白馬岳 花の稜線 〜白馬大池にBC2泊
- GPS
- 48:27
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,422m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
27日:白馬大池4:05 - 6:40小蓮華山 - 8:00白馬岳〜頂上山荘9:00 - 10:25小蓮華山 - 11:50白馬大池
28日:白馬大池7:45 - 8:12乗鞍岳 - 9:05天狗原 - 10:05栂池登山口
電池切れのためGPSログは船越の頭〜白馬岳が欠落
天候 | 26日:曇り のち 晴れ 27日:晴れ 28日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池スキー場駐車場 1日300円 栂池自然園までゴンドラ+ロープウェイ往復 3000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:栂池ゴンドラ乗り場近くの登山相談所で投函 ■道の状況: (栂池〜天狗原)樹林の中の急登だが危険箇所なし (天狗原〜白馬大池)乗鞍岳斜面に雪田残る。心配なら軽アイゼン持参。大池までは大きめの岩ゴロの道 (白馬大池〜白馬岳)危険箇所はないが、稜線が長いので雨具などの装備は十分に |
写真
感想
花の具合はどうだろうか?と気にしながら白馬大池に泊まって白馬岳へ往復する計画。
今回は星の写真も撮りたいのでテント2泊することにした。
荷物を作りながらカテゴリー毎に重さを計っていると、途中で合計重量が20kgを越えることがほぼ確実になったので、怖くて計るのを止める。
カメラ関連だけで5kg以上ある…。
栂池平の登山口から上を窺うと雲がかかるが、青い空が見えているので好天を確信。
このルートは2年前に初めてのソロキャンプで歩いた道。
(⇒ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-71300.html )
その時は荷物の重さに耐えきれず、歩き始めて30分もしないうちにダメなのではないかと思った。
今回は歩き方も身に付けたためか、天狗原まではあまり苦に感じることもなく到着。
ところが、ここから乗鞍岳の岩と雪の斜面を登るうちにどういう訳かえらく消耗。
足が止まって、天狗原から大池まで2時間半もかかってしまう。
大池のテント場は既に結構埋まっていた。
平日とはいえ夏休みに入っているので、先生に引率された中高生の団体や海外からのグループなどで賑わっている。
テントは一人500円/日。飲料水は無料。
2年前と違い、トイレにペーパーが備えられた。
池の周囲の花の状況は、ハクサンコザクラが既に終わりかけ、チングルマが最盛期。少し離れるとハクサンイチゲもよく咲いている。
池に近いエリアはチングルマの保護のために幕営禁止になっていた。
日が落ちるとガスが出てきて、また上弦の月が空にあるので星の撮影には向かず、早めに就寝する。
2時頃に目を覚ますと既に月は落ち、雲もなくて星が見える。
池の岸辺にカメラを備え、対岸の山の上に顔を出したばかりの金星を中心に撮影。
すると向こう側の岸辺でライトを点滅させる者がいる。
最初はやはり撮影している人がヘッドランプの灯りを消せと警告しているのかと思ったが、その後も何回も点滅があるので、遭難の可能性もあるかと小屋の人を起こして事情を話す。
小屋の人は見に行ってくれるとのことだったが、確認せずに撮影を中断してテントに戻る。
明るくなってから場所を確認すると、小屋から100mも歩けば行けるところだったので少なくとも遭難の可能性はないと安心。
日の出前に大池を出発し、池が見えるところまで登って日の出を待つ。
空が暗い青から次第にオレンジに変わり、その下に青黒い湖面が浮かんでいる絵は2年前に初めて見てから気にいっている。
D800で日の出の様子を微速度撮影しながら、日が出てきたところをiPhoneでも撮影。
その後、撮影をしながらゆっくりと白馬岳まで歩く。
2年前に比べると、雪の残っている場所が少ないので歩きやすく、稜線の花の種類や数も多い。
早い時間帯には標高の高いところにはガスが残っていたが、頂上へ着く頃にはすっかり晴れ、2日目も好天!
頂上山荘まで下り、2年前と同じくコーヒーを頂いてから元来た道を戻る。
白馬大池に戻ると、昨日以上の混雑ぶりでテント場は足の踏み場もない状況。
5時を過ぎても到着する登山者が後を絶たない。
ビールを飲みながら、池の岸辺の岩の上でそれを眺めているのは何とも幸せな気分だった。
この日も早めに寝て、翌朝は2時に起き出し、金星が昇ってくる前から微速度撮影を仕掛ける。
3時を過ぎるとテント場は早くも出発する登山者で騒々しくなる。
星の撮影を終えて暫くテントの中で休み、日の出前から今度は池と山に日が当り始める場面の微速度撮影。
辺りのテントが大方撤収してから後片付けを始めて、8時少し前に下山開始。
最終日も良い天気だが、土曜日とあって大変な人数の登山者が後から後から登って来る。
ちょっと心配した乗鞍岳斜面の雪田の下りも楽に切り抜けて、2日前に登り始めたのと同じくらいの時刻に登山口へ戻った。
狙い通り、最初から最後まで好天で、ほぼ完璧な山行となった。
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