沼津アルプス

2020年02月10日(月) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,070m
• 下り: 1,060m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:01

9:10 多比バス停
9:47 9:48 多比口峠
9:57 10:08 大平山
10:15 多比口峠
10:35 10:39 多比峠
10:46 10:59 鷲頭山
11:05 11:06 小鷲頭山
11:19 11:20 志下峠
11:28 馬込峠
11:33 11:36 志下山
11:45 11:46 志下坂峠
12:12 香貫台分岐
12:18 12:34 徳倉山
12:46 12:47 横山峠
13:00 13:08 横山
13:21 13:23 八重坂峠
13:52 四等三角点香貫山
13:56 14:01 香貫山
14:08 14:20 香貫山公園展望台
14:26 14:31 香陵台
14:34 14:37 香貫山登口
15:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

道はとても分かりやすいですがロープや鎖があるキツい坂ばかりなので気を付けましょう。

写真

2/10 9:04

前日は伊豆長岡の温泉に宿泊して、そこからバスで多比まで来ました。

2/10 8:54

バスが走ってきた道の横の堤防を登ると内浦湾を一望できました。残念ながら雲が多いですね。

2/10 9:12

バス停から少し歩くと案内図がありました。予想以上にちゃんとコースが整備されているようです。

2/10 9:15

先ほどの案内図にあったトイレです。……ちょっと予想と違ったけれど、あるだけでもありがたいですね。今回は使用しませんでしたけど。

2/10 9:18

立派な標識が出てきましたけれど、まだ舗装道路です。

2/10 9:19

先ほど堤防の上から眺めた内浦湾が見えてきました。

2/10 9:29

しかし、まだまだ舗装道路は続きます。

2/10 9:31

いかにも山道に続きそうな階段が出てきましたが、あれほど立派な標識があった登山道の入り口に何の表示も無いのはおかしいと思い、こちらには入らず舗装道路を先に進みました。

2/10 9:37

結果は大正解。立派な沼津アルプスの標識が現れました。地元の方々が育てた水仙の花が綺麗です。

2/10 9:38

そして、この標識の先から山道になります。舗装道路よ、さようなら。

2/10 9:49

意外とあっさり尾根道に出ました。ここが多比口峠ですね。なんだ、沼津アルプスも大したことないな。はーっはっはっ♪

2/10 9:58

……と思ったのもつかの間、大平山の山頂直前の坂は結構キツかったです。ごめん、ナメてた。

2/10 10:04

山頂にあった標識がユニーク。これが静岡弁なんですかね？

2/10 10:05

大平山の山頂は展望が良いと書かれていた記録もあったんですが、残念ながら木が育ってこのくらいしか見えませんでした。

2/10 10:05

内浦湾の方面は、さらに残念な展望でした...。

2/10 10:16

大平山を後にして、先ほど登ってきた道を戻っていく途中に展望が開けた場所がありました。うん、こっちの方が山頂より綺麗。登っていたときには気付かなかったなー。

2/10 10:31

登ってきた道との合流地点である多比口峠を過ぎると、脇にロープが張られた痩せ尾根でした。なかなかスリリング。

2/10 10:33

さらに岩に刻まれた階段も出てきました。台湾では見たことあるけど、日本ではあまり見たことないな、こういう道。

2/10 10:41

幾つか小さいピークを過ぎて、今度は「口」が付かない多比峠に着きました。このタオル(?) は何だろう。忘れ物には見えないし...目印？

2/10 10:43

また展望が開けた場所に出てきました。山頂よりも途中の道の方が景色が良いかもしれないなぁ、このルート。

2/10 10:45

虎ロープが張られた急坂が出てきました。こ、これはキツい……。

2/10 10:52

この坂を登り切ったところが鷲頭山 山頂でした。さすがは、神が・・・選びしは・・・ わしっ・・・！わしだけっ・・・！ 王である・・・この鷲頭山だけっ・・・！（それは鷲巣）

