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Yamareco

記録ID: 220854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

(愛媛) 秋の石鎚山から ぐるっと瓶が森まで(1泊2日)

1988年10月08日(土) ~ 1988年10月09日(日)
 - 拍手
ベルクハイル その他9人
GPS
30:10
距離
23.7km
登り
1,531m
下り
2,423m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
2:10
合計
7:30
8:10
20
スタート地点(ロープウエイ成就駅)
8:30
8:40
60
成就社
9:40
9:50
50
前社が森
10:40
12:00
60
二ノ鎖下
13:00
13:30
30
石鎚(弥山)山頂
14:00
100
二ノ鎖下
15:40
土小屋(白石ロッジ泊)
2日目
山行
7:30
休憩
1:40
合計
9:10
5:10
90
土小屋
6:40
60
しらさ峠
7:40
8:40
40
子持ち権現山
9:20
9:50
30
瓶壺(白石小屋前)
10:20
10:30
20
瓶が森(男山)山頂
10:50
120
瓶壺
12:50
90
常住
14:20
ゴール地点(西の川)
10/8 10:10ロープウエー成就駅−12:40-14:00二の鎖下−15:00-30石鎚山頂(弥山)−16:00二の鎖下−17:40土小屋(泊)
10/9 7:10土小屋−9:40-10:40子持権現山−11:20瓶が森登山口−12:20瓶が森(男山山頂)−13:00白石小屋−14:50常住−16:20西の川
天候 10/8 晴れ
10/9 朝の内は霧、のち晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
[行き]新居浜−西の川−ロープウエー
[帰り]西の川−新居浜
コース状況/
危険箇所等
・土小屋から瓶が森までは、部分的に登山道を通るが、車道歩きの部分も多かった。
・瓶が森からの下りは結構急な下りで、小石も多く少し歩きにくかった。道形ははっきりしており、迷うようなことは無し。
10/8 朝、成就社より登山道を行く。低い雲が少し出ているが、雲の合間より石鎚山頂部が望めた
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:45
10/8 朝、成就社より登山道を行く。低い雲が少し出ているが、雲の合間より石鎚山頂部が望めた
夜明峠より、定番の石鎚山の眺め。朝型の薄い雲も消え、スッキリした青空が広がっている
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:45
夜明峠より、定番の石鎚山の眺め。朝型の薄い雲も消え、スッキリした青空が広がっている
石鎚山頂(弥山)より、定番の天狗岳を写す。今日は爽やかな秋空が広がっている
2012年07月08日 13:44撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:44
石鎚山頂(弥山)より、定番の天狗岳を写す。今日は爽やかな秋空が広がっている
石鎚山頂より、逆光の二の森方面の眺め
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:45
石鎚山頂より、逆光の二の森方面の眺め
二の鎖下より、石鎚山頂北壁を望む。
2012年07月08日 13:44撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:44
二の鎖下より、石鎚山頂北壁を望む。
紅葉した木々が夕方の光に映える
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:45
紅葉した木々が夕方の光に映える
石鎚登山道の途中で憩う、今回の山行メンバー
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
7/8 13:45
石鎚登山道の途中で憩う、今回の山行メンバー
10/9 瓶が森の笹原より山頂部を望む。今日も上天気で、所々の灌木の紅葉と青い空のコントラストが美しい
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
7/8 13:45
10/9 瓶が森の笹原より山頂部を望む。今日も上天気で、所々の灌木の紅葉と青い空のコントラストが美しい
瓶が森山頂(男山)より石鎚方面を望むが、低い雲が広がっており、石鎚山頂はきれいには望めなかった
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
7/8 13:45
瓶が森山頂(男山)より石鎚方面を望むが、低い雲が広がっており、石鎚山頂はきれいには望めなかった
瓶が森山頂にて記念撮影
2012年07月08日 13:45撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
7/8 13:45
瓶が森山頂にて記念撮影
撮影機器:

感想

【山行No122】

※ 「山の会」(当時は「登山部」)のベテランメンバーで、代表も務めていたイチハシ氏が、この年の4月に大阪に転勤となったが、イチハシ氏の都合で のびのびとなっていた送別登山を、ようやく半年後の、この10月に行うことになった。
 ・今回は、イチハシ氏の希望を元に、定番の石鎚山から土小屋に一泊し、瓶が森を経由してぐるっと一周するプランとした。
 


10月8日(土)

