大月/御前山・九鬼山
- GPS
- 06:20
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 991m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:20
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高尾駅8:02発、猿橋駅8:41着の中央本線に乗車。 ◆復路 16:59 赤坂発の富士急行線で大月まで。富士急行は交通系ICカードが使える。オートチャージもOKとか。 https://www.fujikyu-railway.jp/station/timetable.php?no=5 大月で懇親会の後は19:08大月発のあずさで各自帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 特に危険箇所は無いものの、切れ落ちた斜面のトラバースは度々あるので滑落には注意したい。 また積雪を想定していたもののほぼ皆無で軽アイゼンの出番は無かった。 ◆登山ポスト 九鬼山登山口近辺では登山ポストは見掛けなかった。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 赤坂駅から徒歩10分のホテルスターらんど http://star-land.co.jp/ で入浴。 休日は大人600円。禾生駅までのお迎えで250円/人。帰りの赤坂駅まではサービスしてくれた。 |
写真
感想
下の廊下を目指す会の今年最初の山行は大月秀麗富嶽十二景の御前山と九鬼山を巡る駅からハイキング。beishiさんから綺麗な富士山が望める所と言うご希望でかつ温泉があり呑み屋も程々にあると言う条件で考えた次第。前の週まで不順な天候に悩まされたけれど絶好の好天に恵まれ絶景も堪能し、良い山行でした。
8:41猿橋着の中央線にみんな乗り込んで今日は猿橋駅から駅からハイキングだ。高尾を出発する時にはさながら登山列車と言う感じだったが相模湖、藤野と下車する人も多く空いていった。猿橋では降りる人も少ない。が、ホームに立つと正面に岩殿山が見えるしその向こうには滝子山から大菩薩嶺に続く尾根が長く続き、右手の方にも百蔵山から扇山への尾根が望めて気分も高揚していく。大菩薩南嶺に雪が目立つところがあるがあれは黒岳の南の白谷ノ丸なのかもしれない。
駅から暫くは車道に沿って歩いて行く。トンネルを潜って道路が大きく左に曲がる所から登山道が始まっていた。最初は緩やかに登って行くがそれでも登ると暑くなる。それぞれ一枚脱いで登っていき桂台の住宅地に肩が並ぶ高さになると尾根も岩っぽくなり急登になって行く。登山口から45分で尾根に出て樹間から富士山が望めた。九鬼山へは右だが神楽山は左。地図を見ると近いので荷物を置いて行ってみたが展望は無かった。北へ向かう尾根に踏み跡があり、山頂にはハム用アンテナがあった。今では木々がうるさいが三等三角点が設置されていた。デポした所に戻り御前山を目指す。
尾根に出たので緩やかなアップダウンが続いたが御前山には急登が続いた。登って
みて解ったが南面は切り立った岩壁になっていた。そのお陰で南側の展望はすこぶる良い。富士山を中心にして都留から大月の峰々が良く展望できた。これから向かう九鬼山も富士山の左に衛兵のように望めた。ひとしきり展望を楽しんで先に進み、沢井沢ノ頭を越えて馬立山へと至り、ここで小休止。ちょうど中間地点だ。ここから急な坂を南に下って行く。途中でリニア実験線も望めるようになった。一旦下って登ってまた下り札金峠に至る。ここから九鬼山へと登って行く。馬立山から北斜面に着いている雪が見えていたが歩いてみるとそれほどの雪では無く持参した軽アイゼンを使う場面は無かった。札金峠からしばらく尾根を進むと登山道は尾根から離れて行き諏訪神社からの登山道と合わさって山頂へと向かう。
今日の最高峰の九鬼山は北側に大きく展望が開けていて大菩薩南嶺から秩父、奥多摩に至る山々が展望できた。が富士山方面もスポット的に展望が開けていてこれまた素晴らしい姿を堪能できた。少し冷たい風も吹いていたがここで暖かいラーメンでもと思ったが麺を茹でた所でスープを忘れたことに気が付いた。仕方なく手元に残っていた麺つゆやら塩やら持参した焼き豚や増えるワカメを投入し、加えてbeishiさん提供の昆布おにぎり半分と更にOさん持参の梅昆布を加えて煮たらそれなりに塩ラーメンぽくなって、まあ何とか温まることができた。三人寄れば文殊の知恵だね。
九鬼山からは降りるだけだ。途中の富士見平も名前の通り富士山の展望は良い場所だし風が無く陽当たりが良いのでこちらの方が休憩場所には好適だった。そこから急坂を下って行ったが途中の天狗岩からも同じように絶景が楽しめる。急坂を降りて行って勾配が緩くなると田野倉と禾生の分岐に出合い、ここは禾生へと道を選ぶ。このあたりからは長閑な登山道を降りて行くことになる。愛宕神社に出合うともう人里だ。
すぐに落合水路橋に出合うが、その側に古ぼけた看板があり「登山のお疲れを癒すお風呂」と書いてあり電話番号も記してあった。こんな古ぼけた看板は既に死んでいると思ったけれどダメ元でとOさんが掛けてみたら何と通じて禾生駅まで迎えに来てくれるとのことだった。で、どこだったの?とOさんに聞いたら聞き忘れたとか。(笑) でも禾生駅で現れたミニバンの運転手に尋ねたらスターらんどとのことで当初から帰りに歩いて寄って行こうと思っていた所だった。弱アルカリ泉で種々のハーブを活かしたのが特徴の温泉で、大月行きの富士急に合わせてお湯に浸かり、第一次懇親会の始まりだ。赤坂駅まではサービスで送ってくれた。大月までは富士急に乗って10分強だ。大月に着いたら先に19:08のあずさの特急券を買ってからまた駅前の居酒屋で第二次懇親会の始まり。まあ時間が区切られたので程々でした。次回は桜が咲く頃(今年は早そうだし)に南からの富士山が望める沼津アルプスに行こうと言うことになった。
以前中央高速の渋滞を避けて20号線を走った時に路傍にハイカーがいてどんな山を登っているんだろうと思ったけれど、見返すと結構手頃な山が大月や都留には多い感じだ。そう言えば大菩薩南嶺を歩いてハマイバ前から乗ったバスの運転手は「また大月の山に登りに来て下さい」って言っていたっけ。年を取っても登れそうな山もたくさんあるし、もっと訪れても良い所かと今回改めて思った。
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