2/10 10:53

山頂には祠もありました。みかんが備えられているのが、さすが産地という感じ。

2/10 10:57

鷲頭山からは内浦湾が綺麗に見えました。やっぱり海が見えるルートは楽しいですね。

2/10 11:07

少し先にある小鷲頭山の山頂からは海岸線まで綺麗に見えました。さすがは神に選ばれし……

2/10 11:09

そして、小鷲頭山からの下りが本当にえげつないくらいキツかったです。下りでも嫌になったので、登りだったら絶望したかも……。

2/10 11:15

この坂を下りきった所に史跡っぽいのがありました。

2/10 11:16

2/10 11:17

説明書きを見ると、中将さん（平重衡）が源氏の追手から逃げてこの洞窟に隠れ住んでたらしいです。ここで自害したのかとも思ったんですが「大岩上まで逃れたが」とあるので違いますね。この説明文、ちょっと分かりづらいと思います。

2/10 11:17

大きく「中将岩」と書かれていますが、説明文には中条岩という単語は出てきません。中條さんが隠れ住んでいた洞窟がある岩を中条岩というのか、切腹した大岩がそういう名前なのか……。うん、やっぱり分かりづらいよ、ここ。

2/10 11:22

次の志下峠には「中将宮」と書かれてありました。名前のブレが激しいので、どれかに統一した方が良いと思います。こんな報告書を書いたらボツになるよ！

2/10 11:28

歩いていたら、いきなり展望台と書かれた標識が出てきてビックリ。……全然展望が無いんですけど。名前だけは凄いんですけどね。き★らら！

2/10 11:30

馬込峠。激しいアップダウンに疲れてきて、この辺の記憶があまりありません...。

2/10 11:32

しかし、ここから一気に開けて駿河湾の美しい景色を見ながら歩くことができました。天気も良くなってきて、気分は絶好調です♪

2/10 11:35

気分が良いまま、志下山登頂です！

2/10 11:36

山頂のすぐ横は、さざなみ展望台という名前でした。

2/10 11:41

駿河湾を望みながら歩く この道は、とにかく楽しかったです。今回のコースではこの区間が一番良かった！ここはもう一度歩いてみたですね。他はキツくて二度とゴメンですが。

2/10 11:42

2/10 11:43

2/10 11:47

楽しかった時間はあっという間に過ぎ去るもの。
この志下坂峠からは また急なアップダウンの始まりですよ...。

2/10 11:49

写真じゃ伝わらないと思いますけど、この坂もキツかったです……。

2/10 12:02

途中にあった「しおみち広場」。説明書きによれば結構せつない歴史の広場みたいですね。今の時代に ここまで遊びに来る子供たちは居ないだろうしなぁ。

2/10 12:03

結局、この日は富士山の姿を拝むことはできませんでした。昨日は綺麗に見えたんだけどなー。ちぇーっ。

2/10 12:10

今度は太平洋戦争時の銃座跡がありました。中将岩の歴史ロマンから、どんどん現実感が出てきましたね。

2/10 12:11

機関銃って、こんなに大きいんですねぇ……。

2/10 12:14

今回のコースには、こんな風に途中から下りることができるエスケープルートがたくさんあります。キツいアップダウンの連続で心が折れかかっている時に こんな看板を見ると「もう、ここで終わりにしようかな……」という誘惑に落ちそうになります。ワナだ。

2/10 12:19

そんな誘惑を振り払って、なんとか徳倉山まで来ました。頑張った、僕！

2/10 12:36

山頂には2つの祠もありました。ここで最後まで歩ききる誓いを立てて先に進みます。

2/10 12:38

すると、すぐに鎖が張られた急坂が姿を現しました。ユルシテ……ユルシテ……。

2/10 12:49

2/10 13:03

横山に登頂。先ほどの徳倉山との標高差はあまりありませんが、殆ど下まで降り切ってから登り返したので、体感上は倍です。辛い。

2/10 13:24

すると、いきなり舗装道路に出てしまいました。あれ？終わり？

2/10 13:24

しかし、標識を見ると まだ香貫山が残っています。しばらく道沿いに歩くんですが、途中にバス停もあって、またしても僕の心を折に来る……。

2/10 13:27

香貫山への登り口が見えました。

2/10 13:28

こちら側には詳細な案内図がありました。ひょっとしたら逆回りの方がメジャーなのかなぁ、このコース。

2/10 13:30

また舗装道路に出てしまいました。合流地点に車が一台ずーっと止まっているのが少し怖かったです。

2/10 13:34

ここから車両禁止になりました。

2/10 13:36

いきなり分岐が現れました。どちらを進んでも山頂まで行けるようなんですが、どちらを進むのが正解なんだろうか。もう少し情報をください……。

2/10 13:37

分岐の先のガードレールに「沼津アルプス」の表示があったので、こちらがメインルート何だろうと判断して舗装道路を直進しました。これが正解だったのかどうかは分かりません。

