のはじまり。

途中、雷鳥と出会うもメス1羽のみ。
下半分は冬毛になりつつあった。

上に上がるにつれて、ガスの中で雨となり、下山してくる方に上の様子を聞いてみると相当風が強く、奥穂山頂方面は危険ということ。
撤退してくる方も多かったので、我々も断念。
紅葉を楽しみながら下り、ヒュッテに戻ってまったりと過ごす。

翌朝は土砂降り。
でも帰らないわけにはいかないので、下山となる。
ただよく整備された登山道なので、快適に下ることができた。
意外に早く横尾に到着。
そして、徳沢に定番になりつつあるカレーをいただき、
河童橋へ。

奥穂高岳の山頂は踏めなかったが、
涸沢カールでの素晴らしい紅葉を満喫。
涸沢の紅葉をこの目で見るという目標は達成できた。

次は登頂をメインにプランをたてよう。