御嶽山の展望台♪ 小秀山【信州百名山】白川林道から登ってみた

2020年02月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 6.2km
• 登り: 775m
• 下り: 772m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:04
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:03

距離 6.2km 登り 775m 下り 775m

7:49 白川林道小秀山登山口
8:40 8:42 フクロウ岩
11:05 12:02 小秀山
13:22 フクロウ岩
13:52 白川林道小秀山登山口

天候

真冬とは思えないほどの暖かな晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白川林道は閉鎖されていませんが、除雪なし
車高の高いAWD車でないとスタックして亀になります。
どおりで冬季の記録がないわけだ。
動けなくなったら救助呼ぶのは困難なので、少なくともスコップなど持っていきましょう。

コース状況／危険箇所等

登山口から尾根まではかなりの急登、雪は少ないが泥で滑りやすいので要注意
尾根からは積雪が増え、踏む抜き多し。
また、笹が濃い場所があるので、傾斜の割にはなかなか時間がかかる。
4合目から上は積雪、藪ともに増え、登る人が少ないので夏道はほぼ藪の中みたいなので踏み跡は無く、ルートファインディングが必要
GPS持っていても藪や笹の中を通過しないと登れないし、踏む抜き多い急登なのでスノーシューをもってしても非常に厳しかった。

