ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2130465
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

能登畠山氏の「七尾城跡」のある『七尾城山』周回登山〜お勧めの登山コースです〜

2019年12月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:35
距離
8.6km
登り
392m
下り
402m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:06
休憩
0:29
合計
2:35
9:36
37
交差点「城山」
10:13
10:14
5
安寧寺跡
10:19
10:21
4
三の丸
10:25
10:26
5
二の丸
10:31
10:40
5
七尾城趾本丸
10:45
10:48
22
本丸北駐車場
11:10
11:20
30
城山展望台
11:50
11:52
8
大門集落
12:00
12:01
10
交差点「七尾城山IC口」
12:11
交差点「城山」
___【 今回のコース 】___

(開始):交差点「城山」−(大手道)−安寧寺跡−三の丸−二の丸−本丸−(黒崎線)−城山展望台−(小松原道)−大門集落−交差点「七尾城山IC口」−(矢田郷81号線)−交差点「城山」:(帰投)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス ___【 タイトルについて 】___

能登畠山氏の「七尾城跡」のある『七尾城山』周回登山〜お勧めの登山コースです〜

「七尾城跡」を訪れる方々は、2種類に大別できます(以下のAとB)。

A:本丸そばの駐車場まで、自家用車(時には観光バス)でおいでて城跡を見学される方。

B:麓で車(バス)から下車して、「大手道」を登ってこられる方。

 大手道は登り1時間ほどの安全なコースなので、Bの方々でも軽装の登山客がほとんどです。しかし、七尾の城山(じょうやま)を侮ってはいけません。変化に富む複数の登山ルートが実在するのです(以下のリンク先で詳述)。

● あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜
https://yamare.co/916536

 未整備で危険なルートもありますが、今回私が勧める「周回登山コース」は安全かつ手頃なコース(所要時間は3時間ほど)です。七尾城跡巡りと登山気分の両方が楽しめると思います。

___【 七尾城(跡) 】___

 戦国大名『能登畠山』氏の居城でした。「七尾城の戦い」を経た後、安土桃山時代の末期、廃城になりました。野面積みの[大石垣]と地形を巧みに利用した[曲輪(城郭)]跡が残されています。現代では、『日本五大山城』の一つに数えられています。

___【 (一次・二次)七尾城の戦い 】___

 以前の記録(以下のリンク)にも記載しましたが、今回はコンパクトにまとめて見ました。大雑多すぎて、間違いや齟齬があるやもしれませんが、大目に見てやって下さい。

● 日本百名城の「七尾城山」に登る〜五大山城の一つ「七尾城址」〜
https://yamare.co/762091

 天正4年(1576年)9月、『上杉謙信』が大軍を率いて、越中に攻め込み、11月には能登に侵入しました。[七尾勢]=(畠山軍)は城に籠城することに。七尾城は難攻不落の城です。[上杉軍]は攻めあぐねていました。年が明けた天正5年3月、『北条氏政』が北関東に出兵して来たため、[上杉軍]は、本国(越後)帰国しました。

 天正5年(1577年)7月、北条軍との対峙が一段落した[上杉軍]が再び能登に向け出陣。追い詰められた[七尾勢]は、能登各地の城を放棄して、全軍一丸となって籠城〜したはずでした。しかし、[上杉軍]の調略により、親謙信派であった『遊佐続光』らが、親信長派の『長続連』を裏切ったため、ついには落城。要請を受けた[織田勢]の援軍が能登に向け出陣していましたが、間に合いませんでした。

 七尾城を中心に能登一円を[上杉軍]が確保することになったのも束の間でした。天正6年(1578年)3月、謙信が亡くなり、お家騒動が勃発したため、上杉勢は能登から撤退。七尾城は、[織田勢]の手中に入りました。天正9年(1581年)には『前田利家』が「七尾城」に入っています。

