御嶽山再訪

2012年08月25日(土) ~ 2012年08月26日(日)

• GPS: 07:23
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,161m
• 下り: 1,107m

コースタイム

8/25 飯森高原駅16:15 → 17:00女人堂(泊)
8/26 女人堂6:15 → 7:40開田頂上 → 8:20飛騨頂上 → 8:50摩利支天越 → 9:06摩利支天山9:20 → 9:30摩利支天越 → 10:32剣ヶ峰 → 王滝11:00 → 12:20田ノ原　

天候

8/25晴れ
8/26晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

25日 14:25 JR木曽福島駅着 14:45(木曽町生活交通バス) → 15:39御嶽ロープウェイ → 16時頃 飯森高原駅
26日 田ノ原 12:45(王滝村村営バス) → 14:00JR木曽福島駅
帰りは青春18切符を利用してセコく帰阪。

写真

昼前に大阪を発ち、新幹線、しなのと乗り継いで、14:25にJR木曽福島駅着。

バスで御嶽ロープウェイ山麓駅に移動、ロープウェイで飯森高原駅へ。

飯森高原駅

登山口

7合目行場山荘

興醒めなノボリの向こうに見えてきました。

八合目女人堂着。
今日は久方ぶりの小屋泊り。

部屋にはこんな掛け軸が。
ご夫婦連れ、女性1名との相部屋でした。

ホシガラスなんですけど、この写真だと判然としませんね。

翌26日早朝。

文字通り陽がまだ登りやらぬ黎明って風情。

御来光なんて何時以来のことだろう。
思わず手を合わせてしまったり。

周囲がオレンジ色に染まって。

乗鞍と北アルプスのシルエットが神々しく映える。

中央アルプスの連なりも麗しいことこの上なし。

朝食はみっちりいただきましたので、下山するまで水以外を口にすることなく行動できました。

こんな風景を右手に眺めつつ、先ずは開田頂上を目指して登り往きます。

女人堂を見下ろせます。

開田頂上に至ると、少し萎れかけた感じですがコマクサが。
本年もかろうじて見えることができ感涙。

開田頂上着。
ここまでですれ違った人はほんの数人。こういう山歩きもよろしいね。

三ノ池沿いの稜線を歩いて飛騨頂上へ向かう。

右手に四ノ池、その向こうの継子岳を眺めつつ。

開田頂上の向かい側に回りこんできました。

飛騨頂上着。

摩利支天乗越への登りの途上から。

摩利支天乗越着。
せっかくですから、摩利支天山頂も踏んでおくことに。

剣ヶ峰とか周囲が一望できます。

このあたりにザックをデポして往復。

摩利支天山山頂。

白竜教会のところで、行き交った年配の御夫婦のお祈りする声が耳に届きます。
「◯◯のこれからの人生が幸多いものでありますように。」
ちょいとホロリときましたね。

ニノ池着。

そういえば、先月はガスが立ち込める中、剣ヶ峰からこのあたりまで来たのだった。

剣ヶ峰着。

歩き始めは静かな道行だったこともあり、こちら側の人の多さに唖然とする。

王滝よりそのまま下山します。

九合目避難小屋あたり

八合目避難小屋あたり

田ノ原着。面白かった。

感想

MDfreak

7月に登った折は、雨とガスにやられてしまって。剣ヶ峰まで至ったものの、何処の山へ登ったかもわからぬような仕儀に。収まらぬ想いを託つのはヨロシクない。ならば、再訪するよりなし。

こんな場合、よくリ◯ンジなどと表現したりしますが、名だたる霊峰に足を踏み入れるにあたっては似つかわしくないでしょうから、気分一新、先の悪天で逃した御嶽山というフィールドへの期待も新たに、敬虔な心情で臨むこととした。

実は、早朝から出立して日帰りするつもりが寝過ごしてしまいまして・・・。
先に購入してた切符がもったいないし、遅出を前提に小屋泊りして翌日ゆっくり巡ることにすべく、王滝−剣ヶ峰間ピストンの予定を変更することに。これは正解でした。

ロープウェイ利用でありましたが、女人堂から開田頂上へのルートよりアクセスすることで、限られた時間内であっても、山頂部をより広く巡ることができ、田ノ原から剣ヶ峰ピストンだけでは味わえぬ御嶽山の雄大さ、自然の豊かさを体感できたのは僥倖でした。
ここにしかない多くの美しいものに見えることができましたしね。
とても面白かった。