2019 六甲全山縦走大会 目標はタイムではなく確実にゴールすること。

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: 15:46
• 距離: 44.3km
• 登り: 2,796m
• 下り: 2,753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:01
• 休憩: 1:44
• 合計: 15:45

距離 44.3km 登り 2,796m 下り 2,770m

5:34 須磨浦公園駅
5:39 5:41 大会スタート地点
6:00 鉢伏山
6:06 旗振山
6:14 6:15 鉄拐山
6:23 おらが茶屋
6:59 7:00 栂尾山
7:27 7:33 横尾山
7:48 須磨アルプス馬の背
7:55 7:56 東山
8:20 妙法寺
8:41 8:42 野路山公園
9:07 高取山西峰
9:10 高取山
9:16 月見茶屋
9:22 安井茶屋前広場
9:33 高取山-丸山登山口
10:01 鵯越駅
10:37 10:43 六甲全山縦歩路休息所
11:11 11:19 菊水山
11:43 天王吊橋
12:13 12:18 鍋蓋山
12:36 12:37 再度越
12:57 13:07 桜茶屋（市が原）
13:13 13:16 天狗道分岐点
13:54 13:55 学校林道分岐
14:14 14:17 行者尾根分岐点（天狗道側）
14:21 イノシシのある展望地
14:25 アドベンチャールート分岐（全山縦走路側）
14:36 14:37 摩耶山
14:41 14:46 摩耶ロープウェー星の駅
14:46 14:55 掬星台
15:01 摩耶石舞台
15:08 15:10 摩耶別山
15:22 15:23 杣谷峠
15:49 15:52 三国池手前
16:03 丁字ヶ辻
16:07 16:08 藤原商店
16:17 16:19 記念碑台
16:43 16:44 みよし観音
16:50 六甲ガーデンテラス（バス停）
17:04 極楽茶屋跡
17:33 17:49 一軒茶屋
17:57 17:58 石の宝殿
18:16 水無山
18:44 18:47 船坂峠
19:14 大平山
19:37 19:38 大谷乗越
20:08 20:09 譲葉山
20:16 岩倉山
20:31 20:32 塩尾寺
21:04 21:11 大会ゴール地点
21:19 阪急宝塚駅

昨年に続き2回目の六甲全山縦走大会。昨年の完走は偶然だったのか！？

天候

最高の天気。気温はスタート時15℃、鍋蓋山で21℃、六甲山上9℃。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

往時：〜須磨浦公園　530円
復路：宝塚〜六甲　280円　　六甲〜自宅（タクシー）690円

コース状況／危険箇所等

⛔2023大会は、最終ゴール時間（閉門）が40分繰り上がりました。特に一軒茶屋チェックポイントの閉門35分繰り上がりは多くの人にとって鬼門となりますので要注意です！（2023/8/12追記）
■須磨浦公園5時29分着の電車の場合、列最後尾から受付までの待ち時間は3分でした。なお、5時スタートを目指して5時前に須磨浦公園駅に着いた方が受付が済んだのは5時20分ということです。（Naoki053さん情報提供）
●栂尾山：昨年は陸橋上から17分の行列（渋滞）でしたが、今年は10分でした。
●須磨アルプス手前（横尾山頂手前）：今年はずいぶん手前から渋滞していました。
●菊水山：麓の「六甲全山縦歩路休息所」からは数珠つなぎ状態。ところどころ渋滞。私の脚的にはちょうどよいスピード。
●昨年は登り渋滞が発生しても、頂上に着くと「さっきの渋滞は？」と思うくらい、人が見えなくなっていましたが、渋滞ではないにしろ下りも列が出来ていました。
●自販機：昨年は大龍寺〜掬星台の自販機は完売状態。今回は大龍寺はコカ・コーラの営業部隊が来ていました。掬星台の自販機は冬メニューになっており、ある意味で完売に近い状態。ただし、オテルドマヤ前の自販機以降には余裕あり。
●東六甲縦走路：後半の台風時の倒木、処理されていませんでした。
●気温が下がったためか、ハチには遭遇しませんでした。
●ストック、膝サポーター、芍薬甘草湯（足の攣りに効く漢方薬）は持参した方が完走率を高めると思います。※2000人近い人が歩くので、ストック代わりになる枝を拾うことは難しいと思われた方が賢明です。
★特に、このコースが初めての方は、単にゴールを目指すだけでなく、朝焼け、朝日、眺望、秋の彩り、夕陽、夕焼け、夜景を満喫してください。できることなら「独特のカレー」「マイケルジャクソン（スマイルくん）」「黒帯」「欠食くん」「無人販売所」「常夜燈」「芦屋市/西宮市」定点観測ポイントなども見つけながら楽しく歩いてください。