 「七尾城」に居城していた『前田利家』は、天正10年におこった「本能寺の変」の直後に、所口村(現・七尾市中心街)に平山城である「小丸山城」を築きました。その7年後の天正17年、「七尾城」の歴史が終焉しました(廃城)。慶長5年(1600年)の「関ヶ原の戦い」を経て、徳川幕府の時代になり、「加賀・能登・越中」は加賀藩の領地に収まりました。
コース状況/
危険箇所等
 危険な箇所は特にありません。少し荒れていた[小松原ルート]も整備され、歩きやすくなっています。
< 今回の周回ルート >
[七尾城跡めぐり]と[城山登山]の両方を味わえる『城山周回コース』です。
 仝鮑硬澄崗觧魁=(矢田郷81号線と城山線の交差点)
◆ー携城本丸
 城山展望台
ぁ仝鮑硬澄崋携城山IC口」
 銑い犯浸計方向に巡りましたが、逆方向もOKです。
< 今回の周回ルート >
[七尾城跡めぐり]と[城山登山]の両方を味わえる『城山周回コース』です。
 仝鮑硬澄崗觧魁=(矢田郷81号線と城山線の交差点)
◆ー携城本丸
 城山展望台
ぁ仝鮑硬澄崋携城山IC口」
 銑い犯浸計方向に巡りましたが、逆方向もOKです。
< 周回コースのグラフ >
総歩行距離:約8.6km、累積標高差(+):約440m、所要時間:約2時間30分。
< 周回コースのグラフ >
総歩行距離:約8.6km、累積標高差(+):約440m、所要時間:約2時間30分。
< 「大谷川」の土手から >
〜七尾城山を見ました。「大谷川」の源は、七尾城本丸跡の後方の山域にあります。
2019年12月01日 09:20撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 9:20
< 「大谷川」の土手から >
〜七尾城山を見ました。「大谷川」の源は、七尾城本丸跡の後方の山域にあります。
< 交差点「城山」 >
七尾城下に住まいする私は、自宅から、ここまで歩いて来ました。今回の周回登山は、この交差点からスタートしてここでお終いとします。
2019年12月01日 09:35撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:35
< 交差点「城山」 >
七尾城下に住まいする私は、自宅から、ここまで歩いて来ました。今回の周回登山は、この交差点からスタートしてここでお終いとします。
< 「七尾城史資料館」口 >
〜と素通りして、旧『大手道』に進みます。
※:資料館に隣接する『飯田家』の裏側を通り抜けて、『大手道』に入ることも可能です。
2019年12月01日 09:36撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 9:36
< 「七尾城史資料館」口 >
〜と素通りして、旧『大手道』に進みます。
※:資料館に隣接する『飯田家』の裏側を通り抜けて、『大手道』に入ることも可能です。
< 「大手道」を進むと >
〜発掘調査の現場に遭遇しました。
2019年12月01日 09:47撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:47
< 「大手道」を進むと >
〜発掘調査の現場に遭遇しました。
< 発掘調査の現場 >
〜を横から眺めました。同じような現場があと2つありました。
2019年12月01日 09:47撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:47
< 発掘調査の現場 >
〜を横から眺めました。同じような現場があと2つありました。
< 「高屋敷」跡 >
〜の前で右折してすぐにまた左折します。「高屋敷」跡 でも発掘調査しています。
2019年12月01日 09:50撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:50
< 「高屋敷」跡 >
〜の前で右折してすぐにまた左折します。「高屋敷」跡 でも発掘調査しています。
< プロジェクトと講演会 >
〜のポスターですが、いずれも終了しています。
2019年12月01日 09:51撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:51
< プロジェクトと講演会 >
〜のポスターですが、いずれも終了しています。
< 赤坂口から山道 >
〜を登ります。
2019年12月01日 09:58撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 9:58
< 赤坂口から山道 >
〜を登ります。
< 30分ほど歩いた所 >
〜からの眺めです。交差点「城山」=標高45mから、標高200mの場所に上がって来ました。手前から奥へ〜旧城下町(七尾市内)、七尾湾(南湾)、能登島、能登半島(能登北部=奥能登)〜と望めます。
2019年12月01日 10:06撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:06
< 30分ほど歩いた所 >
〜からの眺めです。交差点「城山」=標高45mから、標高200mの場所に上がって来ました。手前から奥へ〜旧城下町(七尾市内)、七尾湾(南湾)、能登島、能登半島(能登北部=奥能登)〜と望めます。
< 「安寧寺」跡手前 >
〜のベンチから眺めました。本日は快晴です。紅葉が終わりかけていたのが残念でした。
2019年12月01日 10:12撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:12
< 「安寧寺」跡手前 >
〜のベンチから眺めました。本日は快晴です。紅葉が終わりかけていたのが残念でした。
< 三の丸(跡) >
