甲斐駒ケ岳 〜ダケカンバ紅葉に彩られる貴公子に拝謁〜
- GPS
- 07:55
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,105m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:52
天候 | 朝のうち晴れ 午前中から雲が多く展望は無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘付近の登山者用駐車場は深夜1時着でほぼ満車 4時に起きた時は上の駐車場もいっぱい |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・全体的によく整備されており安心して登れます ・駒津峰から直登・巻道分岐までは段差の大きい箇所があり、ロープや鎖の補助が欲しい箇所もある。3点支持をしっかり行って通過されたし。登山道脇が切れ落ちた斜面の部分が一か所有り。ここで転倒・転落すると命に関わるので慎重に。 ・山頂直下の花崗岩のザレた斜面はどこでも通れそうだが、踏み跡を確認してルートを外れないように。 ≪危険動物情報≫ ・ヤマビル:遭遇せず ・ヘビ:遭遇せず ・マダニ:遭遇せず ・クマ:遭遇しなかったが、南アルプス林道周辺で目撃情報が相次いでいるとのこと。ばったり出会わないようにクマ鈴を用意されたい。 |
その他周辺情報 | ≪トイレ≫ ・北沢峠、各山小屋にある。北沢峠の公衆トイレは水洗できれい。 ・仙水小屋から先はトイレ無し。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
毎年、今年こそは登るぞと思いつつ、登れないままシーズンが終わってしまう甲斐駒ケ岳にやっと登れました。
日帰りしようと思うと仙流荘を5時半発の始発バスに乗らないと厳しいですが、天気の良い日曜日ともなるとすごい行列。
朝4時前から次々に人がバス乗り場へ向かい始めるので、自分も急いで支度して行列の中へ。
何とか2台目のバスに乗車できましたが、5時半ごろ仙流荘に到着すると始発に乗れるのだろうか…。
朝のうちは晴れていて鋸岳も良く見えていました。
6年ぶりの北沢峠は静かな森の中におしゃれな山小屋が並ぶ、女王様と貴公子様へ拝謁する玄関口にふさわしい場所。
6年前、初めての山小屋泊に来たのが懐かしいです。
本来ならこの時期、周りの森の紅葉が美しいのでしょうが、今日はまだほとんどの木が青葉。
仙水小屋までの渓流沿いの区間でやっと木々が色づき始めた状態。
山に来ると、温暖化が進み気候がおかしくなっていることをひしひしと実感します。
仙水峠から駒津峰は樹林帯の急登区間でしんどいところ。
稜線の青空を目指して黙々と登り、視界が開けるとダケカンバのきれいな紅葉が待っていてくれました。
ナナカマドの赤は今一つでしたが、美しい黄色の紅葉が見れてテンションが上がります。
朝は晴れ渡っていた空は雲がどんどん沸き起こってきて、駒津峰に着く頃には甲斐駒ケ岳は雲の中になってしました。
早朝は晴れ渡っていて、展望もばっちりだったようなので、残念。
青空をバックにした貴公子の写真を撮りに、また快晴の日に来たくなります。
駒津峰から一旦下って、甲斐駒の山頂直下へ。
この付近が一番紅葉が美しく、写真を撮っているとなかなか前に進めなくなりました。
ダケカンバの黄色と岩の白が何ともきれいなコントラスト。
あとは背景の空が青空であれば大満足ですが、それはまたの機会になりました。
摩利支天分岐が近づくと花崗岩の白砂の中を登る、燕岳とよく似た風景の中を登る道に。
今日は曇りなので良いですが、快晴の日には上からだけでなく太陽の照り返して下からも焼かれてしまうので、黒豚になってしまいそうだ…。
4時間半かかって辿り着いた甲斐駒ケ岳山頂は青空の下にあるものの、周りを雲に囲まれて展望は無し。
晴れていたら富士山・八ヶ岳・南北中央アルプスを望む大パノラマの山なのに残念!
山頂からの大パノラマを見に来るのは今後の宿題になりました。
余裕をもって帰りたかったので、帰りはテンポよく歩いて3時間ほどで北沢峠へ。
念願の甲斐駒ケ岳に登頂を果たして、きれいな紅葉も見れて、楽しい山行になりました。
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