棒ノ嶺（棒ノ折山）

2019年11月30日(土) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 9.1km
• 登り: 841m
• 下り: 843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 2:37
• 合計: 6:24

距離 9.1km 登り 844m 下り 843m

7:23 さわらびの湯バス停
7:44 白谷沢登山口
8:29 8:36 白孔雀の滝地名板
8:52 9:00 東屋跡
9:04 9:05 岩茸石
9:31 9:32 権次入峠
9:45 12:04 棒ノ嶺
12:12 権次入峠
12:24 12:25 岩茸石
13:47 さわらびの湯バス停
13:47 ゴール地点

白谷沢登山口まではアスファルトの道路を有間ダム周辺に沿って歩きます。そこからしばらく進むと沢歩きになります。沢は思ったより長くありませんが暑い季節は涼めそうです。逆に凍結時期は厳しいのかもしれません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

さわらびの湯　第3駐車場

コース状況／危険箇所等

登山ポストは白谷沢登山口に有り。
危険箇所は特にないと思われますが、沢の辺りは滑りやすいのとルートが少しわかりにくいです。沢付近は沢に沿って登るのがルートでした。
この時期は朝一は霜柱が多いのですが、昼ごろ暖かくなるとそれが溶けて泥だらけになり滑り安くなるので少し注意が必要でした。

その他周辺情報

登山口に隣接して「さわらびの湯」があります。駐車場に売店もあります。

写真

11/30 6:28

旧名栗村に到着。外気温はマイナス1℃まで下がっています。

11/30 6:43

車を停めたさわらびの湯駐車場には霜がビッシリ。

11/30 7:23

この寒い時期に桜が咲いています。十月桜というらしく、春と秋の2回咲くようです。

11/30 7:23

ほんのりとピンク色の桜の花。

11/30 7:26

さわらびの湯から有間ダムへの道中すぐに台風の爪痕がありました。

11/30 7:31

林道も通行止めのようです。有間峠へ車で行けなさそうです。

11/30 7:32

快晴の青空と周りの紅葉した山々を眺めなら有間ダム周辺を進んで行きます。

11/30 7:41

見通しの悪い道路で車も来るため歩行注意。

11/30 7:43

橋の先に登山口が見えて来ました。

11/30 7:44

白谷沢登山口に到着。予定より出発が遅くなり計画より45分遅れで入山します。

11/30 7:44

登山届を提出するポストがありましたので、ヤマレコで作成してプリントアウトした計画書を提出。

11/30 8:00

標識と滑落事故について注意書き。

11/30 8:10

綺麗な沢を見ながら進めます。夏に来ると涼しそうです。

11/30 8:10

「藤懸の滝」だそうです。iPhoneのカメラは光学ズームでないので後から見て読めない...

11/30 8:11

沢を何回か横切ります。大雨直後は厳しいかもしれません。

11/30 8:14

標識に沿って進みます。

11/30 8:18

これが名高い「ゴルジュ帯」（両側に岩がそそり立つ狭いV字状の峡谷）だそうです。ゴルジュはフランス語で「喉」だそうです。

11/30 8:20

滝らしい流れを見ながら登ると「天狗の滝」の標識がありました。この先にどの方向に進めばよいか迷う場所がありましたが、しばらくは沢沿いに進みます。

11/30 8:25

奥に鎖場が見えて来ましたので、道は間違ってなかったようです。

11/30 8:25

振り返って見て。

11/30 8:29

「白孔雀の滝」だそうです。綺麗な流れの連続です。

11/30 8:37

台風の影響か、登山道が一部崩落していました。

11/30 8:45

マムシがいるんでしょうか...

11/30 8:49

木の階段の上に林道が見えて来ました。

11/30 8:51

林道に出ました。先ほどの崩落場所について注意書きがありました。

11/30 8:51

林道からの登り口にベンチがありました。東屋跡というポイントのようです。

11/30 8:57

こちらも崩落してました。

11/30 8:57

右側から上部を迂回するルートが案内されていました。

11/30 8:58

崩落箇所を上から覗いてみました。

11/30 8:58

相当削られているようです。

11/30 9:03

この辺はなだらかで歩きやすい道でした。

11/30 9:04

岩茸石の分岐点に到着。

11/30 9:04

岩茸石は思ったより大きく感じませんでした。金峰山の五丈石を直前で見ていたからでしょうか...