その他周辺情報

●高取山「月見茶屋」　バナナ１本５０円。※縦走大会日のみ
●鵯越駅前の無人販売店　バナナ１パック１００円（いつもは１房１５０円）。商品数が少ないので当日は当てにしない方がよいと思う。
●市ケ原「桜茶屋」　自家漬け梅干し１粒５０円。稲妻坂・天狗道、口に含みながら登ると元気出ますよ！　
●ゴール会場前の横断歩道を渡ったところにある「炭酸煎餅本家 黄金家 本店」の「炭酸フレーク」（コーンフレークの炭酸版）メチャクチャ美味しいですよ！！　コーンフレーク好きな人はぜひ！！！

写真

11/9 11:14

スマホの裏面と、予備バッテリーに、16か所のマイチェックポイントのタイムテーブルを貼る。これは昨年のタイム。このタイムだと天狗道で「黄鬼」に抜かれる（＝これより30分遅くなると掬星台でアウト！）。あと、wakatikoさんからもらったお守りも持参。

11/10 5:06

新開地駅。ラッシュ以上の混雑です。この駅の案内表示板イマイチわかりにくいですよ。この青の阪神電車は、この駅で折り返すため、行き先表示板はブランクです。この電車が出た後に姫路行きが入線します。左のホームに向いて待たないことが着席のコツです。

11/10 5:18

関西の電車としては、かなりの混雑です。

11/10 5:30

須磨浦公園駅。昨年より人、多いかも・・・　ふだんは（この時間は）無人駅ですが、駅員も複数人出ていました。

11/10 5:35

駅前がスタートだと思われている人がいて、心配そうに尋ねてこられました。今日は、こんな写真撮ってる場合ではありませんよね。

11/10 5:36

昨年と同じ時間の電車で来たのに結構並んでいます。

11/10 5:41

メモでは昨年より2分早い受付です。気温15℃。

11/10 5:43

空が白み始めました。空気の透明度が高く泉州方面がきれいに見えています。

11/10 6:04

旗振山から明石大橋を見る。エエ感じ〜。シャツ＋半袖Tシャツ＋長袖ラガーシャツだったが、暑かったので、半袖Tシャツを脱ぐ。

11/10 6:06

この時間、旗振茶屋営業はしていませんが、今日はオープン。

11/10 6:06

ここまでで息があがっている人がいましたが、他人のペースに巻き込まれないことが大切です。

11/10 6:13

ヘッデンは、まだ必要！

11/10 6:23

おらが茶屋手前で左折する人の方が多いかな。妙法寺小学校の仮設トイレは順番が回ってこないので、安井茶屋までトイレを避けるためには・・・私は、オラが茶屋で2回目のトイレ。

おらが茶屋からの明石大橋も他の場所とはなかなか異なる眺めなので好きですが、振り返らないとわからない場所なので、みなさん気づかれないようです。（昨年のタイムより‐4分）

11/10 6:29

高倉台団地に入ります。係の方が「しずかに」の看板を持っています。ゴルフ場みたい・・・

11/10 6:35

5時29分の電車で須磨浦公園に到着した人は、10日は高倉台での日の出ですね。

昨年は陸橋の上から渋滞。階段まで17分かかりました。予行時に通常ルートと迂回ルートの比較をしました。公園手前で左折すると遠回りに感じますが通常ルートより1〜3分早く階段に到達します。ただ、参加者に郵送される「コースの詳細図」（A3用紙）には「住宅地はコース以外を通らないでください。地域住民からの苦情につながります」と明記されていましたので、今日は通常ルートを進みます。

