猛暑の【陣馬山−高尾山】で汗出しデトックス
- GPS
- 09:40
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
9:45奈良子峠⇒9:55明王峠⇒10:30堂所山⇒11:20景信山12:00⇒
12:25小仏峠⇒12:50城山13:10⇒13:40一丁平⇒14:00高尾山頂14:30⇒
14:35 4号路分岐⇒15:00 2・3号路分岐⇒15:25琵琶滝⇒15:35 6号路口⇒
15:45高尾山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:京王高尾線 高尾山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【JR藤野駅-陣馬山登山口】(25分) 駅前より甲州街道に出て、左側へ進む。 最初の信号を左折して踏切を渡り、トンネルを直進。 トンネル内歩道が狭く要注意、交通量も多い。 「陣馬山登山口」バス停を過ぎたら100m先が登山口。 【陣馬山登山口-陣馬山山頂】(130分) 登山口の標識の裏手にコース案内及びトイレあり。 (一ノ尾尾根コースを選択) 分岐を左へ進む、10分ほど民家の間を急坂の舗装路を登る(結構キツイ)。 山道に入ると最初は緩やか、幾つかのピークを越えて行く。 山頂手前に急な階段を登る、全体的に整理されており、 前日の雨の影響も無く、特に危険箇所は無い。 【陣馬山山頂-明王峠】(35分) 特に危険箇所は無く、気持ち良く歩ける。 【明王峠-堂所山‐景信山山頂】(85分) やや湿り気味で滑り易い箇所もあるが特に危険箇所は無い。 【景信山山頂‐小仏峠】(25分) やや湿り気味で滑り易い箇所もあり、小仏峠手前の下りは少々注意。 【小仏峠‐城山】(25分) コース整備中で狭い箇所もあるが特に危険箇所無し。 【城山‐一丁平】(30分) 特に危険箇所無し。 【一丁平‐高尾山頂】(20分) 今回は「もみじ台」を左側から巻いて高尾山山頂へ。 【高尾山頂‐4号路‐2・3号路分岐‐琵琶滝】(55分) 山頂はやはり大勢の人で賑やか、 噂の新装トイレの手前を左に、初めての4号路より下山。 途中の吊り橋も想像してよりもしっかりとしたもので、 狭い箇所もあるものの歩き易い下山道で、参道手前で2号路に合流。 参道を横切り、参門手前を降りて少し進むと3号路との分岐点、 そこを左に降りて道標に従い20分ほどで琵琶滝に出る。 【琵琶滝‐高尾山口】(20分) 琵琶滝で6号路と合流して10分ほど下ると6号路口に出る。 そこからは舗装路で10分ほど高尾山口に到着。 |
写真
感想
先月の中旬以来の山行となった。
山歩きを始めてちょうど一年が経過、
今回がヤマレコ投稿分を含めて25回目、平均月に2回ペース。
まだまだ初心者です、毎回、上り始めで直ぐに息が上がってしまう。
今回、あいだが空いてしまったのは、先ずは暑さ負け。
それにロンドンオリンピックと甲子園高校野球を
クーラーの効いた涼しい部屋でビール片手に観戦三昧。
時差ボケもあってすっかり出不精になってしまった。
その結果、もともとポチャとしている体型がポニョポニョして来た感じ。
これでは、ますます息も続かなくなり、健康診断の採血の結果も良い訳が無い。
ということで、ゆっくりしっかり山歩きをして思い切り汗を流して、
心身ともにスッキリしようと思い立ち、目的地候補を検索し始める。
行ってみたいところはいろいろあったのだが、
今年のお盆のUターンラッシュが複雑で、何時になっても「渋滞中」のニュース、
日曜日ということもあり確実に渋滞が予想され、車利用を断念。
電車・バスで交通の便が良いところとなると、やはり「高尾・奥多摩」方面、
ヤマレコ山記録で検索していると、ありました
【Sato_Zen】さんの「陣馬〜高尾」の感想がぴったり当てはまり記憶に留まった。
5月の連休にJR藤野駅〜陣馬山〜景信山〜小仏峠を歩いて来たのですが、
この時は陣馬山頂で持参した黒ビールでまったりとロング休憩したため、