〜に上がりました。七尾城址では、いずれの曲輪に上がる手前部分では、急階段になっています。
2019年12月01日 10:19撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:19
< 三の丸(跡) >
〜に上がりました。七尾城址では、いずれの曲輪に上がる手前部分では、急階段になっています。
< 三の丸から「大堀切」 >
〜を見下ろしました。
2019年12月01日 10:19撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:19
< 三の丸から「大堀切」 >
〜を見下ろしました。
< 「大堀切」 >
〜を通過します。
2019年12月01日 10:21撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:21
< 「大堀切」 >
〜を通過します。
< 堀切に下り登り返 >
〜します。北近江国(滋賀県長浜)にある「小谷山城」跡の大堀切りと似た感じがします。
● 駅から登山『小谷山』〜河毛駅から小谷城跡を巡る〜
https://yamare.co/1313767
2019年12月01日 10:22撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 10:22
< 堀切に下り登り返 >
〜します。北近江国(滋賀県長浜)にある「小谷山城」跡の大堀切りと似た感じがします。
● 駅から登山『小谷山』〜河毛駅から小谷城跡を巡る〜
https://yamare.co/1313767
< 二の丸(跡) >
この曲輪の紅葉は綺麗なのですが、すでに紅葉が散っていました。
2019年12月01日 10:25撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:25
< 二の丸(跡) >
この曲輪の紅葉は綺麗なのですが、すでに紅葉が散っていました。
< 「九尺石」 >
いわゆる[鏡石]に相当するものです。「大手道」が作られる以前は、この場所([二の丸]と[西の丸]の間)が、大手口(正面玄関)だったかもしれません。
 実は、ここ「九尺石」から下ると、2本の道=[龍の尾道]+[虎の尾道]があります。以下のリンク先にレポートしています。
● あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜
https://yamare.co/916536
2019年12月01日 10:27撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:27
< 「九尺石」 >
いわゆる[鏡石]に相当するものです。「大手道」が作られる以前は、この場所([二の丸]と[西の丸]の間)が、大手口(正面玄関)だったかもしれません。
 実は、ここ「九尺石」から下ると、2本の道=[龍の尾道]+[虎の尾道]があります。以下のリンク先にレポートしています。
● あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜
https://yamare.co/916536
< 本丸に上がる階段 >
ここの三段になった石垣が綺麗です。
2019年12月01日 10:31撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:31
< 本丸に上がる階段 >
ここの三段になった石垣が綺麗です。
< 本丸正面 >
〜の石垣をガン見しました。
2019年12月01日 10:32撮影
12/1 10:32
< 本丸正面 >
〜の石垣をガン見しました。
< 七尾城本丸(跡) >
2019年12月01日 10:32撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 10:32
< 七尾城本丸(跡) >
< 七尾の街 >
〜を見下ろしました。七尾湾には「能登島」が浮かんでいます。
2019年12月01日 10:33撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 10:33
< 七尾の街 >
〜を見下ろしました。七尾湾には「能登島」が浮かんでいます。
< 能登島大橋 >
〜をズーム。後方には「ツインブリッジのと」=中能登農道橋が見えています。
2019年12月01日 10:33撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
3
12/1 10:33
< 能登島大橋 >
〜をズーム。後方には「ツインブリッジのと」=中能登農道橋が見えています。
< 城山神社 >
天守台であった所に、神社が祀られました。
2019年12月01日 10:34撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:34
< 城山神社 >
天守台であった所に、神社が祀られました。
< 七尾城址の碑 >
後方に見えているピークには、「城山展望台」があります。本丸から下りたら、車道を歩いて「展望台」に移動します。
2019年12月01日 10:35撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
3
12/1 10:35
< 七尾城址の碑 >
後方に見えているピークには、「城山展望台」があります。本丸から下りたら、車道を歩いて「展望台」に移動します。
< 「桜馬場」下の石垣  >
2019年12月01日 10:40撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:40
< 「桜馬場」下の石垣  >