11/10 6:35

今日は陸橋の上での渋滞はありません。

11/10 6:42

陸橋を渡り終わると渋滞が・・・約10分ですね。

11/10 6:49

渋滞でゆっくりなので、標準タイム0.8の私にとっては、結構、助かります。

11/10 7:00

栂尾山。先を急ぐ人は展望台下に入らず（左折せず）直進するのですが、流れでみなさん展望台下を通過していました。誰も展望台に登っていません。タイムロスが気になりますが、寄り道するのが生来の性のようです・・・（昨年のタイムより-8分）

11/10 7:12

横尾山の渋滞は思った以上に手前から始まりました。「マイケルジャクソン」前にある山肌を行くエスケープルートは未研究ですが、もしかしたら、そっちに行くと須磨アルプスには出るものの横尾山頂上は通らないのかも・・・

11/10 7:44

須磨アルプス。大渋滞ではありませんが・・・

11/10 7:46

定位置からの撮影。前2回の予行ではスタートからストックを使っていましたが、今回は高取山の入口までは使いません。この「馬の背」の標識を越えた後、ストックを両手に束ねた方が良い箇所があり、当日の混雑度を考えると馬の背ではストックは使わない方が賢明と考えたからです。ただ、横尾山手前での渋滞を考えると、そこまで使って、渋滞時にたたむというのも戦略だったかもしれません。（昨年のタイムより-10分）

11/10 8:22

渋滞が多く、思った以上に身体が冷えて、安井茶屋のトイレまでどうかな〜という感じになってきました。高取山で雉撃ちをするわけにもいきそうにないので、ちょっとルートからはずれますが妙法寺のローソンに。トイレは男女1つずつありますが、小便器はなく、女性用のトイレには「防犯上、男性の使用は禁止」と明記されていました。男性が4人並んでいて3人は待ち時間的に「大」だったな・・・　11分のロス（もっと長く感じたのだが・・・）。ただ、安井茶屋のトイレが結構混んでいたので、ここのトイレに行ったのは正解だったと思う。

11/10 8:33

妙法寺小学校の仮設トイレ。昨年、ここを使用しました。小学校のトイレかと思ったら、仮設トイレが2基。男女兼用なので順番が回って来ません。校門からスロープになっているので、トイレが仮設で順番が回転していないと気づいた時には、ここまで待ったのだからもうちょっと待つべきか、待ったのに諦めるべきか、微妙な判断を強いられました。昨年いちばんのタイムロス。21分もロスってしまいました。

11/10 8:35

妙法寺の交差点で左側通行を指示されます。曲がり角の大樹の前には交通指導員がいます。

11/10 8:44

高取山。渋滞はありませんが、数珠つなぎ状態です。標準タイム0.8の人間にとっては、ちょうど良いペース。休憩なしで山上に出ました。登り道で早い人に抜かされますが、走っていません。私が10m進む間に20mくらい進みます。健脚とはこのことを言うのでしょう・・・

11/10 9:15

月見茶屋。ここの餃子やおでんは有名ですが、今日はビールと餃子というわけにはいきません・・・　店の前で大会用にバナナを売っています。1本50円。かわいい女の子だったので2本買いました。

11/10 9:16

女将はバナナ売りに出ていませんでした。ガラス越しに手を振ると出て来てくれました。六甲全山縦走大会過去に6回完走しています。山ガールです。ふだんは写真NGなのですが・・・　また、餃子とラーメン食べに行きます！

11/10 9:33

高取山丸山登山口の碑。立派な石碑なのに、菊水山行きの人には背を向けているので気づかれることがありません。

11/10 9:35

高取山丸山登山口の実質的なチェックポイント「黒帯」。前を歩く人も「黒帯」の話をしながら歩いていました。ちなみにお店は2月まで休業です。詳しくは
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2078429.html
予行時に、登り時に膝サポータは外し、下りのみ装着した方が楽だと感じたので、ここから実践。

11/10 9:48

高取山丸山登山口と鵯越駅の駅の間にある自販機。6台あるのにゴミ箱を設置していません。種類も多く買いたくなるのですが買わないようにしています。案の定ゴミだらけです・・・

