会津駒ヶ岳【ホワイトアウトのアイコマは寒かった】


- GPS
- 08:22
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:22
天候 | 曇り時々晴れ 駒の小屋直下よりホワイトアウト時々吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▼道の駅尾瀬檜枝岐 ・6時過ぎ到着時点で1台(キャンピングカーなのでおそらく車中泊)。この時期の平日はこんなもんです ・本日は前泊「旅館ひのえまた」だったので2分で着きますが、最寄りのICは東北道西那須野塩原となり、そこから89km ・本日は凍結積雪等はなかったと思いますが、GWまでスタッドレス必須の地域ですのでご注意ください。事実、帰りには雪が降り始めましたし、火曜日は終日雪予報でした http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/Michi-no-Eki/fukusima/fu32.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況(2020年2月17日現在) ※この時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください ※「この時期、この山でアイゼン・ピッケルは不要です。重りになるだけです」と言いたいところですが、今シーズンに限っては断言できません。昨日も山頂付近まで雨が降ったようで、雪は重く、硬くしまっている箇所が多くありました。GW前の様な状況でした ▼道の駅⇄滝沢登山口 ・スタートから雪は硬く締まっておりますが20cmほど沈んで歩きにくい。スノーシューを履きました ・国道からしばらく歩くと冬道への分岐を左に分けます。本日もピンクテープが貼られており、「行かない方がよい」というサインだと思います。トレースはありましたので気を付ければ行けるのかと ・その先に夏道のショートカット分岐がありますが、本日はそちらへ。途中雪が切れる箇所もありましたが、普通に歩けました ▼滝沢登山口⇄ヘリポート跡 ・夏道(天国への階段)と直登の冬道を選べます。トレースは半々。我々は冬道へ ・尾根に上がる箇所は大きな雪庇が張り出しており、左手の尾根末端付近から雪庇を避けて取り付いた方が無難 ・テープ等は少ないので経験者の同行が望ましいでしょう ▼ヘリポート跡⇄駒の小屋 ・基本直登します。本日はトレースがありましたが、降雪直後はラッセルになりますのでスノーシュー・ワカン必携 ・ピンクテープはありますが経験者の同行があった方がいいと思います ・駒の小屋直下でホワイトアウト。トレースも消えましたが、登りではそうそうルートは外さないと思います ・下りは頻繁にGPSで確認しながら下りました ▼駒の小屋⇄会津駒ヶ岳 ・この区間もホワイトアウト&ノートレースでした。下りは東側に引き込まれやすいので注意 ・なんと山頂標が出ていました!(明日埋まると思いますが) ◆登山ポスト コンパスで提出。 前泊で檜枝岐の旅館に泊まる際は必ず告知しておいた方がよいでしょう。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 ♨旅館ひのえまた ・「日本秘湯を守る会」加盟宿。循環ではありますが、露天もあり最高に気持ち良い ・前泊したため無料で入ることができました http://www.oze-rhinoemata.com ◆宿泊施設 ▼ 旅館ひのえまた(前泊) ・前から泊まってみたかった「日本秘湯を守る会」加盟宿 ・料理も温泉も若旦那夫婦も抜群に素晴らしかった http://www.oze-rhinoemata.com |
写真
鹿の舌(ブナに生える地きのこ)の炒め物、ゼンマイとアカキノコ煮、山うどの酢の物、はっとう、天然サンショウウオの唐揚げ、そば田楽・豆腐田楽、岩魚の塩焼き、山人鍋、舞茸御飯
感想
前々日に登った西吾妻山から移動し檜枝岐村へ。
前から泊まってみたかった「旅館ひのえまた」に前泊です。
本来は16,000円くらいする宿ではありますが、厳冬期の平日(日曜もOK)は10,000円で泊まれるという大変お得なプランがあります。
もともとその翌日はアイコマに登る予定はなく、ゆっくりと10時チェックアウトまでのんびりしようと考えていたのですが、前日17時発表のヤマテンは晴れマークも。
こうなると登るしかないという悪い癖も手伝い、酒もほどほどにして早めに就寝。
翌朝。確かに青空ものぞく空模様に歓喜(雨だったら寝ようと思っていたので正直複雑)し、2ヶ月振りのアイコマを冬道で登っていきます。
予想通りではありますが、前日の雨で雪は重く、ヘトヘトになりながら駒の小屋に到着。
稜線に出てからは青空は消え、ガスに覆われる時間が続きます。
そして徐々にホワイトアウトに。
慣れた山ではありますが、やはりホワイトアウトは怖いですね。
振り返っても自分のつけたトレースなんてもうほとんど見えないし、雪も結構降ってきたのであっという間に掻き消されていきます。
下りの不安を抱えつつ山頂へ。
なんと山標が10cmくらい出ていました!
ここ数日の高温で雪が沈んだのでしょうか?
明日は60cm積もる予報で埋まってしまうでしょうが、2月に山標が見られるとは本当驚きでした。
急遽登ることになった18回目のアイコマ、やはりこの山は何度登っても楽しい。
厳冬季は初めての会津駒ヶ岳。
予定外のホワイトアウトは、1人だったら方角を見失ってたかも。
この時期の檜枝岐村は閑散としていて、山も宿も貸切りで贅沢です。
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