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Yamareco

記録ID: 2091166
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

秋川支流・三内川の分水嶺周回+勝峰山

2019年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:29
距離
17.1km
登り
996m
下り
980m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
1:10
合計
6:55
6:53
22
7:15
7:20
35
ぐみの木峠
7:55
7:59
42
9:02
9:25
14
10:37
10:42
23
11:05
11:05
15
11:20
11:21
7
12:36
13:00
48
13:48
武蔵五日市駅
天候 晴れ一時曇り・雨上がりで朝のうちはしっとり
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
▼行き
板橋5:03ー(高田馬場・田無・小平・拝島のりかえ)−6:44武蔵五日市
JR線(160円*+220円)、西武線410円=790円
*板橋ー高田馬場間は定期券のため実質630円

▼帰り
武蔵五日市14:02ー(行きと逆ルート)−15:33板橋
★西武線のダイヤ乱れで、運よく1本前の急行に乗れた
コース状況/
危険箇所等
●台風19号の影響について
・金比羅尾根の通行止めは解除されました。巻き道区間などでは路肩を歩かないように注意の掲示が出ている場所もありましたが、支障なく歩ける状態にまで回復しています。
・その他の登山道では台風の影響はありません。幸神尾根は若干倒木多めですが、手入れの頻度の問題で、必ずしも先の台風の影響ではないと思われます。

●幸神尾根(小机集落〜深沢山北峰)
「日の出山の会」などが道標類を多数設置しており、基本的にふみ跡もしっかりついています。
しかし、特に前半は里山特有の複雑な地形で油断できません。山と高原地図で言えば「赤破線」相当といえます。

今回は320m圏の「地蔵山」のピークで進行方向を間違えました。
(お地蔵さんの方に進むと間違いです。申し訳程度に進入禁止ロープがあったきがします)

327m峰(ためぐそ山)を過ぎたコルで、立派な道が合流してきます。登山道はここで2手に分かれ、尾根直登ルートと、南から上がってきた道を道なりに登るルートに分かれます。(今回は後者を選択)
2本の道は上のあずまやのある場所で合流します。あずまやのある地点から下る場合、道がわかりにくく感じるかもしれません。

あずまやから先はロンデン尾根との合流点まで明瞭な尾根道となります。

●ロンデン尾根・勝峰尾根(勝峰山〜深沢山北峰〜金比羅尾根合流点)
ほぼ全区間道型明瞭。1か所を除いて実線ルートと考えて問題ありません。
道中の小ピークはすべて直登するので、体力的にはハードです。

【注意箇所】
607m峰の東にある600m圏の連続する2つの小ピークがあります。登りではここがロープのついた急坂という以外に問題ないのですが、下りでは尾根なりに歩くと間違えます。踏み跡もやや不明瞭な場所なので要注意です。

