谷川岳（天神尾根ピストン）【霧氷に彩られた絶景稜線】

2019年12月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 7.0km
• 登り: 820m
• 下り: 812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 1:32
• 合計: 5:12

距離 7.0km 登り 820m 下り 824m

9:39 天神平
9:48 9:49 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:55 天神平・天神峠分岐点
10:12 10:13 熊穴沢避難小屋
10:38 天狗の留まり場
11:00 11:02 天神ザンゲ岩
11:12 11:19 谷川岳・肩の小屋
11:27 11:31 谷川岳（トマノ耳）
11:49 11:52 谷川岳
11:57 13:05 富士浅間神社奥の院
13:14 谷川岳
13:34 谷川岳（トマノ耳）
13:40 13:42 谷川岳・肩の小屋
13:47 13:49 天神ザンゲ岩
14:07 天狗の留まり場
14:22 14:23 熊穴沢避難小屋
14:37 14:38 天神平・天神峠分岐点
14:42 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:51 天神平
14:51 ゴール地点

天候

ガスのち晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◆アクセス、駐車場
▼谷川岳ベースプラザ
・関越道水上ICより14km。本日は凍結等ありませんでしたが、スタッドレス必須の地域です。
・1階は夜間も進入可能のようですが、2階より上はロープウェイ営業時間に合わせてオープン
・土日祝日は1000円かかりますが、平日は無料
・なお、ロープウェイチケット売場は6階です
http://www.tanigawadake-rw.com/ropeway/
▼谷川岳ロープウェイ
・往復2100円で、mont-bell・JAF割で2000円。
・今の時期の始発は8:30となります
http://www.tanigawadake-rw.com/price/

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2019年12月21日現在）
※これからの時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度とし、最新の情報を入手してください
▼天神平⇄熊穴沢避難小屋
・雪が多くなると田尻沢ノ頭へ直登し、天神尾根にトラバースして取り付きますが、現在の少雪では巻道を使えます
・何箇所か枝が出たトラバース路あり。枝に気を取られると滑落する恐れあり
・最初から12爪アイゼンを使用しました
▼熊穴沢避難小屋⇄肩の小屋
・避難小屋からは急登になります。下りは特にアイゼンが必要です
・樹林帯を過ぎると西風をもろに受けるようになるので、早めに風対策を整えましょう
▼肩の小屋⇄トマの耳⇄オキの耳
・雪庇に近付かなければ特に危険箇所はありませんが、ガスっている時はトマ・オキの稜線は危ない

◆登山ポスト
チケット売場に登山ポストあり

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨仏岩温泉 鈴森の湯
・谷川登山の定番となりつつある名湯
・源泉そのままのぬる湯と加温が、檜の浴槽に掛け流されています
・本日は谷川ラーメンで腹いっぱいだったので食べませんでしたが、食事処もオススメです
https://suzumorinoyu.com

◆飲食店
▼谷川ラーメン
・前から気になっていた中華屋
・とにかく量が凄くて、登山後には最高です。味も良し！店主も気軽に話しかけてくれて楽しい
http://minakami.com/inshoku/tanigawa/

