三股から常念岳 ピストン

2012年09月05日(水) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,609m
• 下り: 1,602m

コースタイム

行程：9時間50分
05:15 三股駐車場 - 05:30 三股登山口 - 08:40 前常念岳 08:45 - 09:50 常念岳 10:25 -
11:45 前常念岳 11:50 - 三股登山口 14:50 - 15:05 三股駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・コンビニ
　　豊科IC（2012年10月7日から安曇野IC）からむかう場合、豊科駅手前でコンビニに立ち寄ったほうがいいでしょう。
・三股までのアクセス
　　カーナビで「ほりでーゆ〜四季の郷（0263-73-8500）」で検索するとよいです。
　　「ほりでーゆ〜四季の郷」から先、三股駐車場まで舗装された林道を進みます。道幅狭く、
　　すれ違いが困難なところがあるため、注意して走行してください。
　　行きはすれ違うことがほとんど無いと思いますが、帰りは、迎えに来るタクシーがありますので、特に注意。
・三股駐車場
　　40〜50台駐車可能。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

・登山ポスト
　　三股駐車場ではなく、そこから10〜15分歩いた三股登山口にあります。
　　登山者カード、鉛筆あり。

以下、道の状況（時間は私の場合です。あくまで参考値）

・三股駐車場 - 三股登山口
　　約800m、林道を歩きます。
・三股登山口 - 前常念岳
　　・登山口から約1時間30分、森の中、急登が続きます。危険個所は特にありません。
　　・尾根に出ると、平坦な登山道になります。木々に囲まれて眺望はありません。水はけが悪くぬかるんでいる
　　　ところが何か所もあり、歩き難かったです。しばらく進むとまた登りになります。尾根に出て約30分で
　　　森林限界を抜けます。
　　・ここから前常念岳山頂まで約1時間、きつい斜度を登ります。岩場を登るのでストックはしまったほうがよいです。
　　　ルートを示すペンキがありますが、薄い場所やルートと違う方向に踏み跡があったりでルート間違いしやすいため、
　　　注意してください。ペンキを見失ったら目印がはっきりしている場所まで戻ることも必要です。
・前常念岳 - 常念岳
　　・頂上まで約1時間。
　　・前常念岳までの登りより、斜度は緩くなります。大きな岩を超えながら岩場を進みます。
　　　踏み外さないように足元注意。
　　　ペンキでルートが示されていますが、分かりにくいところが多々あります。マークを追って注意して進んでください。
　　・廃道になった常念小屋への巻道の分岐を過ぎたあたりからハイマツの間を進みます。ここからは、ルートを
　　　外れることはないでしょう。
　　・常念小屋からの登りと合流後すれば、残りわすかで山頂です。

