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Yamareco

記録ID: 212518
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無雪期ピークハント/縦走
東海

大根沢山

2012年08月02日(木) ~ 2012年08月03日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,539m
下り
1,539m

コースタイム

5:46畑薙第一ダム-9:52田代沢の頭-11:29大根沢山頂11:42-12:35撤退決定-12:48大根沢山頂12:53-14:04幕営地(2135M点)

6:33幕営地-6:54田代沢の頭-9:50畑薙第一ダム
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
○畑薙第一ダム〜1500M付近 
 踏み跡薄くマーキングもあまりありません。1500M付近でヘリポート跡からの道と合流してマーキングが少し増えます。下りはここでヘリポート跡への道に入らないように慎重なルートファインディングが必要だと思います。1400Mと1180M付近も下りでは注意が必要だと思います。

○1500M付近〜2112M三角点(田代沢の頭)
 下りは1648M点先から北東へ折れる所を道なりに進んでしまわないよう注意が必要です。
 また、1900Mから2050Mの間は倒木もあり上り下りとも道がわかりづらいです。

○2112M三角点(田代沢の頭)〜大根沢山頂
 踏み跡も濃くなりマーキングも増えます。

ダムの上からの茶臼岳。
良い天気です。
ダムの上からの茶臼岳。
良い天気です。
2060M付近のガレからの信濃俣。
少し雲が出てきました。
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2060M付近のガレからの信濃俣。
少し雲が出てきました。
2112M三角点(田代沢の頭)
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2112M三角点(田代沢の頭)
大根沢山三角点
ブナ沢のコルへの下降点付近の道標。
よく見たら左下に「↑光」と書かれていました。
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ブナ沢のコルへの下降点付近の道標。
よく見たら左下に「↑光」と書かれていました。
ブナ沢のコルへの下降点
ブナ沢のコルへの下降点
夜明前の信濃俣
夜明前の信濃俣とイザルガ岳
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夜明前の信濃俣とイザルガ岳
信濃俣とイザルガ岳
信濃俣とイザルガ岳
信濃俣への稜線の奥には深南部の山々
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信濃俣への稜線の奥には深南部の山々
大根沢山
信濃俣とイザルガ岳
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信濃俣とイザルガ岳
今回の寝床
少し下った所からの仁田岳〜上河内岳。
茶臼岳と上河内岳の間には聖岳も見えました。
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少し下った所からの仁田岳〜上河内岳。
茶臼岳と上河内岳の間には聖岳も見えました。
1648M点先の下降点
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1648M点先の下降点
1300M辺りの道の真中のマーキング。
ここから直進ではなく、右へ下って行きます。
1300M辺りの道の真中のマーキング。
ここから直進ではなく、右へ下って行きます。
1180M付近。(目印は切株の上の石)
ここから右方向に下って行きます。
1180M付近。(目印は切株の上の石)
ここから右方向に下って行きます。
茶臼岳と右に上河内岳。
茶臼岳と右に上河内岳。
最後にスタートと同じダムの上から。
最後にスタートと同じダムの上から。

感想

 畑薙第一ダムから大根沢山を経て信濃俣に登り、光岳・茶臼岳と(あわよくば聖岳も)周ってこようと計画したものの、大根沢山ピストンという結果に終わりました。

5:46駐車場を出発して対岸に移り、林道信濃俣線を数十M歩き中電施設へ登って行く。
まずは少し荒れた所から山に取付くが、テントと多めの水を背負っているので、日帰り装備とは比べ物にならない程歩きにくい。
ルートは樹林の中なので日差しは遮られているが、テント泊の装備がのしかかり大量の汗をかく。
7:25頃1500M辺りでヘリポート跡からの道と合流する。
7:44地形図上の1648M点のある尾根に乗った所で休憩する。2ヶ月半前に来た時より葉が茂っているので、かなり違った印象を受ける。
ここからしばらくは尾根を歩く。既にバテた状態で少し斜度が増すと足が止まる。
1950M辺りからは、倒木もあり道がわかりづらく、立ち止まる時間がさらに増える。
2050M位で斜度が緩み、西側のガレの上からは信濃俣が見えた。少し雲が出てきたようだ。
広い尾根を南に向かい9:52に2112M三角点(田代沢の頭)を通過。
田代沢の頭からは、踏み跡も濃くなりマーキングも増える。山頂までの単純標高差は130Mをきっているが、歩くペースは上がらない。
進行方向右手が何箇所かガレていて視界が開けるが、光岳などは雲の中。
何回かのアップダウンに苦しみながらも11:29大根沢山着。
ここからが本番なので、少し休んで体力の回復を図りたいが、アブがまとわりついてくるので落ち着いて座っていることができない。
仕方なく11:42山頂を出発する。
北に戻った所からブナ沢のコルへ下り始める。
まもなくマーキングを見失う。コンパスを当てて進むとマーキングを発見しホッとする。調子に乗って下って行くが再び失う。
12:03一旦引き返す。
12:29マーキングと比較的はっきりとした踏跡を見つけ、再度下降する。
しかし、少し下った所で踏跡もマーキングもプッツリと途絶えてしまう。
「正しいコースのマーキングではないのかも」という考えがよぎり、体力も消耗しているので撤退を決意する。
12:48山頂に戻り12:53下山を開始する。
ミス無しなら明るいうちに降りられそうだが、きっと迷うだろうから今日は適当な所でテントを張ることにする。
2137M点付近でよさそうな所があったのでザックを降ろす。時計を見ると13:09。
まだ15分程しか歩いていない。再びザックを背負いもう少し下ることにする。
2135M点付近まで歩き14:09本日の行動終了とする。
地面に落ちている枝をどかして張ったテントの寝心地はフカフカで申し分ない。
やることもないのでテントの中で横になる。
18:30頃にテントから出てみたが、ガスで景色は得られなかった。

目覚ましはセットしなかったが、小鳥たちに起こされる。
今年初めて山中で迎える朝。今日は全く急ぐ必要が無いので、存分に朝の景色を楽しんだ後、テントをたたんで6:33出発。
6:54田代沢の頭を通過。
8:05に1648M点先から北東への下降点に着く。ここから道が難しくなるので気を引き締めて8:16出発。
1550M辺りから進行方向右を強く意識し、左方向のヘリポート跡へのコースに入らないように気を付けて歩き、1500Mをきった辺りでコンパスを確認すると目標どおり歩けていることがわかる。第一関門通過。
ホッとしながら歩いていると、1400M辺りで道の真ん中の木に赤テープが二重巻きされているのが目に入る。立ち止まって右下方をみると赤テープが確認できた。
8:44ここが東に向きを変える地点だと思い赤テープに従う。尾根道では無いが、針葉樹と広葉樹の林相の境に道が付けられている。第二関門通過。
1300M辺りから尾根道となる。
9:05ちょっとした広場のような所があったので休憩しようと立ち止まる。(1180M付近)すると右下方の木に赤テープが巻かれているのを発見。
おそらくここが最後の分岐点だろう。赤テープに導かれて降りていく。最終関門通過。
次第に右側から聞こえる沢の音が大きくなり、道が正しいことを確信。反射板の所から畑薙第一ダムを眺めた後、最後の荒れた所を慎重に降りて、ダムの上を歩いて9:50駐車場に到着した。

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