写真

12/21 9:16

久々の谷川岳は寝坊のため天神尾根ピストン

12/21 9:18

ここの乗場はいつきてもカッコいいな

12/21 9:43

展望のない中、天神平をスタート
けど霧氷がいい感じ

12/21 10:12

熊穴沢避難小屋
恐ろしいほど雪が少ない

12/21 10:16

ガスっていたおかげで霧氷がとても綺麗

12/21 10:17

芸術的

12/21 10:30

この時間・場所は、無風状態で暑い
汗が滝のように流れ落ちます

12/21 10:43

私は半袖・ノーグローブで登りました

12/21 10:42

ふと、谷川岳の稜線が！

12/21 10:48

天気予報は微妙でしたが来てよかった

12/21 10:49

どんどん晴れる

12/21 10:49

樹氷と紺碧の空

12/21 10:49

怪しいゴーグルマスク

12/21 10:52

あれはもしや？

12/21 10:52

俎嵒か？

12/21 10:52

谷川岳に登ると1番目がいくカッコいい山！

12/21 11:08

ここら辺からは風も出てきて気持ちがいい

12/21 11:11

振り返れば雲海も

12/21 11:19

肩の小屋のケルン

12/21 11:11

エビノシッポと

12/21 11:19

忍び寄る怪しいマスクゴーグル
妖怪みたいだ

12/21 11:19

12/21 11:23

雲海と

12/21 11:23

さて、トマの耳へ

12/21 11:25

肩の小屋と万太郎山・仙ノ倉岳方面

12/21 11:28

西黒尾根が左へ落ちていく
厳しそうだ

12/21 11:30

トマの耳
奥はオキの耳

12/21 11:31

オキの耳
天気は最高！

12/21 11:36

先日の忘年会で食べた白子のような樹氷

12/21 11:36

トマの耳を振り返る
これだよ、これこれ

12/21 11:37

豪雪地帯の景色だ
これが見たかったのだよ

12/21 11:38

トマの耳と嫁くん

12/21 11:38

豪雪地帯のこの深い陰影が堪らなく好きだ

12/21 11:44

樹氷の間を縫って登る

12/21 11:45

トマの耳とオキの耳の間
雪庇の発達はまだまだな感じ

12/21 11:50

谷川岳山頂（オキの耳）

12/21 11:51

大好きな山岳展望のひとつ

12/21 11:53

オキの耳の先の奥の院へ向かいます

12/21 11:54

鳥居が見えてきた

12/21 11:55

ウサギトラックとピッケル

12/21 11:55

やはりこの時期としては異常なほど雪が少ない

12/21 11:59

奥の院に到着

12/21 11:58

エビノシッポに覆われた鳥居

12/21 12:03

鳥居の中にオキの耳
その右の雲海から頭が出ているのがトマの耳

12/21 12:13

ここでランチ

12/21 12:16

先日山中湖で買ってきてくれたソーセージを茹でます

12/21 12:24

ピッケルでパンに切れ目を入れて

12/21 12:20

挟んで出来上がり

12/21 12:36

セブンイレブンで買ったtopsのチョコレートケーキでクリスマス気分を
奥はシュークリームのクリスマスツリー風

12/21 12:39

ニャンコーヒー

12/21 13:03

今年の安全山行の御礼を

12/21 13:07

1時間以上ゆっくりとランチを楽しみました
戻ります

12/21 13:09

雲に浮かぶトマの耳が幻想的

12/21 13:11

こう見るとなかなかキワドイ！

12/21 13:11

1日前と今日のウサギトラック

12/21 13:13

まだまだ雪庇は未発達

12/21 13:17

3月にまた再訪したい山です

12/21 13:22

12/21 13:23

絶景スポットより

12/21 13:26

雪庇と西黒尾根

12/21 13:30

オキの耳

12/21 13:41

エビノシッポに覆われた標柱

12/21 13:46

俎嵒山陵に見惚れる

12/21 13:49

12/21 13:53

神々しすぎる

12/21 13:55

奥は佐武流山かな？

12/21 13:56

ステキな雪まくり

12/21 13:57

ひと筋のシュプール

12/21 14:05

赤い実と霧氷のコントラストが見事

12/21 14:06

尾瀬方面

12/21 14:06

平ヶ岳は真っ白

12/21 14:06

燧ヶ岳と至仏山

12/21 14:13

俎嵒山陵
あの山を関越トンネルが貫通していると思うと不思議な気持ち

12/21 14:16

登山者が芸術品を作られていました！
凄いクオリティ！

12/21 14:22

熊穴沢避難小屋
見てください、この雪の無さ！

12/21 14:24

谷川のブナはなんか好きです
枝先までうねりが大きい気がします

12/21 14:30

笠ヶ岳・朝日岳・白毛門

12/21 14:41

天神平に帰着
最高の展望と霧氷だった！

12/21 14:49

ロープウェイと至仏山

12/21 15:57

前から気になっていた、谷川ラーメン

12/21 16:09

のれんが出ていなかったのに入ってしまったが、快く受け入れてくれました

12/21 16:15

味噌バターラーメンと炒飯セット
ものすごい量です

12/21 16:16

谷川ラーメン
具沢山で大盛り！器がデカい！

12/21 17:50

温泉はいつもの「仏岩温泉 鈴森の湯」
源泉掛け流しのいいお湯です

12/21 20:41

温泉に含まれるミネラルである、サルフェートとカルシウムを豊富に含む希少水「二千万年水」（鈴森の湯にて）
原水吟醸「谷川岳」（谷川岳ロープウェイチケット売場にて）

12/21 21:45

早速谷川岳を
だるまお猪口で群馬に乾杯

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

雪が異常に少ない今冬。
日帰りの「雪山」としての選択肢は限られる中、比較的アクセスの良い谷川岳に久し振りに登ってみることに。
当初は西黒尾根から挑戦するつもりの計画でしたが、痛恨の寝坊。
6時出発でちょうど良い、ロープウェイを使った天神尾根ピストンというゆるゆるハイクに変更となりました。

ロープウェイから眺める山肌は黒々としており、今年の異常っぷりをあらためて実感した。
気温も異常でマイナスにはならなかったと認識しています。
滝のような汗が流れ、稜線に出て風が出るまではノーグローブ、そして半袖で登ることができました。

それでもここは上越国境山脈の主峰をなす谷川岳。
青空に生える樹氷・霧氷。
人工物に付着するエビノシッポ。
そしてなんといっても、成長し始めたトマ・オキ稜線の雪庇。
暖冬の欲求不満が全て吹き飛んだような、そんな絶景の連続の連続する、素晴らしい雪山ハイクとなりました。

moricoco

毎年恒例のクリスマス山行。
今年は、八ヶ岳の雪が少ない様なので、いつもの雨池はやめて谷川岳に行く事になりました。
その谷川岳も、今年は積雪が少なく例年の半分とか。
それでも、白銀の稜線やピークはとても綺麗で、とても楽しい雪山ハイクになりました。

kazuさんは違いますが、私は今回が今年の登り納め。
また来年も、元気で楽しい登山ができますように☆

皆様、良いお年をお迎えください。