紅葉の釜ノ沢東俣で渓泊
- GPS
- 33:00
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,597m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
天候 | Day1:晴、Day2:くもり一時晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風の影響で水量はやや多め 初めてなのでよくわかりませんが、倒木はある程度あるもののナメなどにはなく気になりませんでした |
写真
感想
◼Day0
22:00に成城学園前で山友さんを待ち合わせて中央道勝沼へ。0時過ぎに西沢渓谷の駐車場へ到着、数台止まってたけど、トイレがある道の駅みとみで車中泊。
◼Day1
夜明け頃の外気温は5度ほど。ビビって2つ持ってきてたシュラフを#5から#2に変えて、7時に駐車場をスタート。最初の吊り橋を渡り、入渓ポイントへ下降して沢装備を装着。11月だし沢水は身を切るような冷たさかと思ったらそれほどでもなく渡渉。もっと人が入ってると想像してたけど、途中日帰りで引き返してきた1組2人と会っただけでした。
水量はやや多めらしく、10-20回ほど繰り返した渡渉はそれなりにルートを選ばないと、膝より上まで濡れるくらい。水圧もそれなりで渡渉ポイントをあれこれ悩むこと多し。
紅葉は乙女の滝から両門の滝の上の泊地あたりまでが最も良い色付きかな。
魚止の滝は補助的な残置はなく、山友さんを肩車して、ロープを灌木に輪投げしてもらい突破。この辺りから両足の痙攣が始まる。気温が低く汗はそれほどだけど、水分補給が足りなかった。山友さんからコムレケアをいただき、だいぶ回復。これからは常備しよう。
途中の高巻きのUpDownにやられながら14:30に両門の滝へ到着。日没も近くこの日はビバークすることに。両門の滝の上の平らな一帯には先行者は誰もおらず、もしかするとぼくら2人だけのビバーク。泊地は想像してたより広く、至る所に焚き火跡あり。上部の方にテント設営して、焚き火ナイト。薪になりそうな乾いた枝はあまりなく、終始火吹き棒で火力をキープ。この日のために買った鍋乗せグリルは火力が弱いと高さがあってあまり使えず。途中から直火の上に。次回から不要。
この日の夜は暖かくテント内は8度ほど。以下の就寝アイテムではオーバースペック過ぎでした。
・ナンガ DX
・ダウン上下
水は澄んでたけど、飲み水はソーヤーミニで浄水してみました。普通に美味しい。
◼Day2
7:30スタートでいきなり倒木帯が続く。詰めに向かって徐々に斜度も増し、水量多めなので、11月なのにまさかのシャワークライミング。ヌメリが多くて岩は脆く厄介なエリアが続く。
もうすぐ甲武信小屋のポンプ小屋というところで1本だけ木賊山寄りの枝沢に入ってしまいました。詰めが崩落地で稜線まで上がれず、トラバースして樹林帯へ。しかし樹林の密度が濃くて上がれず。木々の間にポンプ小屋が見えるもたどり着けそうもなく、崩落地の際沿いを登り稜線の登山道へ。
甲武信小屋で沢装備を解除して空身で甲武信岳へ。小屋へ戻りうどんを注文、美味い。
小屋周辺の紅葉は終わってましたが、戸渡尾根から徳ちゃん新道に入ったあたりから、紅葉がピーク。徳ちゃん新道は急登はそれなりにあるけど、緩やかな斜面が続く歩きやすい道。16時前に西沢小屋へ到着してゴール。
その後はみとみ笛吹の湯で汗を流し、勝沼方面の道沿いの定食屋 食事処さとうで晩ごはん。
渓泊で焚き火ナイトはやっぱり魅力的だったけど、丹沢と違ってロングの沢行は体力的に結構ハード。沢の中の最適なルートファインディングを考えてるとスピードが出ない。経験積むのと、荷物と身体の軽量化しないと。ドームテントじゃなくツェルトやタープでUL化ですかね。
また詰めの岩が脆いゾーンと崩落地ゾーンでは、先行していただいたリーダーの歩くルートを見て、自分ならこっちじゃないかと少し違ったルートを選ぶもあんまり変わらずなことが多く、ルートを見極める部分は課題ということが分かりました。自分で良いと思って行ってみるを繰り返して学習するしかないですけど。
それと、ボルダリングジムに何度か通ってる最中だけど、体重を預けられるジムと、苔で滑ったり崩れたりする沢だとコンディションが違うので、使うスキルはそれぞれかなという感覚でした。基本的な身体の動かし方は共通の部分もあると思うけど。
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