●金比羅尾根
台風の影響で路肩が弱くなっている区間は、なるべく山側を歩くようにすれば問題ありません。
今日ははじめて武蔵五日市駅から歩きます。スマホとにらめっこしながら登山口を捜し歩きます。雨上がりの朝の空気がしっとりと心地よい。
2019年11月04日 07:08撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:08
今日ははじめて武蔵五日市駅から歩きます。スマホとにらめっこしながら登山口を捜し歩きます。雨上がりの朝の空気がしっとりと心地よい。
地形図の小机集落224m点から北へ向かう小さな峠道に入り、その峠の頂上が幸神尾根の登山口。
達筆すぎてなんて書いてあるのか読む気がしません
2019年11月04日 07:15撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:15
地形図の小机集落224m点から北へ向かう小さな峠道に入り、その峠の頂上が幸神尾根の登山口。
達筆すぎてなんて書いてあるのか読む気がしません
その脇には草に埋もれそうな小さな道標。日の出山の会が最近設置したと思われるものです。今日はこの標識たちにお世話になります。
2019年11月04日 07:14撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:14
その脇には草に埋もれそうな小さな道標。日の出山の会が最近設置したと思われるものです。今日はこの標識たちにお世話になります。
最初は竹が倒れていたり、細かな急なアップダウンで歩きにくかったりで、いかにも里山といった風情です。
2019年11月04日 07:23撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:23
最初は竹が倒れていたり、細かな急なアップダウンで歩きにくかったりで、いかにも里山といった風情です。
最初のピークは地蔵山。地形図では320m圏のピークですが、この道標には「323m」と記載されています。独自に測量したのでしょうか?
2019年11月04日 07:39撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:39
最初のピークは地蔵山。地形図では320m圏のピークですが、この道標には「323m」と記載されています。独自に測量したのでしょうか?
地蔵山山頂には高さ40cmくらいの石仏。そしてこの石仏の横のふみ跡を進んでいくと・・・外れでした。ピークを踏んだら必ず進行方向を確認のこと!(自戒)
2019年11月04日 07:40撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:40
地蔵山山頂には高さ40cmくらいの石仏。そしてこの石仏の横のふみ跡を進んでいくと・・・外れでした。ピークを踏んだら必ず進行方向を確認のこと!(自戒)
得てして正解の道は倒木の裏についていることが多いのです。不思議!
2019年11月04日 07:46撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:46
得てして正解の道は倒木の裏についていることが多いのです。不思議!
この古い倒木はいつからここを塞いでいるのでしょう?
2019年11月04日 07:51撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 7:51
この古い倒木はいつからここを塞いでいるのでしょう?
そして本日最大の目的地、その名も「ためぐそ山」。
この山はいつからこんな名前で呼ばれているのか? 謎すぎます!
2019年11月04日 07:53撮影 by  SH-01K, SHARP
4
11/4 7:53
そして本日最大の目的地、その名も「ためぐそ山」。
この山はいつからこんな名前で呼ばれているのか? 謎すぎます!
ためぐそ山から下ったコルで、小机集落から来た立派な道と出会います。「ぐみの木峠」と書かれた方向は今歩いてきた道なので、登山口のあの峠がそう呼ばれているのでしょうか?
2019年11月04日 08:02撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:02
ためぐそ山から下ったコルで、小机集落から来た立派な道と出会います。「ぐみの木峠」と書かれた方向は今歩いてきた道なので、登山口のあの峠がそう呼ばれているのでしょうか?
前の写真の地点で道は2手に分かれます。いったん、尾根を絡む巻き道となり。尾根に乗り上げるとなかなかの展望です。
2019年11月04日 08:09撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:09
前の写真の地点で道は2手に分かれます。いったん、尾根を絡む巻き道となり。尾根に乗り上げるとなかなかの展望です。
尾根に乗り上げた地点に道標アリ。道はヤブでちょっと見えづらかった。
2019年11月04日 08:09撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:09
尾根に乗り上げた地点に道標アリ。道はヤブでちょっと見えづらかった。
ヤマレコのみんなの足跡を見ると、こちらのルートを歩いている人はあまりいないようです。
2019年11月04日 08:11撮影 by  SH-01K, SHARP
1
11/4 8:11
ヤマレコのみんなの足跡を見ると、こちらのルートを歩いている人はあまりいないようです。
あずまや。
ここで尾根直登のルートと合流します。下りだと若干道がわかりづらいかもしれません。
2019年11月04日 08:14撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:14
あずまや。
ここで尾根直登のルートと合流します。下りだと若干道がわかりづらいかもしれません。
南からの尾根と合流。下りではここで尾根を直進しないように注意。一応とうせんぼをしてあります。
2019年11月04日 08:21撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:21
南からの尾根と合流。下りではここで尾根を直進しないように注意。一応とうせんぼをしてあります。
でっかいキノコ。
2019年11月04日 08:32撮影 by  SH-01K, SHARP
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11/4 8:32
でっかいキノコ。
深沢山南峰到着。植生はスギ植林と自然林がそこそこの割合です。
2019年11月04日 08:40撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:40
深沢山南峰到着。植生はスギ植林と自然林がそこそこの割合です。
南方から10分で、北峰。つまり、ロンデン尾根との合流点です。ここまでもアップダウンの連続でなかなかハードでしたが、いったん勝峰山へと向かいます。
2019年11月04日 08:50撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 8:50
南方から10分で、北峰。つまり、ロンデン尾根との合流点です。ここまでもアップダウンの連続でなかなかハードでしたが、いったん勝峰山へと向かいます。
さらに小ピークを1つ超えて「勝峰山」に到着。ちょうど同じ時間に1人男性の方が登ってきて、読み方は「かつぼやま」だと教えてもらいました。
2019年11月04日 09:02撮影 by  SH-01K, SHARP
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11/4 9:02
さらに小ピークを1つ超えて「勝峰山」に到着。ちょうど同じ時間に1人男性の方が登ってきて、読み方は「かつぼやま」だと教えてもらいました。
