鎌尾根を歩いて鈴鹿の鋭峰、鎌ヶ岳へ（宮妻峡周回）

2019年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,173m
• 下り: 1,173m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:07

距離 8.6km 登り 1,173m 下り 1,173m

7:28 スタート地点
8:03 8:04 水沢峠登山口
8:49 8:57 水沢峠
9:19 9:28 水沢岳
9:44 9:46 キノコ岩
10:11 10:14 鎌尾根5峰 (西端尾根分岐)
10:21 10:26 衝立岩
11:03 11:07 県境縦走路・雲母峰道分岐
11:08 11:18 岳峠
11:25 11:46 鎌ヶ岳
11:50 岳峠
11:50 県境縦走路・雲母峰道分岐
11:54 12:07 鎌ヶ岳
12:21 12:27 岳峠
12:29 県境縦走路・雲母峰道分岐
12:30 岳峠
12:40 カズラ谷分岐
13:00 水場
13:25 13:26 カズラ滝
13:35 ゴール地点

天候

☆快晴、とにかく暑かったです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆宮妻峡ヒュッテを過ぎると二段になった無料駐車場があります。ここに停めても問題はありません。今回は更に車を進めてカズラ谷コース（下山時使用）と水沢峠コース（登りに使用）の分岐点にある広場（キャパ10台程度）に駐車しました。この分岐点から先はゲートがあり、一般車はここで終わりです。

コース状況／危険箇所等

☆鎌ヶ岳と言えば鎌尾根歩きはやはり外せませんね。鈴鹿の槍が歩けば歩く程迫ってくるワクワク感はたまりません。宮妻峡キャンプ場（ヒュッテ）の無料駐車場を起点に周回するコースは大のお気に入りです。登りはカズラ谷コースでは無く、是非水沢峠を登るコースを選択してください。

☆歩いた距離は9キロ弱、休憩時間を含め6時間のどちらかと言えばコンパクトな周回コースですが、鎌尾根は小さなアップダウンを繰り返して結構足にきます。切れ落ちた箇所もあり、比較的神経をより使うコースです。鎌ヶ岳が近づいてきます。少しの疲れは吹き飛んでしまうでしょう。是非、晴れて視界の良い日にどうぞ。

