昨年のリベンジ・浅間山ハイク。
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- GPS
- 06:15
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
→湯ノ平口分岐6:54→前掛山登山口分岐7:08→山頂シェルター8:09→前掛山登頂8:25(ランチ休
憩42分)→山頂シェルター9:21→Jバント分岐9:54→湯ノ平口分岐10:05→火山館10:15(休憩5分)
→カモシカ平10:24→二ノ鳥居10:42→一ノ鳥居10:54→浅間山荘キャンプ場11:16。
(TTL:△1:33)
天候 | 前日に、早朝から正午位にかけ、雲があるものの快晴なり。夕方から猛烈な雷と共に集中豪雨。 当日は早朝・晴れ・日中現地に居た時までは晴れが温存していました。 29日・午前4:00 21.2℃。山頂8:40 23℃。下山時11:00 27℃。終始南南西の風有り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入れる場所という意味でチェリーパークラインで浅間山荘キャンプ場迄マイカー往復。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。激しい雨上がりのせいか私の宿敵「アブ」もたまにしか居ません(^^。 チェリーパークライン利用の場合、火山館コースと中コースの2通りを選択できます。 登山届けは、浅間山荘の鳥居の仮設事務所にあります。 車中泊の場合、キャンプ扱いとなり、駐車場代1000円キャンプ場利用料700円/人かかります。 http://www.tenguspa.com/p3_sisetu/#e 日帰り温泉は入浴料500円/人です。 中コースの場合、ビジターセンター駐車場を利用すれば無料です。 |
写真
感想
この週末、会社メンバー12名の大所帯でのグループ山行。目的地は赤岳。
今年は4月から月一度のペースで計画しているが、他の行事とのバッテングやら、悪天候等で中止が多く
正式に実施したのが5月の武甲山ハイクだけという結果(泣)になっている。
プライベート実績は「尾瀬」がブレイク。構成こそ違うものの3週連続の実績。
今度こそは・・・と期待し、意気込んでいるのだか、当初の決行判断の金曜日にも決まらず、前日の土曜
日の判断を仰ぐ事に。
理由は午後から雨という予報と、急激な夕立を警戒しての事。
今回、CLでもSLでもない分「お気楽なもん」だが、コレがリーダーだったらどんだけ迷ったことやら・・・
いかんせん「雨はダメ」とか「泊まりはダメ」とかの要望を利かせつつの決行ってスゲー難しい事だと思います。
リーダーのご決断は結果・正しいと思います。
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前日28日(土)
で、午前中に末っ子とプールに行っていた時に、リーダーから中止の旨の連絡を頂く。理由は天候の不順と
不安定さにあるのだそうだ。
私的には快く承諾して、ここで一旦リセットとなるんだなぁ・・・。
とぼんやり思っていましたが、帰宅して落ち着くとパッキング済のスタンバイOKっ!!ザックが・・・。
確かに天気予報は午後から雨。降水確率は50%。悩める〜っ(><)
んで、計画書とマップ睨んで、チョイと思案中。元々の計画は現地入り8時頃。美濃口から林道入ってやまの
こ荘の駐車場からのアタック。行者小屋から地蔵尾根に取り付き展望荘を超えて赤岳登頂。その後、文三郎
尾根を下り行者小屋から駐車場。
うーん。やってやれなくは無いけど、午前中半日ではムリ。それにマイカーだとあの林道は入れないし・・・
(すると当初計画より更に3時間位のロス。)
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折角、用意した準備をムダと無念感と今年は行けていないし、どうにか半日行程で・・・思いあぐんでいる
うちに、思いついた。
昨年主峰を逃したアサマはどうよ???
(逃した理由はお子連れという理念とコースの難易度を照らし合わせれば当然だが・・・)
昨年の山行記録。(浅間外輪山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-133028.html
でも、どうやって??
