天気を見定め鳳凰三山&オベリスク登頂!(青木鉱泉〜ドンドコ沢〜鳳凰三山〜中道〜青木鉱泉)
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- GPS
- 29:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,985m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
青木鉱泉8:20-10:05南精進ヶ滝10:25-11:55白糸滝12:20-12:50五色滝13:10-13:55鳳凰小屋
(7月16日)
鳳凰小屋4:35-5:30地蔵岳6:30-6:40赤抜沢ノ頭6:50-鳳凰小屋分岐7:30-8:00観音岳8:50-9:25薬師岳10:05-12:30中道登山道入口12:45-13:20青木鉱泉
天候 | 7/15 曇り 7/16 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金1日750円。今回は2日間なので計1500円。 青木鉱泉への道は青木鉱泉のHPを参照。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所、迷う箇所はありません。 オベリスクは岩間に垂れ下がったフィックスロープと、つま先が掛けられるくらいのスタンスを利用すれば基部からの登りは大丈夫。 むしろ下り始めが少し怖い。 トイレ… 青木鉱泉、鳳凰小屋にあり。 水場… 青木鉱泉、鳳凰小屋にあり。 その他、五色滝から鳳凰小屋の間の水場は分からなかったが、南精進ヶ滝から五色滝の間には水場になりそうな箇所がいくつかあった。ただし、あくまで自己責任で。 温泉… 韮崎旭温泉 600円。源泉掛け流しで飲泉もできる良いお湯です。 鳳凰小屋の幕営料は1人800円。 この日はゲキ混みで、14時到着の時点で張れるか分からない状態だったほど。 最終的に張れなかった人たちは、いくらか割り引いた料金での素泊まりとなった。 |
写真
感想
kengamineさん、レコ作成お疲れさまでした。
本当に文章が上手だね〜。思わず笑ってしまった。細かい描写があって忘れないうちに書いているので正確だわ。
今回は月曜日が晴れ予報だったから、日曜の雨覚悟で北ア…というのも迷いに迷ったけど、最終的に決めてくれ!とケンさん命令が(笑)
お互い決められない性格かもね〜。あのまま2人で悩み続けていそうだったw
オベリスク登頂は下から見てるだけで十分楽しめました。
その後の稜線歩きも最高に気持ち良くて、絶景にはしゃぎまくってたね!
初日アップしました〜ブログ『こまちの散歩道』
(1)http://blog.goo.ne.jp/komachii/e/a6bef66091b47e2361fa56b71bf7f138
(2)http://blog.goo.ne.jp/komachii/e/e4ac5a738a38176dac9bddbbb999f96e?st=0
2日目地蔵岳
http://blog.goo.ne.jp/komachii/e/22c2557740cec32f30369057f421346a
観音岳
http://blog.goo.ne.jp/komachii/e/574c7503779a650f4f87b1a2c0974eaa
薬師岳と中道下山
http://blog.goo.ne.jp/komachii/e/f866913109593eecda4919d04c621c48
今回もkomachiさんとのコラボ登山。
当初の計画は朝日連峰縦走だった。
しかし、折しも梅雨時とあっては雨は避けられそうになく、週初めには早々に断念。
それではと、天気を見ると北ほど良さそうだ。ならば秋田駒や裏八幡平縦走か。
しかし、こちらの気持ちを見透かすかのように梅雨空は東北おも埋め尽くし、ついには身動きが取れなくなり、結局金曜午後になっても行き先が決まらず、とうとう土曜は天気が悪いこともあり待機ということになった。
土曜は朝からいろんなお天気サイトをチェックしながら、komachiさんとどこへ行こうかとメールのやり取り。
ただお天気サイトも各社によってばらつきがあり、なかなか判断が難しい。
結局出発時になっても決まらず、でも北アか鳳凰三山ということにして、とりあえずは待ち合わせ場所である塩尻駅へと向かった。
塩尻駅でkomachiさんを出迎え、早速車中会議。携帯で天気をチェックすると北アは土曜は雨、日曜は晴れ。一方鳳凰は土曜は曇り、日曜は晴れ。
個人的には土曜の雨を我慢して北アでも良いかなっと思っていましたが、komachiさんの希望を聞くと6:4で鳳凰とのこと。
ということで、行き先は鳳凰に決定!(ワタクシに意思決定権なんてありません!笑)
韮崎まで高速を走らせ、ICを下りてからは青木鉱泉のHP通りに車を走らせ青木鉱泉には2時過ぎに到着。明日は鳳凰小屋までで5時間半ほどの歩きなので、睡眠時間を取りたいこともあり、少し遅めの出発として2時半に就寝。
(7月15日)
朝7時に起床。夜中に着いた時にはガラガラだった駐車場が、起きたら車でギッシリ!