☆下山に使う岳峠からのカズラ谷コースは急な斜面、大きな段差も無く、疲れた足に優しいです。景色には恵まれませんので、下り使用をおススメします。

写真

三重の人は毎日こんな日の出を見られて羨ましい。

11/23 6:47

登山口に向かう途中で。左から、入道ヶ岳に槍ヶ岳、御在所岳に国見岳。鈴鹿が一望です。滋賀からは味わえない！！

11/23 7:28

カズラ谷コースと水沢峠コースの分起点、ここから今日の登山開始。

11/23 7:28

宮妻峡キャンプ場の無料駐車場から少し先、駐車場のキャパは10台位かな。手前の駐車場からすぐに到着、それ程のメリット感はありません。

11/23 7:29

下山はこのカズラ谷から下りてきます。

11/23 7:29

登りは左方向、林道を30分程歩きます。林道はゲートで一般車進入禁止。

11/23 7:38

林道をしばらく歩くとこのシルエット。あの山は・・・勿論、今日の目的のお山です。

11/23 7:45

紅葉g綺麗でした。

11/23 7:55

もう終わりでしょう。

11/23 8:00

しっかり30分で登山口に到着。

11/23 8:01

谷筋に入っていきます。

ケルン

11/23 8:17

ケルンが有名な沢かな。斜面をトラバースして幾筋か谷筋を通過。

11/23 8:36

水沢峠に直結する本筋の谷筋の下に到着。

11/23 8:39

この辺り落石注意です。

11/23 8:41

ここは直に登らず、左の崖に登ってトラバース。

11/23 8:43

涸れた谷です。昔は流れていたのでしょうか。

11/23 8:47

ロープあります。一応慎重に。

11/23 8:49

水沢峠（すいざわとうげ）が見えてきましたよ。

11/23 8:51

水沢峠からの展望・・・伊勢湾、四日市のコンビナート群。伊勢湾の向こうには知多半島が見えています。

11/23 8:51

登山開始から標高差は約600M、2時間の山歩きです。

11/23 8:52

峠から水沢岳へ向かいましょう。少し急になりますが、景色に勇気付けられますのでご安心を。

11/23 8:58

水沢の頂での絶景に胸を膨らませながら。

11/23 9:06

花崗岩の山です。馬の背渡りと呼ばれています。

11/23 9:08

後ろに目をやると鈴鹿南部の山々。

11/23 9:08

馬の背渡り、結構怖いですよ。

ファーウェイカラーは凄い。
是非、忘年登山は入道を絡めてどうぞ！

11/23 9:13

今日は寄らなかった入道ヶ岳。その背後には伊勢湾がキラキラしています。

11/23 9:13

志摩半島でしょうか。

11/23 9:14

海の無い県に住む私にとっては刺激がキツイ。

11/23 9:18

水沢峠から20分程で水沢岳に到着。ここからです・・・鎌劇場の始まりです。

11/23 9:19

誰もが声を上げるでしょう。あそこに行くんですよ。

11/23 9:26

山頂からは更に視界が開けます。

11/23 9:28

最終ゴールの山を見ながらの縦走路歩き、最高ですね。

11/23 9:35

左手に何やらゴツゴツした岩が出てきました。

11/23 9:35

衝立岩です。ここ、行きます。

11/23 9:37

そして綿向山から雨乞岳の稜線も。

11/23 9:37

綿向山です。

11/23 9:37

雨乞岳です。清水頭も

11/23 9:37

衝立岩を経てこれから歩く稜線が一望です。

11/23 9:40

その稜線歩きの前に楽しみなエリアがあります。イボ？

11/23 9:42

キノコのような

11/23 9:43

花崗岩の斜面が永年の侵食作用で

11/23 9:43

少し硬い部分だけ残ったのでしょうか。きのこ岩と呼ばれています。

11/23 9:44

見た目以上に急斜面で真ん中から上は右側の縁をズリズリ滑りながら下ります。現地で体験してみてくださいね。

11/23 9:47

きのこ岩の急斜面をクリアして、ふっと・・・雲母峰

11/23 9:47

常に最終目標を捉えながら

11/23 9:49

振り返って、相当な急斜面だったきのこ岩

11/23 9:56

歩けば歩く程大きくなっていく。

11/23 9:57

鈴鹿の槍

11/23 9:57

衝立岩

11/23 10:00

前へ前へ・・・

11/23 10:00

槍に雲母峰に間に伊勢湾

11/23 10:01

衝立岩が近くなってきた。

11/23 10:02

少しアルプス的な雰囲気ありませんか？

11/23 10:04

衝立岩の手前までこの縦走路で最も下る所かな。

11/23 10:06

それにしても何とも芸術的に崩れたものだな。

11/23 10:06

ツーショット

11/23 10:07

崩壊の具合がいい。

11/23 10:08

雲っても日が照ってもよし。

