記録ID: 217053
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山
前ムカから吊り尾根経由で武利岳〜武華山・ライオン岩から下山
2012年08月19日(日) [日帰り]
suzu07702
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:34
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
武華山登山口(6:40)→コース分岐(6:55)→前ムカ(8:10)→最低コル(8:45)→尾根取り付き(9:25)→武利岳(10:20←昼食→10:50)→尾根取り付き(11:50)→最低コル(12:05)→前ムカ(13:00)→武華山(13:30)→ライオン岩(13:55)→コース分岐(15:00)→武華山登山口(15:10)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポスト手前に4台ほど駐車できます。満車の場合は少し戻ると駐車帯があるのでここも利用できます。 武利岳登山口につながる武利本流林道は路肩崩壊のため通行止が続いています。 規制情報はこちらを参考にされると良いと思います。 ↓ http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/nyurin_kisei.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
武華山登山口から前ムカまでは整備された登山道が続きます。標高1620mまで登ればハイマツ帯に入ります。ここから前ムカまではゆるやかな登りです。 前ムカから先は地図には記されていない踏跡を進みます。標高1480mの最低コルまでは低木(シャクナゲ多し)のブッシュが続きますが、踏跡は明瞭です。踏跡の反対側が崖になっているので足を滑らさないよう注意が必用です。最低コル手前(標高1500m)ぐらいから熊笹漕ぎが始まります。踏跡は一応あるにはありますが、通る人が少ないためか、かなり分かり辛く、ピンクテープを頼りに進んでいくしかありません。時折踏跡を見失い体力を消耗しました。濃い笹薮は最低コルの両側まで続いているので、登りでは体力の消耗が著しいです。低木やハイマツのブッシュも登りでは以外と曲者で、標高1600mを超えるまで続きます。 武利岳に続く吊り尾根では明瞭な踏跡が続きます。痩せ尾根の上、滑りやすい箇所もあるので転落しないように足場には注意下さい。とはいえ、高所恐怖症の私が問題なく通れるぐらいの水準です。どちら向きに歩いても快適な稜線が1時間ほど楽しめます。 前ムカから武華山登山道に入るとハイマツや低木のブッシュがありますが、気になるほどではありません。溶岩でできた痩せ尾根もあり強風時は注意が必用かと思いますが、それ以外の天候では特に気になることもないでしょう。 ライオン岩への登頂はトライしたものの踏跡が不明瞭で登り口がよくわかりませんでした。ちなみに武華山側からトライしたら岩の上にハイマツがビッシリと生えていて上がれませんでした。他にも登るルートはあるらしいですが不明です。全体的に、縦走路、周回路共に、登山道は木の根などが出ていて滑りやすく転落等には気をつけましょう。我々も足を滑らせて捻ったり、転んだりというシーンが何回もありました(^^;。掘り返しや糞など熊の痕跡も多く見られました。鈴だけでなく定期的に笛などを鳴らして警戒しましょう。 |
写真
撮影機器:
感想
武利岳まで地図を見ていると中々快適そうな稜線で一度は歩いて見たかったのと、武利岳登山口の林道が通行止になっていて武利岳へのアクセスはこのルートしかなかったため、今回の山行に至りました。当初単独で計画してましたが、単独で行って最低コルの笹薮を目にしたら引き返したかもしれません。濃い笹薮はたかだか300mぐらいなんですがねぇ...この笹薮さえなければ素晴らしいルートなのに。
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