日高の分水嶺 ルベシベ山(五ノ沢),チロロ岳(チロロ川三股左沢)
- GPS
- 44:45
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,179m
- 下り
- 2,176m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:55
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 10:50
天候 | 28日:雨のち曇り,時々晴れ 29日:晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渓流用のフェルト底の靴で歩く.五ノ沢は大きな滝はなく特に危険な場所はなかった.最後は雪渓で稜線からルベシベ山まではハイマツの中に所々踏み跡があった.ルベシベ山から国境稜線に向かう稜線はやぶがひどくなったので途中からチロロ川の源頭をめがけてハイマツや灌木のやぶにつかまりながら急な斜面を下った.チロロ川も特に悪場はない.チロロ岳に向かう三股左沢も特に悪場はないが最後は急な雪渓で滑ったので左側に逃げた.チロロ岳からパンケヌーシ林道までは登山道がある. |
写真
感想
古い山行だが北海道の分水嶺として公開.ただし今回の稜線歩きはごく一部で沢歩きに終始した.今までに楽古岳からルベシベ岳近くの1559m峰北の鞍部まで分割して歩いたので今回はルベシベ岳から鞍部までをつなぐことと快適そうなチロロ岳を目的に歩いた.
夏休みにレンタカーで日高町の日高北部森林管理署に出向き事前に連絡してあった林道ゲートの鍵を借りてからパンケヌーシ林道に入り五ノ沢出会まで入った.ここで渓流用のフェルト底の靴に履き替え小雨の中五ノ沢に入った.最初は増水しており少し苦労したが高度を上げるにつれて水量が乏しくなり問題なくなった.五ノ沢には大きな滝などの悪場はなく遡行ができる.最後は雪渓で花も咲いていた.稜線から西に向かうルベシベ山までは踏み跡があるので問題なし.ルベシベ山山頂は展望が良さそうだが霧で何も見えなかった.
五ノ沢の源頭の地点から1644m峰の主脈に向かう稜線には踏み跡はなくハイマツや灌木のやぶがひどくなったので縦走を断念し途中からチロロ川の源頭をめがけて下った.急斜面だがハイマツや灌木,笹のやぶなので滑落する危険はなかった.チロロ川も特に悪場はない.1085m地点の手前で近道をしようと沢から離れ尾根を越えたがかえって大変だった.初日はチロロ川三股左沢付近にテントを張り熊よけに焚き火をして一夜を明かした.
翌日は晴れてチロロ岳に向かう三股左沢に入った.この沢も特に悪場はないが最後は急な雪渓になる.フェルト底の靴では滑り大変になったので左側のやぶに逃げた.チロロ岳で今まで歩いてきた山々を眺めてからパンケヌーシ林道に続く登山道を下った.
今回はやぶに阻まれルベシベ岳から1644m峰を経由した稜線を歩けなかったけど,ここの稜線を無雪期に歩くのは非常に難しい.今回は沢経由でつながったのでこれで良しとした.
この記録は2020年4月に公開.
ここから北に続く分水嶺山行:
日高の分水嶺 雪盛山(1726m峰)(パンケヌーシ川五ノ沢〜1604m峰北尾根)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2220400.html
ここから南に続く分水嶺山行:
日高の分水嶺 北戸蔦別岳〜1940m峰〜ピパイロ岳〜1712m峰〜1559m峰〜1644m峰南の鞍部
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2219828.html
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