その他周辺情報

木曾町の二本木温泉に入浴
珍しい炭酸泉の小さな温泉施設、体につく泡が気持ち良し
大人620円

写真

2/2 7:45

登山口は雪無し

2/2 7:45

駐車場は危険な積雪状態
スタックしかかったので道路脇に停めさせてもらった。
たぶん誰も来ないと思われる

2/2 7:45

登り2時間30分ですが、積雪期はどのくらいで登れるのかちょっと不安

2/2 7:45

登り始めて直ぐに積雪あり
でもアイゼン等は無くても登れました。

2/2 7:47

大量の霜柱
下山時はぐちゃぐちゃになってそう。
（下山時は完全に泥道だった）

2/2 7:53

0.5合目
急登なので既に体が熱い

2/2 8:13

御嶽展望
北側を見ると、

2/2 8:13

山頂がちょっとだけ見えました。

2/2 8:14

青空最高！

2/2 8:18

二合目

2/2 8:18

1本ヒノキだそうです。

2/2 8:29

やま？
道間違えたかと思って戻ってしまいましたが、

2/2 8:29

御嶽山が見えるだけでした。
紛らわしいよ！

2/2 8:29

やっと三合目

2/2 8:29

藪と熊笹がひどいと聞いていましたが、踏み抜きもあってなかなか前に進みません…

2/2 8:35

アニマルトレースに導かれますが、ほんとにこのコースでいいのかね？

2/2 8:42

もしかしてクマの足跡？
冬眠から覚めた？

2/2 8:42

四合目のフクロウ岩

2/2 8:45

踏み抜き辛っ

2/2 8:51

これが登山道！？

2/2 8:55

どこ進めばいいの？

2/2 9:21

天気がいいのが救いですが、どこ歩いても藪と熊笹

2/2 9:22

膝上まで踏む抜くのですが、急すぎてスノーシュー装着できないのでもう少し頑張ります…

2/2 9:31

まだ、六合目…

2/2 9:32

どこが正規の登山道かわからないので、とにかく雪のある場所を登ります。
下りでもルートファインディングに悩まされる場所でした。

2/2 9:39

もう、坪足は限界、スノーシュー装着しました

2/2 9:54

もう、どこを進めばいいのかわからず、GPSとヒールリフター頼りに直登します！

2/2 10:09

笹が埋まっている場所を登りましたが、
踏み抜きがすごかった・・・

2/2 10:26

ようやくペンギン岩
正直、ここで引き返そうかと思いました。

2/2 10:29

でも、ようやく登山道らしくなったのでもう少し頑張ります。

2/2 10:29

ルートが見えるって嬉しい！

2/2 10:48

でも、吹き溜まりとかあって進むのは結構疲れる。

2/2 10:54

御嶽山が良く見えるのでちょっと元気出た

2/2 10:59

やっと九合目

2/2 11:01

登山道
進みやすそうに見えて結構難儀

2/2 11:03

どこ進むのだ？

2/2 11:05

整地しながら登らないと滑り落ちます。
足の疲労が・・・

2/2 11:08

ようやくふわふわの雪が現れましたが、疲れすぎてあまりうれしくありません。

2/2 11:11

ここを登り切れば、山頂か？

2/2 11:16

やっと山頂に到着！
御嶽山の眺めが素晴らしい！

2/2 11:16

山頂には岐阜県側からの登山者が2名

2/2 11:17

中央アルプスも美しか〜

2/2 11:17

南には恵那山が見えた

2/2 11:17

2/2 11:17

名古屋方面

2/2 11:17

御嶽山

2/2 11:19

山頂にいた登山者に撮影してもらいました。
ありがとうございました。

2/2 11:21

御嶽山をアップで
噴気が見えます。

2/2 11:21

遠くは八ヶ岳

2/2 11:22

中央アルプス

2/2 11:22

南アルプスも見えます。

2/2 11:22

双耳峰は池口岳かな。

2/2 11:22

樹氷と恵那山

2/2 11:22

山が幾重にも

2/2 11:22

2/2 11:22

2/2 11:25

山頂の先に避難小屋がありました

2/2 11:25

大きなツララ

2/2 11:25

遠くは白山か？

2/2 11:25

2/2 11:27

青空に樹氷が映える

2/2 11:31

でも、御嶽山が一番ですね

2/2 11:39

いつものカップラーメンを食しながら、珍しく山頂に居た登山者とおしゃべりしながらゆっくりと休憩

2/2 11:54

御嶽山の

2/2 11:58

美しい姿に癒されて、また、藪藪の登山道を下ります。

2/2 12:18

登ってくるときはこの場所を通過しなかったようで、
八合目見つけました。

2/2 12:29

中央アルプス

2/2 12:29

青空見ながら、辛い登山道を下ります。

2/2 12:30

雪が緩んできたので、下りでも結構大変

2/2 12:46

強引に笹や藪を突破していたら、

2/2 13:09

ストックの先がどこかへ行ってしまいました。
直ぐに戻って藪の中を探しましたが見つからず。
藪に引っ掛かって、飛んで行ってしまったようです。
山のごみを増やしてしまってすいません。

2/2 13:10

五合目

2/2 13:22

フクロウ岩

2/2 13:33

三合目

2/2 13:33

御嶽山

2/2 13:39

一本ヒノキ

2/2 13:42

2/2 13:42

御嶽展望

2/2 13:56

登山口に戻ってきました。
かなり疲れました・・・

2/2 13:56

やはり、誰も来なかったようです。

2/2 14:19

帰り道の自然湖の近くからは、盛んに噴気を上げる御嶽山が見えました。

2/2 15:11

帰りは二本木の湯でゆっくりと汗を流しました。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 靴 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

まみち

日本二百名山、信州百名山の小秀山
この時期は白川林道からの山行記録がほとんどないので不安でしたが、雪の少ないシーズンならいけるのでは思って、ちょっと冒険してみました。
しかし、まずは登山口までは除雪の無い林道を走り、駐車場も除雪していないので危うくスタックしかけるなどなかなか危険なスタート。
登山口は雪はありませんが、登り始めて直ぐに雪道に、しかも尾根までにはなかなかの急登、この時点ではザックに装着したスノーシューはただの重り、デポしていこうと思いましたが、この時期の登山記録は無く、標高が上がると使うかもしれないと思い、そのまま登るが、スノーシューが藪に引っ掛かって登りにくい。
登り切った尾根からは藪と熊笹が登山道を覆い、なかなか進むのが困難
笹や藪を踏んで転びそうになること数知れず。
それでも4合目までは何とか進めましたが、その先は踏む抜き多いので背負ってきたスノーシューを装着（デポしていたら登れなかったでしょう）し、ヒールリフターも使ってルーファイしながら急登を登ります。
熊笹を踏んで、スノーシューを引っかけて転んだり、藪にストックが引っかかったり、スノーシューでも踏む抜く雪質など、もう登頂を諦めて帰ろうかと思ったくらい辛い登り。ここでかなりの体力を消耗してしまいました。
それでも時折り見える雪を纏った御嶽山の姿に元気をもらい、ゆっくりですが何とか登頂できた。
山頂には岐阜県側から登ってきた登山者がいたので、珍しく話をしながらゆっくりと体を休めることができました。
下りは楽かと思いましたが、やはり藪と笹に足を引っかけたり、緩んだ雪を踏み抜いて何度も転倒となかなか体力を奪われ、最後には泥のついた木の根で滑って転んだりと、久しぶりにかなり消耗した山行となりました。
この時期に白川林道コースから登る人が少ない理由が分かったような気がします。
少なくとも他人にはお勧めできるコースではありませんでした。

コメント

むっしゅ

お疲れ様です！
山頂で出会った者です
まさか長野側から登ってくる人がいるとは思わず、二度見してしまいましたよ

快晴の空と風のない絶好のコンディション、山頂は居心地良かったですよね
普段よりもテンションが上がってしまいました。

無事に下りられたようで何よりでした。
またどこかで出会えますように

まみち

Re: お疲れ様です！
monsieur様、コメントありがとうございます。
小秀山は初めて登りましたが、山頂での眺めは最高、気温も高くて素晴らしかったです。
いつもなら山頂でそれほど滞在しないのですが、皆さんとお話が弾んだおかげで長居してしまいました。
下りは楽かと思いましたが、雪が緩んで何度も雪面に突っ込んでしまったり、泥で滑ったりとなかなか辛いものがありました。
記録を読ませてもらったので、今度は乙女渓谷側から登ってみたいと思います。
長野の山々を中心に登っているので、またどこかでお会いしましょう。