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Yamareco

記録ID: 2159950
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

快晴の乗鞍岳・ルート&ギア選択を誤り、大苦戦!

2019年12月28日(土) [日帰り]
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je1gpk_hide その他2人
GPS
--:--
距離
26.4km
登り
2,013m
下り
2,014m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
7:00
180
10:00
120
12:00
150
日帰り
山行
4:15
休憩
0:00
合計
4:15
天候 初日・2日目快晴、3日目小雪
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
休暇村乗鞍高原無料駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
カモシカリフト最終地点から位ヶ原方面に向かう冬季ツアーコースは、まだ雪が十分についておらず、ブッシュが至る所に出ていて、特にスキーやスノボでの下りで使うにはまだ不適切。ワカンやスノーシューなら、何とかなるものの、位ヶ原山荘へのトラバースルートはまだブッシュが深く、目印の赤旗もつけられていない。現時点では、乗鞍エコーラインの道沿いに進み、所どころショートカットの夏道を登るのがまだ楽のようです。今後の降雪に期待しましょう。
その他周辺情報 湯けむり館、入浴料大人\730。白濁で硫黄匂のある、良い温泉です。露天風呂からの雪景色も綺麗です。併設のレストランでは、本格的なイタリアンピッツァやパスタ、各種地ビールが楽しめます。
休暇村乗鞍高原駐車場を出発。なんと、無料!
2019年12月28日 10:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/28 10:09
休暇村乗鞍高原駐車場を出発。なんと、無料!
雪不足の今年、丁度この日から、休暇村第1リフトが10時から営業を開始してくれたので、ありがたくリフト1本だけ乗ることが出来ました。第2リフトも、12/30から営業を開始したようです。
2019年12月28日 10:30撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 10:30
雪不足の今年、丁度この日から、休暇村第1リフトが10時から営業を開始してくれたので、ありがたくリフト1本だけ乗ることが出来ました。第2リフトも、12/30から営業を開始したようです。
カモシカゲレンデには、新雪ゲレンデにすでに多くのシュプールが。どうやら山スキー屋の皆さんが、りふとのまだ動いていない新雪を求めて、朝早くから楽しんでいたようです。
2019年12月28日 11:10撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 11:10
カモシカゲレンデには、新雪ゲレンデにすでに多くのシュプールが。どうやら山スキー屋の皆さんが、りふとのまだ動いていない新雪を求めて、朝早くから楽しんでいたようです。
連れの2人はワカンにて、私は山スキーにて登ることにしたため、ゲレンデ途中で一度お別れです。
2019年12月28日 11:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 11:24
連れの2人はワカンにて、私は山スキーにて登ることにしたため、ゲレンデ途中で一度お別れです。
今回の山行きでほぼ同じ行動になった、神奈川県からの5人のパーティーのリーダーさんに我々3人一緒の写真を撮っていただきました。何でも、週に2回は山に登っているとのことです。
2019年12月28日 11:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 11:25
今回の山行きでほぼ同じ行動になった、神奈川県からの5人のパーティーのリーダーさんに我々3人一緒の写真を撮っていただきました。何でも、週に2回は山に登っているとのことです。
かもしかリフトはまだ営業していません。通常の年は登山者もここまでリフトで登れるので、約2時間のタイムロスです。
2019年12月28日 12:11撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 12:11
かもしかリフトはまだ営業していません。通常の年は登山者もここまでリフトで登れるので、約2時間のタイムロスです。
ここらへんから上は、位ヶ原山荘のブログでは通常の冬季ツアーコースではなく、乗鞍エコーラインの車道を進むことがお勧めの記述がありました。ところが、たまたまこの時上からBack Countryスキーの方が降りてこられ、「昨日の降雪のおかげで今日なら登ることは出来るよ」との悪魔のささやきを聞いてしまいました。そのため冬季ツアーコースを登ることを無謀にも決断し、このあと3時間ほど新雪や露出したブッシュの悪戦苦闘した末、やはり通常の乗鞍エコーライン車道コースを登り返すことにしました。約4時間ほどの時間ロスとなりました。苦戦中の写真は撮れておりません。
2019年12月28日 12:17撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 12:17
ここらへんから上は、位ヶ原山荘のブログでは通常の冬季ツアーコースではなく、乗鞍エコーラインの車道を進むことがお勧めの記述がありました。ところが、たまたまこの時上からBack Countryスキーの方が降りてこられ、「昨日の降雪のおかげで今日なら登ることは出来るよ」との悪魔のささやきを聞いてしまいました。そのため冬季ツアーコースを登ることを無謀にも決断し、このあと3時間ほど新雪や露出したブッシュの悪戦苦闘した末、やはり通常の乗鞍エコーライン車道コースを登り返すことにしました。約4時間ほどの時間ロスとなりました。苦戦中の写真は撮れておりません。
