赤岳:↑文三郎尾根↓地蔵尾根、日帰り
- GPS
- 08:46
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から先の林道はアイスバーンの為、4WD+スタッドレス+タイヤチェーンが必要です。チェーンは主駆動輪2輪のみでOKでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は例年よりも少ないですが美濃戸から全て雪道です。文三郎・地蔵尾根の階段も出ていません。 美濃戸から行者小屋(南沢)、赤岳鉱泉から美濃戸(北沢)の道はアイスバーンの上に溶けた水が流れており、滑り止めが無ければ安全に歩けません。チェーンスパイク等の軽アイゼンが最適ですが、持って来ていない場合は躊躇無く12本爪アイゼンを履くべきです。ある意味このコース中で最も危険な場所かも知れません。 文三郎尾根はこの時期の標準的な状態です。特別危険な場所は有りません。 地蔵尾根は頂上直下のナイフリッジは出来ています。こちらもこの時期の標準的な状態です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
この時期の赤岳天望荘に泊まるのが楽しみで毎年登っています。
今年は来週24日で冬期営業が終わるので、天気が思わしくないのは承知しておりましたが最後のチャンスで出かけてみました。
当初の予定では天望荘に泊まった後、阿弥陀岳から御小屋尾根を下りまだ歩いたことの無い御小屋山から直接美濃戸に下るルートを行く予定でした。
行者小屋までは特に難なく進みました。稜線に登るのは文三郎尾根と地蔵尾根どちらにしようか迷ったのですが、明日の天気が思わしくないので展望の有る内に赤岳山頂に登ってしまおうと文三郎尾根から登る事としました。
この日は気温が高く風も弱いためまるで春山の様な陽気の中山頂へ、あいにくの曇り空でしたが高曇りで視界が利き意外なことに北アルプスの峰々まで完全に見渡せました。風は弱いものの山頂ではそれなりの風が有るため、早々に小屋に入ることとして食事もせずに天望荘に向かいました。
天望荘に着いてまず明日の天気予報を確認すると、早朝で風速20m以上その後風速は増して最高30m以上の暴風とみぞれの最悪の天気予報となっておりました。
今回の目的は赤岳登頂では無く天望荘に泊まることなのですが、さすがにこの予報はまずい!強風の上に気温も高いとなると阿弥陀岳への縦走どころか、エスケープルートの地蔵尾根の下山も相当難しくなり、場合によっては小屋に足止めとなる可能性も有ります。
熟慮した結果、非常に残念ですが今回は宿泊を諦め安全に下山できる今日の内に下りてしまう事にしました。
天望荘は来シーズンまで1年延期となってしまいました。
この日の地蔵尾根は短いながらもナイフリッジが出来ており、途中のトラバースや急な階段など、気温が上がって雪が緩み強風が吹けば嫌らしいところだらけ、下りながらやはり今日下る選択は正しかったなぁと自分で納得しました。
赤岳鉱泉に泊まる選択も有ったのですが、天望荘を諦めた時点で気分は完全に下山モードとなっておりましたので、赤岳鉱泉では小休止して行動食を食べただけでそのまま下山しました。
結果として思いがけず久々に日帰りで赤岳を登る事になってしまいましたが、雪道は夏道より歩き易く特に下山時の膝への負担が少ないので、さほど苦労すること無く歩くことが出来ました。
今年は気温が高い日が多いので冬山らしい八ヶ岳は今回で終わりかな?
ちょっと寂しい(-_-)
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