< 本丸の方向 >
〜を振り返りました。
2019年12月01日 10:40撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:40
< 本丸の方向 >
〜を振り返りました。
< 見事な「野面積み」 >
〜の石垣です。
2019年12月01日 10:41撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
3
12/1 10:41
< 見事な「野面積み」 >
〜の石垣です。
< 後ずさり >
〜するようにして、撮影しました。
2019年12月01日 10:41撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:41
< 後ずさり >
〜するようにして、撮影しました。
< 下にある「調度丸」 >
〜に下ります。 
2019年12月01日 10:41撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:41
< 下にある「調度丸」 >
〜に下ります。 
< 国指定史跡「七尾城跡」の由緒 >
本丸、桜馬場、西の丸、二の丸、三の丸〜が主曲輪群になります。実は、七尾城の城域は、かなり広範囲に及んでいます。詳細は、麓にある資料館で学べます。
2019年12月01日 10:42撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 10:42
< 国指定史跡「七尾城跡」の由緒 >
本丸、桜馬場、西の丸、二の丸、三の丸〜が主曲輪群になります。実は、七尾城の城域は、かなり広範囲に及んでいます。詳細は、麓にある資料館で学べます。
< [本丸]と[長殿丸]の間 >
〜に位置する「堀切り」です。[長殿丸(跡)]=「長屋敷跡」は、『第二次七尾城の戦い』では、最後の戦いの場となった所(写真の左手上方)です。
2019年12月01日 10:44撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:44
< [本丸]と[長殿丸]の間 >
〜に位置する「堀切り」です。[長殿丸(跡)]=「長屋敷跡」は、『第二次七尾城の戦い』では、最後の戦いの場となった所(写真の左手上方)です。
< かっては「関東橋」 >
〜が架けられていたと云う。ひょとしたら、関東管領であった『上杉謙信』が架けた橋であったのか(私の妄想です)?
2019年12月01日 10:44撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:44
< かっては「関東橋」 >
〜が架けられていたと云う。ひょとしたら、関東管領であった『上杉謙信』が架けた橋であったのか(私の妄想です)?
< 二代『畠山義忠』公御歌の碑 >
野も山も みなうづもるる
雪の中に しるしばかりの 杉の村立
2019年12月01日 10:45撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:45
< 二代『畠山義忠』公御歌の碑 >
野も山も みなうづもるる
雪の中に しるしばかりの 杉の村立
< 本丸北駐車場から >
〜の眺めです。古来この谷は、「烏帽子谷」と呼ばれていました。谷下には大谷川の支流である「蹴落川(けおちがわ)」が流れていています。
 本丸北駐車場の位置で『県道城山線』が終点しています。ここから上の道路は、[市道南大吞1号線(通称:黒崎線)]になります。約1.2km登ると「展望台駐車場」があり、さらに遊歩道を歩いて600m登ると「城山展望台」があります。
2019年12月01日 10:46撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 10:46
< 本丸北駐車場から >
〜の眺めです。古来この谷は、「烏帽子谷」と呼ばれていました。谷下には大谷川の支流である「蹴落川(けおちがわ)」が流れていています。
 本丸北駐車場の位置で『県道城山線』が終点しています。ここから上の道路は、[市道南大吞1号線(通称:黒崎線)]になります。約1.2km登ると「展望台駐車場」があり、さらに遊歩道を歩いて600m登ると「城山展望台」があります。
< テレビ番組でも紹介 >
〜されることが多くなりました。『笑点』司会者として有名な『春風亭昇太』さんもここ七尾城跡を訪れています。
※:公衆トイレの入り口に掲示されていた記事です。
2019年12月01日 10:48撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 10:48
< テレビ番組でも紹介 >
〜されることが多くなりました。『笑点』司会者として有名な『春風亭昇太』さんもここ七尾城跡を訪れています。
※:公衆トイレの入り口に掲示されていた記事です。
< 全国屈指の「要塞都市」 >
〜であったと云う。発掘調査には、航空レーザー測量などの最新技術が役立っています。
※:公衆トイレの入り口に掲示されていた記事です。
2019年12月01日 10:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
12/1 10:49
< 全国屈指の「要塞都市」 >
〜であったと云う。発掘調査には、航空レーザー測量などの最新技術が役立っています。
※:公衆トイレの入り口に掲示されていた記事です。
< 南大呑1号線(黒崎線) >
〜を歩いて来ました。城山展望台遊歩道を600mほど進むと「展望台のある広場」に出ます。
※:遊歩道口と道を挟んで反対側に、城山展望台駐車場(トイレあり)があります。また、遊歩道を登った先の展望台広場にも、駐車スペースとトイレがあります。