11/10 9:54

源平町。山道以上にきつい。同じことを書いている人多いです。

11/10 9:59

鵯越駅から見る菊水山（写真⇩）。遠いんだわ〜。あの頂上に、私の足で、ここから90分で行けること自体が不思議・・・

11/10 10:01

鵯越駅近くの無人販売所。今シーズンは、ここのバナナに救われたのでルーティーンになっているのですが、今日は荷物がオーバーです。いつもは150円が今日は100円。全縦を意識してか！？（昨年より-17分）

11/10 10:20

鈴蘭台処理場。奥にトイレがある。回り道になるが、このあと市ケ原まで気持ちよく歩くために。ちなみに片道100mくらいで、時間にすると往復4分程度。空いています。

11/10 10:59

菊水山も時折渋滞。でも、私ペース的にはちょうど良い。

11/10 11:05

ひとりで登っている時は何度か残り距離をGPSで確認するが、今日は、それもしなかった（＝苦痛じゃなかった）。この先、右に曲がってビニール階段までくると菊水山山頂もすぐ。

11/10 11:11

展望台には寄らなかったが、うしろを振り向くといつもより景色がきれかったのでパシャ！

11/10 11:17

菊水山チェックポイント。天気最高！　気温22℃。長袖ラガーシャツを脱ぎ、半袖Tシャツに。今季ルーティーンの菊水山バナナ。1本目は菊水山下の六甲全山縦歩路休息所で。（昨年のタイムより‐22分）

11/10 11:25

前方に人は見えませんが前回予行した「ごぼう抜きルート」（左）に入ります。

11/10 11:26

「ごぼうぬきルート」を出たところ。このルート、距離は通常ルートとあまり変わりません。分岐点から再合流点までの距離も短いです。しかし、正規ルートが下って登るのに対し、「ごぼう抜きルート」は水平道に近い緩やかな下り一方です。あと、通常ルートが見えるので、ごぼう抜きの状態がわかります。この日、少なくとも30人は抜きました。このルートを教えてくれたヤマ友も「ごぼう抜きが出来るので精神的にも爽快です（笑）」ですと言っていましたが、めちゃくちゃ爽快でした！！！！！！

11/10 11:43

天王吊橋。前は空いています。

11/10 11:46

鍋蓋山の九十九折。他の団体さんとかもいてにぎわっています。

11/10 12:18

鍋蓋山頂上。昨年のタイムより-29分。ここで「タイムキーパーの女性」と出会います。過去13回縦走されたそうです。須磨を同時刻に出発していて菊水山までの予定が、菊水山で交代予定の係がおらず、延長で掬星台まで。「掬星台14時30分到着予定」とおっしゃった時、反射的に「無理でしょ・・・」と言ってしまいました。同時刻に出発し、ほぼ同じペースなので、私の計算では14時48分〜15：00と見ましたが・・・

11/10 12:22

鍋蓋山から摩耶山（⇩印）を見る。遠いわ〜。でも、丸山、鵯越から菊水山を見るときほどのプレッシャーはない。摩耶山まで行けたら、あとはどうにかなる・・・と思い込んでいる。山中の茶色と白色の反射板が見えます。

11/10 12:40

大龍寺手前。秋の彩り。今日は山門の写真は写さなかった。

11/10 12:42

大龍寺自販機前。今日はコカ・コーラの営業部隊が・・・　今回は計3000ccのスポーツドリンクと麦茶を持って来ているので、この時点では購入の必要なし。

11/10 13:01

桜茶屋に寄りました。300円の白玉入りぜんざいと、自家製梅干し50円×4。暑かったのでかき氷でも良かったのですが、となりの女性は数口食べて寒くなったようです。先ほどの「ペースメーカー」の女性が通り過ぎたようなので後を追いますが、掬星台まで追いつくことはありませんでした。

桜茶屋の後、ショートカットを通ろうか迷いましたが、ここのショートカットの経験は先週の予行の時1度だけだったので、通常ルートで進みます。シートカットは3分程度の短縮になります。あくまで、1度しか通ったことのない人間の主観ですが、今回、通常ルートを通ってみて、ショートカットの方が楽に思えました。