ただしひっそりとしている。ということは、皆さんすでに出発したようです。
それとは逆に私たちはユルユルと準備して、8時20分にようやく歩き出す(笑)
少しの林道歩きの後、河原を渡って樹林帯へ。早速急登が待っていた。日は射していないが蒸しているのか、早くも汗が噴き出してきます。
やがて沢へと下り立ちます。上を見ると滝のような流れがあり、これが南精進ヶ滝なのか?
実はお互い今回のコースを殆ど調べていなかったので良く分かりません。とりあえずそうかも?ということで先へと進みます。
すると少し歩くと、また小さな滝のようなのが出てきました。う〜ん、これが鳳凰の滝なのかなぁ。
スッキリしないまま先へと行くとすぐに道標が現れ、そこには南精進ヶ滝を指し示す文字が。やっぱりさっきの滝は違ってたんだ(笑)
南精進ヶ滝は巻くこともできますが、なかなか豪快な滝なので足を延ばして損はないと思います。
展望台から更に登り、巻き道と合流。沢を何度か渡ると、今度は鳳凰の滝です。
この滝を観るには分岐から往復しなければなりませんが、今日は時間に余裕もあるので当然観に行きます。
ちなみに分岐にザックをデポして行きましたが、ザックがないと足が軽い軽い!
まるで足裏にバネがあるかのごとく、足が跳ね上がる感覚ですね(笑)
鳳凰の滝は近くまで寄れないこともあり、南精進ヶ滝ほど豪快さは感じませんが沢の両崖から流れ落ちそれはそれで趣のある滝でした。
再びザックを背負って重くなった足取りに、容赦ない急登。そこを2人してヒィ〜ヒィ〜言いながら登って行くと白糸滝の看板。ここは登山道からすぐの所から観られて助かった〜。
ここで小休止していると、ここまで抜きつ抜かれつしていたテン泊装備の方たちが同じく休んでいたり少し遅れてやって来たりした。
実は途中ですれ違った方から、昨日のテン場はゲキ混みで最終的には張れない人もいたと聞いていたので少々不安がよぎっていた。できればこの人たちより前に着きたいなぁ〜と思いながら、更に先へと進みます。
相変わらずの樹林帯の急登でしたが、五色滝へは意外と早く到着。時間も気にはなるが、今度はいつ来るか分からないので観に行きます。幸い数分下った所から豪快な滝の流れを観られ、これまた大満足!
これで滝見物も終わりなので、後は急いで鳳凰小屋へGO!
途中で何組かのテン泊組を追い抜き、内心ホッとしながら小屋に到着。
まず目に飛び込んできたテン場は明らかに大混雑!すぐに受付に行くと「まだ張れるか分からないからチョット待ってて」 ←えぇぇ〜っ!マジで!
でもすぐに「あなた達はまだ大丈夫そうだ」と言われ、へなへな〜っと力が抜けました(笑)
それにしても、この日のテン場の凄いこと!立錐の余地もないとはこのことをいうのでしょう。(最終的には張れずに、小屋素泊まりになった人多かったようです)
無事にテントを張ると、ホッとしてマッタリと過ごす。
小屋までの道中「テント張ったら地蔵まで行こう!」なんて張り切っていたkomachiさんも、どうやら諦めたようだ。シメシメ(笑)
夕飯はkomachiさんが作ってくれました。普段のテン泊時は質素に済ませているので「簡単なものだよ」と言って出してくれた物でも充分過ぎるご馳走でした。komachiさん、ホントに御馳走様でした!
夜は8時頃には寝ましたが、暑いくらいで夜中までシュラフははだけて寝たほどでした。
(7月16日)
夜中2時前からポツポツと雨が降ってきた。起床直前になっても降っていたので少し心配しましたが、なんとか起床時には止んでくれた。(雨の中の撤収&歩きはイヤだもんね)
5時出発の予定が手際よく進み、4時半過ぎに歩き出す。
朝一の登りはキツイ!なのでゆっくりと登って行きます。
樹林帯を抜け、開けたザレ場では振り返ると幻想的な雲海が広がってます!
