空木岳(池山尾根)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 2,067m
コースタイム
08:05-15池山小屋分岐(水)
08:40マセナギ
9:30-40尾根上(位置不明)
10:10-15分岐
10:30駒石
10:55駒峰ヒユッテ
11:05-50空木岳
空木平避難小屋経由
12:30分岐
13:50-14:00池山小屋分岐(水)
14:40林道終点
15:10菅ノ台BC
天候 | 晴れ時々ガス発生 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
高速バス\2350 21:10名古屋BC→23:25飯田駅 勤務後の行動で駒ヶ根まで不可 飯田駅前で夜明かし JR飯田線\650 05:03飯田→06:14駒ヶ根 伊那バス\410 06:30駒ヶ根駅→06:42菅ノ台BC タクシー\2000 06:45菅ノ台BC→07:05林道終点手前 ※復路 高速バス\2910 16:36菅ノ台BC→19:11名古屋 |
コース状況/ 危険箇所等 |
迷尾根のヤセ尾根は慎重かつ大胆に。 |
写真
感想
天気良好の予報にて、初めての中央アルプス山行を計画。
当初、ロープウェイを使って木曽駒、宝剣でのんびり山行を計画したが
地図をながめていたら空木岳が目に留まった。
池山尾根往復、標高差2000m超え、行けるかな?
公共機関利用の日帰りはどうしてもスタート時間が遅くなる。
登山再開後(2008年〜)これまでは、早朝出発がすべて
初の夜行日帰りでどうよ。登山スタイルが一皮むけるかも??(復活)
飯田駅前で夜明かし:
若かった頃の夜行登山は、電車の床や、駅の空きスペースで寝ることを
当たり前でやってきた。(土合の駅は我が家のようだった)
飯田の駅中で、なんとかなるさと出発!!
23時30分過ぎに高速バスで飯田駅前着。
駅前ビジネスホテルはすでにチェックインできず(初めから確認済み)
24時間営業のネットカフェはタクシーで10分かかる。
駅前の魚民はAM5時まで営業だが、夜中飲んだ状態で登山できるのか?
やっぱり、駅中、駅前でシートを敷いて仮眠かな。同じ境遇の仲間がいるかも?
甘かった、駅は24時で完全消灯。我一人。
駅周辺をうろうろするが、横のなって仮眠できそうな場所は無かった。
無理して寝ていたら職務質問されそうだし、オヤジ狩りがいるかも?
駅前のベンチで夜空を見上げて時を過ごす。1時半、魚民に向かう。
結構混んでいた。金曜の夜だもの。
今の混み具合なら、2時間がリミットだと告げられる(仕方ないな)
3時半過ぎ、魚民を出てコンビニで本日の行動食を買い、また駅前のベンチに戻る。
再び夜空を見上げて時を過ごす。(雲が少し多いなあ)
そうか、菅ノ台だったら、登山開始できたな。
1本前の高速バスなら菅ノ台まで行けたが、その為に早退してまで登山はできない。
若者が騒いでいる、時々車が通る、人が歩いている、酔っ払いがタクシー(代行車)に乗る。
深夜のベンチに男一人。他人から見たら、不気味がられるのだろうな。
殆ど眠れないまま、飯田駅始発5時3分の電車を待った。長かった。
菅ノ台BC〜池山林道:
駒ヶ根駅6時30分発、しらび平行きの伊那バスに乗った。(本日の2本目のバス)
乗客は約20人程、菅ノ台で下車したのは私一人。菅ノ台BCではこれでもかと
大勢の登山客がバスの到着を待っていた。(200人くらいはいたかも)
登りの時間を稼ぐため、菅ノ台BC→池山尾根林道にタクシーを使う。
土砂崩れで今は此処までだと、林道終点の手前で降ろされた。
周囲にはすでに登山開始されている皆様の車が駐車してあった。
空木岳(池山尾根):
初めての中央アルプス、土地勘、距離勘、時間が読めない。
池山林道終点まで順調に来れた。ただ体調がわからない?