2/10 13:39

2/10 13:42

直進すると展望台があるようですが、山頂は巻きそうな気がしたので階段を上ることにしました。脇に沼津アルプスの標識もあるし。

2/10 13:44

今までのえげつない急坂に比べて、こちらは緩やかによく整備された階段が続きます。やっぱり香貫山は沼津アルプスに入れなくて良いんじゃないかなぁ。途中 舗装道路で中断されるし、この山だけ雰囲気が違うんですよ。

2/10 13:50

2/10 13:52

もう公園ですよね、ここ。

2/10 13:55

うっかりすると見逃しそうな標識に従って山頂に向かうと、また舗装道路とぶつかります。

2/10 13:56

この先が山頂みたいですね。

2/10 13:57

……電波台の横に ちょこんと標識がありました。ここが最後の山頂？うわぁ、なんか達成感が無い……。

2/10 14:00

山頂の標識によると、左回りで下りると車道を、右回りで下りると山道を歩くことになるそうですが、展望台が見たかったので左回りで進むことにしました。

2/10 14:07

すぐに舗装道路に合流しました。さっきの分かれ道をそのまま歩いてたら多分ここで合流したんだろうな。

2/10 14:09

予想よりも遥かに立派な展望台がありました。

2/10 14:10

おー、絶景絶景。ここから沼津市内を一望できます。これで富士山が見えたら最高だったろうなぁ。

2/10 14:13

展望台の下には沼津アルプスの案内図もありました。やっぱりこっちがメジャーなコースだったのかな？

2/10 14:14

展望台下の広場には、欄干だけの謎の橋もありました。高知の はりまや橋を思い出すな。

2/10 14:19

ここから先は ひたすら舗装道路を歩きます。うーん、つまらーん。

2/10 14:20

すると、展望台への近道と書かれた道と合流しました。どこから出てたんだろう……というか、展望台側にもこの道への標識を付けてくれよ！

2/10 14:28

香貫山の山頂から右回りで下りてきたと思われる道と合流した先には公園があり、五重塔もありました。

2/10 14:29

先ほどの展望台からの景色には負けますが、ここからの景色もなかなかです。というか、何かのドラマかアニメの舞台になりそうな景色ですな。

2/10 14:33

このまま最後まで舗装道路歩きかと思っていたら、ここから少しだけ山道に復帰できました。

2/10 14:34

分岐の近くには謎のコンクリート建物がありました。倉庫だったのかな・・・？

2/10 14:38

そんなわけで、無事に麓まで降りてきました。これで本当に山道とはお別れですね。

2/10 14:39

舗装道路との合流地点には立派な標識もありました。「五重塔まで7分（ただし香貫山の山頂までとは書いてない）」というのが罠ですよね。最後まで罠が多いなぁ、沼津アルプス。

2/10 14:40

香貫山登山口から沼津駅に向けて歩くと、何故か「完」と書かれた石碑がありました。というわけで今回の山行記録はこれにて完。お疲れさまでした！

2/10 15:11

最後に、沼津といったら、やっぱり、ステーキだよね！
というわけで念願の やっぱりステーキで打ち上げです。

2/10 15:20

ライス・サラダ・スープがお替り自由でこの肉が1000円ってのは凄いよなぁ（ビールは別料金）。あぁ、関東にも進出してくれないかなぁ。近所に2軒もある「あの」ステーキチェーンと交換してくれ。頼む！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

jey

とある事情で1日休みが取れたので、温泉でゆっくりしに行くついでに前から歩いてみたかった沼津アルプスにチャレンジしてみました。

……いやぁ〜、辛かった。標高が低い山々ながら、どの山頂前後もキツい急坂ばかりで、さすが「アルプス」の名前を冠するだけはあるなぁという感じです。半年ほど山歩きをサボっていた身には堪える復帰戦となりました。

とはいえ道は分かりやすいし、駿河湾を眺めながらの山歩きはとても楽しかったです。ゴール後のステーキも美味しかったし、大満足の山行でしたね。

もう二度と歩くことは無いと思いますけど！（全身筋肉痛の体を引きずりながら）