岡山県倉敷市 種松山公園西園地〜山王山南西尾根 花鳥風岩
- GPS
- 03:57
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 304m
- 下り
- 318m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:56
歩行距離8km、歩行時間3時間30分、歩行数12,800歩、消費カロリー1,390Kcal
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
種松山公園西園地内と山王山(さんのうやま)以外は舗装道路です。山王山南西の標高140m峰<写真32〜34>からの下りは道がなく、ルートファインディングが必要です。ヤブコギはなく、点在する岩場経由で下山できましたが、ルートファインディングに慣れていない人や団体さんにはお薦めしません。 山王山(さんのうやま)登山口から頂上<写真26,27>&西尾根岩場てっぺん<写真30,31>まではほぼ鉄塔巡視路です。 登山口には道標がありませんが、「保安林」の文字が消えた黄色い菱形の立札の所から細道があります。また、2〜3m西にも細道の入口があり、こちらは「火の用心」と書かれた小さな黄色いテープがぶら下がっています。すぐに合流しますが、取り付きはこちらのほうが緩やかです。 一部、ザラついた滑りやすそうな土道で、標高150m辺りから頂上<写真26,27>&西尾根岩場てっぺん<写真30,31>分岐まで黒いプラスチックの土留めが階段状に続いています。ほとんど埋もれている箇所もあり、下りは滑らないよう注意が必要です。 西尾根岩場てっぺん<写真30,31>へは、頂上<写真26,27>からいったん引き返し、西に延びている細道を進めばよかったのですが、鉄塔のある石垣の南へ下りてしまい、適当に西に進みました。結局、細道に合流、GPSを持った連れはもう少し手前で北に上る踏み跡から合流しました。西尾根岩場<写真29>を登るとさらに細道があり、てっぺん<写真30,31>まではすぐです。 西尾根岩場てっぺん<写真30,31>から南西の舗装道路合流点までは、道があるのは標高140m峰<写真32〜34>までです。 今回は西尾根岩場てっぺん<写真30,31>から石埋まりの間を北西に下りる方向に赤いビニールテープが複数あるのに気付いたので、辿ってみることにしました。ザラついた土の細道は、途中からササがまばらに生えていますが明瞭で、標高140m峰<写真32〜34>まで続いていました。 標高140m峰<写真32〜34>からは赤いビニールテープがなかったので、団地があり舗装道路に合流しやすそうな南東方面に下りられそうなルートを探しました。しかし、ヤブのようだったので、南西に下りてみました。 標高130mの小さな岩場まではすんなり行けましたが、そこからは完全にルートファインディングで、なるべく通り抜けやすい木の間を選んで下りました。幸い、下草はなく、木の枝をかき分ける必要もほとんどありませんでした。ほんの一部、落ち葉が積もっている箇所がありましたが、木の枝をつかんで下りられるので、リハビリ終盤の連れでも大丈夫でした。木の枝を避けて歩きやすい所を探すと、自ずと巨石群の側を通ることになるので楽しかったです。 標高90mを過ぎると植林帯に入ったのか、光があまり差し込まず岩場もなくなりました。木の間をどこでも歩ける感じでしたが、あまり北に進むと、グラウンドのフェンスに行き当たり法面から下りられない恐れがあったので、しばらく西に進み南西に進路を変えました。 標高40mを過ぎると急に周辺が開けましたが、金網フェンスで囲まれていました。幸い、破損していた部分をくぐり抜け、北西に進むとすぐに法面から下りられました。 |
その他周辺情報 | 種松山公園西園地から自動車で北北西に30分程進むと、イオンモール倉敷があります。1Fのレストラン「エクスブルー」ではランチバイキング<写真43〜45>が楽しめます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
出発点の種松山公園西園地は、2月から4月にかけて梅や桜が見られるお花見スポットです。この日は白梅、ピンク梅、紅梅、ソシンロウバイなどが綺麗に咲いていました。多種多様な品種があるので、おそらく、3月下旬までは梅の観賞期間が続き、そのあとは入れ替わるようにたくさんの桜が咲くでしょう。
こうした花の蜜を求めて野鳥たちもたくさんやってきます。幸い行動を開始したのがまだ午前8時半頃でしたので、人がほとんどおらず、我々を少し警戒しながらも、野鳥たちが元気よく蜜を求めて飛び交っているシーンがあちこちで見られました。
いつものことですが、こうした自然に触れていると、時が経つのを忘れてしまいます。気が付いたら、出発点の種松山公園西園地を脱出するのに40分以上かかっていました(´・ω・`)
種松山公園西園地からは真弓池を経由して南方向にある山王山に向かいました。舗装道路から登山口のアプローチは道標がありませんが、「保安林」の文字が消えた黄色い菱形の立札の所から細道があります。
山頂まではザラついた滑りやすい箇所もありますが、整備され歩きやすい鉄塔巡視路が続きます。山頂からは水島コンビナートや水島湾、瀬戸内海の濃地諸島、遠く四国まで一望できます。
訪れる人の大半はこの山をピストンし、元来た道を引き返すのですが、4年前に山王山西尾根岩場てっぺん<写真30>までは、いったん分岐まで引き返して西に延びる細道を辿って行ったことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-816288.html
ところが、すっかり忘れて頂上の石垣の南側に下りて不要なプチ冒険?をしてしまいました。前回はここまででしたが、山王山の西南方向に見える標高140m峰頂上岩<写真31,32>が気になり、一か八かで地形図上に道がないルートを模索することにしました。
幸い、標高140m峰までは赤いビニールテープがあり、細道が続いていました。ここから先は完全にルートファインディングでしたが、巨石大好き人間の我々にとっては大ヒットコースとなりました。写真や動画でも紹介していますように、魅力的かつ神秘的な巨石群が次々と登場し、標高80m近くに下るまで尽きることがありませんでした。しかも、木の枝を避けて歩きやすい所を探すと、自ずと巨石群の側を通ることになり、下山ルートの目印にもなりました。
舗装道路に出る間際は金網フェンスで囲まれていました。幸い、破損していた部分をくぐり抜け、北西に進むとすぐに法面から下りられました。最後まで下草はなく木の枝をかき分ける必要もほとんどありませんでした。足を痛めていた連れが下りられるぐらいなのでそんなに危険ではありませんが、ルートファインディング(地形読みなど)に慣れていない人や団体さんにはお薦めできないルートです。
当初は山王山からピストンか南東方面下山で、倉敷美しい森経由で種松山頂上まで登り返す予定でしたが、想定以上の「花鳥風岩」観賞により超スローペースとなったため、そのまま、舗装道路を辿り、出発点まで戻りました。
下山後はイオンモール倉敷でお気に入りのエクスブルー倉敷店でランチ、山行で失ったカロリーをすべて取り戻しました(*_*;最後は結局、“花より団子”となってしまいました(´・ω・`)
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