穂高周回 上高地より横尾→岳沢
- GPS
- 23:31
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,393m
- 下り
- 2,393m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:02
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:46
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 9:31
天候 | 初日 曇り後土砂降り 2日目 晴れ 3日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
1日600円 沢渡〜上高地バス 往復2100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂→涸沢岳 信州山のグレーディング通り難路 EとDでかなりの差を感じます。 登山道はとても整備されてます。 ですが、緊張がほぐれて歩けるのは上高地→涸沢、岳沢→上高地の区間位です。 |
写真
感想
穂高に行きたいツレと未踏の北穂に行きたい自分で、今回のコースに。
北穂→涸沢岳の難路が不安でしたが、無事下山することで安堵。
評判通り北穂→涸沢岳は全く気が抜けないです。
過去経験した難路を軽く超えて行きました。
信州山のグレーディングDとEで一気変わる。
基本、岩を上か下か横に移動。
区間ほぼずっと続きます。
重太郎新道の下りも中々厄介。前穂直下の鎖場は長くて滑る。
吊り尾根、前穂は本当に楽しめました。
以前と逆ルートで歩きましたが、ここは好きです。
緊張感が続き下山後にグッタリ来ましたが、充実感も大きく楽しいルートでした。
〜〜〜
仕事後の深夜移動翌朝スタート予定なので、初日はとにかく涸沢まで辿り付ければと横尾経由。
台風19号の影響で関東脱出にかなりの消耗。おまけに良い降りっぷり。
運転も中々の緊張感。
途中ツレを拾って沢渡に4時過ぎ。
仮眠して、中々上がらない雨にダラダラ。7時にやっとバス停へ。
全く待たずにバスに乗れ上高地へ。
到着して、ふと窓の外を見ると知った顔が。
ここで会うかねと談笑。
そして、ほぼ類似ルートでちょいちょい会う事に。
しかし、9時過ぎスタートはやらかした感も。
初日は降られる覚悟はありましたが、横尾までは時折パラつく程度。
横尾を出てからパラパラが、断続的に。
屏風岩から滝?いやーな予感。
上下レインウェア着用。
本谷橋から登り始めて、大きく荒天に振り切る。。。的中。
土砂降りに。
ザックの背面パットが冷たーくなってゆきます。
これが物凄いスピード。
一番紅葉が良さそうな場所で、景色を楽しむ余裕もなく、、、
水が登山道に集まって遡行状態に。
完全に雨を吸った状態で、涸沢ヒュッテに到着。
テント泊か、素泊まり変更か悩む。
雨は上がる予報でテント泊に決定。
テント少ないとは言えここは涸沢。
20張りはあったかと。
翌朝は一転晴れ。
水を吸ったテント撤収。
ザックがおかしな重さに。
北穂ピストンのパーティーには全く着いて行けず、北アルプスとは思えない静かな山行に。
ザックの重さに耐えながら登っていると、下山者とすれ違い。
こちらは2人なので道を譲ると、
脚を取られて目の前で転倒!
崖側に滑り落ちそうに!
ウッソー!
と思いつつ、腕を掴めました。
とにかく滑落しなくてよかった。
と、北穂に到着。
眺め最高。
白馬までよく見える。
が、風が強くて冷たい。
コーラ飲みながら、一服してると、凄い勢いで大キレットを駆け上がって来る欧米男性が。
ニコニコと陽気に声かけて貰い、なんとなく会話。
日本語と英語とで。
スペイン出身だそうで。なんか、納得。
今回の核心部、涸沢岳への稜線へ。
ザックが重くゆっくり慎重に。
そこへ先程のスペイン男性があっと言う間に追いつかれ。
「写真撮ろうか?」
って撮って貰う。
また凄い勢いで先へ。
あっという間に見えなくなる。
凄い。とてもいい感じの方でした。
ほぼ壁に張り付いて上下左右に移動する感じ。
3点保持で通過出来るけど、ここまで続くかねと?
コルまでの降りとコルからの登りで一ヶ所づつかなり厳しいところが。
涸沢岳険しい。
一昨年の時と山頂標識が変わっている。
ツレは過去最高にキツかったと。
それは自分も一緒。
奥穂山荘に到着。
テントは張れましたが、風が強い。何とかなると思ったけどバタバタと中々眠れず。
浅い眠りで起床。風が強くてテントバラシに手間取る。
さて奥穂へ。
低い雲と高い雲の曇り。視界は良好。
遠くの山並みが青く水墨画の感じで。
先着にの方に写真撮っていただき、ありがとうございました。
富士山から白馬岳までよく見渡せ最高でした。
楽しみにしていた、吊り尾根から前穂へ。
ここは、気持ちいいです。
ホント好き。
あっという間に紀美子平。
ザックをデポして前穂へ。
ここの岩登りもホント楽しいです。
山頂は静穏で気持ちの良い!
槍から焼岳まで眺められるのが最高。
後は下山のみで寂しい気持ち。
いきなり紀美子平直下のつるつるの鎖場は、空身からザックを背負った身体には厳しい。登りでは記憶になかった部分。
重太郎新道激下り。あっという間に標高が下がって行きますが、やはり膝にくる。
休み休みで岳沢小屋に到着。
ビールを一杯。
美味いけど、寒い。
後は良い色の樹林帯をこんなに長かったかな?と上高地へ。
雨は辛かったけど、楽しい秋の山行でした。
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