2019年12月01日 11:04撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:04
< 南大呑1号線(黒崎線) >
〜を歩いて来ました。城山展望台遊歩道を600mほど進むと「展望台のある広場」に出ます。
※:遊歩道口と道を挟んで反対側に、城山展望台駐車場(トイレあり)があります。また、遊歩道を登った先の展望台広場にも、駐車スペースとトイレがあります。
< 展望台広場 >
〜にある方位盤(兼円卓付のベンチ)です。敵将の本拠地『春日山城』まで105km離れています。
 往時、ここの広場は『百間馬場』と呼ばれていたと云う。
2019年12月01日 11:13撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:13
< 展望台広場 >
〜にある方位盤(兼円卓付のベンチ)です。敵将の本拠地『春日山城』まで105km離れています。
 往時、ここの広場は『百間馬場』と呼ばれていたと云う。
< 天正の昔をしのび >
〜興亡の歴史を伝えています。
2019年12月01日 11:14撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:14
< 天正の昔をしのび >
〜興亡の歴史を伝えています。
< 城山展望台 >
〜は、七尾の七つの尾根に因んだ七角形の城砦のような形になっています。展望台のそばには、三等三角点「小松原」=(標高379.47m)があります。
2019年12月01日 11:14撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 11:14
< 城山展望台 >
〜は、七尾の七つの尾根に因んだ七角形の城砦のような形になっています。展望台のそばには、三等三角点「小松原」=(標高379.47m)があります。
< 本丸(跡) >
〜が見下ろせます。こちらと向こう(本丸)とには、標高差が約80mあります。
2019年12月01日 11:15撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 11:15
< 本丸(跡) >
〜が見下ろせます。こちらと向こう(本丸)とには、標高差が約80mあります。
< 本丸跡をズーム >
およそ450年前、『七尾城の戦い』の主戦場でした。
2019年12月01日 11:16撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 11:16
< 本丸跡をズーム >
およそ450年前、『七尾城の戦い』の主戦場でした。
< 城下を見渡 >
〜せます。本丸よりも広範囲を見通せます。戦国時代、城山展望台があるこの場所には「物見櫓」が建てられていたのでしょう。
2019年12月01日 11:16撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
4
12/1 11:16
< 城下を見渡 >
〜せます。本丸よりも広範囲を見通せます。戦国時代、城山展望台があるこの場所には「物見櫓」が建てられていたのでしょう。
< 七尾の街 >
〜をズーム。街の中心部分は、旧・所口村でした。能登畠山氏が、『七尾』と名付けていたものが、明治になり七尾町として[七尾]の名が復活しました。そして、現・七尾市につながっています。
2019年12月01日 11:17撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 11:17
< 七尾の街 >
〜をズーム。街の中心部分は、旧・所口村でした。能登畠山氏が、『七尾』と名付けていたものが、明治になり七尾町として[七尾]の名が復活しました。そして、現・七尾市につながっています。
< 東に眼を向ける >
〜と、「日本海(富山湾)」があり、海の向こうには、後立山連峰が聳えています。ちなみに、杉の植林がされている手前のピーク(画面の右手)が、城山の最頂点(最高所)になっています。ここ展望台(城山山頂)の標高は380mですが、向こうの城山最頂点は413mです。
2019年12月01日 11:17撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:17
< 東に眼を向ける >
〜と、「日本海(富山湾)」があり、海の向こうには、後立山連峰が聳えています。ちなみに、杉の植林がされている手前のピーク(画面の右手)が、城山の最頂点(最高所)になっています。ここ展望台(城山山頂)の標高は380mですが、向こうの城山最頂点は413mです。
< 後立山連峰 >
〜をズームしました。後立山連峰の前に位置する『立山連峰』は[城山最頂点]の影になっていて見えません。
2019年12月01日 11:18撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
3
12/1 11:18
< 後立山連峰 >
〜をズームしました。後立山連峰の前に位置する『立山連峰』は[城山最頂点]の影になっていて見えません。
< 白馬岳 >
〜には、[タップリの雪]が載っかているように見えています。
2019年12月01日 11:18撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
12/1 11:18
< 白馬岳 >
〜には、[タップリの雪]が載っかているように見えています。
< [小松原道] >
〜に入ります。この先、約1.7km下ると、七尾市矢田町「大門」の集落に出ます。
2019年12月01日 11:19撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 11:19