11/23 10:10

ガスっている御在所岳とイブネ

11/23 10:11

真っ直ぐは未踏の尾根

11/23 10:12

どうやって登ったらいいのか？一瞬たじろぐ。

11/23 10:14

モフモフ

11/23 10:15

昔は右回りだったのかな。

11/23 10:16

無理は禁物

11/23 10:16

岩の右側は急な斜面、下ってくる人と譲り合って。

11/23 10:19

少しロープの助けも借りて。

11/23 10:20

衝立岩の左側に立ちました。振り返って歩いてきた稜線。

11/23 10:20

雨乞岳方向

11/23 10:21

間近で見るとやはりどでかい。

11/23 10:22

風化した花崗岩の斜面を登っていく。

11/23 10:24

来年は久しぶりに鎌より南の稜線をより歩こうかな。

11/23 10:25

一望です。

11/23 10:27

何と！！

11/23 10:29

まだまだアップダウンは残っている。

11/23 10:33

感無量のひと時

11/23 10:33

言葉に詰まる。ここは本当に鈴鹿なのかと思ってしまいます。

11/23 10:37

今度案内する山友さん、どんな反応を示すかな。

11/23 10:38

新緑の季節もいいけど、落葉の鎌もいい。

11/23 10:39

切れ落ちた箇所は多数、気をつけて。

11/23 10:43

小さなアップダウンを繰り返して。ゆっくりでOK

11/23 10:44

早く鎌の直下に辿り着きたい〜足に疲労感。

11/23 10:47

振り返ってあぁ絶景。

11/23 10:54

鈴鹿の槍の名物エリアに入ります。

11/23 10:55

足元に鎖が見えます。先ずはカニのタテバイです。

11/23 10:57

タテバイに入る前にアップの写真を。

11/23 10:57

もう一つ、最後のピークも撮影。

11/23 11:01

カニのヨコバイも難なくクリアしました、笑。

11/23 11:01

ヨコバイをクリアしたら再び下ります。

11/23 11:02

下って登って

11/23 11:04

最後のピークで一枚

11/23 11:04

振り返ると入道方向、ガスが上がってきています。幻想的

11/23 11:07

岳峠に下ってきました。下りはここから。

11/23 11:08

最後の登りだ。

11/23 11:09

手強いぞ、どうして登ろうか？

11/23 11:09

ご安心をまともには登りません。右側のコルを登っていきます。

11/23 11:09

この風景、鈴鹿に他には無い。

11/23 11:16

最後の登りでも振り返りましょう。歩いてきた稜線

11/23 11:20

頂上直前

11/23 11:24

山頂部に到着しました。歩いてきた稜線です。

11/23 11:25

山頂は登山者で大混雑

11/23 11:26

山頂から雨乞方面

11/23 11:29

記念写真を珍しく撮ってもらいました。

11/23 11:59

この絶景を眺めながらカップラーメン

11/23 12:12

あまりにも人が多いので、ラーメン啜ったら即下山です。雲母峰はやはり眺めて良しの山かな。

11/23 12:17

もう一度感慨にふけります。

11/23 12:20

振り返って結構岩岩しています。

11/23 12:21

圧倒

11/23 12:23

セブンマウンテンに選ばれるのは当然と言いたそう。

11/23 12:29

岳峠から八風キャンプ場へ。ふと見上げます。甲斐駒の仙水峠と良く似た雰囲気ですね。

11/23 12:39

雲母峰との分岐点

11/23 12:44

水沢岳かな。カズラ谷コースは眺望はイマイチ。でも足には大変優しいです。大きな段差があまりありません。下山に最適です。

11/23 12:59

山高地図にも載っている水場

11/23 13:25

最後の最後、滝で締め。

11/23 13:31

光線に癒されながら今日の山旅は終わりです。

宮妻ヒュッテの黄葉、屋根の苔も光っていました

撮影機器：

HW-01K HUAWEI

感想

よしくん

鎌尾根を歩いて鈴鹿の鋭峰、鎌ヶ岳へ

近々鎌ケ岳未踏の山友を案内する予定で、今日は下見登山です。約4年ぶりの鎌尾根歩きはとても新鮮でした。
どんどんと大きくなる鎌の勇姿を常に捉えながらの稜線歩きは格別ですね。
所々切れ落ちた稜線に注意し、何度と無く現れる小ピークをクリアしながら越えていくこのコースは、鈴鹿の山に登り慣れた方ににも十分楽しめます。

※宮妻峡キャンプ場〜水沢峠〜水沢岳〜岳峠〜鎌ヶ岳〜岳峠〜宮妻峡キャンプ場（周回、8.6キロ、約6時間）

ecopaso

　コンパクトな良いコースでした。久しぶりの鎌ヶ岳、頂上は満員御礼、
温故知新の気持ちで歩けました。