転じて西の方に目を向けると白い雲に覆われ、甲斐駒や北岳は見られないかなっと予感。
地蔵岳に着くと、やっぱり甲斐駒は雲の中。まずはオベリスクへ取り付く。オベリスクは2年前に来た時は基部で断念していた。
今日は絶対に登るぞ!っと気がはやっていたのか、komachiさんを置いてガンガンと上へ。その姿を見ていたkomachiさんからは、猿みたいな足取りと言われてしましました(笑)
さて基部に着き、上を見上げるとしっかりとしてそうなロープと絶妙な具合に足先が掛けられるほどの溝があります。1歩取り付いてみるとイケそう!更に1歩、イケそう!そんな感じで意外とあっさりと登頂。
実際そこからの眺めは基部への登り途中からの眺めと大して変わりませんが、それでも一番上からというのは気持ち良いですね!
といっても狭いのであまり落ち着かず、すぐに下ります。最初の1歩目がチョット怖かったですが、後はスムーズに下りられました。
基部ではちょうどこれから登る人たちとすれ違いです。この間、少し下で見守っていたkomachiさんは少し冷えてしまったようでゴメンね!
あとで分かったが、1時間も遊んでしまった地蔵岳をあとに先へ向かいます。
赤抜沢ノ頭から見る北岳は相変わらず雲の中。でも、ここから白砂の稜線歩きが続くのかと思うとワクワクしてきます。
特にkomachiさんは初の鳳凰三山なので、ゆっくりと楽しんでもらいたいな〜!
それにしてもこの稜線はホントに気持ちイイ!段々と青空がのぞいてきたこともあり、テンションが上がる一方。北岳を覆う雲も取れてくれそうな予感!
観音岳手前からは正面に富士山を見ながら歩けるとあって、komachiさんも嬉しそう。
観音岳では翌週会う予定の山仲間と出会ってお互いビックリ!皆少しでも天気の良さそうな所へと考え、ここへ来てしまうんでしょうね。
観音岳でも50分マッタリと過ごし、薬師岳へと向かう。この稜線歩きもあと30分で終わり(涙)
「白峰三山、姿を現してくれないかね〜」なんて言いながら歩き始めましたが、なんとなんと願いが通じたのか、程なくしてその全容を現してくれました〜!
富士山を正面に見ながらの、なだらかな稜線歩き。加えて白峰三山も拝めてはkomochiさんもテンションも最高潮に達したのでしょう。両手をひらひらと鳥のように歩いていました(笑)
あっという間に薬師岳へ。この絶景もここで見納め。ですからゆっくりと過ごすことにします。
komachiさんはというとテンション上がりっ放しのようで、広い山頂をカメラ片手に右へ左へと走り回っています(笑)その姿に私はニヤニヤ。
でも、あっという間の40分。まだ下りたくないようで「ホントに下山しなきゃダメ〜?」と懇願された時には、ここでテン泊しちゃうか!とも思いましたが、所詮は悲しい会社の犬。泣く泣く山頂をあとにすることに。
それでも最後は姿を見せてくれてありがとう!と、2人で手を合わせて感謝!でした。
下山に使った中道。地図で見ると途中にポイントもなく、一気に登山口までコースタイムが出ている。下る前から単調な道なのではと思いましたが、実際そうでした(汗)
見所といったら御座石と何箇所かあるゴゼンタチバナのプチ群生くらい。
後は延々と続く単調な下り。おまけに急なところや木の根が張り出して滑りやすいところも多く、下山してお互いの口から出た言葉は「もうこの道を歩くことはないね」でした(笑)
下山後は、以前行って気に入った韮崎旭温泉へ。ただ時間が少し心配だったので青木鉱泉からの下りの道で少し飛ばしてしまい、車酔いさせてしまって反省…
それでも無事に帰りのバス停まで送り届けて、今回のミッション完了!
帰りの中央道は笹子から35kmの大渋滞とあって、さっさと一宮御坂ICで下りて雁坂トンネル経由で帰宅。こちらは渋滞もなく須玉ICから4時間10分で着いたので、今後もエスケープルートとして使えることが分かったのも今回の収穫でした。
今回は久々のテン泊とあって翌日から筋肉痛となってしまったが、それでも念願のオベリスク登頂や南アの絶景を楽しめ大満足!
そしてなんといっても、komachiさんが見事に雨を避けて鳳凰三山をベストチョイスしてくれたおかげで気持ち良く歩くことができました。
komachiさん、ありがとう!またご一緒しましょうね♪
ほぼ同じ行程ですね。緑のクロックス何となく憶えています。
2日目絶好の山日和で楽しかったですね。
でも、樹林帯歩きが暑くて疲れたー
羨ましい景色がいっぱい。
景色も羨ましいけど、豪華な食事も羨まし〜。
komachiさんお手製の油麩の卵とじ、美味しそう。(〃д〃)
私も馬蹄の次にこちらと同じコースで鳳凰三山狙ってます。
オベリスク登頂できるかな?
bmwさん、初めまして!コメントありがとうございます!