11/10 13:55

学校林道分岐点。稲妻坂はキツイな。鍋蓋山までは流れに乗って途中休憩なしでピークまで登り切ったが、稲妻坂では何度か立ち止まるようになった。足に違和感を感じて座り込む人も目立ち始める。ここから掬星台まで標準タイムで1時間。私の標準タイムは48分。

11/10 14:07

天狗道。やはり足に違和感を感じて座り込む人、木にもたれかかりストレッチする人が目立つ。たしかに天狗道では、これまでになかった階段2〜3段くらいの高さを一歩で登らなければならないところが何か所かあり、脚への負担が大きいようだ。布引から天狗道だけならともかく、すでに大龍寺山門までで累積標高1500mを超しているので、ストックや膝サポーターはお守り代わりに必要だ。

11/10 14:44

掬星台に到着。前回は天狗道で非常に苦しんだが、今回は何回か立ち止まったものの自分の標準タイム48分にプラス1分で登れた。昨年のよりも40分早い掬星台到着。感激一入だった！　ホットレモンは美味しくて2杯いただきました。自販機のレモンスカッシュ、オロナミンCは冬メニューで姿を消していました。途中での水切れに備え、やむをえず炭酸水1本買いました。

11/10 15:12

「ペースメーカー」さん。前述の方ではありません。前回は青鬼（赤鬼30分前は、正式には「黄鬼」だそうです）には2度ほど抜かされましたが、ペースメーカーさんは見たことがありませんでした。

11/10 15:47

市立自然の家前〜三国池前。ここが思いのほかキツかった。左太ももが攣ったので、ツムラの「芍薬甘草湯」を飲む。期限切れの漢方薬・・・効き目はいかほどに・・・

11/10 16:05

その後、足が攣ることもなく、順調に進みます。秋の彩りです！

11/10 16:07

藤原商店。オアシスという人もいますが、それはユウワクと紙一重。先週はここの看板に心奪われ、生ビールとフランクフルトを食べて、ケーブルで下山しました。
そのお話については
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2089353.html

11/10 16:13

六甲山郵便局。甘酒を郵便局の方々がふるまってくれます。六甲山郵便局は昔は集配局でしたが現在は特定2人局。関係者が応援に駆けつけているようです。私は甘酒それほど好きでなかったのですが、ここのは美味しい。今回は2杯いただきました。ちなみに、郵便局の手前で大会係員が左側の歩道に誘導したために、右側にある郵便局の甘酒、知らずに通り過ぎた参加者も多いように思います。

11/10 17:11

少しずつ街に灯りが見えてきました。

11/10 17:43

一軒茶屋チェックポイント。掬星台で前回より40分早かったのに、記念碑台で-29分、みよし観音で-22分、そして、一軒茶屋で-21分となってしまった。昨年は掬星台到着時締切の24分前で、掬星台でボランティアをしていた友人に「遅すぎる！」と言われて、そこからハイペースで歩く人を追ったからでしょうか？？　今回もドライブウエーを、恐ろしく早いペースで歩く人に遅れないようについて行ったのですが・・・　気温9℃。半袖Tシャツを脱ぎ、長袖Tシャツ、そして、その上に新しい半袖Tシャツに着替えました。飲み過ぎ、食べ過ぎのせいか腹具合があまりよろしくない・・・

11/10 17:52

神戸市を出て、芦屋市に入ります。といっても・・・

11/10 17:55

わずか3分で、西宮市です・・・この市境は「鉢巻山トンネル」の中です。元々、道路は鉢巻山トンネルの北側をぐるりと巻く形であったようですが、阪神大震災（1995年）で道路が地滑りにより崩落し、国立公園内のため旧道を再建せず、トンネルになったようだ。旧道は芦屋市を通過していなかったようです。現在のトンネルは芦屋市と西宮市にまたがっていますが、施主は神戸市ということ。これは旧道崩落現場が神戸市であったことに起因していると思われる。（wikiと、ネット「行く道」参照）