写真

9/6 20:50

三股駐車場で朝焼けを見て出発！

9/6 20:51

森の中をひたすら登っていきます。

9/6 20:51

時折見える、蝶ヶ岳の
稜線。
雲一つない青空、そして蝶ヶ岳ヒュッテが朝日に輝いていました。

9/6 20:51

何の実かな？

9/6 20:52

稜線まで上がると平坦な道になります。

9/6 20:52

ヤマハハコ

9/6 20:52

水はけ悪くぬかるんでいて
こんなところが何か所もあります。

9/6 20:52

真ん中の尖っているのが蝶槍かな。

9/6 20:53

9/6 20:53

岩の上に苔がびっしり。

9/6 20:53

また登りになります。

9/6 20:54

視界が開けてきました。

9/6 20:54

この梯子を上ると、森林限界を超えます。

9/6 20:54

蝶ヶ岳の稜線

9/6 20:54

遠くに見えるのは浅間山かな？

9/6 20:54

岩をひたすら乗り越えて、あの頂を目指します。

9/6 20:54

黄色のペンキが目印。

9/6 20:55

きつい斜度が続きます。

9/6 20:55

穂高の山々が徐々に見えてきました。
でも、雲がかかってきた。

9/6 20:55

登って来た道。

9/6 20:55

これから登る道。
険しいです。

9/6 20:55

常念岳から蝶ヶ岳へと続く稜線。
結構、アップダウンがあります。

9/6 20:55

高度を上げましたが、穂高上部には雲が。

9/6 20:56

前常念岳頂上付近まで来ると岩だらけ。

9/6 20:56

こんなところを登っていきます。

9/6 20:56

ようやく石室です。
石室の下あたりに前常念岳の三角点があります。

9/6 20:56

前常念岳三角点から北方向
ずっと奥に見えるのはもしかして爺ヶ岳？？

9/6 20:57

前常念岳の頂上を過ぎても岩場は続きます。
進むにつれて、常念岳が姿を現し始めました。

9/6 20:57

常念岳に続く尾根。
ここからの眺め、最高！

9/6 20:57

立ち止まって写真を撮る。

9/6 20:57

そして、景色を眺める、
の繰り返し。

9/6 20:57

このルートを選んで良かった、と心底思いました。

9/6 20:57

常念から続く稜線も美しい

9/6 20:58

9/6 20:58

振り返って、登って来た前常念岳の稜線。

9/6 20:58

北側は大天井岳へ続く稜線

9/6 20:58

前常念岳から常念岳へ続く道。

9/6 20:58

頭上に雲がかかり始めました。

9/6 20:58

ここの稜線歩きは本当に最高です。

9/6 20:58

常念小屋へ向かう巻道（廃道）の分岐地点。

9/6 20:58

穂高上部は雲に覆われてしまいました。

9/6 20:59

ここからの眺め、迫力あります。

9/6 20:59

これは！！！

9/6 20:59

ライチョウ、、、、、岩

9/6 21:00

ハイマツの道になります。

9/6 21:00

頂上までもう少し。

9/6 21:00

常念小屋からの登山道と合流。

9/6 21:01

常念岳山頂です！
山頂標と社

9/6 21:01

横通岳、東天井岳、大天井岳が見えます。

9/6 21:01

蝶ヶ岳方面も雲がかかってきています。

9/6 21:02

今日はこの案内板も活躍できません。

9/6 21:02

前常念岳方面もガスがかかってきました。

9/6 21:02

もう1つの山頂標。

9/6 21:02

槍・穂高上部には雲が。残念！

9/6 21:02

名残惜しいですが、雲も切れないので下山します。

9/6 21:03

雲の隙間から槍が見える！！

9/6 21:04

常念小屋へ下る分岐地点で
しばらく待っていると、雲がきれてきました。
やっぱり、迫力ある！

9/6 21:04

最後に見えた槍に感謝。

9/6 21:04

槍ヶ岳に別れを告げて、前常念岳に下ります。

9/6 21:03

トウヤクリンドウはまだ咲いていました。

9/6 21:04

常念小屋が小さく見えます

9/6 21:04

これから下る尾根道。ガスがかかってきました。

9/6 21:05

チングルマの実

9/6 21:05

ミヤマアキノキリンソウ

9/6 21:05

芸術的なハイマツの枯れ枝

9/6 21:06

ガスの中から穂高が一瞬姿を現しました。

9/6 21:06

すぐにガスの中へ、、、

9/6 21:06

ガスの包まれる常念岳。

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

多くの方が登録されている三股から常念岳、蝶ヶ岳の周回を私も計画して登り始めました。
しかし、途中で周回は止めて、ピストンに予定変更。理由は、下記のようなこと。

・常念岳から蝶ヶ岳までの尾根道のアップダウンが見た目、結構きつかった
・常念岳までの登りで疲れてしまった
・前常念岳から常念岳までの大絶景に感動、十分満足してしまった
・時間に追われず、のんびり登山がしたくなった
・穂高・槍方面に雲がかかって、あまり展望が良くなかった

前回の鳳凰三山日帰り縦走は、気合十分、やる気十分で歩き通したのに、今回は、途中で急に弱気になってしまいました。

その場の気分で、予定をフレキシブルに変えられるのが単独行のメリット。
結果として、気分的・時間的に余裕ができて風景を楽しみながら余裕を持った行動ができて良かったです。

残念ながら、槍・穂高の上部には雲がかかってあまり眺望が良くありませんでした。でも、前常念岳から常念岳に向かう登山道の素晴らしい景色に大感動。常念岳に向かう尾根と常念岳の両側に広がっていく稜線、本当に素晴らしい山容で、槍・穂高の眺望の穴埋めには十分でした。

三股からのルート、険しかったですが、この景色に出会えてよかったです。