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Yamareco

記録ID: 2186140
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【奥美濃】岩岳(999m)岩岳最高点(1050m)

2020年01月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
9.6km
登り
1,001m
下り
997m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:08
休憩
1:21
合計
6:29
7:13
118
東板屋
9:11
9:41
59
10:40
11:31
82
岩岳最高点
12:53
12:53
32
下辻三角点
13:25
13:25
17
西板屋神社跡
13:42
東板屋
■深夜、登山口へとひた走る・・・しかし眠っ!!こりゃダメだ。とうとう場外宣告。どこだろう、ここ。谷合(たにあい)村を抜けて尾並坂峠に向かう途中の集落なんだけど・・・バス停に「塩後(しょうご)」と書いてある。意識もうろう、広場に車を乗り入れます。奮闘むなしく斃(たお)れる・・・
■アラームが無慈悲にけたたましく鳴り、かろうじて屍(しかばね)に魂を呼び入れる。ブラックコーヒーをすすりながら、根尾東板屋を目指します。
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
スズメバチはごめんだけど
レッツゴー
2020年01月18日 07:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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スズメバチはごめんだけど
レッツゴー
そう言えば、「えくぼ」の「え」は「笑み」のことなんだってさ
ってことは「えくぼ」は「笑凹」ってことね
日本語って美しい
2020年01月18日 09:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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そう言えば、「えくぼ」の「え」は「笑み」のことなんだってさ
ってことは「えくぼ」は「笑凹」ってことね
日本語って美しい
この勝負
もらったぜ♪♫
2020年01月18日 09:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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この勝負
もらったぜ♪♫
あと1メートルって
ほらほら、あれ
剣岳(2999m)みたいだ

2020年01月18日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 9:25
あと1メートルって
ほらほら、あれ
剣岳(2999m)みたいだ

雷倉は相変わらずかっこいいし

2020年01月18日 09:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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雷倉は相変わらずかっこいいし

金糞岳と蕎麦粒も凜(りん)としてる
2020年01月18日 09:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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金糞岳と蕎麦粒も凜(りん)としてる
岩岳最高点
山屋としては悩ましいのは
どうしてここに三角点を置かなかったのか??
って、その一点
2020年01月18日 09:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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岩岳最高点
山屋としては悩ましいのは
どうしてここに三角点を置かなかったのか??
って、その一点
ほとんど雪もない・・・・
それも愛嬌だと思わないと
やってられない
2020年01月18日 09:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ほとんど雪もない・・・・
それも愛嬌だと思わないと
やってられない
ムードあふれる林を抜けて歩けば
2020年01月18日 09:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ムードあふれる林を抜けて歩けば
東西(南北?)の横綱そろい踏み
2020年01月18日 10:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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東西(南北?)の横綱そろい踏み
ドウノ天井と日永岳に興奮し
2020年01月18日 10:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 10:13
ドウノ天井と日永岳に興奮し
大白木山見ちゃ身ぶるいする
2020年01月18日 10:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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大白木山見ちゃ身ぶるいする
乗鞍
拝んで身もだえし
2020年01月18日 10:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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乗鞍
拝んで身もだえし
御嶽山
拝んで鼻血止まらず
2020年01月18日 10:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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御嶽山
拝んで鼻血止まらず
うち捨てられたモノレールの残骸に現実に引き戻されるも
2020年01月18日 10:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 10:17
うち捨てられたモノレールの残骸に現実に引き戻されるも
明るい二次林
歩けば夢心地
2020年01月18日 10:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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明るい二次林
歩けば夢心地
素敵なブナ見つけてハグする私って何もの?
2020年01月18日 10:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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素敵なブナ見つけてハグする私って何もの?
もう一枚!
2020年01月18日 10:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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もう一枚!
日永岳に残してきた遠き日のおもいでに

2020年01月18日 10:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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日永岳に残してきた遠き日のおもいでに

甘酸っぱい感傷に浸りつ
そぞろ歩く
2020年01月18日 10:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 10:54
甘酸っぱい感傷に浸りつ
そぞろ歩く
足元には宝石のような
ウスタビガのまゆ
2020年01月18日 10:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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足元には宝石のような
ウスタビガのまゆ
ふと目をあげれば能郷白山の甘いささやき
2020年01月18日 10:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ふと目をあげれば能郷白山の甘いささやき
視線を感じ
慌てて目を左に転ずると
2020年01月18日 11:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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視線を感じ
慌てて目を左に転ずると
奥美濃の山々が
流し目して私の気を惹く
2020年01月18日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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奥美濃の山々が
流し目して私の気を惹く
おっと、身近すぎて忘れてた
負けないくらいチャーミングな倉見
2020年01月18日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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おっと、身近すぎて忘れてた
負けないくらいチャーミングな倉見
岩岳の北端に迫ると雪深し
2020年01月18日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 11:07
岩岳の北端に迫ると雪深し
下山路を探って溝道ゆけば

