聖岳〜上河内岳〜茶臼岳〜仁田岳

2012年08月16日(木) ~ 2012年08月18日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 30.2km
• 登り: 3,326m
• 下り: 3,479m

コースタイム

16日
07:57　聖沢登山口
08:23　出合所小屋跡
10:33　造林小屋跡
13:43　聖平小屋

17日
04:02　聖平小屋
04:27　薊畑
05:09　小聖岳　05:19
06:19　聖岳　　06:25
06:50　奥聖岳　06:59
07:20　聖岳
08:06　小聖岳
08:50　薊畑
09:07　聖平小屋　　10:56
12:27　南岳
13:10　上河内岳の肩
13:26　上河内岳
13:36　上河内岳の肩
14:46　茶臼小屋分岐
14:56　茶臼小屋

18日
03:26　茶臼小屋
03:39　茶臼小屋分岐
03:59　茶臼岳
04:23　仁田池
04:44　喜望峰
05:00　仁田岳　　　05:41
05:54　喜望峰
06:36　茶臼岳
07:10　茶臼小屋　　07:48
08:19　樺段
08:39　水呑場
09:39　横窪沢小屋　10:08
11:09　ウソッコ小屋
12:07　ヤレヤレ峠　12:37
12:57　畑薙大吊橋
13:01　バス待合所

天候

16日　快晴
17日　晴れ〜曇り〜雷雨
18日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

夏期臨時駐車場から井川観光協会のバスに乗車、聖沢登山口へ。
帰路は畑薙大吊橋からバスに乗車、夏期臨時駐車場へ。

コース状況／危険箇所等

上河内〜茶臼間の広い稜線での雷雨、、こればかりは怖くてたまりませんでした。

下山後は市営赤石温泉白樺荘で汗を流しました。

写真

聖沢登山口から出発です。

急坂を終えると奥聖から東聖の稜線が見えてきます。

ダイモンジソウ

ホソバトリカブトの咲き乱れる沢に出ると
聖平小屋はもうすぐです。

聖平小屋のテン場。
正面に生木割。

テントを立ててまったりします。

翌朝、聖岳に向けて出発！！
まずは小聖岳。

おお、、富士山

ズーム

笊ヶ岳〜布引山の向こうに富士山。
そして御来光。
うん、、いい。。

上河内〜茶臼〜仁田、、
易老〜イザルヶ〜光も。

聖山頂！！

兎岳の向こうに北アルプス

太陽も随分と上がりました。
奥聖に向かいます。

上河内〜茶臼〜仁田の奥に大無間

う、、うずら！！

5羽いました。
写真には3羽、、上手くとけ込んでますね。

チングルマそよそよ。

奥聖に到着。

赤石岳。
悪沢は雲の中。

降りてきました。
マルバダケブキとホソバトリカブトのお花畑。
行きは真っ暗で気づきませんでした。

南岳方面に行きます。

這松がどこまでも続いて綺麗です。

トウヤクリンドウ

上河内岳は雲の中。。

上河内岳に到着。
何も見え無いどころかゴロゴロ鳴り始まりました。。

竹内門、、それどころじゃない、、
雷怖い。。

茶臼岳への稜線。
晴れていれば気持ちがよいのでしょうが、、
祈るような気持ちで通過、、

茶臼小屋に到着。

最終日、、まずは茶臼岳、すぐに着きました。

そして分岐。
右が光岳方面です。
今回は左へ。

仁田岳は背丈ほどの這松を漕ぐ場面も。
けっこう濡れます。

仁田岳山頂。

左奥に朝日岳、中心に薄く沢口山、右端に前黒法師。
寸又三山揃踏也！！

左の小河内山の奥に山伏、中央に牛首峠、その右に笹山。

さぁ、、空が燃えてきました。。

！！

感動です！

朝食はラーメンです。

聖〜上河内〜茶臼、、ありがとう！
さようなら！

易老〜イザルヶ〜光〜加加森山〜池口

赤石、悪沢も顔を出してくれました。

ひたすら下ります。
長い、、きつい、、、

畑薙大吊橋に到着です。

感想

itta

16日
聖沢登山口から聖平小屋まで歩きました。
天気にも恵まれ、青空の下を気持ちよく歩くことができました。

嘘です。
慣れない大荷物で思うように歩けません、、弱音吐きまくりでした。
でも、聖岳が見えてくると自然と力が湧いてきました。

17日
4時に聖岳に向けて出発！！
早起きが功を奏して、ガスが上がる前に極上の景色を堪能。
憧れの雷鳥にも会えて幸せいっぱいの午前中でした。

そしてテントを撤収して上河内岳に向かいます。
鬱蒼とした森、どこまでも続く這松。
聖平から南岳、上河内岳にかけての雰囲気は、私が勝手に描いていた
南アルプス南部のイメージそのものでした。