11/10 17:59

東六甲縦走路に入ります！　もう後戻りはできません・・・　エスケープルートもございません・・・（原則として）

11/10 19:05

棚越峠（？）からの夜景。本当に夜景の美しい日でした。

11/10 19:19

山の中のカーブで林の間から見るヘッデンの行列はなんとも味があるが、こういうアングルで見ると単に「八ツ墓村」だな・・・

11/10 19:35

大会関係者はここを「棚越」というが、私的には「大谷乗越」（おおたにのっこし）の方がピンと来る。調べてみると「大谷乗越」というのは車道と山道が交差するところらしい。車道が「棚越新道」（県道82号線）。「棚越」は大平山西側、船坂と逆瀬川源流を結ぶ山道のこと。
LEDでなく白熱灯が煌々と点き、バッテリーエンジンの音が・・・　ちょっと祭の屋台の雰囲気・・・
今年は大行列だが、昨年は私の前に数名しかおらず、私の3人前のご夫婦がゆっくりなのは構わないのだが、抜かすタイミングを得られず、抜かした時には、その前に誰もいなくて、ここから塩尾寺までの約1時間GPSを頼りに不安なひとり夜行となった。そのため今回は東六甲縦走路に入ってからは、直前の人が、その前の人と20〜30m以上距離が開いた時にはタイミングを見て積極的に抜かさせてもらった。

11/10 20:41

塩尾寺を過ぎました。ここからの車道は違った意味でハードです。過去には塩尾寺スタートで西行きの半縦とかもあり参加したことがありますが、駅から塩尾寺までの道のりを考えるとイヤだな。

11/10 21:10

宝塚ゴール！　去年より43分短縮。紙オムツでも付ければあと20分くらいは短縮できるかもしれないが、たぶんタイム短縮は、これが限界ではないだろうか？　タイムよりも確実に歩ける健康を維持したいと思ふ。

11/10 21:55

ゴールでラーメン屋の割引券をもらったのだが、腹具合がイマイチ良くないので、次回の楽しみにしておく。といいつつ、西宮北口で駅の十割そばを食べた。注文が味も素っ気もない、かつ、使いにくい券売機になっていて残念！
さすがに、家まで10分弱の坂道を登る気力がなく、タクシーに乗った・・・

11/11 14:16

去年ほどの感動はないが、やはり、この盾はうれしい！　

撮影機器：

COOLPIX S6000 NIKON

F-04K FUJITSU

Canon MX920 series Network Canon

装備

個人装備

【使ったもの】 長袖Tシャツ×２ Tシャツ×２ 半ズボン タイツ ズボン ヘッデン タオル ジャムパン×１ チョコレート×2 おかき皇 ポカリスエット500cc×２ 麦茶×1000cc スマホ予備電池 GPS 芍薬甘草湯×１ ビオフェルミン３錠×２ サングラス ストック ペン ウエットティッシュ 温度計 【使わなかったもの】 帽子 グローブ 雨具 予備靴ひも 播磨焼き カロリーメイト 予備乾電池 ポイズンリムーバー 虫よけ 結束バンド 瞬間接着剤 エアサロンパス 保険証

感想

徘徊王™（Hi-king™）

昨年の六甲全山縦走大会。決して楽勝ではなかったが、歩き終わった時の充実感というものは、今の日常生活の中でなかなか得られるようなものではなかった。今年も当然のようにエントリー。日程が神戸マラソンに近いせいか、それとも世間一般の傾向かはわからないが、参加者の減少が著しいようで、去年まであった参加抽選もなく先着順受付。それでも全縦は定員割れで再募集がかかっていた。

私自身、昨年は�／榾瓠禅点餌罅´∀珊奪院璽屮觧馨絮悄訴�塚　�５点餌罅創珊奪院璽屮觧馨絮悗�3分割して予行を行った。しかし、あまり掬星台（摩耶山）以東（宝塚方向）の予行には必要性を感じず、予行は須磨〜掬星台だけにしようと思った。

たまたまヤマレコを通じて12時間弱で完走される方から「一緒に歩きませんか？」と誘われていたが、さすがに16時間超の私には無理と思いつつ、10月10日に12時間のタイムを意識して、ひとりで須磨浦公園から予行をしてみた。元気よくスタートしたもののペースを逸脱してしまったため、いきなり鉢伏山でバテて小休止。その後、高取山で片足が攣り、菊水山では両足が攣る羽目に。スタートが遅かったためゴールに予定していた掬星台はおろか、新神戸（布引）も無理で、大龍寺でリタイアする結末。それも、菊水山下りからナイトハイクとなり、鍋蓋山でイノシシに追いかけられるわ、ヘッデンの電池も切れかけで月明りで歩くわ・・・
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2057924.html