高尾山までは目指さずに、途中の景信山から直接小仏バス停へ降りてしまったので、
そのリベンジの意味合いもありこのコースが良いかもである。
今回は【Sato_Zen】さんの感想にある、
「あの気温の中で、日帰りハイキングでは自己最長距離20km・・・・」がバシっとヒット。
私にとっても日帰りハイキングの20Kmは自己最長になる。
猛暑の中、ゆっくりしっかり一歩づつ進めば、汗出し効果で心身ともデトックス。
なんか無性に長い距離を歩きたくなって来た。
暑さと疲労による脱水症に留意し、
ザックの中身は雨具・Tシャツの着替え・携帯用救急グッズ、
それ以外はすべて水分、合計で約4.5リッター、水分だけの重量として約5Kg。
)水のハイドレーション :3.0L
▲撻奪肇椒肇襯Εーター :0.5L
4魅魁璽辧次僻糖)2本 :0.4L
ぅΕダーinエネルギー :0.18L
ゥΕダーinマルチビタミン:0.18L
Ψ亳補水液 OS-1ゼリー :0.2L
※^奮阿倭案より冷凍庫で凍らせて保冷袋で持参。
※下山時でちょうどすべて飲み干しました。
食料は行動食のみ。
屮リーム玄米ブラン(メープル)」4枚計:344Kcal
◆屮丱薀鵐好僖錙次淵繊璽彩)」4個計 :200Kcal
※冷たくて少し甘い缶コーヒーに良く合いました。
結構な重さになったザックを背負い、自宅の最寄り駅を始発電車で出発。
JR中央線の藤野駅に午前6時少し前に到着。
改札口が改装され位置も少し東京よりに移ったようだ。
身支度をし、「山旅ロガー」と「地図ロイド」をセットして出発。
歩き始めて直ぐに中央自動車道の下を潜り抜けるトンネルがあるのだが、
狭くて長くて少々苦手なところである。
歩き始めてから30分足らずで陣馬山登山口に着く。
が、ここからしばらく民家の間をぬって舗装道路を進む、これが結構キツイ登り。
山道に入るところで一休み、太陽も完全に昇り、周囲を眺めると湯気が立つように
霞が出てきている、きょうも暑くなりそうだ。
木立の中に差し込む木漏れ日も厳しい日差し、思い切り汗をかけそうだ。
それでも日陰に立ち止まると、吹く風は涼しく気持ちが良い。
息があがらぬよう、ゆっくりしっかり一歩づつと自分言い聞かせながら進む。
気がつくと、一時間ほど歩いていても誰にも合わないし、誰にも抜かれない。
日曜日なのに自分以外に人影がまったく無いのである。
やはり猛暑のせいで低山には皆さん来ない様である。
一時間半過ぎたところで、わりと年配のトレランの男性の方とすれ違い、
二時間ほどかけて頂上に近づいたところで、草花の写真を撮っていたら、
ようやく一人の男性登山者に抜かれた。
結局、山頂までに見かけた人はそのお二人のみであった。
山頂には合わせて10名程度の先人が暑い日差しの中で寛いでいた。
青空の中に白い雲、夏空である。暑いが気持ちが良い。
晴れ渡った360度の展望は相変わらず圧巻であるが、雲がわき、
遠くまでの眺望は望めなかった。
未だ半解凍の缶コーヒーと行動食で小休止。
茶店の【氷】の赤文字の旗が青空の中、妙に光って見えた、美しい。
周囲の人の様子を見ると、登山者よりも圧倒的にトレランの方が多い。
7割近くがトレラン者である。
景信山や城山の休憩所では寛いでいる登山者を多く目にするが、
この比率は陣馬山〜高尾山までの山道で続いた。
ドタドタと大きな足音やリンリンと熊避けの鈴を鳴らしながら、
賑やかに走る人もいるかと思えば、足音も立てずに、後ろから来て
サーッと疾風のように抜いて行く人も居る。
まるで、トレランの大会コースと化しているような感じである。
その中をゆっくりと汗を絞りだしながらひたすら歩く。
しかし、身軽な服装とうは言え、あまり涼しくもないアップダウンの
ある山間部を良く走れるものだと感心する、私には到底出来ないワザである。
と同時に、ほとんどの方はピークを巻いて走っているようなのだが、
ここまで来て、それで良いのかしらと、複雑な疑問を持つことになる。
景信山で行動食と冷たい缶コーヒーでランチをとり、
城山でトイレ休憩、用をたしたら急に喉が渇いたので、
