夏の蝶ヶ岳・常念岳縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,945m
- 下り
- 1,929m
コースタイム
6:15 三股駐車場→6:35 登山口→8:20 まめうち平→11:40 蝶ヶ岳ヒュッテテント場→11:50 蝶ヶ岳
■2日目(8/20)
5:50 蝶ヶ岳ヒュッテテント場→9:35 常念岳 9:45→10:40 前常念→14:00 三股駐車場
天候 | ■1日目(8/19) 朝の9時ぐらいまでは晴れ。その後ガス。夕方から夜にかけて雨。その後晴れ。 ■2日目(8/20) 朝の9時ぐらいまでは晴れ。その後ガス。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/20(日)朝5時の時点で満車でした。 数百m下ったところに広い路肩があり、ここにも停められそう。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
長年温めていたプランをやっと実行しました。
蝶ヶ岳・常念岳の三股起点の1泊2日周回登山です。
蝶ヶ岳と常念岳を結ぶ稜線は槍ヶ岳と穂高連峰が一望できる快適なルートでやっぱり天気のいいときに歩きたい。
ということで、できるだけ天気の良い日を選んで実行。
時計回り(先に蝶ヶ岳に登る)か反時計回り(先に常念岳に登る)か、迷ってました。
ただ、三股から常念岳へ至る登山道はかなり過酷な急登と聞いていたので、テントを担いで登るには少し気が引ける…
ということで、時計回りルートにしました。
やはり夏の北アルプスということで天気がいいのは朝のうちだけですね。
8時を過ぎると山の上は次第ににガスがかかってきて、10時には真っ白になります。
そして、昼を過ぎると夕立がきます。
雷も怖いので、昼の2時ぐらいまでにその日の行動を終えるのが鉄則だと思います。
快晴の中、蝶ヶ岳へ向けて登り始めたのですが、5時間ほどかけて頂上に着くも、すでに槍ヶ岳、穂高はガスの中。
まぁ、翌日に期待!ということで早々にテントで眠ります。
夜、少し雨が降りましたが、雨が上がった後、空を眺めると満天の星。
そして、松本の夜景がきれいでした。
翌日は4時過ぎに起きて、東の空を眺めると、おお!日の出だ!
雲海がオレンジ色に染まります。
そして、槍、穂高もきれい!
槍、穂高を眺めながら常念岳への稜線を歩きました。とても快適です。
稜線で雷鳥の親子に遭遇。かわいいです。
そして、常念岳への最後の登りはなかなかキツイです。でも楽しい。
頂上からはガスがかかってきたものの、槍ヶ岳が見えます。
このまま槍まで歩きたい!
そして、大天井(おてんしょう)岳、燕(つばくろ)岳への稜線も眺められます。
これも近いうちに歩きたいですね。
天気も良く、雷鳥の親子も間近で見ることができてとても楽しい山行でした。
■1日目(8/19)
前日、仕事終わりですぐに出発して夜の1時に三股駐車場到着。
まだ空きはありました。朝5時ごろ目覚めるとすでに満車でした。
6時過ぎに出発。眺望のない樹林帯のなかを淡々と登っていきます。
それほど急な登りではないのですが、景色も変わらず、お花もなく少し退屈。
結局、稜線近くまで樹林帯は切れませんでした。
このあたりの森林限界は標高2500m付近ですね。
4時間半ほど登ると稜線に出てお花畑を少し登ると、蝶ヶ岳ヒュッテです。
ここから蝶ヶ岳まではすぐ。
朝は晴れていましたが、すでに11時半になっており、期待していた槍ヶ岳と穂高はガスの中。
テントを張って、ご飯を食べて昼寝したり、ビールを飲んだりして、午後はまったりして時間を過ごす。
夕立が降ってきて、その後ガスが晴れて夕焼けが見れるかな、と思ったのですが、結局ガスは晴れず、早々に眠る。
■2日(8/20)
夜、ふと目覚めて空を眺めると満天の星。これは早朝は期待できそう。
4時過ぎに起きて、テントを畳んだり、朝ご飯を食べていると、だんだんと東の空がオレンジ色に。雲海をきれいに染めています。
そして、槍ヶ岳、穂高も暗闇から姿を現してきました。
やっぱりきれいです。
天気がいいうちに稜線を歩こうと、6時前に常念岳へ向けて出発。
想像していた通りとても快適な稜線です。
途中、登山道に雷鳥の親子が!
道の脇の岩の上に乗って、雲海を眺めています。
かわいい。
何度かアップダウンを繰り返して、いよいよ常念岳への最後の登り。
これはかなりキツイです。
荷物がなかったらスイスイいけるんだろうけれど、テント担ぎだとなかなか辛い。
頂上到着は9時35分。蝶ヶ岳から3時間半ほどでした。けっこうハイペースでした。
ただ、ここから三股へ向けて地獄の下りが始まります。
※標高差1500m。コースタイム5時間。
軽く行動食をとって、早々に下山開始。
頂上から前常念岳のあたりまでは花崗岩の岩稜帯。
けっこうきついです。足の裏が痛くなります。
その後は樹林帯の中の急な下り。これもなかなかしんどい。
でも、サポートタイツとトレッキングポールのおかげでそれほどバテることなく4時間ほどで下りてきました。
楽しい山行だった〜。
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