乗鞍エコーラインは車道のため傾斜が緩く距離が長いため、所々に夏道のショートカットコースが作られています。
2019年12月28日 16:12撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 16:12
乗鞍エコーラインは車道のため傾斜が緩く距離が長いため、所々に夏道のショートカットコースが作られています。
そこに山スキーで入っていくと、積雪不足のため階段などが現れて、スキーをリュックで担いで上がる(シートラ)必要が何か所かありました。
2019年12月28日 16:40撮影 by  iPhone 7, Apple
12/28 16:40
そこに山スキーで入っていくと、積雪不足のため階段などが現れて、スキーをリュックで担いで上がる(シートラ)必要が何か所かありました。
そうこうしているうちに日も落ちてきて、夕食までに宿にたどり着くことが困難な状況になってきました。幸い、携帯(Docomo)の電波が何とか通じたので、宿にすでに着いている仲間と随時連絡を取ることが出来、私の現在位置を知らせることが出来ました。ちなみに、乗鞍のこのあたりではAuの携帯電波が一番強く、Docomoは何とかつながる程度。Softbankはまったくダメなようです。
2019年12月28日 17:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 17:13
そうこうしているうちに日も落ちてきて、夕食までに宿にたどり着くことが困難な状況になってきました。幸い、携帯(Docomo)の電波が何とか通じたので、宿にすでに着いている仲間と随時連絡を取ることが出来、私の現在位置を知らせることが出来ました。ちなみに、乗鞍のこのあたりではAuの携帯電波が一番強く、Docomoは何とかつながる程度。Softbankはまったくダメなようです。
宿への到着が9時前になってしまったのにもかかわらず、私のため夕食を準備して待っていてくれました。ご心配とご迷惑をおかけた宿のご主人に、感謝です。
2019年12月28日 21:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 21:00
宿への到着が9時前になってしまったのにもかかわらず、私のため夕食を準備して待っていてくれました。ご心配とご迷惑をおかけた宿のご主人に、感謝です。
位ヶ原山荘には、さまざまなオリジナルグッズが売っていました。
2019年12月29日 05:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 5:59
位ヶ原山荘には、さまざまなオリジナルグッズが売っていました。
翌朝、いざ乗鞍岳頂上剣ヶ峰アタックです。天気は最高です。
2019年12月29日 07:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/29 7:11
翌朝、いざ乗鞍岳頂上剣ヶ峰アタックです。天気は最高です。
宿の前から見た、朝日を浴びる乗鞍岳
2019年12月29日 07:14撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:14
宿の前から見た、朝日を浴びる乗鞍岳
振り返って、今回お世話になった位ヶ原山荘。1月中旬〜2月上旬の短い時期をのぞき、ほぼ通年で営業しておられます。とても快適な宿でした。
2019年12月29日 07:14撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:14
振り返って、今回お世話になった位ヶ原山荘。1月中旬〜2月上旬の短い時期をのぞき、ほぼ通年で営業しておられます。とても快適な宿でした。
乗鞍エコーラインの車道を登っていきます。
2019年12月29日 07:26撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:26
乗鞍エコーラインの車道を登っていきます。
昨日の夜とても登るのに苦労した、位ヶ原山荘手前の4つの九十九折も、上から見るとすぐのように見えます。
2019年12月29日 07:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:32
昨日の夜とても登るのに苦労した、位ヶ原山荘手前の4つの九十九折も、上から見るとすぐのように見えます。
途中で、テント2張りに出会いました。さらに上でテント1張りにも。
2019年12月29日 07:39撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:39
途中で、テント2張りに出会いました。さらに上でテント1張りにも。
乗鞍エコーラインをたどっていくと、ドーンと乗鞍岳が見えてきました。最高の天気です。
2019年12月29日 07:55撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 7:55
乗鞍エコーラインをたどっていくと、ドーンと乗鞍岳が見えてきました。最高の天気です。
途中には、強風で出来たシュカブラも。南極のサスツルギを思い起こしました。
2019年12月29日 08:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 8:36
途中には、強風で出来たシュカブラも。南極のサスツルギを思い起こしました。
途中で早々と頂上から下ってこられたスノーシューの登山者に取ってもらいました。ここが一番絵になる風景でした。
2019年12月29日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/29 8:39
途中で早々と頂上から下ってこられたスノーシューの登山者に取ってもらいました。ここが一番絵になる風景でした。
肩の小屋で、装備をスキー・ワカンからアイゼンに装着し直します。ここから上は、アイスバーンの斜面が広がっています。