ほどよく解凍されたペットボトルの冷たい水を一気に飲み干した。
ここまでにザックの中身も減り、かなり軽量になってきた。
やや疲れてきているが膝も痛くなく、快調である。
城山の天狗の近くから都心方面の景色を眺めると、
かすかにスカイツリーを確認できたがコンデジでは写らなかった。
一丁平まで一気に来ると、展望台が強い日差しでとても眩しく明るい。
人影は全く無く、ジリジリとした暑さと虫の音以外の音は無い静寂感。
ここまでの山道の階段をひたすら降りてきたこともあり、
少しヘロヘロと足元が縺れてきた。
もみじ台への階段を見上げた時に、戸惑いがあったので、
左側のコースで巻くことにした。
少々の登りが続くが木陰の中を歩くので気持ちが良い。
高尾山山頂下まではあまり時間は要しなかった。
しかし、ここからの登り階段、ここでまた一瞬躊躇するが、
ゆっくりしっかり一歩づつ登り始め、踊り場で一息ついて山頂に辿り着いた。
高尾山山頂は、やはり大勢の人で賑わっていた。
ここでも【氷】の赤文字があちこちではためいていた。
ザックの中の保冷袋に最後に残しておいた経口補水液ゼリーを飲んだ、
未だ半解凍状態でとても冷たく美味しかった、生き返った。
山頂からの撮影スポットには多くの人が居て割り込み辛く、
早々にあとにして、話題になっていた新装されたトイレに立ち寄った。
二階部分は締まっていたが一階のトイレは利用できた。
確かに綺麗で豪華である、一瞬無人になったので山頂からの景色替わりに
写真に収めた。
下山は、始めての4号路で吊り橋経由コースを選択、
降り始めは比較的狭い道で、登山者も他に比べると少ない感じ。
木立の中、中々雰囲気のある静かな登山道である。
想像していたよりも立派な吊り橋を渡ると直ぐに2号路に合流、
その先を進むと参道(1号路)をクロスして参門の手前を左へ降りる。
途中数箇所の分岐はあるが、標識に従い琵琶滝を目指す。
結構な斜度の下り部分もあるが全体的に静かな雰囲気で歩き易い、
琵琶滝に出ると、そこからは6号路と合流してケーブルカー駅横を通り、
高尾山口へ出る。
今までに何度か来ている高尾山、ほとんど稲荷山コースを利用していたが、
今回の下山コースも中々良いコースだと思う。
高尾山口のベンチで一息ついて、ハイドレーションの水を飲み干した。
結局、全行程20Kmちょっとを休憩含み9時間半で完歩、その間に
約4.5Lの水分を飲み干したことになる。
汗も相当かいたが、年のせいか流れるような汗感は無く、
終始、じわじわとかいていたような感じである。
一日で20Kmを順調に完歩したことで久々の達成感が得られ、
同時に肩こりも無くなった。
精神的には充分デトックス効果はあった様に思う。
肝心な身体的なデトックスは如何なものであろうか。
帰宅して入浴後に体重計に乗ったところ、出発前より、
2Kg強減量されていた、4.5L分の水分はしっかり放出されていた様子。
今回の山行は一先ず大成功であった。
秋の健康診断前に、あと数回の山行計画を立てるつもりである。
今度はもう少し清涼感を求めて。
はじめまして、同じ日に高尾山に行ったLArcと申します。
楽しく拝見しました。
あの日はとても暑かったですね。
木陰は涼しくて時々立ち止まって風に当たって涼んでいました。
私も「山旅ロガー」と「地図ロイド」、とても便利で愛用しています。
どこかでお会いするかもしれませんね。
その日を楽しみにしています。
はじめまして、同日の山行記録を拝見しました。
何度か陣馬山〜高尾山を歩いているのですが、
今回、始めて「堂所山」を巻かないで登ってみました。
山頂から先のコースが気になっていたのですが、
LArcさんの記録で確認できました、今度トライしてみます。
「山旅ロガー」と「地図ロイド」、便利ですね。
6月中旬にMEDIAS TABを購入して幾つかのアプリを評価中ですが、
この組み合わせ、操作もシンプルで絶妙ですね、気に入ってます。
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