18日
当初の予定では、茶臼岳に登って降りるはずでしたが、
早起きして仁田岳まで足を伸ばしました。

期待を遙かに上回る景色に、すするラーメンの美味いこと。

心残りなのは光岳です。
近い将来、訪れたいです。

う〜ん、来週行きたいくらい。

そして、来年は赤石、荒川にも、、

コメント

malembe

おつかれさまです〜〜！聖岳
朝は素晴らしい展望だったようですね。

でかい南アルプスを見渡せたようで・・。
さらには大無間、寸又三山、山伏・・・感慨深かったのでは。

あとさりげなく仁田岳も良いですよね。
東へ飛びだした展望台といった感じで私も気に入っています。

Jasper

最高ですね。
itta、お疲れさまでした。

写真をみるとまったりとした雰囲気が伝わってきます。
最高ですね。

自分も南アルプスの南部は、行ってみたいと思いますが、どうも来年になってしまいそうです。

ちなみに、2泊はいずれもテント泊ですか？

今回のルートの場合、バスの代金として3000円を支払ったということになりますか？

inamin

南ア南部いいなぁ〜
私らもittaさんが歩いている同じ稜線の一番北側を歩いていました

金色に輝く夕日、星座が判らないほどの満天の星空、天の川、眩いばかりのご来光・・・

写真ではその美しさの半分も表現出来ないのがもどかしいですね。

私らも来年は南ア南部を歩いてみたいと思っています。
ittaさんが歩いたコースは少々ハードルが高いので、メジャーコースの荒川三山、赤石岳辺りをね

alex_ss

この夏
同じ山域で茶臼〜上河内の1泊ピストンを計画をしていましたが、断念しました。15日まで休みだったのですが16日からはこんなに天気良かったんですね･･･来年また狙ってみます＾＾

yamayo

いいですね〜。
夏のアルプスは涼しくて気持ちよさそうですね〜 　
ご来光も最高ですね

南アルプス南部も未踏エリア。
いつかいくぞ〜 　　

ところでiitaさん、今回利用されたバスというのは
東海フォレストのバスとは違うようですね。
登山者なら誰でも利用できるのでしょうか？
今後の参考にしたくて・・・。
お教えください

hiraiw

お疲れ様でした
やはり仁田岳はハイマツ漕ぎがあるんですんね。私はそれが嫌で行きませんでした。

itta

malembeさん、こんばんは
今回は本当に天候に恵まれました。

どこからでも見えた大無間、改めて何とかしなくちゃと
思いました

仁田岳、まさに展望台という言葉がぴったりですね。
流石に他の登山者もおらず、今回の山行の中でも
一番気持ちの良い時間を過ごすことができました。

itta

Jasperさん、こんばんは
1泊目は聖平でテント、2泊目は茶臼小屋に泊まりました。

私たちが使ったのは井川観光協会のバスです。
一応、管轄の小屋を利用するように言われていました
ので、小屋泊を入れました。（実際には、その辺
すごく緩いようでした。。）

小屋泊は初めてでしたが、ほとんど眠ることができませ
んでした。あれは過酷です。。

itta

inaminさん、こんばんは
本当ですね、、写真では伝えきれない感動がありますね
来年は荒川と赤石ですか！
実は私たちもそちらを考えています。
聖〜茶臼よりも人気があるようで、多くの方が
そちらを目指していました。

でも、その前に光を何とかしたいんですよね、、

itta

alex_ssさん、こんばんは
alex_ssさんの計画、読ませていただいていました。
そうですか、、天候により断念されていたんですね。

畑薙大吊橋から入る予定でしたね。
歩いた感じですと、あちらのコースはかなり
ハードな印象を受けました。

易老渡がダメなので、光にはあちらからですね

itta

yamayoさん、こんばんは
東海フォレストのバスですと、今回のコースには
管轄する小屋がないので椹島ロッジの前泊ないし
下山後の泊が必要になってしまいます。

井川観光協会のバスでしたら、聖平でも茶臼でも
OKです。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://ikawa.ooi-alps.jp/aspsrv/asp_news/news.asp?DATE=20120707&ID=227
各小屋の管轄はこちらで、、
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kanko/kankou_alpus_yamagoya.html

是非、お出かけください

itta

hiraiwさん、こんばんは
仁田岳までの這松漕ぎは、漕ぐと言っても道は
はっきりしていますので迷う心配はないと思います。

ただ、朝はどうしても濡れてしまいますね、、
スパッツだけですと足りないので、レインコートの
ズボンを履いていけば問題ないと思います

yamayo

ittaさん、こんばんは。
丁寧な解説、ありがとうございます。

東海フォレストしか知りませんでした

ありがとうございます。

itta

いえいえ、、
井川観光協会のバスは、東海フォレストよりも
若干早く出ますので、うまく利用されるとよいかと
思います