< [小松原道] >
〜に入ります。この先、約1.7km下ると、七尾市矢田町「大門」の集落に出ます。
< 紅葉の名残 >
2019年12月01日 11:34撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 11:34
< 紅葉の名残 >
< ハウチワカエデ(羽団扇楓) >
ムクロジ科カエデ属〜の紅葉。
2019年12月01日 11:38撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 11:38
< ハウチワカエデ(羽団扇楓) >
ムクロジ科カエデ属〜の紅葉。
< 以前、迷い込んだ >
〜箇所です。今回は、整備されていて問題ありませんでした。
● あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜
https://yamare.co/1615114
2019年12月01日 11:43撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:43
< 以前、迷い込んだ >
〜箇所です。今回は、整備されていて問題ありませんでした。
● あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜
https://yamare.co/1615114
< 舗装道路 >
〜に出ました。この地点が、[小松原道]の登り口になります。一段上を通る車道は「能越道」です(※:画像が白飛びしています)。
2019年12月01日 11:47撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:47
< 舗装道路 >
〜に出ました。この地点が、[小松原道]の登り口になります。一段上を通る車道は「能越道」です(※:画像が白飛びしています)。
< 八幡(はちまん)神社 >
〜の奥宮の参道口です。里宮は、「大門(だいもん)」の集落に所在します。
2019年12月01日 11:48撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:48
< 八幡(はちまん)神社 >
〜の奥宮の参道口です。里宮は、「大門(だいもん)」の集落に所在します。
< マンポ >
〜をくぐります。「マンポ」という呼び方は、鉱山の坑道を意味する『間府(まぶ)』という言葉が語源になっています。建築用語では、「ボックスカルバート」といいます。
※:[能越道]の下をくぐり抜けました。
2019年12月01日 11:49撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:49
< マンポ >
〜をくぐります。「マンポ」という呼び方は、鉱山の坑道を意味する『間府(まぶ)』という言葉が語源になっています。建築用語では、「ボックスカルバート」といいます。
※:[能越道]の下をくぐり抜けました。
< 「大門」の集落 >
〜に出ました。七尾市矢田町の中の「大門」という集落です。
2019年12月01日 11:51撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 11:51
< 「大門」の集落 >
〜に出ました。七尾市矢田町の中の「大門」という集落です。
< 矢田郷81号線 >
〜に向かいます。細い道を通り、信号の所に出ました。
※:右手の道を進むと、八幡神社(里宮)のある辺りに出ます。
2019年12月01日 11:55撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 11:55
< 矢田郷81号線 >
〜に向かいます。細い道を通り、信号の所に出ました。
※:右手の道を進むと、八幡神社(里宮)のある辺りに出ます。
< 交差点「七尾城山IC口」 >
ここを左折し、市道「矢田郷81号線」を西に進みます。
2019年12月01日 11:59撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 11:59
< 交差点「七尾城山IC口」 >
ここを左折し、市道「矢田郷81号線」を西に進みます。
< 来し方を >
〜振り返りました。[小松原道]のある方向です。さて、市道を800mほど歩きます。
2019年12月01日 12:00撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
12/1 12:00
< 来し方を >
〜振り返りました。[小松原道]のある方向です。さて、市道を800mほど歩きます。
< 交差点「城山」 >
〜に戻ってきました。ここが、今回の山行の[出発点かつ終点]でした(周回しました)。
2019年12月01日 12:09撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1
12/1 12:09
< 交差点「城山」 >
〜に戻ってきました。ここが、今回の山行の[出発点かつ終点]でした(周回しました)。
< 城山を振り >
〜返りました。城山に近すぎて、本丸跡が見えません。冬が近くなりました。雪山に変身した「城山(じょうやま)」も、また楽しみです。
〜スライドは以上です。
2019年12月01日 12:09撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
3
12/1 12:09
< 城山を振り >
〜返りました。城山に近すぎて、本丸跡が見えません。冬が近くなりました。雪山に変身した「城山(じょうやま)」も、また楽しみです。
〜スライドは以上です。