・大阪から夜行フェリーでやってくるイチハシ氏を、港で出迎えて、車に分乗して出発。
 今回は、山の会メンバーのほか、その友人たちも合わせ、総勢10名と、割とにぎやかなメンバー構成となった。 女性陣も3名いる。

10:10 ロープウエー成就駅
 ・さっそく出発する。少し雲がでている天気だが、八丁のコルへ下るあたりから
  雲が切れだして、山頂がだんだんと顔を出してきた。
11:40-50 前社が森
12:40-14:00 二の鎖下(気温=16℃)
 ・初心者も多い今回のメンバーなので、ペースが遅く、山頂に着く前に、お昼を過ぎてしまった。  しかたがないので、ここで昼食休憩とする。
 ・ 女性陣が張り切って手作りの昼食を持ってきてくれており、のんびりと優雅な昼食タイムとなった。
 ・朝は雲が多かったが、天気もすっかり青空となり、山頂もまじかに見えるし、雲海上に瓶が森も見える。
 ・鎖場はどうするか考えたが、結局、全員が二の鎖、三の鎖を行く。初心者もいたが、心配するほどのこともなく、全員難なく登れた。

15:00-30 石鎚山(弥山)山頂
 ・ずいぶんと遅い登頂となったが、今日は土小屋に泊まる予定なので心配はない。 山頂でも景色を見ながらのんびりとした。
 ・ 透明な秋の空気、空の蒼さ、ひんやりと冷たい岩肌、色づいた木々、逆光にそびえる二の森。 秋の石鎚らしい雰囲気が広がっている。

16:00 二の鎖下
 ・土小屋への道は初めて通るが、展望もまずまずでいい感じだった。

17:40 土小屋着
 ・土小屋にある山小屋「白石ロッジ」に初めて泊る。 
  部屋もわりと広く、お風呂もあって良かった。
  (料金はこの当時、2食付で5000円。ほかに翌日の弁当代 700円)
 ・夕食後は全員でトランプなどをして盛り上がった。

 ・夜、寝る前に全員で小屋の外にでて夜空を眺めてみた。
  秋の夜空には星がたくさんきらめいていて、天の川も見えたし、双眼鏡を使うと、アンドロメダ星雲、hχ二重星団も見ることができた。


10月9日(日)
7:10 土小屋発
 ・今日は瓶が森まで林道づたいに歩き、西の川まで下山、と長丁場だ。
  外に出ると、以外なことに朝霧が深い。
 ・単調な林道歩きだが、車は通らないので、のんびりとおしゃべりしながら歩ける。 (この当時、瓶が森林道は一般車両通行禁止となっていた)
8:40 シラザ峠
 ・ここから先は、昔ながらの登山道に入って、山道歩きとなる。ところどころ脇の林道にでるが、基本は山道。

9:40-10:40 子持権現山
 ・子持権現は小さいながら岩場を鎖で登る山。
  希望者だけ登るということにしたが、結局大部分の人が登ることになった。 しかし、鎖場の途中で、他の登山者がつっかえていて、以外と時間がかかってしまった。

 ・子持権現からさらに一息登ると、ようやく瓶が森の笹原の一角に出た。  このあたりでようやく、深い朝霧が消え始め、瓶が森の山頂部が見えだした。  雲上の別天地という感じもする。

11:20-50 瓶が森 白石小屋
 ・小屋周辺にあるテント場で昼食休憩とする。土小屋でもらってきた弁当は、おにぎり3個だけでおかずはほとんどなく、ガックリ。
 ・昼食後は瓶が森山頂に向かう。

12:20-30 瓶が森(男山)山頂
 ・期待していた石鎚山の展望だが、雲海がかなりの高度まで広がっており、 雲海の上に山頂部だけ、ちょこんと顔を出していた。
12:50 白石小屋(瓶壺)
 ・下りは、瓶壺の脇からの登山道を下る。
  結構急な下りで、石もゴロゴロした道で、苦労するくだりだ。メンバーの中でも女性陣には疲れもでてきて、つらそうだ。
  しかし、周りの木々は、ブナなどの巨木が多い原生林風で感じは良い。 ヒメシャラ、ミズナラなども大きい木が多い。
14:50常住
 ・この先もまだまだ急な下りが続く。
  標高=700m付近でようやく林道に出合い、そのあとは林道を西の川に向かう。

16:20 西の川着

 ・今日も結構時間がかかる長い道のりで、下山時刻も予定よりだいぶ遅くなった。
 イチハシ氏は、西条駅から今日中に電車で帰るとのことで、電車の時刻もあるので、あたふたと車で下界に戻った。

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