広い頂上広場はベンチが多数置かれ、雑木林でよい雰囲気。
2019年11月04日 09:09撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:09
広い頂上広場はベンチが多数置かれ、雑木林でよい雰囲気。
2019年11月04日 09:13撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:13
9:25まで長話をさせていただき、勝峰山をあとにします。10分ほどで深沢山北峰に戻ります。
2019年11月04日 09:34撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:34
9:25まで長話をさせていただき、勝峰山をあとにします。10分ほどで深沢山北峰に戻ります。
北側には日鉄鉱業の採石場。見えている鉄塔群は東電の「新所沢線」であってるかな?
2019年11月04日 09:43撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:43
北側には日鉄鉱業の採石場。見えている鉄塔群は東電の「新所沢線」であってるかな?
2019年11月04日 09:54撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:54
441mが正しいようです。
2019年11月04日 09:54撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 9:54
441mが正しいようです。
似たようなピークが続き、だんだん飽きてきます。
2019年11月04日 10:06撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:06
似たようなピークが続き、だんだん飽きてきます。
尾根道が安定してくるにつれ、スギ植林の割合も増える感じです。
2019年11月04日 10:14撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:14
尾根道が安定してくるにつれ、スギ植林の割合も増える感じです。
鉄塔の下を通ります。鉄塔名の書いたプレートはみつかりませんでした。
2019年11月04日 10:23撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:23
鉄塔の下を通ります。鉄塔名の書いたプレートはみつかりませんでした。
p543「間藤の峰」。ためぐそ山のようなインパクトのある山名は他にはないのかね。
2019年11月04日 10:37撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:37
p543「間藤の峰」。ためぐそ山のようなインパクトのある山名は他にはないのかね。
この古い木彫りのプレートは八丁山など他の山でも見ますが、同じ作者のもの?
2019年11月04日 10:37撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:37
この古い木彫りのプレートは八丁山など他の山でも見ますが、同じ作者のもの?
2019年11月04日 10:50撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 10:50
600m圏連続ピーク、手前にロープの急坂あり。下山時は尾根の向きが変わるので要注意
2019年11月04日 11:01撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:01
600m圏連続ピーク、手前にロープの急坂あり。下山時は尾根の向きが変わるので要注意
さらに進んでp607。はたしてこの日踏んだいくつめのピークなんでしょう? 道も単調なスギ林でげんなりしてきます。
2019年11月04日 11:05撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:05
さらに進んでp607。はたしてこの日踏んだいくつめのピークなんでしょう? 道も単調なスギ林でげんなりしてきます。
右手に立ち入り禁止のフェンスが現れます。
2019年11月04日 11:20撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:20
右手に立ち入り禁止のフェンスが現れます。
「白岩山」のプレートの上に「違う」と書かれています。確かに三角点はありますが、本来の白岩山は立入禁止フェンスの向こうの尾根上にでもあるのでしょう。(調べる気なし)
2019年11月04日 11:22撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:22
「白岩山」のプレートの上に「違う」と書かれています。確かに三角点はありますが、本来の白岩山は立入禁止フェンスの向こうの尾根上にでもあるのでしょう。(調べる気なし)
金比羅尾根に合流しました。余裕があったら麻生山までと思いましたが、今日はここまで。
2019年11月04日 11:30撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:30
金比羅尾根に合流しました。余裕があったら麻生山までと思いましたが、今日はここまで。
ここまでのアップダウンの激しい尾根道とは一変、このあたりの金比羅尾根は基本巻き道で標高の変わらない道が延々と続くのです。
2019年11月04日 11:55撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 11:55
ここまでのアップダウンの激しい尾根道とは一変、このあたりの金比羅尾根は基本巻き道で標高の変わらない道が延々と続くのです。
金比羅山が近づくと、植林から解放されます。
2019年11月04日 12:39撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 12:39
金比羅山が近づくと、植林から解放されます。
金比羅園地。金比羅山の標高点はだいぶ西に離れたところにあり、登山道は巻いています。
2019年11月04日 13:01撮影 by  SH-01K, SHARP
11/4 13:01
金比羅園地。金比羅山の標高点はだいぶ西に離れたところにあり、登山道は巻いています。
絶好の行楽日和です。家族連れが2,3組と高尾山のような喧噪もなく、五日市の市民は良い山に恵まれていますね。
2019年11月04日 13:06撮影 by  SH-01K, SHARP
2
11/4 13:06
絶好の行楽日和です。家族連れが2,3組と高尾山のような喧噪もなく、五日市の市民は良い山に恵まれていますね。

感想

前回の記録の感想に「次回は熊倉山」と書いたのですが、その後ご存じのように最強台風19号の襲来で、特に下山予定の日野コースは危険な状態が容易に予測でき、他の皆さんのレコが上がるまでは様子見せざるを得ませんでした。

今回候補地として他に挙がったのは、
●北高尾山稜(下山地は未定)
●丹沢(塔ノ岳・鍋割山)
でした。秋晴れにつられて久々の丹沢もいいかな・・・と思いましたが、マイナールート好きの私としては「ためぐそ山」という衝撃的な(?)山名に負けて今回のルートにしました。

今回の山行にあたっては、i-espritさんの記録
「勝峰山、ためぐそ山など」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2029981.html
を参考にさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

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