装備

個人装備
小型ザック キャップ 軍手 コンデジ スマートホン GPS レインウエア(上) タオル2本 水500mL

感想

___【 良かったこと 】___

● 城山の近所に住んでいるので散歩のつもりで出掛けたが、何とはなしに、周回登山が出来てしまった。
●  天候に恵まれ、山の上からの眺めが良かった。

___【 悪かったこと 】___

● 今回は予定外の山行で、午後からは別の用事もあったので、登山としては、自分の[気持ち]が十分入っていなかった。

___【 最後に 】___

 この日は、日曜日でしたがイロイロ考えることがあり、気晴らしのつもりで城山(じょうやま)に出かけました。最初は、本丸まで登ってすぐ帰るつもりでしたが、本丸で、登山装備を調えた[ご一行様]に出合って、気持ちが変わりました。登山客を見て、ここにも[登山]がある!〜と思い直しました。七尾城跡を見学するだけではなく、登山気分も楽しめる事を確認しようと考えました。

 七尾城山の「歴史」と「大きさ」を感じるには、[大手道を往復するコース]よりも、今回選んだ[七尾城山周回コース]がお勧めです。

___【 私が記録した城山のリンク 】___

● あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜
                2018年12月16日(日帰り)
https://yamare.co/916536

● あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜
                2018年10月18日(日帰り)
https://yamare.co/1615114

● 七尾城山=「雪の七尾城址」〜城山展望台=「スノーシューハイクならず」
                2017年2月16日(日帰り)
https://yamare.co/1066182

● 日本百名城の「七尾城山」に登る〜五大山城の一つ「七尾城址」〜
                2015年11月10日(日帰り)
https://yamare.co/762091

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1596人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 北陸 [日帰り]
七尾城山(城山口−大手道−本丸址−城山展望台−城山線を下り−城山口)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 北陸 [日帰り]
七尾城山周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
無雪期ピークハント/縦走 北陸 [日帰り]
能登国『七尾城山』周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら