南八ヶ岳縦走
- GPS
- 55:01
- 距離
- 37.2km
- 登り
- 3,087m
- 下り
- 3,689m
コースタイム
天候 | 12日朝から曇、夕に向けて晴れ。 13日朝より曇、風強し、夕から14日の昼までにかけて雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは観音平よりJR小淵沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
強風時の稜線上は時々押されるような風が吹くので慎重に。 後は登山道がしっかりしているので、コースから外れなければ危険個所なし。 |
写真
感想
年に一度の夏山縦走チャンス!
先々週より通い始めている八ヶ岳に行ってきました。
今回の山行は計画段階でかなり悩みました。
確保できる日程は4日程度あるが、テントが張れる小屋も多い分宿泊場所も目移りしてしまうし、シーズンど真ん中ともあれば午前中に必着しなければ最悪テントが張れないなんて事もあるだろうから、余裕のある日程にしなければ……等々
元より車なし時間なし金なしの私ですから、駅から登り始める事を前提に計画を組んだ結果、茅野駅〜夏沢鉱泉〜赤〜三ツ頭〜甲斐小泉駅という予定を組み、仕事明けの終電スタートに向けて気合を入れていた当日の昼休みにふと電話が……
話を聞いてみると、すっかり諦めてた以前に駄目押しでキャンセル待ちをしていた毎日アルペン号の席が何と空いたというのです。
その一瞬悩みました。
盆にはへとへとになるまで歩いてやろうと考えた計画が一瞬で揺らぎます。
確かに初めて歩く道を深夜に歩くのは無謀とも言えるし、しかも徹夜明けで本当に体力が持つのかも心配でした。
考えた結果、私は席を予約してコンビニに運賃を振込みに走りました。
そして深夜バスに揺られた後に、5時を少し前にして美濃戸口より登山開始。
3日分の食糧や着替えとテントを背負って最初の目的地となる硫黄岳への一歩を踏み出したのでした。
初日は、ある程度の高さからのスタートもあり、沢沿いの道は涼しく快適そのもの、対して汗ばむ事なく気付けば硫黄岳山頂にいました。
その後オーレン小屋に10時着、盆前の天気予報の為かテン場は選び放題で、スノコが敷いてある快適な場所にテントを張り、テントを残して天狗岳へ。
天狗岳に着いた頃にはよく晴れていて天狗岳からの眺望は中々のものでした。
その後西天狗岳山頂で寝不足から来る眠気に折れて青空の下でお昼寝。
ジリジリと焼ける肌が柄にもなく気になりながらも、気づけば数名同じように寝てました。
段々と時間が経つにつれて先ほどまでの青空が白く覆われてきたので、雨を警戒していそいそとオーレン小屋まで下りてきてから、夕食を取って初日は終わり。
そんな夜に、ふと何気なくテントから這い出て見て空を見上げると、何と星空が広がっていました。流星群も近づいているらしく流れ星がちらほら見る事が出来て、大満足の一晩でした。
そして、メインの山行となる2日目の朝は少し出遅れて5時半発。
朝より曇が山を覆い、それは標高を上げるにつれて濃くなり霧となりました。
硫黄岳に近づくと風も強くなり、硫黄岳山頂は、展望0の風が吹き荒れる中で、50mも離れれば見えない霧の中で、横岳へ。
風は飛ばされないながらも時折、横に流されるような西風を受けながら、赤岳へ。
展望も無いので、目印となる場所を決める事が出来ないまま、登山道をひたすら歩くのみでした。なので、残念ながら横岳も赤岳も登っただけで終わり、一休みする事も出来ずに南下。途中無人?のキレット小屋で昼食を簡単に済ませて権現岳へ。
先々週やってきた権現岳の剣を拝み、そこから編笠方面へ下りて、最後の宿泊場青年小屋にテントを構えた所でポツポツと雨が降り始めてきました。
そのまま雨は降っては止み、のんびりとテントの中で一晩を過ごしました。
3日目の朝は、そのまま雨。雨の中テントを畳んで網笠山へ登り、そこから観音平へ下山。
そのまま小淵沢駅を目指して進み、人が溢れる道の駅で昼食を摂ってゴールとなりました。
道の駅も山への道路も凄い車の数で、登山者姿は私一人でびしょ濡れな自分は隅っこで気配を消すのみでした。
二日目は微妙な天気でしたが、楽しい山歩きでした。
もう1泊出来るルートを選べばよかったと思いもしますが、家に帰る時間や限られた盆休みを考えるとこれが妥当なのかなーと思いつつ、あぁ蓼科山から……などと
後ろ髪引かれる思いも残りました。
次回は八ヶ岳完全縦走に挑戦してみたいと思います。
さて、日曜日はどこに登ろう。
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