んでは早々に出発。前日午後に現地入りして翌日の当日早朝からアタックすれば何とかなりそう。
この前の様に時間を惜しみ結果だけ求めると無残な敗退になるので用意周到に睡眠だけはしっかり摂れるプラ
ンにします。
何よりありがたかった事は、元々ハイクの予定だったので末っ子の面倒を家内が見る事になっていた事で決意
できました。(完全に自分のペースのみでプランが組める。)
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意気込んで14時出発→山麓の小諸入りが16時。コンビニで入用なモノを調達して、どのルートからとカーナビ
設定しているうちに・・・
真っ暗になってスゲー雨&雷。およそ小一時間様子を見たがやむ気配なし。
こりゃひょっとするとキャンプ場までの道閉鎖になるか??と思いつつも17時にはチェックイン。
カップメン等を準備しているうちにまたもやドッカリ降ってきた。
急遽テント幕営を中止し、車中泊仕様に切り替え。19時には就寝しましたが雨がクルマのボディ叩く音と雷の
轟音で時々目を覚まさせられましたが、よく眠れましたZZZ。
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当日29日(日)
起床3時30分。恐る恐る車中泊の窓カバーを外し様子を伺います。どうも止んでいるようだけど、まだ夜明け前。
準備して、夜明けを待って出発。キャンプ場でも「登山組」の準備する熊よけ鈴の音やドアの開閉のを聞いて行
けそうな感じを嗅ぎ取り→自分もワンゼグのオリンピック放送見ながらおにぎり頬張り気分的にテンションをアップ。
一応、夜明け前の暗闇でヘッテンでもいけるのだろうが、アレだけ降った直後なのでコース上に思わぬ障害を警戒
してお日様が上がった午前5時にスタート。
あとはどれだけの時間で帰還出来るかだけど、”単独行”なので途中「降られてもクレーム」も無ければ「メンバー
の配慮という背負うモノ」も無いので気分的にはラクラク♪♪。
そのうち快晴の気配(手元の気圧計推移)があって、コレは行ける(^^
スコスコ一定ペースを保って、止まらない歩調。当然この時間だとすれ違いは居ないので火山館までノンストップ。
チップ制トイレを拝借して水場で頭から水被り。腕と顔にもバシャバシャ。気持ち良いなぁ(笑
ここまで来ると、左手に外輪山の種々多様な植物のグラデーションと地層の赤・黒・白・黄色ゾレのコントラスト。
右手にはそそり立つ牙山の雄姿にドッカーンと覆い隠すような大きなずんぐりむっくりの主峰・浅間山。
コレは正に山の世界。こういう日本離れした何処かの外国の風景のような風景は飽きがこないなぁ・・・
徐々に高度を稼ぐと、それに従い世界の広がりが目線が徐々に効いてきて眺望が真にお宜しい。他のグループや
登山者の皆さんは、どこそこに腰を掛けて悠然と景色を楽しんで居ます。
いやー。いいもんです。やっぱ山は何処も違う顔を持っていて、それぞれに楽しませてくれる醍醐味があるよーっ。
これだから山はやっぱ好きなんです。で、ここら辺から単調な小ザレの登り一統のまるで「富士登山」の様子を呈し
てきます。ノコノコペースを崩さず、一定で登るのがコツ。(決して息を上げない)
そうこうしているうちに”ココからはダメっ”の通せんぼを右に曲り、避難シェルターを横切って稜線伝いになります。
ココからの眺めもまた格別。月の世界ではないですが、こういうのもまた一風変わって良いと思います。
じゃんじゃん進み、9時前には登頂に至りました。(やったぜ!!リベンジ相成ったッ(^^V ))
山頂で小諸市の全景やら(でもこの時間でも八ヶ岳はガスって見えない・四阿山はどうにか見えた)を楽しみ、山
荘にお泊りの団体客サン達が着いた頃に下山開始。
路線バス便客が登るのを見ながら富士登山やら、御嶽山・北岳・木曽駒・常念岳等様々なヒトと雑談しながら
下り、途中立ち止まって小休止もありながら、11時位には山荘帰還できました。
そそくさと温泉浸かって、渋滞が始まる前にと思い、正午の高速乗る頃には、昨日同様の背の高い積乱雲のデッ
カイ塊がまた山頂を覆っていました。
でも、急こしらえの山行とはいえ、お陰で昨年達成できなかった登頂が果たせて嬉しかったで・す・っ(^^。
この時期特有の、夏山の基本・「早立ち・早着」の鉄則は守るべし。だと改めて思った次第です。
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