緑のクロックスって、最後から2枚目の写真のことでしょうか?
だとしたら、あの方は他人です
小学校高学年くらいの立派な山ガールでしたよ。
でも、私はbmwさんのこと憶えてますよ
オベリスクからの下りで、他の方に写真を取ってほしいと頼んでいる声を聞いてますから
もちろん、bmwさんの登り下りの一部始終を見守っていました。
ちなみに、私は写真を頼んだ男女3人組の前にオベリスクに立ったヤツです
お互い達成感いっぱいでしたね!
ホント、日月にして正解だったね
といっても、山域によっては日曜も天気が悪かったから、今回はこまちさんのベストチョイスの賜物です
まぁ〜rokuさんみたいに雨でも突っ込んでいく根性がないんです、ワタクシたち
オベリスク、サクッとやっちゃってくださいな
kengamineさん、こんばんは。
観音岳付近でニアミスしてそうです
あちこち岩場付近でウロウロしてました
白峰三山が雲から顔出した時は感動しましたね
富士山も含め、今でも目に焼きついてます
オベリスクも登られて素晴らしい山行ですね
utaotoさん、こんばんは!
山行記録を何気にスクロールしてたら、utaotoさんの鳳凰三山のレコが目に飛び込んできてビックリでした!
観音岳付近でニアミスしてたんですね
う〜ん、残念!utaちゃん、otoちゃん、あっ!もちろんutaotoさんにもお会いしたかったです
それにしても気持ちの良い稜線歩きでしたよね!
雲が取れずヤキモキさせた北岳が姿を現した時は感動モノでした
utaちゃんotoちゃんも、いつの日かオベリスクの上に立つことがあるのでは
写真の方と勘違い
でも、オベリスクの時のことはもちろん憶えていますよ!
勇気をもらいましたから
雨をよけての山行でしたが大正解でしたね
気になさらずに
私のことも憶えていてくれたんですね
でも、登りは意外とアッサリでしたよね
下りはチョットだけビビりましたが
オベリスク、登られたんですね
鳳凰三山、同じルートで2004年の8月に登りました。
で、鳳凰小屋に泊まりました。
そこで聞いた話では、ドンドコ沢の所要時間は厳しすぎ
鳳凰小屋から夜叉神はチョ―甘すぎ
天候に恵まれて何よりでしたね
あっ komachiさんの判断ですね
お手製の油麩の卵とじに炊きたてのご飯、美味しそうですね〜
充実の山行ぶりが伝わってきま〜す
○○と煙は高いところへ…と言うじゃないですか
navecatさんは鳳凰小屋に泊まったんですね!
当時と小屋番さんは同じなんですかね?
私たちが会った小屋番さんはとても気さくで、今度は泊まってみたいな〜っと思いました
ふふっ、ご飯美味しそうでしょ〜
麩だけに、ふーふー言いながら食べました
そして、稜線での絶景には思わず感嘆の声が漏れましたよ。
「ほぉ〜!おぉ〜!」って
山行記録をみていてオベリスクの一番上の写真があり
懐かしかったです。
今より昔 METABOまんになる前の体が逆三角形に一番近かったころ登った記憶があります。ホント懐かしい。
METABOを経て再び今の体で登れるかな(笑)
鳳凰山そのうちいってみようと思います
オベリスク登ってるんですね
また登れるんじゃないですか〜?
そうでないと、ジャンダルムなんて言ってられないですよ
私は今度、黒戸尾根〜甲斐駒〜早川尾根から鳳凰三山狙ってます
先日、私も鳳凰山行ってきました。オベリスクに登れなかったので、このレポの様子、参考になります。次回、挑戦してみたいです。
あと、旭温泉イイですね。肌につく泡々の感じがたまらないです。機会あれば、甲斐市の山口温泉や湯めみの丘温泉などもイイですよ。
tacchinさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
鳳凰三山に最近行かれたんですね。
レコ拝見しましたが、日帰りとは健脚ですね〜
tacchinさんも青空の下、歩けてみたいで良かったです。
オベリスク、次回はぜひ上まで登ってみてください
旭温泉もご存じなんですね
山口温泉は去年入り損ねたので、いずれ行きたいと思っています。
すぐ近くのフカサワ温泉も良さそうですよ
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