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Yamareco

記録ID: 212103
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕・大天井(表銀座常念山脈)縦走

2012年07月30日(月) ~ 2012年08月01日(水)
 - 拍手
finecloud その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
49:03
距離
21.4km
登り
2,081m
下り
1,881m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7/30(月)
7:30中房温泉→8:06第一ベンチ→9:26第三ベンチ→10:53合戦小屋→11:46合戦の頭→12:35燕山荘
13:20→13:50燕岳(2,763m)14:05→14:33燕山荘(泊)
7/31(火)
5:40燕山荘→6:26蛙岩→8:41大天井分岐→9:15大天荘9:35→9:45大天井ヶ岳(2,922m)
10:00→13:11常念小屋(泊)
8/1(水)
5:40常念小屋→6:31最後の水場→9:32一ノ沢補導所
歩行距離及び所要時間
1日目 7.3キロ 7.0時間
2日目 10.9キロ 7.5時間
3日目 5.7キロ 4.0時間
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
JR大糸線 穂高駅→バス→中房温泉 入山
  下山 一ノ沢→TAXI→しゃくなげ荘→バス→穂高駅
コース状況/
危険箇所等
あこがれの燕岳、大天井ヶ岳へ行ってきました。
合戦尾根は、急登で有名ですが、ゆっくりとポイントポイントで休み、5時間位
かけて燕山荘へ着く見込みで行けば、大丈夫です。合戦の頭から、森林限界を
越えて、急登も落ち着きます。夏休みとあって、子供さんから中高年まで沢山の
登山客で賑わっています。そうした、大きな流れも後押しをしてくれる筈です。
事前の心配と実際とでは、思ったほどではありませんでした。
稜線へ出てからは、一箇所「鎖場」が「切通岩」にあるくらいで、危険な所は
少ないですが、何せ長丁場です、天候の急変などには、細心の注意がいるでし
ょう。特に、雷と強風には引き返す位のゆとりが必要です。
下りは、常念乗越から一ノ沢へ下りましたが、沢に沿って快適に下れました。
上りに尾根歩き(合戦尾根)で急登、下りは沢沿い(一ノ沢)にせせらぎを聞きなが
らの下山でしたが、どちらを上りに使うかは好みで決めましょう。ちなみに一ノ
沢は、「水筒いらずの登山路」といわれています。
最後に、GPSログですが、一ノ沢下山中に「電池切れ」で、ゴールまでの2.0Km程
が切れていますので、参考にされる方はご注意ください。
合戦尾根の登山口
(中房温泉)
第一ベンチ
(コース中唯一の水場)
次へ出発する登山客
合戦小屋に到着
スイカを食うぞ!
合戦小屋から燕山荘へ
歩荷する人 荷を置いて
登山路を修復中
合戦小屋から燕山荘へ
歩荷する人 荷を置いて
登山路を修復中
やっと燕山荘が見える
畦地梅太郎の石モニュメント
イルカ岩まるで彫刻のよう
ハクサンシャクナゲ
頂上からの俯瞰を楽しむ
登山客
やっと雲間に槍が見える
翌朝の槍ヶ岳
昨日とは別物のパノラマ
大天井ヶ岳と大天荘
富士山もくっきりと
表銀座の稜線をスタート
大天井ヶ岳への稜線道
まだまだ続く縦走路
やっと分岐点に到着
右 槍ヶ岳
左 大天荘
やっと分岐点に到着
右 槍ヶ岳
左 大天荘
今回のコースの最高点
大天井ヶ岳の頂上
1
今回のコースの最高点
大天井ヶ岳の頂上
チングルマ
2012年08月02日 06:03撮影 by  KODAK V570 DUAL LENS DIGITAL CAMERA, EASTMAN KODAK COMPANY
8/2 6:03
チングルマ
常念小屋へ向けて出発
ランドマークの槍はいつも
視界の中に
御嶽山も見えてきた
やっと見えた常念小屋へ下る
お世話になった小屋を出発
槍穂高のパノラマとの別れ
常念岳の勇姿ともお別れ
一ノ沢下山路の「最後の
水場」
冷たくて美味しい天然水
胸突き八丁下へ降りてきま
した
一ノ沢補導所へ下山
TAXIで「しゃくなげ荘」へ
日帰り入浴へ行きます
一ノ沢補導所へ下山
TAXIで「しゃくなげ荘」へ
日帰り入浴へ行きます

感想

憧れの北アルプス入門コースと言われている合戦尾根から「燕岳と常念山脈」
を3日間かけて歩いてきました。初日稜線へ出ても雲とガスが多く、視界は
今ひとつでしたが、2日目、3日目と快晴となり、雲一つない槍、穂高、鷲羽、
水晶など裏銀座コースの一部始終を隈なく見ることができ、大満足でした。
燕岳周辺の景観も、写真等で見る以上に素晴らしいものがあり、特に「コマク
サ」の群落は、常念小屋近くまで見られ、贅沢そのものでした。
またお馴染みの高山植物も、去年の白馬の時とはまた異なり、縦走路近くの
南斜面を中心に十分楽しめました。
今回、エネルギー補充を休憩たびに細かく取ったのと、余裕のあるコース取りで、
バテ方も少なく、そこからくる食欲不振も抑えられ、小屋での食事も全食美味し
く頂けたのは、自分にとっては大いなる収穫でした。
いろいろと計画を練り上げ、未知の「憧れの山域へのアプローチ」は、誰しも
描くものの、実際に現地での思わぬ出会いや発見、天候の僥倖など、良い思い出
につながる山旅でクローズ出来た時、その充実感は何物にも代え難いもので、
大げさに言えば「明日への活力」にもつながります。
今回は、そんな素晴らしい山旅でした。

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