【初めての滑落!】甲武信ヶ岳 - 国師ヶ岳- 金峰山縦走 -2019-11-16
- GPS
- 15:58
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,728m
- 下り
- 2,398m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:49
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ〜霧+強風〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 瑞牆山荘からバスで韮崎駅、そこから電車で東京方面 |
コース状況/ 危険箇所等 |
所々雪と凍結。アイゼンなしでいけなくもないけど、私はチェーンアイゼンを道中何回か着脱。これからは必須でしょう。 |
写真
感想
【ガチの滑落初体験…】
甲武信ヶ岳、国師ヶ岳、金峰山縦走です。
11月も後半ということで標高2500m以上の山小屋はどんどん小屋締めです。甲武信小屋、金峰山小屋も、もうすぐ小屋締めということで、それぞれに宿泊して二泊三日の縦走をしてきました。道中の景色は素晴らしかったです。
台風の影響も大丈夫ですね。甲武信ヶ岳から国師ヶ岳の間は倒木がかなりあるのですがもともとっぽいです。気をつけて避ければ普通に行けます。
西沢渓谷から、徳ちゃん新道経由で甲武信ヶ岳へ、そこから国師ヶ岳、北奥千丈岳と来て金峰山、本当はさらに瑞牆山ピストンの予定だったんですが、なんと金峰山の稜線で道を間違えて滑落しました…。崖からたぶん4mくらいかな。すぐに止まってくれました。あちこち怪我をして、右手親指付け根を打撲してと奇跡的に軽症で済みました。こんな安全な山域でやってしまうとは。リュックやら、ハードシェルやら、手袋やらいろいろボロボロになりましたが、身体、特に足は大丈夫。
落ちて岩にゴスゴスぶつかりながら、あーこうやってあっさり死ぬんだなーと考えてました。ちなみに落ちてる時は痛みがないです。後からじわじわ…。崖をよじ登って無事戻れたけど、生きてて良かった。あの時、道が間違ってる!って思って一度引き返したんですが、何かに呼ばれるように戻って落ちたんですよね。なぜあんなことしたのか。
そのあと、コースに戻ったあとしばらくの間幻聴か何かで高めの人の声がたまに聞こえてきました。気が動転してたんでしょうね。何度も身体の痛みを確認したり、頬をつねりながら降りました。
そういえば、甲武信小屋では、ちょうど宿泊した時に山岳会で慰霊祭をしていましたね。貴重な体験でした。
滑落した日は、風と霧が凄かったんですが、そこまでの日程は晴天。落ちた後も晴れていて良き山行でした。景色も素晴らしい!
傷の状態が不安なのと、右手でまともにものが持てない状態だったので、最終日の瑞牆山は諦めましたとさ。
噂通り、金峰山小屋のご飯は最高でした!
みなさん、山では自分を呼ぶ力には気をつけましょうー。
生還後にいろいろ考えてしまいました…。
あと、甲武信小屋の薪ストーブ(ASAMI)めっちゃかわいい!ハウル感!
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