飯豊山 (天狗平から紅葉の主稜線を満喫)

2019年10月09日(水) ~ 2019年10月12日(土)

• GPS: 29:02
• 距離: 44.6km
• 登り: 3,645m
• 下り: 3,641m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:42

6:22 飯豊山荘上駐車場
10:14 10:29 丸森峰
11:27 11:40 地神北峰
12:00 12:01 地神山
12:38 12:39 扇ノ地神
13:04 門内小屋

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:11

6:52 門内小屋
6:53 門内岳
7:53 8:00 北股岳
8:22 8:23 梅花皮小屋
8:50 9:02 梅花皮岳
9:27 9:39 烏帽子岳
10:41 10:45 御手洗ノ池
12:11 12:38 御西岳避難小屋
12:45 12:51 御西避難小屋水場
12:58 13:00 御西岳避難小屋
13:24 13:29 文平ノ池上
14:23 14:44 大日岳
15:26 15:28 文平ノ池上
16:03 御西岳避難小屋

3日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:10

6:25 御西岳避難小屋
6:31 御西岳
6:42 草月平
6:55 玄山道分岐
7:07 駒形山
7:25 7:29 飯豊山
7:45 駒形山
7:57 玄山道分岐
8:15 草月平
8:31 8:32 御西岳
8:37 8:53 御西岳避難小屋
10:25 10:48 御手洗ノ池
12:09 烏帽子岳
12:30 12:34 梅花皮岳
12:55 13:06 梅花皮小屋
13:33 13:42 北股岳
14:33 門内岳
14:35 門内小屋

4日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:53

6:31 門内小屋
6:54 6:56 梶川尾根分岐
7:32 7:36 梶川峰
9:48 9:59 湯沢峰
11:24 飯豊山荘上駐車場

天候

9日:曇り、10日：晴れ、11日：雨のち曇り、12日：雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗平の駐車場利用

