四阿山(米子瀑布登山口から周回)
- GPS
- 08:50
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的によく整備されていますが、子根子岳北肩から米子瀑布間の登山口に近い部分はやや急で、雨の日は滑りやすいので下山時要注意。 |
ファイル |
(更新時刻:2012/08/19 00:55)
|
写真
感想
盆から週末にかけて、GPV天気予想を見ながら、前日があまり降らず、当日も夕方まで降らない場所を探したら、新潟県、隣接県及び北アルプスの大半があいにくの空模様だった。その中で、この四阿山は比較的いい天気だったので、今回の山行となった。
登山口は駐車場から約15分、「あずまや」から右の林道を右にやや下りた広場に。
米子瀑布の不動滝(右)と権現滝(左)がよく見える。
トイレもある。登山口はその広場の左奥に。
15分ほど登ると浦倉山と根子岳への分岐に。予定通り左に。
ルートはよく整備されていて、不要と思われる所にも手すり付き階段がある。
天気は晴れだが、北斜面であることと、コメツガ?などの森の中を歩くため、涼しいし、草花も多くみられるのがうれしい。
暫く登ると広い道に出る。それがウンザリするほど長いこと。
浦倉山(2091m)に着いて時計を見ると、ほぼマップのタイム通りだ。このペースでは帰着は17:00を過ぎるか?いきなり雨が降り出した。カメラをザックに入れ、休憩も切り上げ、いざ四阿山へ。
マップ(2012年版)には載っていなかったが、スキー用のゴンドラ頂上駅があった。
暫く進むと空腹に。雨が強く降っていて、大木の下もダメだ。傘を出して、ゼリー食料を採る。
流石にこの後はたくさんのパーティーに会った。
四阿山山頂(2354m)に着くと、ラッキーなことに晴れた。しかも2パーティで3人しかいないので、ゆったりと昼食ができた。晴れたものの残念ながら視界は殆ど利かなかった。
四阿山を出で、根子岳へ向かって降下するあたりでまた雨になった。暑くなくていいが、少し滑り易い。
根子岳へ登る部分は熊笹の中で花々が咲き見事だったが、カメラはザックの中なので写真が撮れないのが残念。
根子岳へ着くと、他には誰もいなかった。ここでもラッキーなことに少し前から雨が上がっていて、腰を下ろす石は濡れておらず、ゆっくり休めた。この分なら17:00前には帰れそうだ。
牧場方面から一人到着したが、数分で下山していった。
一瞬四阿山が見えたが、すぐにまたガスの中に。
子根子岳の手前も御花畑であったが、今にも泣きそうな空のため、写真も冴えない。
子根子岳北肩までは軽快な散歩道だ。登山道は植物の根があってモックモックで気持ち良い。
北肩を過ぎたところで、登山道の下に切り立った岩場がある。その端付近まで行ってみると、背後で「バッ、フン」という音が。見ると大きいニホンカモシカが岩の下から熊笹の方にゆっくり逃げている。デカイ、頭からお尻まで2m位か、まるで馬のようだ。
カモシカと目が合ってしまった。岩の高さは10mまで無い。一気に岩に駆け上り、突撃されたら・・・
あまり刺激しないように、直ぐには写真は撮らなかった。
「カモシカは目を離した瞬間に逃げ、もう一度見るともういない」という話を聞いたことがある。
試してみた。目を外し岩場の谷側を一枚パチリ。カモシカはやはりゆっくり(熊笹の斜面では滑って俊敏な動きができない様であった。)10m程遠ざかって立ち止まりまた「バッ、フン」といって、目が合った。こんどは子根子岳方面をパチリ、そしてカモシカをパチリ。また10m程遠ざかったところで立ち止まり、目が合った。カモシカの後ろも左も、これから下りる登山道である。カモシカは暫くそこに居たが、その登山道を下ることにした。熊鈴を鳴らしているので、まさか突撃はされまい。
15分ほどすると本格的な雨になり、以降駐車場に着くまで続いた。
登山口に着く少し前の急斜面で2回ほど滑って、ヒヤッとした。今回のように周回するなら、こちらを登りにした方がよさそう。
登山口から米子大瀑布に向かうコースがあるが、これ以上濡れたくなかったので、朝のコースを戻った。「あずまや」の展望台から瀑布をパチリ。やっぱり増水していて滝の勢いがいい。(朝の写真と比較して)
駐車場到着
盆を過ぎてもこんなに花がたくさん咲いているとは知らなかった。それと、北斜面は特に植生が豊かで、涼しいのがうれしい。
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