2019年12月29日 09:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 9:57
肩の小屋で、装備をスキー・ワカンからアイゼンに装着し直します。ここから上は、アイスバーンの斜面が広がっています。
まずは朝日岳の斜面を目指します。
2019年12月29日 09:58撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 9:58
まずは朝日岳の斜面を目指します。
剣ヶ峰山頂に到着しました。気温は-7℃、風速10 m/s程度と、この時期にしては比較的穏やかで、晴天が広がっており、またとない景色を楽しむことが出来ました。
2019年12月29日 11:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 11:49
剣ヶ峰山頂に到着しました。気温は-7℃、風速10 m/s程度と、この時期にしては比較的穏やかで、晴天が広がっており、またとない景色を楽しむことが出来ました。
山頂から見た方の小屋〜頂上までのルート前景と、奥に北アルプス全景です。
2019年12月29日 11:50撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 11:50
山頂から見た方の小屋〜頂上までのルート前景と、奥に北アルプス全景です。
北アルプス、槍〜穂高のあたりのアップです。
2019年12月29日 11:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 11:50
北アルプス、槍〜穂高のあたりのアップです。
剣ヶ峰頂上(3026m)の碑とともに。バラクラバとサングラスのおかげで、誰なのかよく判りませんが、私です。
2019年12月29日 11:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/29 11:53
剣ヶ峰頂上(3026m)の碑とともに。バラクラバとサングラスのおかげで、誰なのかよく判りませんが、私です。
今回一緒に登った3人です。3日間とても楽しい時間を共有させていただきました。
2019年12月29日 11:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/29 11:55
今回一緒に登った3人です。3日間とても楽しい時間を共有させていただきました。
乗鞍本宮奥宮の鳥居とともに
2019年12月29日 11:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/29 11:57
乗鞍本宮奥宮の鳥居とともに
乗鞍奥宮本宮の社殿。
2019年12月29日 11:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 11:57
乗鞍奥宮本宮の社殿。
社殿には、エビの尾っぽがびっしりと張り付いていました。
2019年12月29日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 12:00
社殿には、エビの尾っぽがびっしりと張り付いていました。
御嶽山
2019年12月29日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 12:00
御嶽山
八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス。富士山は、残念ながら確認することは出来ませんでした。
2019年12月29日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 12:00
八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス。富士山は、残念ながら確認することは出来ませんでした。
下り、肩の小屋からスキーで下る私を、仲間が撮ってくれました。ここら辺の斜面は、スキーでとても快適でした。
2019年12月29日 13:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/29 13:14
下り、肩の小屋からスキーで下る私を、仲間が撮ってくれました。ここら辺の斜面は、スキーでとても快適でした。
位ヶ原山荘に戻ってきました。今回はここでさらに1泊し、山旅を堪能することにしました。
2019年12月29日 14:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/29 14:24
位ヶ原山荘に戻ってきました。今回はここでさらに1泊し、山旅を堪能することにしました。
次の日、宿のおやじがお勧めしないにもかかわらず、冬季ツアーコースからスキーで下ったら、とんでもない目にあいました。所どこにブッシュが出ていて、スキーで下るには最悪のコンディションでした。ワカンやスノーシューのメンバーは、問題なく下って行けたようです。スキーで下るためには、あと50cm以上の積雪が必要のように感じました。
2019年12月30日 10:13撮影 by  iPhone 7, Apple
12/30 10:13
次の日、宿のおやじがお勧めしないにもかかわらず、冬季ツアーコースからスキーで下ったら、とんでもない目にあいました。所どこにブッシュが出ていて、スキーで下るには最悪のコンディションでした。ワカンやスノーシューのメンバーは、問題なく下って行けたようです。スキーで下るためには、あと50cm以上の積雪が必要のように感じました。
2019年12月30日 11:04撮影 by  iPhone 7, Apple
12/30 11:04
2019年12月30日 12:37撮影 by  iPhone 7, Apple
12/30 12:37
2019年12月30日 14:50撮影 by  iPhone 7, Apple
12/30 14:50
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