コース状況／危険箇所等

登り：丸森尾根(岩場が滑りやすい)
下り：梶川尾根(崩落個所やコケで滑りやすい)
稜線上：滑ったら大怪我確実な所が数か所有ります

その他周辺情報

国民宿舎 梅花皮荘：宿泊者は隣にある川入荘の露天風呂も利用可
http://www.siroimori.co.jp/kairagisou/

温泉泉質: ナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

赤錆の様な沈殿物がある温泉で、湯上りに身体を拭くと白いタオルが錆色になります

写真

10/9 6:31

今日は2年ぶりに秋の飯豊連峰を丸森尾根から

マムシに会わない事を祈ります💧

10/9 8:23

天気は曇りですがまずまずの出だし！
訛った身体に、丸森尾根はかなりキツイです💦

10/9 8:39

ちょっと土臭い夫婦清水は登山道から約5mほど下降

10/9 9:10

紅葉はあまり進んでいないような。。。

10/9 10:42

森林限界の辺りは紅葉真っ盛りでした

10/9 11:19

草紅葉と地神山

10/9 11:32

中央の朳差岳と鉾立峰に続く稜線

10/9 11:35

天空へと続く道の両側には草紅葉

10/9 11:41

地味に登り続け、ようやく地神北峰に到着！

10/9 11:52

空はスッキリしませんが、久しぶりの飯豊連峰はやっぱりいいで〜

10/9 11:57

地神山のノースフェースも紅葉してます！

10/9 11:57

小俣沢の斜面も彩り豊かです

10/9 12:03

振り返って北峰

10/9 12:05

朳差小屋と頼母木小屋、コッチへも行く計画でしたが台風で予定変更、今回は諦めます💧

10/9 12:13

地神山

10/9 12:15

本日のルート4/5は来ました！

10/9 12:22

野鳥の好物ナナカマド

10/9 12:31

チシマギキョウかな

10/9 12:32

いつもの池塘も健在

10/9 12:52

梶川尾根への分岐

10/9 13:00

胎内山
ココだけ何故御影石？

10/9 13:00

今宵の宿、門内小屋ロックオン
右端には一の峰

10/9 16:19

門内の水場、ココの水も癖がなく美味しいです！

10/10 5:48

2日目の朝、何故かここに泊まるとホッとします

10/10 6:01

おはようございます！

10/10 5:58

ご来光です！

10/10 5:46

軽くモルゲンです！

10/10 7:03

今日のスタートは門内岳から！
朱色のお社も今日で雪囲いを施される予定

10/10 7:06

快晴の下、この稜線を歩ける喜びに浸ってます

10/10 7:07

居心地の良い門内小屋

10/10 7:40

梶川尾根
飯豊は何処の尾根も立ち上がりがエグイです！

10/10 7:56

門内岳に続くギルダ原

10/10 8:04

北股岳には何度かお参りした鳥居が

10/10 8:13

梅花皮沢からの角度がハンパないですね〜

10/10 8:35

飯豊で一番立派な梅花皮小屋

10/10 8:37

北股岳からの下りもシビレました

10/10 8:37

ハートウォーミングな梅花皮小屋の鐘を鳴らしてみたい

10/10 8:38

小屋から1分程で行ける治二清水はこの時期でもドバドバ系
癖がなく美味しい水です！

10/10 9:04

梅花皮小屋からの登り、振り返って北股岳と門内岳への稜線

10/10 9:05

ようやっと梅花皮岳まできました

10/10 9:30

飯豊丸見え

10/10 9:32

烏帽子岳ロックオン！

10/10 9:40

テン泊装備ではないのにヘロヘロです💦

10/10 10:14

ハクサンフウロ

10/10 10:19

草花が生えないココは万年雪エリア

10/10 10:24

カブト池

10/10 10:48

本山から御西小屋へと続く稜線、美しいですね〜

10/10 10:59

雲一つない御手洗ノ池を見たのは初めて！

10/10 11:10

カラマツソウ

10/10 11:12

枯れかけのミヤマシシウド

10/10 11:15

ミヤマアキノキリンソウ

10/10 11:21

大朝日岳と小朝日岳に最大ズーミング

10/10 11:24

ヤマハハコ

10/10 11:29

ナナカマドとダイグラ尾根

10/10 11:32

まさに烏帽子岳そのまま

10/10 11:33

天狗の庭

10/10 11:41

天狗の庭からの大日岳
次回は残雪を抱いたその姿を見たいです

10/10 11:45

振り返って烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳

10/10 11:52

岩稜帯の宝珠山がゴジラの背中みたいな大��尾根

10/10 11:53

森林限界近辺は錦の紅葉でした

10/10 12:14

重ザックで歩くのももう少し、今宵の宿は御西小屋

10/10 12:46

御西小屋の水場はガツンと下る割に水量少な目、でも自分的にはココの水が一番美味しく感じました

10/10 13:06

秋の蒼い空に小屋が映えますねぇ

10/10 13:07

さてと、軽身になって大日岳へGo！

10/10 13:09

チングルマの綿毛と草紅葉

10/10 13:17

枯れかけのイワギキョウかな？

10/10 13:24

二王子岳、北股岳、梅花皮岳、烏帽子岳
このアングルで見るのは初めてです！

10/10 14:15

本山、草履塚、種蒔山

10/10 14:23

左から大日岳、主稜線、本山

10/10 14:40

何年か前のリベンジ達成！

10/10 15:06

ダイヤモンド大日岳

10/10 15:20

この主稜線歩き最高です！

10/10 15:40