2020年01月18日 11:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 11:49
下山路を探って溝道ゆけば

はるかに仰ぐ
岩岳の稜線
2020年01月18日 11:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 11:52
はるかに仰ぐ
岩岳の稜線
尾根の南端に寄せて下ると
2020年01月18日 11:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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尾根の南端に寄せて下ると
輝く伊勢湾に心おどる
2020年01月18日 11:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 11:53
輝く伊勢湾に心おどる
渓谷を削る根尾川の流れを見て
2020年01月18日 11:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 11:54
渓谷を削る根尾川の流れを見て
振り返れば岩岳はるか
2020年01月18日 12:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 12:06
振り返れば岩岳はるか
左最高点
右三角点
2020年01月18日 12:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1/18 12:33
左最高点
右三角点
下降ルートに選んだのは左に見える上葛川の右岸尾根
2020年01月18日 12:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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下降ルートに選んだのは左に見える上葛川の右岸尾根
下辻の三角点をなでなでして
2020年01月18日 13:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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下辻の三角点をなでなでして
降り立ったのは西板屋の神社跡
FIN!
2020年01月18日 13:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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降り立ったのは西板屋の神社跡
FIN!
撮影機器:

感想

いそいそと準備を済ませ、いざ出発。上葛(かみくず)橋から登山口に向かうと、「胸突八丁でスズメバチに刺されたよ」って警告文が貼り出してあります。いきなりビビらせてくれるじゃないか。

イワウチワの季節でもなし、紅葉の季節でもなし、残雪期でもないわけで、この時期、酔狂な私が引いたラインは岩岳の最高点を踏んだ上で、上葛川を反時計で周遊するプラン。

さて、いきなりですが山頂にワープしましょう。山名標がぐるぐる巻きの刑です。雪害よけですかね。けれども、雪はほぼなし。白いのは御嶽氏と乗鞍嬢、能郷白山あたり。異常気象、ここに極まれりです。

樹間を透かして魚金山や西台山。板屋や樽見の集落も眼下。濃尾平野と、きらめく伊勢湾。平野を貫流する木曽三川が、ゆるり蛇行しています。あの高層ビル群は、名古屋駅前にそびえるミッドランド・スクエア、JRセントラル・タワーズ、JPタワー、ルーセント・タワーあたりか。田舎ものの私にはまぶしいな。

ここからヤブを突いて北に進みます。舟伏山、日永岳、ドウノ天井、大白木山は、旅の道連れ。西面には伊吹山から雷倉、蕎麦粒山、上谷山、鏡山、釈迦嶺、能郷白山。奥美濃方面は山また山。あれは恐らく金糞岳、三周ヶ岳、そして若丸山あたり。

冬の積雪に虐げられてきた灌木の間を巧みにスラロームしながら1050最高点へ。ヤブのグレー度は普通程度。何が普通かはわかりませんが(笑)。いずれにしても、めでたしめでたしです。

構造物を築いたような鉄パイプが累々と転がっています。植林用のモノレール跡だね、こいつは。

山の空気に、しばしとっぷり。生きてて良かったと思える瞬間です。でもまあ、戻らないとだ。野暮用あるし(笑)。

下降点を探し出します。倉見山を目印に地図と相談。尾根線の西端に寄ります。目指す尾根を特定、しばらくの間は凹地を利用して下ります。これは木材を下ろした跡?災害の跡?

ころあいを見計らって下降尾根の南の際をトレースします。こういう地図読み、大好です。全身がピリッと緊張する。感度を高くして野山を駆け巡ると、まるで獣のように野生が芽生える。

尾根が広くなるとエイミング・オフをくり返して乗り切っていく。これは、国体選手だったKMさんに教わった技術だ。一旦植林ぽくなったら、その先が620ピーク。

最高点を振り仰ぎ、順当に下っていることに安堵。下辻慧三角点からの下山は予想通りタフ。次々と突きつけられる課題を解決していくのはスリリングで楽しい。

無事に西板屋の神社跡に着地です。仰ぎ見るあれが岩岳。いい山だった。

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