言わずと知れたガチの尾根歩きは、淡々と足を進めるしかなかった。
池山小屋分岐の水場はとてもありがたかった。
これぞ、力水か。
迷尾根のヤセ尾根部は梯子、鎖、ワイヤーがしっかり整備されていた。
概ね、コース状況は良好。
ヨナ沢の頭から分岐までの樹林帯は登り疲れ、夜明かし疲れからか非常ににきつかった。
分岐後にやっと森林限界を超えて展望が開けて、元気回復のはずだった。
ところが足の筋肉痛がちょっと発生。無理すると足が攣るぞの警告か。
展望を楽しみながら、確実に一歩一歩登った。
今更ながら、快適な稜線を歩いていると、ここは花崗岩の山脈であることに気が付いた。
あゝ、お粗末!!
駒峰ヒュッテを越えて、待望の空木岳。
言い尽くされた言葉ながら、360°の大展望。
山頂部はかなり広く、10名程度の登山者で賑わっていたがスペースは充分に余裕だった。
宝剣岳方面は残念ながらガスだったが、南駒ヶ岳、木曽の御嶽山、南アルプスと素晴らしい展望。
50分ほどだったが、何も考えずボーッと山頂の展望に酔いしれた。
(深夜の酔いはとうに醒めていた.....)
山頂から菅ノ台バスセンター(BC)まで標高差2,000mを超える下山だ。
途中の水場で元気をもらい、無事下山できてなによりだった。
最後に、ここのところ名山、霊山と呼ばれる山々を登ってきた。
空木岳、池山尾根にはそのかけらが全くなく、それはそれで新鮮だった。
s4redsさん、こんにちは!
昨日は空木岳だったんですね!!
これぐらいのガスですとかえって雰囲気があって良いですね
池山尾根は下りで2回使ったことがあります。
池山小屋の水場は後半にあるので助けられてました
飯田駅前の時間の使い方はなかなか難しいですね
navecatさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
水場ですが、今までの登山道中で最高の感激でした。
沢でなく尾根道なのに、まさに驚きでした
飯田駅でどう過ごすかですが、事前調べでは×でした。
ダメ元で行きましたが、やはりダメでした。
登山基地の駅とかであれば、何かしらがあるのでしょうが...
今回は、登山に影響なくてなりよりだったと思います。
反省です
こんばんは、yamaheroです。
先ほどは谷川のコメントありがとうございました。
驚きです。
空木岳に日帰り可能なんですね。
東京からは駒ヶ根付近はアプローチ悪いですからね。
中京からもそんなに良くないみたいですね。
レコはなんか若者向き夜の過ごし方、という感じですね。
若い時はこういうの楽しいですよね。
s4redsさんも土合駅でよく寝た方ですか。
あそこは夜行で着いたら階段ダッシュしないと
いい場所とれないんですよね。
空木岳は登頂できても下りが膝に悪そうですね。
私にとっては憧れの山ですので、なんとか日帰りで登りたいです。
実は昔、山岳会の新人歓迎山行での木曽駒〜空木の縦走、
生まれて初めての20堋兇硫拱、宝剣でフラフラ、
新品の登山靴で靴擦れ、檜尾岳でアウト、
リーダーと共に下山して空木まで行けなかった思い出があるのです。
足腰がダメにならないうちに、是非、空木行きたいです。
yamaheroさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
私にとって初めての中アであり、空木岳でしたが、
yamaheroさんにとっては青春の記憶の中に空木岳が
ありましたか...
駒ヶ根までのアプローチですが、高速バスならば中京からより
関東(新宿)からの方が便利なようです。
名古屋行の高速バスが駒ヶ根インターに停車しましたが
このバスへ乗った客0名で、
20名程の登山客は新宿行を待っていました。
まあ、車でのアプローチ全盛ですから公共機関利用は、
ほんの一握りですかね
飯田駅での夜明かしはえらいことになったと、他人事のように
感じていました。
若いころ何人かでこんな事があったらきっと楽しかったと思います。
yamaheroさんに全く同意です。
土合駅のことは私の青春の記憶ですかね。
駅と登山指導センターにはずいぶんお世話になりました。
寝ている方がなんかえらそうで.....
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する