脱力系ハクサンイチゲ

10/10 15:48

チングルマも紅葉

10/10 15:59

セリ科の何だろう？

10/10 16:00

ミヤマクルマバナ

10/10 16:57

そろそろマジックアワーが迫ってきています

10/10 16:59

大日岳の影が御西小屋を包み込みそう

10/10 17:03

御西小屋、サンダルやハンガーが豊富で快適です。
唯一トイレはアレですが。。。

10/10 17:28

今、この瞬間を見るために一日頑張りました！

10/10 17:29

落日

10/10 19:19

喜多方方面
この夜景を見ながら何を話そうか！

10/11 6:29

3日目の朝はまず飯豊本山へ軽身でピストンです！

昨日の快晴から一転の雨でやる気ダダ下がり💧

そんな登山道の標柱、位置的に御西小屋を示した方が良いかと思うのは自分だけかな？

10/11 6:29

登山道はあちこちで川になっています

10/11 7:14

あともう少し！

10/11 7:22

山頂ロックオン！

10/11 7:25

勇者の道 ダイグラ尾根

10/11 7:26

到着！
何故か、いつもガスガスな山頂💦

10/11 7:57

下ってくると、あら。。。
まさに登山良くあるあるでした

10/11 8:00

残雪もあとわずか

10/11 8:08

本山からの帰りに御西岳の右肩から虹が！

10/11 8:10

小さい秋み〜つけた！

10/11 8:16

マツムシソウ

10/11 8:20

山紫水明

10/11 9:21

梅花皮荘にこんな感じの絵画が飾ってありました。
ホント絵画の世界です！

10/11 9:21

天狗岳の辺りでガスが薄くなってきました！
天候も回復基調みたいです

10/11 9:50

視界クリア
眼下には絶景が広がっています

10/11 10:20

これからアノ奥の北股岳を越えなくては。。。

10/11 11:07

でも中々足が進みません💦

10/11 11:20

振り返れば本山と稜線上の御西小屋がクッキリ見えます

10/11 11:22

赤岳沢の雪渓、まだかなりの厚さが有りそう

10/11 11:48

ハクサンイチゲ

10/11 12:12

シナノキンバイ

10/11 12:35

このキレイな葉は？
アチコチで見かけました

10/11 12:44

ようやく梅花皮岳まで戻ってきました

10/11 12:59

イイデリンドウ？がまだ咲いていた

10/11 13:27

梅花皮小屋に泊まりたい、だけど台風が近づいているから少しでも先にという葛藤が

10/11 13:46

赤つた沢の雪渓

10/11 14:03

二王子岳と洋上に浮かぶ佐渡島

10/11 14:04

ズームするとオレンジ色の二王子小屋と背後には新発田市と日本海が

10/11 14:24

中央に大高地山、鍋倉山、鞍掛山

10/11 14:39

本日の目的地、門内岳の朱色のお社ロックオン！

台風接近を見込んで下山ルートの梶川尾根に一番近い門内小屋泊

10/12 5:40

4日目、おはようございます！
もう看板も取り外され、小屋仕舞いの準備

10/12 6:45

雨風もそれ程強くなくラッキー

10/12 6:58

最後の稜線歩きを楽しみながら最短の梶川尾根で下ります

10/12 7:13

赤と緑のコントラストにソフトなスクリーンがかかったよう

10/12 7:32

梶川峰、ここまでもこの先も、かなり登山道の浸食が進んでいました

10/12 7:33

梅花皮小屋のコル、この景色もこの辺りで見納め

10/12 7:41

オヤマリンドウがまだ頑張ってます！

10/12 8:31

五郎清水は登山道から約30m急降下、かなりアスレチックな感じなので水を汲みに行く際はサブザックとかを持って行った方が良いです

10/12 8:50

森林限界の下は紅葉もそれなりに、雨でしっとり艶やかです

10/12 9:11

滝見場からの梅花皮滝、幻の滝は今回雪渓のみでした

10/12 11:26

梶川尾根には今回もヤラレましたが無事に温身平へと着地
満足度200%の飯豊山行でした！

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ シェラフ

感想

K_2

二年ぶりに秋の飯豊連峰縦走、今回はグリコ作戦と題して主稜線をピストンする1回の山行で2度美味しい(楽しめる)計画として、車利用の天狗平からのアクセス。

1日目：
曇りのち雨予報でしたが、スタートから小屋までの間は雨にも降られず少し寂しげな飯豊の雰囲気を味わう事ができました。

2日目：
朝から快晴でハイテンションの中、写真撮りまくりで思うように歩けません。
御西小屋から軽身で大日岳往復し、ゆっくり、まったり、のんびり景色を満喫
夕陽や夜景も見ることができて大満足。
ココは初めて泊まりましたが今までの印象と異なり、こじんまり感が落ちつけました。

3日目：
夜半からの雨音に本山往復のモチベーションだだ下がりでしたが、同宿のダイグラ尾根を下るという勇者2名に触発され負けずと実行。
台風の影響が出る前に下山したいと主稜線を戻り、再度門内小屋へ
往路とはまた違った飯豊を見ることが出来てラッキーでした

4日目：
危惧していた風雨もそれ程強くなく、安心して梶川尾根を下山
数年前より確実に登山道の浸食、崩壊が進んでおりますが、要所要所に手が入っており登山道整備をされている方々のご尽力に感謝！
いつもながら、ココの尾根は膝にきます💦

予定では頼母木小屋へもう一泊して朳差岳を往復する計画でしたが、台風のリスクを考慮して下山としました。今回の台風は各地で甚大な被害をもたらし多くの被災者を出してしまいました。一刻も早い復旧と、被害にあわれた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。