ただ、これはケガの功名だった。「スピードを競う大会ではない」とエスプリ（大会心得帳）9ページに記されているように、確実にゴールに着くことが大切だということを身をもって学んだ。また、ナイトハイクにも抵抗力ができたように思います。

大会までに1回だけのつもりだった西半縦は結果1か月で4回も歩くことに。うち須磨から掬星台まで到達したのは2回（2回は大龍寺から下山）でしたが、4回とも実りのある予行だったと思っています。

大会への不安で最後まで残ったことは、予行でオーバースピードが原因とはいえ、足が攣ってしまったこと。そして、大会の完走率が80％（昨年は84.1％）ということ。たとえ、タイムアップになって大会を離脱してでも宝塚まで歩き切ってやろうという気持ちで臨みました。（の割には防寒対策が疎かだったかな・・・）

マイペースで行こうとは思いましたが、それでも心の片隅に時間短縮への願望はありました。あくまでマイペースを逸脱しない範囲でです。今回は前回より43分早く歩けましたが、これ以上のタイムアップは無理なような気もします。

前回の最高齢完走者は85歳。70代は102人が参加し80人（78.4％）が完走しています。来年も元気で確実にゴールにたどり着けることができればと願っています。

大会関係者のみなさまありがとうございました。

そして、昨年、この大会の魅力を教えてくれたH師匠に感謝いたします。また、今回、いろいろアドバイスいただいたり情報交換していただいたkurokuwa65さん、Kumainkobeさん、Naoki053さん、ありがとうございました。

余談となりますが、出発前には、宝塚に余裕で着いたら、自宅まで歩いて帰ることも考えたりしていましたが、そんな余裕はまったくありませんでした。自宅最寄駅からタクシー、ワンメーターですが乗って帰りました・・・

コメント

Kumainkobe ʕ·ᴥ·ʔฅ

おめでとうございます
skiboyさん、
無事完徒、おめでとうございます。
ペース配分等、とても計画的で感動しました。
私は23日参加予定ですが、参考にさせていただきます。
10日は一軒茶屋のチェックポイントに視察に行き、トップ選手らの様子を見て来ました。皆さん恐ろしく早く軽装だったもので、いろいろと惑わされましたが、skiboyさんのレコを読んで勇気付けられました。私もマイペースで望みます。
kumainkobe

徘徊王™（Hi-king™）

応援ありがとうございます！
Kumainkobeさん

いつもコメントありがとうございます。
どうにか完走することができました。
やはり１０月１０日の失敗は、この日のためには、ちょうど良い勉強だったと思っています。スピードは速くありませんが、西縦走の苦手感はなくなりました。（笑）

インフルエンザとかの話もちらほら耳に届きます。
どうぞ体調万全に整えて２３日に臨んでください。

キャノンボールの時にはサンダルの人って結構いますね。すごいと思います。
菊水山では２回裸足の人を見たことがあります。

２３日も１５００人以上が参加すると思われます。ケガのないように、いつものKumainkobeさんらしい歩きを！
あと、kurokuwa65さんのコメントに目を通してください。私も初耳のお役立ち情報満載です。

楽しいレコを心待ちにしております。

skiboy

Kuro

完走、お疲れ様でした！！
無事にたどり着いたようで、事前の戦略が功を奏したのでしょう。ゴール時間も短くなって、さすがトレーニングの賜物ですね(^^)

さて、終わったばかりですがコースの補足をさせて頂きます。

「マイケルジャクソン」前の山肌を行くエスケープルート・・・これは遠回りで結局離宮公園から縦走路への尾根筋に合します。見た目水平路なので毎年、先頭に引っ張られて進む方が多いですが、ここはトラバースルートで道も狭く、速度が落ちミニ渋滞や縦走路への合流渋滞が起きます。