11/30 9:05

来た道がカーブして入ってくるのと、帰路がここで分岐するので方向を良く確かめます。

11/30 9:08

木の階段が続きます。こういった急登が続くのが奥武蔵の山らしいです。

11/30 9:09

木の階段の途中にあるベンチ休憩所。

11/30 9:16

霜柱が随所にあります。

11/30 9:16

氷の芸術ですね。

11/30 9:21

まだまだ登りが続きます。木の階段は歩幅が合わないと嫌な感じです。

11/30 9:29

霜柱の芸術。

11/30 9:31

ゴンジリ（権次入）峠に到着。

11/30 9:31

ここから棒ノ嶺までは500m。あと少しなので休まずに進みます。

11/30 9:32

関東ふれあいの道について案内。

11/30 9:45

山頂に到着しました。突然視界が開けるパターンです。

11/30 9:45

関東平野が一望。遠く筑波山まで見渡せます。

11/30 9:46

スカイツリーも見えてました。肉眼の方がやはりいいですね。

11/30 9:56

霜柱がどれくらい大きいか靴と比べてみました。

11/30 10:02

お湯を沸かして早めの昼食（遅い朝食？）です。チタンコッヘルでお湯を沸かして今日は手軽にカップラーメンです。

11/30 10:08

カップヌードルの味噌味は初めて。昼食後2時間ほどアマチュア無線を運用。

11/30 11:41

霜柱は溶けた後がやっかいですね。滑りますし泥泥です。

11/30 11:46

古い標識。

11/30 11:46

桜の木でしょうか。咲く頃に来てみたいですね。山頂は多くの人で賑わって来ました。

11/30 12:25

岩茸石まで戻って来ました。

11/30 12:38

帰りは白谷沢ではなく滝ノ平尾根経由です。前半は歩きやすい道が続きます。

11/30 12:48

帰路途中で知人と1200MHz帯で交信を試みましたが山頂と違って飛びがイマイチ。うまく繋がりませんでした。

11/30 12:57

林道を3回ほど横切ります。

11/30 12:57

河又（さわらびの湯）を目指します。

11/30 13:01

林道から振り返って撮影。

11/30 13:02

カーブなので車に注意した方が良いかもしれません。通行止めかもしれませんが。

11/30 13:02

一面の落ち葉。

11/30 13:19

今回から導入したCASIO PROTREK WSD-F21HR。YAMAPのアプリを入れて地図確認も可能です。もちろん、紙地図とコンパスも携行しています。

11/30 13:20

CASIO PROTREK WSD-F21HRを購入した一番の理由は心拍計です。心拍数を見ながら有酸素運動の範囲に収めることで乳酸を押さえ、ペース配分にもだいぶ役に立つ事が今回わかりました。後はバッテリーがもう少し長く持つようになると泊まり山行では重宝するところです。

11/30 13:40

麓の橋まで戻って来ました。ゴールは間もなくです。

11/30 13:41

今度は登りでこのルートを使ってみたいです。

11/30 13:43

十月桜の咲くさわらびの湯駐車場まで戻って来ました。

11/30 14:00

さわらびの湯に入浴。まだ時間が早いので人は少な目。遅い時間になるとまるで芋洗い状態になることは経験済です（汗）

11/30 14:00

紅葉が綺麗です。

11/30 14:04

前に来た時はまだ見てませんでしたが「ヤマノススメ」アニメでシーズン3まで見ましたよ〜。ここなちゃんがセンターなのが意外。

11/30 15:28

Twitterでも相互フォローいただいているアスロン珈琲さんの豆が販売されていたので購入。

11/30 18:05

田舎らしい梅干しが好きなので、こういう所で入手しています（帰宅後撮影）。

11/30 18:05

偶然にも山バッジを見つけたので購入しました（帰宅後撮影）。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備

登山届 保険証 常用薬 目薬 長袖シャツ バックパック ザックカバー ハーネスポーチ ファーストエイドキット 地図（地形図） 地図ケース コンパス ライター アーミーナイフ ヘッドランプ ヘッドランプ用電池（単4を３本） 防寒グローブ レイングローブ アマチュア無線機 無線機予備バッテリー イヤフォン ログ帳 シャープペンシル レインウェア上 レインウェア下 レインハット ゲイター ソフトシェル パンツ インシュレーションウェア ベースレイヤー（長袖） ドライレイヤー（長袖） サポートタイツ 靴下 ダウンインナージャケット 下着替え 靴下替え ハイドレーションシステム ペットボトル（水用） バーナー ガス缶（小） カトラリー 箸 シエラカップ チタンシングルカップ アルファ米（予備食） 行動食 モバイルバッテリー スマフォ用充電ケーブル サングラス リーダーグラス 手拭い 腕時計 笛 ライトアルパインシューズ ビーニー スマートウォッチ用充電ケーブル

感想

JG1XRA

いつもは山道一辺倒ですが沢登りも良いですね。比較的初級者向けの沢登りが体験できるという情報に間違いないと感じました。
沢登りを終えた後は奥武蔵の山らしい木の階段の直登が続きます。山道はつづら折りの方が山らしくて好きですが、低山でも思わぬ急登になるというこのスタイルにだいぶ慣れてきました。
霜柱が大きく芸術的な姿が見れる一方で、溶けると泥泥になって滑りやすくなります。朝一の登りは足元もサクサクと軽快ですが気温が高くなってくると泥交じりになり注意が必要です。
山頂は広く、時間の経過とともに多くの人で賑わうようになりました。静寂を味わいたい場合は早めの出発が良いです。
山頂まで視界はなかなか開ないのですが、山頂についた途端に開ける視界は絶品で関東平野を一望できます。このギャップが山登りを初めて間もない方も虜にすると思います。