須磨アルプス手前にある鎖場も、すぐ右手に一見険しく見える迂回ルートがあります。ここ実は階段状になっていて、鎖場でもたついている方を一気にパスできます。といっても10人程度ですが・・ペースを落とさず歩けるので私は利用します。

次いで、秘密のトイレ情報を3つ・・1つ目は、東山を降り、横尾団地にぶつかるT字路を右折してすぐに、横尾歩道橋があると思います。ルートからは反対車線になりますが、歩道橋をくぐり、すぐ左が「椿山公園」入口となっています。道なりに2分ほど進むと公衆トイレがあります。私は必ず寄ります。紙はありません。ローソンよりも気軽でいいです。但し、トイレそばに芝があり、行動食を摂るつもりでついまどろんでしまうのが危険です！

2つ目は、妙法寺の山門手前、右手奥（一応市民トイレ）と、荒熊（春日）神社本殿から赤い鳥居をみて、左手奥にひっそりとトイレがあります。ここは氏子さんが利用するようです。この2つは、汲み取りで、掃除もされず非常時でなければ利用したくないですね。

3つ目は、月見茶屋の前に小さな公園があると思いますが、実はその奥、ちょっとスイッチバックする感じですが綺麗な市民トイレがあります。縦走路からは死角になりますので、必ず入れます。まさかそこにトイレがあるなんて誰も思いませんからね。妙法寺小学校、安井茶屋は混雑で行く気は起きません💦

黒帯の店奥のガレージの所にも簡易トイレが見えていますが、お店を利用しないのにやはり入れません。

鍋蓋手前のごぼう抜きルートは、俯瞰する感じがクセになりますよね（笑）

とまあ色々書きましたが、当分は行かれることは無いと思いますのでご参考までに。

兎に角、縦走完走お疲れ様でした。ゆっくり養生してください！そして、またバリエーションルートお付き合い下さいませ(^^)

徘徊王™（Hi-king™）

応援ありがとうございます！
kurokuwa65さん

応援ありがとうございます！

マイケルジャクソン手前＞＞＞なるほどです。。。。

須磨アルプス手前にある鎖場右手＞＞＞知っていたのですが、集団心理というか、頭の中で用意していなかったら、鎖の方を通らないと悪いのかな・・・という雰囲気になって・・・私自身、鎖場より右の方が降りやすくて好きだったのですが・・・

「椿山公園」＞＞＞先日の雉撃ちマップの時、鍋蓋山の詳細版でなく、全縦広域版を訊いておけば良かった・・・（笑）

妙法寺の市民トイレと、荒熊神社本殿＞＞＞最悪時、高取山西峰にての雉撃ちを想定しておりました・・・（笑）

月見茶屋の前に小さな公園＞＞＞それは㊙にしておきましょう！！！

黒帯の店奥のガレージ＞＞＞よ〜知っと〜な〜（笑）　私も１０月になって気づきました。黒帯メンバーになったら利用可能かもしれませんね。ママは貸してくれると思いますが、誰もが使って汚されるのはママに悪いので、鵯越の私設トイレまで我慢します。あと、鵯越駅ですが「入場券」販売はしていないので、昨年、インターホンで入場券のことを訊いたら自動改札を遠隔開錠してくれました。

１０月１０日に比べたら、汗はかくものの量が違います。先週に比べても木々の彩りがグッと変わったように、体感温度も下がり、トイレが近くなりました・・・

鍋蓋手前のごぼう抜きルート＞＞＞「快感！」でした。（薬師丸ひろ子風に）　写真も撮ったのですがピンボケ過ぎて割愛。

当分は行かれることは無いと思いますのでご参考までに＞＞＞苦手だった西縦走。変に味を覚えました。おらが茶屋の独特のカレーも食べたいし・・・　月見茶屋のラーメンも食したい・・・　黒帯の快気祝いにも行かなければ・・・　

ゆっくり養生してください！＞＞＞縦走大会出て、月曜日に会社や学校に行った人、尊敬しますよ・・・ 私は取引先とアポが成立しだい出張です。

また、バリエーションルート連れてってください！　また、クリーンハイク続編、時間を見て決行しましょう！！

skiboy